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海外添乗員の仕事とは?【出発前から帰国までのポイントを添乗歴18年の私が解説】

2020年1月28日

海外添乗員の仕事の流れ

親愛なる君へ

  • 「海外添乗員の仕事について知りたい」

こんな疑問を解決します。

本記事では、海外添乗員の仕事について解説します。

この記事を読むことで、海外添乗員の5つの仕事の流れとポイントを知ることができます。

本記事の信頼性

本記事を書いている私は新卒で旅行会社に入社し、18年間、法人営業を担当。
添乗回数は国内・海外合わせて100本ほどで、一般団体・教育旅行・視察旅行の添乗経験があります。

こーいち
順番に解説しますので、気になるところだけ読んでみてください。

海外添乗員の仕事は5つに分けられます

海外添乗員の仕事の流れ

 海外添乗員の仕事は5つ

1.ツアー出発まで
2.出発からホテルまで
3.ホテルと食事
4.観光
5.ホテル出発から帰国まで

順番に解説していきます。

ツアー出発までの海外添乗員の仕事

海外添乗員の仕事の流れ

担当するツアーは、出発の2ヶ月前から2週間前くらいに決まります。
初心者もベテランもツアーが決まれば、まずは下調べと最新情報の入手です。

下調べと情報収集

添乗員の仕事は、行き先の下調べから始まります。

下記をできるだけ細かく調べて、まとめておきます。

・現地の歴史・地理・政治・文化
・生活習慣・食事・お土産・服装・気温・時差・通貨・飲み水
・観光コースの自然・美術・建築
・スリ・盗難・事故発生の危険や対日感情
・出入国手続きの実際

情報収集の手段として利用するのは、以下のとおり。

・観光案内機関
・ガイドブック
・添乗員仲間や先輩、現地オペレーター
・外務省

できれば直前に行った人から、最新の現地情報を得るよう努めます。
お客さまからの質問に答えられれば、信頼感が増します。

現地では自由行動中も添乗員は頼りにされる存在

自由行動に備えて、下記も調べておきます。

・ブランド品のお店、蚤の市
・気軽に入れる現地レストラン、日本食レストラン、
・美術、音楽、行事、催し物など

コンサートやフェスティバルなど内容・場所・金額などが分かっていると、自信を持ってすすめられます。

オプショナルツアーについても幅広い知識が必要

どんなオプショナルツアーがあるか、リストに目を通します。
募集型企画旅行の場合は会社指定になっていますが、受注型企画旅行の場合は添乗員の腕の見せどころ。

こーいち
現地で状況に合わせて提案できるように調べておきます。

担当者との打ち合わせ

担当者との打ち合わせでは、6つのポイントを確認します。

① 最終旅程表
② バウチャーとチケット
③ ホテル
④ 携行金
⑤ 渡航手続き
⑥ 出発当日の手順

順番に解説します。

  ① 最終旅程表

最終旅程表を受け取ったら、スケジュールを確認します。
スケジュールが予定時間内にこなせるか、以下の項目をチェックします。

・フライト
・ホテル
・空港までの所要時間
・バス・鉄道による都市間移動時間
・観光地と所要時間

ホテルや食事条件、鉄道や船の等級、クーポンに含まれているチップ、現地払いが必要なチップなどサービスとお金に関することは要確認です。

こーいち
疑問点があれば手配担当者に確認します。

注意ポイント

※ 参加者に配布されている旅程表と最終日程表に違いがある場合は注意です。

お客様に理由を説明しなくてはならないからです。
納得のいく説明ができるよう確認します。

航空会社の事情や手配ミスにより、予約OKになっていない場合もあります。

添乗員一人の力ではどうにもならないこともありますので、担当者とよく打ち合わせをして、説明や処理方法を考えなければなりません。

 ② バウチャーとチケットを受け取る

バウチャーとは?

