- 慢性蕁麻疹、適応障害の休職生活について知りたい
こんな疑問に答えます。
本記事を書いている私は、2019年5月2日(木)で休職生活152日目です。
»【適応障害の休職日記】1週間、2週間、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、2年
適応障害による「鬱の気持ち」は少ないです。
ブログやランニングによるルーティンワークの効果です。
最近は旅行をしていないので、5月は1泊の旅をします。
心配事、不安感など、さまざまな問題が「適応障害の抑うつ感」を引き起こしていました。
令和になったので、1つの区切りとして慢性蕁麻疹、適応障害での休職生活を振り返ります。
本記事を読むことで「休職してから」がわかります。
なお鬱の気持ちを消してくれたルーティンワークの効果は、下記記事にまとめています。
» ルーティンワークの効果と3つのメリット【デメリットはやる気の低下】
Contents
慢性蕁麻疹、適応障害での休職生活を振り返る
気持ちの変化を整理して、書き残しておきます。
大まかな流れ
- 2017年6月:慢性蕁麻疹を発症し、アレルギーの薬を飲み続ける
- 2017年8月:心療内科を受診し、うつの薬、睡眠導入剤を飲み続ける
- 2018年10月に:ガマンの限界で11月末の退職希望を出すが、引き止められ12月より2ヶ月の有給休暇
- 2019年1月中旬:適応障害の診断を受け、2月より休職
2018年12月の有給休暇から深掘りしていきます。
2018年12月:湘南マラソン、朝4時起きで勉強、バリ旅行
2018年12月1日から人生初めての休職です。
「休める。仕事をしなくていい」の嬉しさと、これからの不安を抱きながらスタートしました。
»【40歳の転機】人生の節目では「精神の組み換え」が終わると戻れない
「仕事をしていない」状態が、落ち着きません。
18年も仕事をしてきたせいか、休めないのです。
罪悪感にまみれて「社会から取り残された+未来への不安」を感じています。
時間がたつにつれ、気持ちが暗くなっていきました。
本当の意味で休めるようになるのは、退職してからかもしれません。
Twitterを見ていても、意外と多い意見です。
休職して1年経ってからようやく休めるようになってきた人や、退職してから休めるようになってきた人がいます。
私も最初の3ヶ月は休めずに、もがきました。
今ではブログに没頭しているので休みは不要です。
ブログが「仕事×遊び×勉強」ですので、休みは土日だけあれば十分です。
12月2日に湘南マラソンに先輩と参加
フルマラソンへの参加で幸先の良い休職生活をスタートしたつもりでした。
「フルマラソン完走で弾みをつける」イメージです。
結果は5時間21秒でしたが、達成感ゼロです。
2017年2月のサブ4(4時間切り)達成と比較すると散々です。
»『30キロ過ぎで一番速く走るマラソン』でサブ4達成【私でも可能】
努力不足もあり、結果に満足できませんでした。
朝4時起きで英語、数学、社説の書き写しによる勉強
休職の1週目、平日は朝4時に起きて勉強開始です。
英数国です。
仕事をしていないので「勉強は朝飯前だ」と言い聞かせ、自分に鞭を打っていました。
自分を高めたかったのです。
- 英語は必要に迫られていないのに「過去に挫折した」という理由だけで勉強
- 数学は論理的思考力を鍛えるために勉強(» 参考:独学で高校数学をやり直し、おすすめ参考書3選【計算力+中学数学も】)
- 国語は社説を書き写すことで文章力を高めるために勉強
振り返ればコンプレックスの裏返しで勉強に駆られていました。
コンプレックスからの勉強が楽しいわけがありません。
「したい」のではなく「しなければならない」だからです。
休職2週目から早くも苦しさを感じていました。
»【休職生活を公開】朝4時起きの平日スケジュール【土日は気分転換】
ブログは休職日記のみ毎日更新
旧ブログに「気持ちや考えたこと」をひたすら書いていくだけです。
気持ちの発散ができたので、書く意味はありました。
この時期に、MacBook Pro2018やゲーミングチェアや、机を購入し、身の回りの環境を整えていきました。
友人と3泊5日のバリ旅行
