- 休職しているので、おすすめの転職サイトを知りたい
- 休職しているけれど、転職の情報収集はしておきたい
この記事はそんな方へ向けて書いています。
この記事でわかること
- おすすめの転職サイト3つ
- 転職サイトのメリットとデメリット
本記事の信頼性
- 休職歴:2018年12月より適応障害で2年間休職し、退職
- 転職活動歴:2022年12月から開始(転職サイト、エージェントとの面談済)
キャリアの方向性は決まりませんが、先を考えると不安です。
「選択肢を増やす」ために転職サイトに登録し、情報収集を始めました。
本記事では、休職中の方向けに転職を考えている人向けにおすすめ転職サイト3選を紹介します。
この記事を読むことで、転職の情報収集に役立てられます。
体調が良くない人へ
体調が良くない人は、ムリする必要はありません。
記事は読まずに、休んでください。
ムリやガマン、焦りは厳禁です。
焦って行動しても良いことなしです。
私は体調が回復しつつあるので「どんな求人があるのか」をチェックしているだけです。
体調にひどくない人は、ざっと眺めていただければ幸いです。
更新情報:2023年4月
2018年に休職して4年4ヶ月経ちました。
「添乗員、ブロガー、回送ドライバー」のかけ持ちです。
雇用形態はそれぞれ「派遣社員、個人事業主、アルバイト」です。
すべて1人でできる仕事で、スケジュールも自分で決めています。
旅行会社の正社員と比較して、収入は半減しましたが、ストレスも半減しました。
収入が半減しても、生活レベルはたいして変わりません。
言いたいことは「転職サイト・エージェントで転職しなかった」です。
焦る必要はありません。
天職は「英語でcalling」といい、自分で探す必要はありません。
「仕事のほうから呼ばれる」ので大丈夫です。
「呼ばれる」とは何かが聞こえてくるでありません。
「気になる」です。
「気になる」感性だけは大事にして、休職をお過ごしください。
転職サイトは使っても、使わなくてもOKです。
繰り返しですが、仕事のほうから呼ばれるからです。
仕事から選ばれるからです。
自分から選ぶことはありません。
以上が、本記事で言いたいことのすべてです。
Contents
休職中に転職活動するならおすすめサイト3選【選択肢と心の余裕】
休職中は「今後のキャリア」が不安です。
毎日考えますが、気持ちの9割は不安です。
「傷病手当金」がもらえる最長期間は1年半で限られたものです。
残された期間(2020年7月まで)を考えると、焦ってきます。
お金がなくなれば、生きていけません。
いつか何らかの行動をしなくてはならないのです。
3つの選択肢
- 復職する
- 転職する
- 独立する
順番に見ていきます。
復職する
復職が、1番ラクです。
何も行動しなくていいからです。
退職して、新しい仕事を見つけるのは想像以上に大変です。
簡単には見つかりません、決まりません。
部署に問題があり休職した場合は「部署異動」するのががリスクが少ないです。
部署移動は「会社を変わらずにできる転職」です。
転職しなくても生まれ変われるのです。
復職しつつ、仕事に慣れていくことが心身ともに1番ラクです。
会社も配慮をしてくれます。
ただし、メンタル疾患で休職してる場合、復職が良いとは限りません。
休職の原因に、飛び込む自爆です。
必要なのは「会社を捨てること」や「過去の自分を捨てること」だったりします。
転職する
転職は「情報収集」や「面接」などの行動が必要です。
「新しい職場でやっていけるのか。どの業界、職種を選ぶのか」と考えると、ハードルが高いです。
ただ「もとの会社には復職したくない」という気持ちなら、転職するのもありです。
とりあえず転職サイトで「情報収集」が無難です。
求人情報を知ると、選択肢が増えます。
選択肢の多さは、心の余裕につながります。
「転職する、しない」は別として、転職サイトで自分の価値が客観的にわかります。
以下の発見があります。
- こんな仕事があるんだ
- こんなスキルがあれば、この業種で給与はこれくらい
- 不満はあるけれど、今の職場がマシかもしれない
足りないスキルがあれば「休職中に資格取得にトライしてみよう」と思えるかもしれません。
気楽な気持ちで転職サイトをチェックしてみればいいのです。
なお求人情報に見慣れてくると、配信メールが多く感じます。