バウチャーとはクーポン券の一種で、宿泊・食事・バス運送などのサービスが受けられる券です。
パスポートの次に重要。

航空券はもちろん、鉄道・客船・バスなどのチケットも日本から持っていく場合があります。

旅程に合わせて、下記をチェックします。

・枚数
・利用年月日
・出発地、到着地、乗り換え地
・等級

 ③ ホテル

宿泊するホテルについて確認します。

・町の中のどこに位置しているか
・近くにレストランはあるか
・ショッピングに便利か
・周辺の環境はどうなっているか
・ホテルの等級や設備
・部屋の条件

部屋の条件は重要ですので、以下をチェックします。

・バスタブ付 または シャワーのみ または アウトバス
・シングル・ツイン・トリプル
・部屋からの景観
・上層階、低層階

現地で部屋条件が異なるトラブルがよくあります。
ピーク時は特に注意です。

最初の旅程表と、最終旅程表でホテルランクが異なる場合は、参加者に説明して納得してもらう準備が必要です。

④ 携行金

添乗員が現金で支払うシーンは多くありません。
理由は、バウチャーやチケットで済むことが多いからです。

下記などは現地払いとなり、携行金から支払われます。

・空港や駅などのポーターチップ
・観光バスのドライバーチップ、ガイドチップ
・現地払いが必要な空港税

携行金はツアー終了後に精算となります。

支払い基準や金額は会社によって異なりますが、ほとんどが次のような書式で処理しています。

・傾向外貨使途別明細書
・チップ支払い基準表
・携行外貨使用報告書

⑤ 渡航手続きの確認

参加者全員の渡航手続きが完了していれば問題ありません。
しかし、ビザなしで出発し、現地でビザ取得手続きを取ることもまれにあります。

ツアーの途中でビザを取るには、周到な用意が必要です。

⑥ 出発当日の手順確認

下記を確認します。

・集合場所・集合時間
・空港待合室(VIPルーム)の利用の有無
・センディング・アシストの有無
・ドキュメント類(渡航書類など)

空港待合室の支払いの有無も確認します。
センディング・アシストがある場合は、携帯番号もチェックです。
ドキュメントについては、空港渡しか、本人持参かを確認します。

会社で受け取るもの

バウチャー、チケット、携行金のほかに、携行品として次のものを受け取ります。

① ネームリスト
② ルーミングリスト
③ 参加者についての資料
④ 連絡先リスト
⑤ 行先国の出入国カード
⑥ タッグ類
⑦ ツアーレポート用書類
⑧ 事務用品
⑨ 常備薬
⑩ 参加者用名簿、旅程表など

順番に解説します。

① ネームリスト

参加者についての一覧表です。
英語で氏名、生年月日、旅券番号、旅券発行年月日、有効期限、出生地、職業、住所、電話番号など目的地により必要項目を記載してあります。

入国手続きやホテルチェックインのときに提出したり、機内で出入国カードを作成したりするときに使います。

ホテルによっては参加者全員の旅券番号を提示することもありますので、ネームリストがあると便利です。

 ② ルーミングリスト

ホテルの部屋割です。
下記でも使えますので、複数枚あると便利です。

・人数確認
・オプショナルツアー申し込み
・集金のチェック表
・座席の割り当て
・観光組、自由行動組、ゴルフ組などの把握

③ 参加者についての資料

参加者リストには、下記などが記載されています。

・旅行目的
・職業
・年齢(誕生日もポイント)
・グループの間柄
・注意点
・希望事項

リストを確認し、バスや食事の席、部屋割、万一のクレーム処理などの対応準備をします。
他社代理店、自社営業所など、ツアーへの申し込みルートもわかります。

注意ポイント

※途中で離断する人がいる場合は、手配内容や現地での連絡先を明確にしておきます。

こーいち
受注型企画旅行の場合は、「幹事」や「団長」に注意を払います。

④ 連絡先リスト

下記の会社名・住所・電話番号が記入されています。

・運輸機関(航空会社・バス会社・船会社など)
・ホテル
・現地オペレーター
・保険会社

事故などにあったときの24時間態勢の緊急連絡先も必要です。

⑤ 行先国の出入国カード

日本で準備できるものは、事前に記入しておきます。
入国時に税関申告書や検疫質問書を提出する国もあります。

⑥ タッグ類

荷物につけるタッグ(名札、荷札)は予備も含めて準備します。

軽視されがちですが、ツアー中の荷物管理は、添乗員の重要な仕事の一つです。

会社名やツアー名の書かれたタッグは迷子札です。
きちんと整理しておけば、荷物の紛失、誤配防止に効果があります。

⑦ ツアーレポート用書類

以下のとおり。

・添乗日報
・金銭出納帳
・携行金使用明細書
・オプショナルツアー精算書
・利用機関・施設報告書などの書類

⑧ 事務用品

以下のとおりで、最初の3つは掲示用に使えます。

・マジックペン、サインペン
・掲示用紙
・セロハンテープ
・筆記用具
・大判封筒
・ガムテープ
・荷造り用品
・腕章、旗、ネームプレート

⑨ 常備薬

参加者の年齢や行き先によって選びます。

・胃腸薬
・下痢止め
・風邪薬
・頭痛薬
・外傷薬
・ガーゼ付きばんそうこう

東南アジアでは下痢止めは必須です。
観光地によっては虫除けスプレーなどあると便利です。

⑩ 参加者用名簿、旅程表など

旅程表にやることを書き込むと、ぐちゃぐちゃになるので何枚か予備があると便利です。

参加者へ確認とあいさつの電話をする

お客さまに集合時間や場所、交通手段、渡航手続きの万一の不備などを確認します。

旅行地の情報(気温や服装)や携行金などについて説明し、旅慣れていない参加者の不安を取り除きます。

こーいち
事前に感じよくコミュニケーションを取っておきます。

出発からホテルまでの海外添乗員の仕事

海外添乗員の仕事の流れ

ここからは、「出発から帰国までの海外添乗員の業務」を書いています。
海外添乗員の仕事は「縁の下の力持ち」です。

空港で

添乗員は参加者の集合時間より1時間以上前に空港に着いている必要があります。
理由は、チェックインの準備と、参加者に不安を与えないためです。

私は交通機関の遅れが予想されるときは、前泊してでも空港に行きます。
参加者より遅れることはNGです。
集合に遅れてしまい、挽回するのが大変だった経験があります。

大きな団体では会社からヘルプが来ることもありますが、基本は一人ですべてこなします。

・説明会や結団式を空港待合室で行うときは、場所・利用時間の確認
・チェックイン手続きのために航空会社と打ち合わせ(チェックイン方法、搭乗時刻、搭乗ゲート、混雑状況、食事の回数、飲み物の有料・無料、マイル加算の有無、受託手荷物など)

