- 休職して捨てたもの、得たものを知りたい
この記事はそんな方へ向けて書いています。
2018年12月に休職してから、1年がたちました。
休職して、捨てたもの
- 通勤電車
- 人間関係
- 出世
- 肩書き
- がんばり
- ガマン
- 苦笑い
- 給与
- 賞与
休職して、得たもの
- ブログ
- 一年半の時間
- 家族との時間
- 姉
- 傷病手当金
- 新しい人間関係
- 心理カウンセラー
- 朝4時起きの理想生活
- 自分
本記事では、休職して捨てたもの、得たものを解説します。
この記事を読むことで「休職は生まれ変わるために必要」とわかります。
慢性蕁麻疹と適応障害は、休職しても味方です
Contents
適応障害で休職して出世を失った【捨てたもの9つ】
休暇の内訳
- 2018年12月から2ヶ月間、有給休暇
- 2019年2月から10ヶ月間、休職中
「有給休暇」と「休職」を合わせるとちょうど1年です。
傷病手当金をもらいながら生活しています。
傷病手当金がもらえるのも、あと8ヶ月です(2020年7月まで)。
9つの捨てたもの
- 出世
- 人間関係
- 通勤電車
- 肩書き
- がんばり
- ガマン
- 苦笑い
- 給与
- 賞与
1.出世
休職したら出世は難しいです。
少なくともうちの会社では、管理職への出世は厳しくなります。
現場ではなく裏方になることが多いです。
管理職はやりたいことではないので不要です。
2.人間関係
休職して、会社の人間関係がなくなりました。
今では会社の先輩では2人だけ、2〜3ヶ月に1回飲んでいます。
「休職中に会社の人と会うことはメンタル的に良くない」と心療内科の先生に言われたことがあります。
会社員時代に受けた心の傷を大きくしかねないからです。
そのとおりです。
ただ「2〜3ヶ月に1回程度で、会う人を選ぶなら良い」と思っています。
会う人を間違えなければ「会社に対する誤解がとけたり、自分の気持ちに気づけたり」があるからです。
人事異動の情報を聞いて「復職もありかな」と思う可能性もあります。
注意点は、会う人です。
会う人を間違えると、聞きたくもない会社情報が入り、逆効果です。
休職して人間関係がなくなることを恐れる必要はありません。
なくなった分、新しい人間関係が入ってくるからです。
私の場合、それは「姉」でした。
3.通勤電車
休職して「通勤」がなくなりました。
会社員時代は通勤に往復2時間を使っていました。
満員電車に乗らないだけで「時間」と「体力」の損失が防げます。
通勤電車ひとつ取っても、会社員に戻りたくない要因です。
4.肩書き
休職しても会社に所属していますので、名刺の肩書き(役職)はあります。
しかしアイデンティの肩書きはないです。
肩書きがあるとすれば「休職中」です。
頼りないので、セミナーなどに参加すると「会社の名刺」を持っていきます。
仕事をしていないので、会社の名刺は違和感ですね。
5.がんばり
会社員時代に得意の「がんばり」を捨てました。
休職してからは自分を犠牲にして、頑張らなくなりました。
その機会もありません。
休職したばかりの頃は「充実した休職生活にしなくては」と相変わらず頑張っていました。
もう頑張りません。
好きなことをするだけです。
6.ガマン
自分を殺してガマンすることをやめました。
「ガマン」は不要です。
ガマン癖がなくならない限り、どこに行っても同じです。
ガマンしないだけで変われます。
7.苦笑い
「苦笑い」はアダルト・チルドレンの得意技です。
「がんばり」「ガマン」と合わせて三種の神器です。
体に染みついた「苦笑い」は簡単には消えません。
休職期間で、今も捨てようとしています。
生きづらさを見つめ直せた本『母を棄ててもいいですか』の感想は「 モラハラ母親の支配から逃れる『母を棄ててもいいですか?』の感想 」に書きました。
8.給与
休職しているので無給です。
会社に行けばもらえる給与を捨てるのは「もったいない」気もします。
しかしそれ以上にもらえるものがあったので捨てました。
後悔なしです。
9.賞与
賞与もありません。
賞与をもらっている人を「羨ましい」とは感じません。
ただ「あればいいなぁ」とは感じます。
生活が楽になるからです。
自分で選んだ道ですので、言葉にはしません。
適応障害で休職して得たもの9つ
9つの得たもの
- ブログ
- 1年半の時間
- 家族との時間
- 姉
- 傷病手当金
- 新しい人間関係
- 心理カウンセラー
- 朝4時起きの理想生活
- 新しい自分
1.ブログ
1番の収穫です。
ブログがなければ廃人になっていたかもしれません。
ブログが「毎日のやること」を与えてくれます。
