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【バス旅行】添乗員の『朝と帰りの挨拶』を紹介【例文公開】

添乗 朝の挨拶

親愛なる君へ

  • 「バス旅行で添乗するときの『朝の挨拶、帰りの挨拶』を知りたい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

添乗の挨拶は、慣れていないと緊張します。
添乗員を印象付ける「朝の挨拶」、旅行の締めの「帰りの挨拶」となるとなおさらです。

本記事では 添乗員向けの朝と帰りの挨拶の流れと、挨拶の例文を解説します。

この記事を読むことで、バス旅行の車内の挨拶ができるようになります。

 本記事の信頼性

✔︎ 経歴:新卒で旅行会社に入社し18年間、法人営業を担当。
✔︎ 保有資格:総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者、旅行地理検定2級、英検2級、TOEIC540点、損害保険初級。
✔︎ 添乗経験:国内・海外合わせて100本で、一般団体・教育旅行・視察旅行を経験。

バス旅行の添乗の心配事の一つは、「バス車内の挨拶」でした。
事前に何度も挨拶例文を読み直し、声に出して暗記していたものです。

こーいち
添乗挨拶のヒントになれば幸いです。

【バス旅行】添乗員の『朝と帰りの挨拶』を紹介【例文公開】

添乗員の挨拶

1.【添乗員向け】朝の挨拶の流れ

朝の挨拶の流れは、次の通りです。

① 挨拶
② ツアー参加のお礼
③ 自己紹介
④ 行程の説明
⑤ 注意事項
⑥ ドライバー、ガイドの紹介
⑦ 締め

笑いが取れればベストです。

私は余裕があるときは、バス移動中にどうやって笑わせようか、楽しませようかをずっと車内で考えています。
オーソドックスで堅実な挨拶・案内が大事ですが、笑いがあってこその楽しい旅行です。

「朝の挨拶」でお客さまの心をつかんでいきましょう。

こーいち
朝の挨拶で一番大切なことは、明るいことです。
第一声の「おはようございます」を明るく言いましょう。
ツアーの印象が決まります。

「おはようございます」さえ明るく言うことができれば、あとは滑舌が悪くても、たどたどしくても問題ありません。
明るさが大事です。

2.【添乗員向け】朝の挨拶例文

下記例文を読んで、いきなりスラスラ挨拶ができるようにはなりません。
私は添乗が近くなると、声に出して20回は読んでいました。

読んだ回数が、自信になります。
声に出してブツブツと読んでみてください。
当日の朝、集合場所に向かう途中でもかまいません。

慣れていない新人添乗員さんは緊張するかもしれませんが、緊張を薄めるためにも事前の反復練習が有効です。
ベテラン添乗員さんも初心を忘れることなく復習がおすすめです。

① それでは皆さま、おはようございます。

② この度は株式会社◯◯◯をご利用いただき、誠にありがとございます。

③ 私は本日より2日間、皆さまとご一緒させて頂きます添乗員の◯◯◯◯と申します。(自己紹介では名前を覚えてもらえるような工夫をするのも良いです)
◯◯◯◯と書いて◯◯◯◯と言います。
今日は漢字だけでも覚えてください(明日は顔も覚えてください。違う添乗員についていかないように)
ちなみに出身地は千葉県です(出身地をざっくり話しておくと、同じ出身地のお客さまがツアー中に話しかけてきて有効)

私は添乗員ですので何かお困りごとご不明な点などございましたら、いつでもお申し付けください。
安全第一で行程管理に努めてまいりますので、2日間どうぞよろしくお願いいたします。(もし拍手があれば◯◯名様(人数)とは思えないほどの拍手ありがとうございますと言ったり、窓ガラス割れんばかりの拍手をありがとうございますと言ったりする時もあり)

④ 本日の行程を簡単にご案内いたします。
これより◯◯インターより高速道路に入りまして、第一回目の休憩は約1時間後の◯◯サービスエリアです。
その後、午前中は一ヶ所◯◯をご見学いただき、昼食は12時30分頃の予定で名物◯◯をお召し上がり頂きます。
午後は二ヶ所、◯◯と◯◯をご見学いただき、本日お泊まりの草津温泉・◯◯旅館には16時30分頃に到着の予定です。

本日の行程は以上です。
詳細につきましては、その都度ご案内いたします。
なお明日の行程については、明日ご案内いたします。

⑤ 皆さまへ5つのご協力のお願いがございます。
(1) 時間厳守
(2) 車内禁煙(サービスエリアや観光地で5本くらいまとめて吸うようにお願いする。バスに灰皿が付いている場合は高級インテリアと言って笑いをとる。高級インテリアにはゴミは入れないように)
(3) シートベルト着用(全席にもれなく付いている。お客さまの安全のためにも着用お願いしますとメリットを伝える)
(4) バス内のお手洗いがある場合は案内する(走行中のみ利用できることを伝え、休憩時は外のお手洗いを利用して頂く)
(5) 貴重品・健康の管理(貴重品は自己管理をお願いする。気分がすぐれない方などは申し出るように伝える)

⑥ 最後にドライバーさん、ガイドさんを紹介いたします。
ドライバーさんは安全運転に努めて頂く◯◯バス会社の◯◯さんと、ガイドさんは◯◯さんに来ていただいております。(バスの乗り間違えがないようバスの色も説明しておく)