そんなときは「メール配信停止」にして、たまに転職サイトを覗きにいくのが良いです。
合わせて自己理解を進めておくと、自分がわかり、役立ちます。
» 世界一やさしいやりたいことの見つけ方【9記事で解決できた体験談】
独立する
収益があれば、ハードルは低いです。
収益がなければリスクしかありません。
私のブログ収益は月25,000円です。
独立できる状況ではありません。
これが現実です。
以上の3つが私の考える選択肢ですが、もっと視野を広げても良いです。
深掘りすると、休職のゴールは復職でも転職でも独立でもないです。
詳しくは「休職のゴールは復職?転職?退職?独立?【人生のハードルを下げる】」解説しています。
転職サイトと転職エージェントの違いについて
どちらも登録無料です。
転職サイトは、自分で求人を探して応募する
転職サイトは自分から求人案件に応募しなければ、面接など何も始まりません。
情報収集に適しています。
マイペースで求人情報だけチェックできます。
行動のハードルは低いです。
転職エージェントは、担当者が求人を紹介してくる
転職エージェントは、最大のメリットは自分の市場価値がわかることです。
私は2年間休職したのち、転職エージェント「doda」でオンライン面談しました。
「もっと早く面談しておけばよかった」と後悔しました。
Webマーケティングの仕事をしたかったのですが、転職エージェントから「旅行業界で19年8ヶ月、営業をやってきているし、年齢的にもWebマーケティングは難しい」とハッキリ言われたからです。
もっと早めに面談していれば、退職していなかったかもしれません。
退職してからでは遅いのです。
休職中や退職前に一度、面談してみるのはありです。
私のように「退職してから面談すればいいや」と先延ばしにして良いことはありません。
数十分のオンライン面談だけでも早めに済ませておくことで、今後の方向性が決まる可能性もあります。
- 転職は厳しそうだから、退職せずに復職しよう
- 今のままでは希望業界への転職スキルが足りない
- 転職できそうだから、もう少し休職しててもいいかな
上記のように考えられるケースもあるのです。
なおその他の転職エージェントのメリットは3つです。
- 企業情報を詳しく聞ける
- 相性の良い求人のみを紹介
- 面接対策や年収交渉のサポート
ただし希望に合わない紹介もあります。
「人身売買されている」と感じる人もいるかもしれません。
積極的にはおすすめしません。
とはいえ「書類作りや求人検索や時間が短縮できる」というコンサル的なメリットもあります。
他人任せにしたい人は転職エージェントに登録が良いです。
なお登録しても面談や電話に出る義務はありません。
私はメールの求人だけを見ています。
おすすめの転職サイトはリクナビNEXT、doda
おすすめの転職サイト3選
リクナビNEXT
最大手の転職サイト「リクナビNEXT」です。
まずは無料登録して情報収集がおすすめです。
理由は3つあります。
- 案件豊富で更新頻度が高い
- 「気になるボタン」がある
- 履歴書、職務経歴書が無料
案件豊富で更新頻度が高い
無数の仕事があることがわかります。
未経験OKの在宅案件も多数あります。
「在宅勤務 未経験」で検索すると139件が出力されました(2019年12月)。
入社できるわけではないですが、パワハラで休職中の私には「安心感」です。
「気になるボタン」がある
企業1社1社に「気になるボタン」があります。
興味のある企業のボタンを押し、企業からも興味を持たれれば反応が返ってきます。
たとえば、以下です。
- 気になる
- 応募しませんか
- 面接に来ませんか
場合により人事担当者や代表から「直接メッセージ」が届きます。
私はブログ運営をしているので、小さい会社ですが「アフィリエイト広告営業」の会社からは良い反応をもらえました。
「あれ、ひょっとしていつでも転職できるかも」という気持ちになれるのです。
「人が仕事を選ぶのではなく、仕事が人を選ぶ」と実感しました。
本記事でいちばん言いたかったことです。
「自分にどんな仕事が向いているか、何をやりたいか」は、わかりません。
その仕事の経験がないからです。
市場からの評価や反応で、ポジションが見えてきます。
