- 心屋初級セミナーに参加した感想を知りたい
- ひらいなず先生の初級セミナーはどんな感じ?
- 初級セミナーの気づきや感想など参考にしたい
この記事はそんな方へ向けて書いています。
この記事でわかること
- 【心屋初級セミナー感想】頑張りすぎる人生から「負けの人生」を許す
- 【心屋初級セミナーの内容】ひらいなず先生の講座の気づき
- 相手は変えられない、自分の見方は変えられる
本記事を書いている私は、休職生活36日目です。
»【適応障害の休職日記】1週間、2週間、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、2年
本記事は、心の初級セミナーに参加した感想まとめです。
この記事を読むことで「昨日の自分と戦うのはやめて、負けの人生を選ぶ」がわかります。
休職中で「心理セミナー」に興味のある方向けの記事です。
【心屋初級セミナー感想】頑張りすぎる人生から「負けの人生」を許す
2019年1月に心屋仁之助先生の認定講師ひらいなず先生の心理学セミナーに参加しました。
ひらいなず先生の初級セミナー
以下、概要です。
- 講座名:『心のブレーキを見つけて外す[初級]セミナー』
- 料金:22,000円
- 時間:11:00〜18:30
- 参加者:18名でほとんどが女性
- 場所:溜池山王の駅近くのセミナールーム
4人1組のテーブルで先生のお話を聞きながら、テキストに書き出したり、同じテーブルの人とワークを行います。
参加してよかったです。
価値観や考えがひっくり返る、笑いあり、涙ありの7時間30分で、時間が経つのが早く感じたからです。
転機に先生に出会えたことに感謝します。
「〜するべき、〜ねばならない」に縛られていた人生
気づきがたくさんあり過ぎて、ここには書ききれませんが、いかにルール(〜するべき)に縛られていたのかを思い知らされるました。
自分のルールで「自分も他人も」見張り続る人生です。
しんどいです。
法律が多いのです。
先生いわく「多ければ多いほど、時間とエネルギーを消耗するので苦しい人生になる」とのことです。
しんどかった訳がようやく腑に落ちました。
あまりにも「〜するべき」が多いので、帰り際に先生に「こんなに〜するべきが多いのですが、どうすればいいですか?」と質問しました。
先生との対話で「負けの人生」を許す
以下、会話の内容です。
先生「苦しかったね、よく頑張ってきたね。あなたは誰と戦ってきたの?」
私「自分です。昨日の自分には負けられません。昨日よりは今日、今日よりは明日と成長がないと嫌なんです」と、正確にはこんな言葉ではなかったと思いますが、そんな気持ちを先生にぶつけていました。
先生「自分に負けてもいいんだよ。周りとも戦ってきたの?どうだったの?」
自分「戦ってきたかもしれません。負けの多い人生でした」
先生「負けの人生を歩んでこうよ。もう戦わなくていいんだよ。敗者の人生を歩もうよ」
大爆笑しながら、涙を流しました。
負けることを許せなかったことに、初めて気づきました。
ストイックで努力で心技体を成長させ、いつも負けない・充実した自分を求めてきました。
「負けてもいい人生」を選ぶことを許します。
何でもガンバり、ガマンしてきた過去の自分を許して、卒業させてあげます。
幼い頃から大泣きしたいのに、歯を食いしばって必死で頑張っている自分を抱きしめてあげます。
何もしなくてもラクな自分になれると嬉しいです。
どん底で出会えた涙の出る一言を、大切にしていきます。
»【書評】『しなくていいがまん』自分を押し殺して、認めてもらわない
【心屋初級セミナーの内容】ひらいなず先生の講座の目次、気づき
ネタバレですので、ここまで書いてしまって良いか、わかりません。
タブー破りのひとつとして書いてみます。
心屋初級セミナーの目次
- 現在地を知る(その1)
ブレーキ①セルフイメージ/自信がない/欠けた自分 - 現在地を知る(その2:なぜここにいるのか)
ブレーキ②恐怖の記憶 ③法律 - 現在地を知る(その3:反応)ブレーキ④捨てた自分
- 心のブレーキを外す/他人から見た自分
- 心のブレーキを外す/誤解を解く/許可と統合
- 心のブレーキを外す/セルフイメージの書き換え
- 未来の自分を知る/解決志向の心理学
- 整理/里の行
以下、私の備忘録メモ&気づきです。
私なりの解釈ですので、フィルターがかかっています。
1.現在地を知る(その1)
問題やうまくいっていないことを書き出してみる → 結果。
なぜ、うまくいってないのか考える(文句や言い訳は、理由を強化している)。
ブレーキ①セルフイメージ/自信がない/欠けた自分
うまくいってない理由 → 強化させる体験があったはず。
古傷が治っていない、膿んでいる → さらすことで回復させる。
「どうせ」と思っていることを書き出してみる → セルフイメージ。