⑦ それでは2日間、皆さまの良い思い出となるよう精一杯務めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします(最後にもう一度、自分の名前を繰り返してもOK)

「朝の挨拶の流れ」に沿って、「7ヶ所に杭を打つ」感じで話していきます。

ダラダラと長い話をしても、朝から頭に入らないもの。
「朝の挨拶」で話した内容は、別の場所で繰り返し伝えても問題ありません。
繰り返したほうが「大事なこと」と認識してもらえます。

挨拶は「添乗の本質」ではありません。

添乗の本質は2つです。

・行程を管理すること
・安全を確保すること

上記のうえで、挨拶がスパイスになれば理想です。
「この旅行に参加してよかった。楽しかった。また来たい」と思ってもらえるように気持ちを込めていくのです。

こーいち
朝の挨拶が終わるとホッとします。

▼「朝の挨拶」の自己紹介に、出身地を混ぜるのは効果的です▼

3.【添乗員向け】帰りの挨拶の流れ

バスドライバー

帰りの挨拶の流れは、次の通り。

① 到着案内
② ツアー参加、ご協力のお礼
③ 旅行の振り返り
④ ドライバー、ガイドのお礼
⑤ 締め

「帰りの挨拶」は旅行の締めですので、短くすることがコツです。
ダラダラと長くなると、間延びした印象になります。

大事なことはツアー参加のお礼です。

思い出のシーンを振り返りつつ、感謝の気持ちを話していきます。
感謝さえ伝えることができればOKです。

お客さまと一緒に過ごしたことをネタに、1つでも笑いが取れればカッコいいです。

名残惜しい気持ちになっているお客さまもいらっしゃるかもしれません。
「帰りの挨拶」で楽しい旅行の余韻を残しつつ、バスを到着させます。

4.【添乗員向け】帰りの挨拶例文

① お疲れ様でした。

あと◯◯分ほどで◯◯駅付近(出発地)に到着します。
お忘れ物なさいませんようにそろそろ準備をお願いいたします(車内ゴミの案内)

② それではここで簡単に最後のご挨拶を申し上げます。
この度は株式会社◯◯◯をご利用いただき、誠にありがとございました。

③ ◯日間を振り返ってみて、いががでしたでしょうか?

道中何事もなく無事にここまで来られましたのも皆さまのご協力のおかげで、旅を順調に行程(台本)どおりに無事に終えることができそうで、皆さまに感謝しております。
人数は減りもせず、増えもせず、増えたのはお土産だけで良かったと今、しみじみと感じています。

長時間のバス旅行ですので、知らず知らずのうちに疲れもたまっていると思いますので、ご自宅に着きましたらゆっくりとお風呂に浸かりお休みいただき、明日からの社会復帰に備えていただければと幸いです。

至らない点、行き届かない点が多々あったかと思いますが、これに懲りず今後ともよろしくお願いいたします。

旅はご自宅に着くまでです。
「やっぱり家が落ち着くな〜」と思った時が旅の終わり。
ご自宅でお土産を開けながら、旅の思い出を振り返っていただければと思います。
夜も遅いので、ご自宅に着くまでどうかお気をつけてお帰りください(明日から仕事の場合は、「すぐの社会復帰は難しいと思いますが頑張って下さい」など言うこともあります)

④ 最後になりましたが、この2日間安全第一で運転していただいたドライバーの◯◯さん、ガイドをしていただきました◯◯さん、ありがとうございました。

⑤ 最後に皆さまへ弊社をご利用いただいたことを感謝申し上げます。
ありがとうございました。

「最後の挨拶」の後にお客さまから、拍手をもらえると嬉しいものです。

「この旅行に参加してよかった。楽しかった。また来たい」と思ってもらえるよう、一緒に体験したことや良かった点を振り返りましょう。

トラブルもあったかもしれませんが、良い思い出に変えて「帰りの挨拶」で締めましょう。

挨拶後は添乗の疲れ、安堵感を感じ始めている頃かもしれません。

バスが到着したら最後の仕事、「車内の忘れ物確認」です。

こーいち
「帰りの挨拶」が終わるとガッツポーズです。

【 バス旅行 】添乗員の『朝と帰りの挨拶』のまとめ

添乗員挨拶

本記事では、添乗員の『朝と帰りの挨拶』の基本型を紹介しました。

その場の雰囲気やお客さまによって話す内容は変わってきますが、このような流れが一般的です。

挨拶のネタとして、下記確認がおすすめです。

・天気予報
・注意報・警報
・交通情報
・旅行地のニュース

トラブルにも直結するので大事です。

挨拶は勇気がいります

自分を奮い立たせて、カッコ良く、かましてやりましょう。

お客さまと会話するような感じで、お客さまの声にならないサイレントの反応を感じ取りながら、その反動を利用して話ができるようになると楽です。

たくさんの失敗ばかりでしたが、本記事がお役に立てれば幸いです。

こーいち
挨拶で笑いが取れると病みつきです。

なお施設到着前の挨拶は下記記事でまとめています。

以上、『【バス旅行】添乗員の『朝と帰りの挨拶』を紹介【例文公開】』の記事でした。

こーいちより

P.S. 挨拶で笑わせよう。

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