「どう求められているのか、リクエストされているのか」がわかるのが、転職サイトの価値です。
履歴書、職務経歴書が無料
履歴書(Excel)、職務経歴書(Word)のテンプレートが無料ダウンロードできます。
「かんたん作成」機能を使えば、Webの入力内容で履歴書と職務経歴書が自動作成できます。
» 添乗員の職務経歴書の書き方例【旅行会社向けの自己紹介、志望動機】
doda
業界大手の「doda」です。
リクナビNEXTに次いで求人量が豊富です。
日本最大級の転職サイトなので「有名企業や外資系、ベンチャー企業」など幅広く求人があります。
毎週更新される求人特集や、月・木曜日に更新される新着求人を眺めるだけでも気づきがあります。
求人チェックで業界年収の相場や転職で評価される能力、様々な職種がわかります。
「年収のポテンシャル」は3分で査定できます。
「doda」は転職サイトでありながら、求人も紹介してもらえる「転職エージェント機能」を持っています。
求人情報を探しつつ、キャリアアドバイザーから紹介してもらう使い方もできます。
スカウトメールもあり、求められていることが見えてきます。
Indeed
「Indeed」で幅広い求人検索が可能です。
メリット
- 情報収集しやすい
- 個人情報の登録不要
- メールや電話はなし
検索窓にキーワードを入れて検索するだけで、求人が見られます。
転職する気はないけれど「どんな求人相場があるか」のチェックに役立ちます。
正社員から派遣、アルバイト、業務委託、なんでもござれの求人検索サイトです。
応募するときは「個人情報の登録」が必要です。
デメリット
- 釣り求人がある
- 中小企業が多い
- 自分で判断する
アドバイザーや転職コンサル、営業担当はつきません。
すべて自分で判断、決断をする必要があります。
どう考えても怪しい企業に当たったこともあります。
その逆もあります。
未経験職に挑戦するなら、中小企業の社長に可愛がってもらえると良いかもしれません。
転職サイトのメリットとデメリット
転職サイトは求人を掲載しているだけです。
その他のサービスはしてくれません。
転職サイトのメリットとデメリットを解説します。
転職サイトのメリット
転職サイトのメリットは3つです。
- 求人数が豊富
- 強みや向いている仕事がわかる診断テストが受けられる【口コミも見られる】
- スカウト機能で興味ある企業からのアプローチを受けられる
1.求人数が豊富
転職サイトは求人数が豊富です。
求人数が多いことで得られるメリットがあります。
- たくさんの求人情報をいろんな条件で比較しやすい
- 希望条件に合致した案件と巡りあえる機会が増える
- 求人数が多いため、自分の興味も見えてきやすい
現時点でどういう求人があり、応募条件はどうなのかなど、眺めているだけで様々な情報が得られます。
2.強みや向いている仕事がわかる診断テストが受けられる【口コミも見れます】
「リクナビNEXT」では質問に答えていくだけで、強みがわかる「グッドポイント診断」があります。
「doda」では適正年収を診断できる「年収査定」、自分に向いている働き方がわかる「キャリアタイプ診断」があります。
サイト内の「企業ランキング」では「転職者に人気の企業は?」「人気の求人は何か?」などがわかります。
人気企業以外にも、知らない企業や求人もあります。
「転職会議」は100万件以上の転職口コミを掲載しています。
転職サイト掲載の企業のため、参考になるコメントが多いです。
正社員だけでなく、派遣社員や契約社員の口コミもあります。
「openwork」でも企業の口コミを見られます。
組織風土や給与についての口コミも詳しいです。
3.スカウト機能で興味ある企業からのアプローチを受けられる
サイトに会員登録しているだけでスカウト情報がどんどん入ってきます。
思わぬオファーが来ることもあります。
WEBマーケティングや旅行営業の求人が入ってきました。
転職サイトのデメリット
転職サイトのデメリットは3つです。
- 転職サポートを受けられない
- 非公開求人に、応募できない
- 求人件数が多すぎて選べない
1.転職サポートを受けられない
転職エージェントの手厚いサポートは受けられません。
たとえば下記のキャリアカウンセリングや面談、相談ができないのです。
- どういう会社から需要があるのか
- 自分の市場価値はどのくらいあるのか