セルフイメージ=前提とは思い込み → うまくいっていない原因。
2.現在地を知る(その2:なぜここにいるのか)
やりたくないのにやっていること → 書き出してみる(やめること)。
やめるとどうなるのか → 書き出してみる(悪夢)。
やりたいのにやっていないこと → 書き出してみる(自分にウソをついている → やること)
やるとどんな怖いことがあるのか → 書き出しみる(悪夢)。
やりたくないことをやめて、やっていないことをやる。
髪型を変えたいのに勇気がなくて変えられませんでした。
セミナーを受けてから、勇気を出して変えてみた記事が以下です。
»【満足】美容室でアシタカの髪型にしてもらう【勇気を出してよかった】
ブレーキ② 恐怖の記憶
理由:なぜその恐怖を持つようになったのか
潜在意識。
人に振り回される人生になる。
本当の自分の人生は生きられない。
パターンくずし、ルールを破る。
③法律
べき:ねばならないのマイルール
二度と嫌な思いをしたくないためにできた自分を守るルール
マイルールが多いほど、時間とエネルギーを取られていく。
見張り続けているしんどい人生になる。
少なければ少ないほどラクになるので手放すこと。
3.現在地を知る(その3:反応)ブレーキ④捨てた自分
- 苦手な人、イヤな人
- どの部分が嫌いなのか → 裏を返せば「うらやましい」
- 誰を思い出すのか
人を嫌ってあげること。
キチンと嫌いになること。
「嫌い」という感情を大事にすること。
「嫌なことは嫌」と言うこと。
嫌な感情の根っことは
「べき、マイルール」を破る人(投影:害を及ぼすと思う)。
嫌な感情:昔の何かを思い出して「怖い、嫌」と思う。
勝手に「反応」しているだけ。
イライラしたり「ずるい、うらやましい」と思ったり。
嫌いな人は「古傷」を思い出させてくれるありがたい人。
嫌いな人は出発点になる師匠であり、神さまになりうる人。
「会う人みんな神さま」という名言がある中谷彰宏さんの本を思い出しました。
» 神様は乗り越えられない試練は与えない『会う人みんな神さま』
自分が変われば、世界の見え方が変わる。
4.心のブレーキを外す/他人から見た自分
嫌いな人たちは「自分の穴」を埋めてくれる素敵な人たち。
器を大きくしてくれる素晴らしい人たち。
他人に冷たくできないなら、あえて他人に冷たくしてみる。
タブーを破ってみるのもあり。
自分が捨てた「イヤな自分」は嫌いな人が持っている
人にはいろんな面がある。
- 暖かい ⇄ 冷たい
- できる ⇄ できない
- 優しい ⇄ 暴力的
- 強い ⇄ 弱い
- マジメ ⇄ いい加減
- ちゃんとしている ⇄ だらしない
たとえば「冷たさ」を捨てるとする。
すると「冷たい人」を見たときに嫌悪感を抱く。
自分が捨てたものは受け取りたくないから。
「こんな冷たさは自分のものではない」と拒否反応をする。
捨てた「冷たさ」を他のものでは代用不可能。
違うものでは埋まらない。
「冷たさ」じゃないと埋まらない。
空洞感や満たされない欠乏感が続く → 埋めようとする。
たとえば、評価、仕事、愛情、お金、買い物、お酒、ギャンブル、資格、薬、食べ物(過食、拒食)、ブランド、甘い物、人気、好かれたい気持ち、セミナーなど。
埋まらない依存である。
解決策は、イヤな自分を自分に取り込むこと。
捨ててきた、ダメな部分を取り戻していく、認めていく。
すると心が満たされていく。
ダメな自分を捨てないこと、認めてあげること。
5.心のブレーキを外す/誤解を解く
- その現実・問題はここにない
- 自分にないものには心が動かない(古傷があるから反応)
- 価値観の偏り
自分の中に同じものがあるから、共鳴する。
共鳴しなくなるには「セルフイメージ」を変えると、気にならなくなる。
- 罪悪感
- 劣等感
- 失う怖さ
古傷が欠けてくれるものを教えてくれる。
自分がバツをつけていること、わかってもらえないこと。
罪悪感は悪くはない。
自分を正当化しようとする確認。
自分を責めている(責めなければ罪悪感にならない)。
劣等感=どうせ私できないもん。
知られたくないから心を閉じる、本音を言わない。
ごまかす、怒る、大丈夫、平気なフリをする。
閉じると何も入ってこない、損してもいいから開く。
傷口も開くと、たくさん入ってくる。
ダメなところをどんどん出す、流れている、ラクになる。
次に回ることがわかると怖くなくなる。
嫌なことが入ってきても、流れていくことがわかる。
いいことも何倍も入ってくる、人生の流れ、通りが良くなる。
怖くなくなる、開国、開門するとラクになる。
怖いと出さない → よどむ、腐る。
本音は自分では気づけない、わからない → 現実を見ること。
恐怖心:怖い自分、失う怖さ。
愛されなかった自分を見ていくしかない。
それも自分、見てあげる、痛みがあるから。
恐怖から始まった行動が恐怖を呼ぶ。