時間だけはあるので、リフレッシュと自分を見つめ直す目的で友人とバリ島へ出発しました(3泊5日)。
自分探しの答えなんて見つかりません。
旅行だけで見つかるわけがないのです。
旅行中、今後どうすべきかをひたすら考えていました。
しかし何も見つからず自分探しの無意味さを痛感です。
会社に戻るのか、戻るのであれば同じ営業部か、それとも違う部署か、違う部署であればどの部署か、経理か手配か新規営業部か。
会社に戻らないのであれば、転職か。
転職するのであれば同業他社か、異業種か。
同業他社ならどこか、異業種ならどこか。
ひたすら自問自答の毎日です。
延々と考え、会社の先輩・後輩にや辞めた人、友人、姉に会い、ハローワークを見学に行き、怪しいセミナーに参加し、静岡に旅行しました。
行動を続けました。
動いていないと、不安だからです。
年末には「会社の新規事業の部署に戻るのが、心機一転&挑戦になり良いのではないか」と考えるようになりました。
振り返れば「消去法」です。
「これが最善だ」と信じていました。
2019年1月:カウンセリングセミナー、オープンカウンセリング、心療内科で診断書、休職延長
思いつくもの、目にとまるもの、片っ端からしらみつぶしに行動です。
休職の回答期限1月15日までに「会社に戻るか、辞めるか」の返事をしなくてはなりません。
2択です。
復職希望の回答をするが撤回し、休職延長をする
明確な答えが得られないまま、回答期限の1月15日になりました。
問答無用、強制終了です。
とりあえず「復職の意思」を上司に伝えましたが、あとで本心ではないことに気づきます。
先輩のアドバイスで心療内科に行くと「適応障害」と診断されました。
診断書をもらえたので、タブーの休職延長をしました。
2019年3月17日まで延長です。
»【復職の連絡】オープンカウンセリング後、母親に殺される夢を見る
抑うつ気分になりカウンセリングを受ける
年初に受けたカウンセリングセミナーで過去のトラウマが影響を受けていることを知りました。
いろいろなカウンセリングを受けてみることにしました。
カウセリングを受けると気づきがあります。
「次にどうするべきか」の気づきです。
カウンセリングは気持ちをラクにしてくれました。
絡みあった問題はすぐには、ほどけません。
しかし「ほぐして」くれました。
2019年2月:ひとり旅(奥日光温泉、瀬波温泉)、整体、ひとりカラオケ、ドラクエ11
久しぶりの国内ひとり旅
九星気学のカウンセリングの先生のアドバイスで、栃木県・奥日光温泉と新潟県・瀬波温泉へ行きました。
» 休職中にやってよかった5つ、やってはいけない3つ【ひとり旅もあり】
久しぶりのひとり旅での国内旅行です。
新鮮な気持ちで、楽しめました。
瀬波温泉では現地(飲み屋)での出会いもあり、相談にのってもらえ、帰ってきてからお礼状を送りました。
旅行から帰ると「やる気」が出ていることがわかりました。
読書のやる気、ブログのやる気、いろいろな方面へのやる気です。
「方位を取る旅行」は帰ってきてから効果が出ます。
あとで考えると先生も商売なので怪しさもありました。
要は聞き方です。
プラスに考えら、行動につながればいいのです。
整体の先生のおかげで遊びの大切さに気づく
整体の先生との出会いも価値観をひっくり返してもらえ「遊び」を重要視するようになりました。
プレイステーション4とドラクエ11を買い、子どもと一緒にプレイするのです。
昔のワクワクした気持ちを取り戻せ、少しずつ回復していた気がします。
平日のひとりカラオケ、ひとり飲み、ドラクエ11、ようやくダラダラと遊べるようになってきたのです。
»【小学生の子どもとゲーム】ドラクエ11をおすすめする5つの理由
2019年3月:義母に背中を押されブログに没頭し、鬱を抜け出す
義母に背中を押してもらう
亡くなった義母に肩を叩かれた気がして、ブログに没頭しました。
スピリチュアル体験のようでした。
義母からのメッセージは「やりたいことをやりなさい」です。
霊感は強くないですが、このときばかりは信じられました。
「ブログをどうしようか」迷っていたからです。
「ブログは稼げないから頑張っても無意味だろう。これから何をしようか」と迷いがあったのです。
心境をまとめます。
- がんばらない