- 今の会社や以前勤めていた会社にどんな不満があるのか
すべて自分1人で行動する必要があり、手間がかかります。
転職エージェントだと下記の無料サービスもあります。
- 企業との面接の日程調整
- 今の企業の退職アドバイス
- 模擬面接を中心とした面接対策
- 応募する際の職務経歴書や履歴書などの添削
これらのきめ細かいサービスが無料なのです。
また、転職エージェントでは企業面接で落とされた場合にどこが評価されなかったか、内定をもらえなかった理由は何なのかについてもアドバイスがもらえます。
転職サイトの場合、これらのサポートが受けられないのがデメリットです。
2.非公開求人に応募できない
転職サイトでは公開している求人がすべて。
そのため応募できる求人の選択肢が限られてしまいます。
転職エージェントには非公開求人が豊富にあります。
- 人気企業の求人
- 応募が殺到する職種の求人
- 専門的な知識を必要とする求人
上記などは非公開で募集していることが多いのです。
転職サイトでは非公開求人に応募できないのがデメリットです。
3.求人件数が多すぎて選ぶことができない
求人数が多すぎるため、自分に合った求人かどうかわからなくなります。
「希望条件」で求人数の調整が大事です。
まとめ:転職サイトで心の余裕を得て、自分の気持ちに気づく
転職サイトは登録無料
無料で会員登録でき、登録後もお金はかかりません。
登録するだけで「新規求人やおすすめ求人」がメールで届きます。
求人メールが多ければ「配信停止」にするだけです。
転職で大切なのは情報量です。
転職サイトの求人を眺めることで、広がる世界もあります。
求人数が多いので「気づいたら多くの時間が過ぎていた」こともありました。
時間を決めて見ないとダラダラします。
転職サイトに登録する2つの理由
- 心の余裕を得る
- 気持ちに気づく
心の余裕を得る
「いまの会社でしか働けない」と不安になることはストレスです。
いつも転職を頭の隅に入れておくことで、選択肢が増えます。
気になる求人情報をストックしておくだけでも、心に余裕が生まれます。
求人情報のストックは、野球に例えると「つねに塁が埋まっている」状況です。
すぐに転職する気がなくても、転職情報はときどき眺めておいて損はないです。
具体的行動はなくても、気休めになるからです。
どんな求人があるのかチェックしておき、いざという時にすぐに転職活動ができる状態だけ作っておくのもありです。
「転職するために登録する」ではなく「選択肢を増やすためだけ登録する」のも1つの方法です。
なお転職サイトを見て「焦り」を感じるのあれば、やめておいたほうが良いです。
万人におすすめのサイトは存在しません。
気持ちに気づく
転職サイトの求人を眺めていると、自分の気持ちに気づけます。
- 「この職種はやりたくない」
- 「年収はこれくらい欲しい」
- 「この求人は興味がない」
- 「本音はまだ転職はしたくない」
- 「意外とこの仕事もいいかもしれない」
- 「こんな仕事があることは知らなかった」
- 「これだけ仕事があれば、なんとか転職はできそう」
すべて実際に思ったことです。
「転職を考えるのはまだ早い」と感じている方は、別のことをしたほうが良いです。
焦って行動しても良いことはないからです。
休職している人の状況は多種多様なので、一概に無責任になことは言えません。
置かれた状況次第で、休職中にやったほうが良いことは異なります。
- 読書をする
- 運動をする
- ゆっくり休む
- 人に会ってみる
- 好きなことをする
- セミナーに参加してみる
- カウンセリングを受ける
正解なんてないのです。
ABの選択肢があっても、Aを選んだ時点でBを同じ条件で選べません。
どっちが正解かは測定できません。
唯一あるのは、選んだものを正解にしていく後出しの努力だけです。
正解は「体調が最優先」です。
無理やガマンをしてまで、転職サイトを見る必要はありません。
他にも選択肢はたくさんあります(派遣社員、帰省する、田舎で暮らす、失業給付で様子見など)。
「転職」はあくまで選択肢の1つなのです。
以上です。
P.S. ゆっくりいきます。
関連記事【簡単】後悔しない休職中の9つの過ごし方【後悔した3つのこと】
関連記事休職のゴールは復職?転職?退職?独立?【人生のハードルを下げる】