覚悟を決めて歩く、すべて柳の木を見ているだけ。
恐れ、怖さを向き合ってみる。
30年前の記憶はアップデートされていく。
心がわかってほしいから、話を盛ってしまう → 原型が変わってしまう。
水に流していく、こだわっている人は悩み続けて不自由。
自分で幸せになるのを禁止している → もったいない。
嫌いになっていい → 戻るから。
大きなエネルギーが必要、覚悟 → 自分に痛い思いが返ってくる → 人生が先に進む。
許可と統合
禁止していたことをやってみる。
自分の法律、マイルールは守らなくてもいい。
いい人にならない。
バツをつけない。
見張らない。
どっちでもいい → 自分で選ぶ。
「ねばならない」から離れると心が自由になる。
6.心のブレーキを外す/セルフイメージの書き換え
どうせダメな自分、できない自分で生きていく。
自分を押さえつけているもの、内側を埋めていく。
どうでも良くなっていく。
違うもので埋めようとしない。
捨てた自分で埋めていく → 自然と豊かになる。
どうせ叶う。
7.未来の自分を知る/解決志向の心理学
- なんか知らんけど叶う
- どうせ自分は愛される存在である
- 損しよう
他人の力を信じられる。
人を信用していない人は自分も信用していない。
愛される存在なんだと思うこと。
損をしてもいい(時間、お金、人間関係、努力)。
人から嫌われること、怒られること、笑われること、認められないこと。
進んでやってみる。
もしお金も時間も能力もすべてあったら、何をして生きているか
- 満たされている
- ガマンもムリもしていない
- 何もしなくても充実している
- 普通に暮らしているだけで楽しい
- 心配事が何もない、ゼロの世界で生きている
- 読んで、書いて、走って、遊んで、旅をしている
がんばる必要はない。
ふんわり叶ってくる。
なんか知らんけれど、誰かが助けてくれるから大丈夫。
見えない何かが全力でサポートし始める、見えた未来は叶う。
8.整理/里の行
初級セミナーの気づき
- べきに縛られすぎて、苦しんでいた
- 嫌な人は自分が捨てたものだった、取り戻すことで欠乏感を埋められる
- 欠乏感を埋められないと依存に走る(タバコ、お酒、ギャンブル、女性など)
- 本当のダメな自分を出すのが怖くて、嫌われないように頑張ってきた
- ダメな部分を取り戻すことで心が満たされていく(捨てたものは自分以外では埋まらない)
- ずっと閉じていたことをしていた
- 開くと嫌なことが入ってくるが、流れて、回っていく
- 凹むことを覚悟する、許可して選ぶ、セルフイメージを変えていく
- 古傷は晒さないと治らない、悪夢を見ているだけ
- パターン崩し、マイルールを壊しながら進む
- ガマンしてやっていることをやめて、やりたくてもやっていないことをやる
- べきは少なければ少ないほどラクになる
- 嫌を嫌と言うこと、きちんと嫌いになること
- 断れない自分を許せないのは、自分が断ることを許さなかったから
アクションプラン
- 自分で自分に負けてもいい敗者の人生の許可を出す
- 負けない自分を許さないのはしんどい、負けたら不幸になるのか
- 闘いばかりの人生から降りて「〜ねばならない」の人生を捨てる
相手は変えられない、自分の見方は変えられる
自分が変われば、見える世界が変わる
帰りに溜池山王駅の近くの「ととバルnemuro」というお店で、1人お疲れ様会です。
プレミアムモルツ、サッポロラガーを飲んで、お通しは珍しい「シャケのスープ」、一品だけ注文したのは「大人のポテトサラダ」でした。
北海道の料理が売りらしく、店員さんも好印象です。
流れている曲もよかったです。
1人しんみり、セミナーのことを振り返りながら自分と会話です。
「自分が変われば他人が変わるんじゃない、他人の見え方が変わるんだ」と。
これからはたくさんのダメな自分が出てきます。
「負けの人生」を選ぶからです。
捨ててきたダメな自分を、自分の中に取り戻すことで、本来の自分に戻れる。
41歳転機の真っ只中です。
»【40歳の転機】人生の節目では「精神の組み換え」が終わると戻れない
自分が変われば転機になる
「ターニングポイントに立つ君に」に書かれていたことです。
10回以上、繰り返し読みました。
「変わらなければならないのは、人生のコースではなく自分」です。
目の前の世界を変える方法は「自分の見る目」を変えることです。
自分が変われば世界も変わる
相手は不変です。
変えられません。
「相手は不変、自分は可変」に気づくのにどれだけ時間がかかったのか。
自分は変われる。
世界は変えられる。
相手は変えられない。
とりあえず変えてみるのが、正解です。
以上です。
P.S. 自分のルールから離れ、変わってみよう。
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