- やりたいことはやる
- やりたくないことはやらない
- やらなければならないことは何もない
- 好きなことは夢中になっていい
- 損するほうを選ぶ
- 「好き嫌い」で選ぶ
- 「なんとなく」で選ぶ
- 休む
- 依存する
- 仕事より家庭を優先する
- お金は出すと入ってくる
シンプルにこれしかないのです。
理想のルーティンワークにたどり着く
義母のおかげで朝5時起床で「ブログ、読書、ランニング、子どもとゲーム」のルーティンワークを繰り返します。
休職して3ヶ月、ようやく道を見つけられました。
- ひたすら休職延長する
- 好きなことをやり続ける
- 嫌なことをやめる
決心がついたのです。
あんなにタブーにしていた休職延長を打ち破り、今はこの生活を守るために必死です。
あり得ないことをすると、あり得ない現実がやってくる。
想定外のことをやるから、想定外のことが起きる。
タブーを破ることで手に入れた生活です。
誰にも壊されたくない。
没頭して成長して、幸せになる。
人生で1番幸せで充実している時間かもしれません。
» 何になりたいかより、どんな生活を送りたいか【幸せになる3つの方法】
鬱の気持ちを抜け出す
気づいたら抑うつ状態はあまり見られなくなっていました。
「好きなことをやろう」と思い、実際に行動するまで3ヶ月かかっています。
遠回りしてきましたが、遠回りしてきた分、決意は固いです。
嫌なことをやめ、好きなことをする。
シンプルな言葉の重みを感じられるようになったのです。
まとめ:休職の全期間を未来の自分に投資する【人生最大のギャンブル】
2019年5月17日まで休職延長:慢性蕁麻疹、適応障害が治らない
慢性蕁麻疹が治りません。
2017年6月から発症して2年です。
さすがにこれだけ治らないと「もう治らないかな」という気持ちになってきます。
休職しても治らないものです。
原因は8つ
- 仕事を受けすぎた
- 上司からのパワハラ
- 先輩からのパワハラ
- 後輩の裏切り
- クレーマーとの付き合い
- ボランティアの組合活動
- 親子関係
- 家族関係
友達関係だけは、まともだったのが救いです。
なぜ慢性蕁麻疹、適応障害が治らないのか
わかりません。
ただ以前に比べれば薬が切れるタームも長くなっています。
良くなってきていると信じたいです。
蕁麻疹のおかげで休職できているのも確かです。
- 単純に治らないのか
- 休職延長する理由として、体が協力して治らないでくれるのか
後者と感じています。
「休職生活の期限=傷病手当金がもらえる1年6ヶ月」は承知しています。
「会社から離れない限り、病気は治らないんじゃないか」と感じます。
会社が原因で蕁麻疹、適応障害を発症したのです。
原因となった根本を取り除かない限りは治らない。
そんな気持ちになっています。
休職の全期間を自分に投資する
生まれ変わるためにブログに人生を賭け、全財産を賭けています。
傷病手当金だけでは生活できないので、貯金を切り崩しています。
貯金を切り崩しながら、休職の時間でブログを書く。
貯金を自分に賭けて、自分につぎ込んでいるのです。
自分には賭ける側を選べます。
誰にでも選べます。
賭けないこともできるのです。
ただ確実な投資は自分に賭けることです。
信じた未来に、全財産と時間をつぎ込んでいるのです。
つぎ込んだものは残ります。
たとえ成功できなくてもかまわない。
リターンがなく全財産を失っても後悔はしない。
期待しませんが、未来の自分を信じて賭けるしかありません。
好きな生活をしている自分であれば、信じて賭けられます。
できることは、ただひたすらと淡々と書き続けるだけです。
休職を選んだ自分、休職に追い込んだ上司や会社、身の回りの環境のすべてに感謝します。
一時的にでも休職生活をくれたのです。
神様には、もらった時間をどう使うか試されている気がします。
試したいなら試せばいい。
信じた道を1歩1歩、歩くだけです。
休職で生まれ変わる体験談は「【究極】休職で生まれ変わる3つの方法【捨てる/身体/規則正しさ】」で解説しています。
以上です。
P.S. 自分だけは、未来の自分に賭けます。
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