ブログを書くメリットはたくさんあります。
以前、ブログを勧めていましたが、今では勧めません。
メリットがあるにもかかわらず勧めないのは「人の人生を左右する」からです。
ブログにお金を求める人はたくさんいます。
しかしほとんど稼げません。
やりたいなら止めません。
ただ「お金目的」でブログを始めて、稼げずに時間だけ失う人が多いです。
ブログをやらない選択肢もあるのです。
» ブログのメリット10個とデメリット3個【2年10ヶ月目の結果】
2.1年半の時間
傷病手当金をもらえる期間が1年半です。
1年半は、なんとか生きていけます。
この時間を使って、自分を回復させるも良し、スキルアップするのも良しです。
神様が与えてくれた時間に感謝します。
3.家族との時間
会社員時代は残業続きで「家族との時間は週末だけ」でした。
週末も疲れ果てて寝るだけだったり、休日出勤をしたり、です。
休職してからは失った時間を取り戻すように、朝食、夕食はいつも家族と一緒です。
今ではこの時間を守りたい一心です。
4.姉
接点のなかった姉と月1回会うようになりました。
理由は3つ
- トラウマ話を、聞いてくれる
- 年収が高いため、刺激になる
- 姉の知人を、紹介してくれる
家族関係でトラウマや苦い過去がある方は、兄弟に会うのもありです。
同じ家庭で育っている人間なので共感してもらえる部分はあるからです。
家庭環境のブラックボックスを知り、誤解が解け、少しだけ心が楽になりました。
5.傷病手当金
傷病手当金をもらっています。
これがなければ生活できません。
「支給されるのが遅い」という声も聞いたことがありますが、1ヶ月以内には振り込まれています。
もらえるものは「堂々と」もらいましょう。
ポイントは「堂々と」です。
6.新しい人間関係
会社の人間関係を捨てたかわりに、新しい人間関係を得ました。
- 姉の知人
- 過去の友人
- カウンセラー
- Twitterの方たち
- セミナーで知り合った人
- ブロガーズフェスティバルで知り合った人
失ったものがある分、入ってくるものがあるのです。
ただ会社の飲み会が無くなり、寂しい時間もありました。
慣れたので、やるべきことに時間を使っています。
ないものねだりは、あるあるです。
» ブログ運営3ヶ月目の収益237円【ブロフェス2019で価値観反転】
7.心理カウンセラー
カウンセラーにはお世話になっています。
- 心屋心理カウンセラー
- 心療内科の先生
- 九星気学の先生
まだ接点があるのは心療内科の先生だけです。
確実に「安全基地」になっています。
「何があっても先生だけは裏切ることはない」が安心感になるのです。
»【適応障害は理解されない】聞いてもらう人とタイミングを間違えない
8.朝4時起きの理想生活
会社員時代に憧れていた「朝4時起きの生活」を手に入れました。
こんな幸せはありません。
会社員に戻ったら、疲労で朝4時起きはできません。
何としてもこの生活を守りたいです。
»【休職生活を公開】朝4時起きの平日スケジュール【土日は気分転換】
9.新しい自分
仕事でボロボロの自分から「新しい自分」を得ようとしています。
新しい自分を得るために、2人の味方がいます。
- 慢性蕁麻疹
- 適応障害
2人の味方がいなかったら、休職できませんでした。
体が味方してくれているのです。
「飽きるまで休職しなさい」と声が聞こえてきます。
できることは休職して、ブログを書き、生まれ変わるだけです。
休職で生まれ変わる体験談は「【究極】休職で生まれ変わる3つの方法【捨てる/身体/規則正しさ】」で解説しています。
まとめ:捨てたもの、得たものに気づき、生まれ変わろう
休職は必然です。
抱えているものが不要だからです。
体が反応を起こし「休職という手段」をとっているだけなのです。
中身の総入れ替えです。
オイル交換です。
「オイル交換」と考えると、休職中にやってはいけないことがわかります。
変わらないことです。
変わらなければ、いつまでたっても適応障害、慢性蕁麻疹のままです。
ただ焦って自分を変える必要はありません。
のんびりと自分にできることをやっていれば変われます。
下記をやめて、好きなことをすれば自然と変われます。
- がんばり
- ガマン
- 無理
やめるだけでいいのです。
私はまだ休職中で、変化している最中です。
「変われる、うまくいく」と信じています。
ときに自分を信じられなくなることもありますが、何度でも立ち上がります。
信は力なりです。
以上です。
P.S. 休職して生まれ変わろう。
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