出国までの流れは、次のとおり。

① ツアー名の表示
② 搭乗券の受領
③ 座席の割り当て
④ 受付
⑤ 説明会
⑥ 出国手続き

順番に解説します。

① ツアー名の表示

事前に受付カウンターが決まっているのであれば、案内ボードなどを利用してツアー名を大きく表示します。

② 搭乗券の受領

個々のチェックインがほとんどですが、事前に搭乗券に変えられるなら変えておくこともありです。
スーツケースを預けないお客さまは航空会社ウンターに立ち寄らなくて済むからです(航空会社によって異なるので要確認)

③ 座席の割り当て

募集型企画旅行の座席指定は、ツアーによって3つのパターンがあります。

① 事前に座席を確約しているもの
② 事前に確約せず、当日決定となるもの
③ 事前に確約せず、お客さまがカウンターで座席指定するもの

①、③については添乗員の範疇ではありませんが、問題は②です。

夫婦・家族・友人などの場合、できるだけ並んで座れるように配慮しなくてはなりません。
3人並び席の場合は、不公平にならないよう注意します。
事前の要望などを考慮しながら、座席割り当てをし、座席割り当て表に名前を記入します。

航空会社によっては72時間前や24時間前に座席指定できるところもあります。
事前に済ませておくと当日が楽です。

受注型企画旅行では、お客さまのご希望どおり座席が取れていないことも多いです。
胃が痛いシーンですが、最後まで粘ります。

なお、添乗員の座席は「最前列の通路側」が良いです。

こーいち
最後列の通路側という意見もありますが、先に降りて待ち構えたほうが良いと思います。

④ 受付

受付でやることは以下のとおり。

・氏名確認、名簿記入
・パスポート、査証、予防接種などの確認
・貴重品(機内持ち込みに)、刃物類など(受託手荷物に)、液体物(持ち込み注意点)などの案内
・スーツケースの個数確認
・スーツケースの鍵の状態、ネームタッグの取り付け
・搭乗手続きカウンターの場所、搭乗手続き方法、説明会会場(予約してあれば)の案内

受付カウンターがある場合は、参加者ごとに手際よく確認していきます。
受付カウンターがない場合は、参加者がそろった段階で説明します。

⑤ 説明会

空港の特別待合室(VIPルーム)などで行います。
ここでお客さまへ与える印象が決まります。

説明会の流れは以下のとおり。

① 自己紹介
② ツアー参加のお礼
③ クレームタッグ、出入国カード・税関申告書などの説明
④ 出国手続きの順序、搭乗ゲート、搭乗開始時刻、目的地までの飛行時間、機内の案内、時差、免税範囲など
⑤ 現地到着後の流れ
⑥ ツアーの注意点

説明会の時間は30ほどなので、簡潔にわかりやすく説明します。

⑥ 出国手続き

出国手続き開始のアナウンスがあったら、参加者を集めて人数確認をし、全員がそろったら出国手続きをします。

説明会後、そのまま出国手続きに行く流れがほとんどです。

外国製品や免税購入品を持っているお客さまは、税関で申告します。
出国手続きでは、パスポート、搭乗券を提示します。

機内で

機内でやることは以下のとおり。

・座席割を確認しながら、全員がそろっているか確認
・ときどき機内をまわり、お客さまとの雑談、設備の説明など
・入国書類の記入(必要があれば)
・到着後の予定確認

雑談といっても下記くらいです。

・「いま外は真っ暗ですが、だいたい○○の上空を飛んでいます」
・「そろそろ機内食が出ます。アルコールは無料です」

少しでも雑談をしてお客さまの顔と名前を覚えておくと、あとが楽です。

深夜便の場合は、睡眠をとり体調を整えます。

空港到着

空港到着後の流れは、下記のとおり。

① 入国手続き
② 航空会社に預けた荷物の受け取り
③ 通関
④ 荷物をバスへ
⑤ 現地旅行社との打ち合わせ
⑥ バスに乗る

順番に解説します。

① 入国手続き

全員を入国手続きの場所まで案内します。
パスポートを提示して入国します。

② 航空会社に預けた荷物の受け取り

日本を出発する前に預けた荷物がターンテーブルから出てきます。
全員の荷物があるかどうか確認します。

事前にスーツケースにつけたタッグを目印に、ターンテーブルから荷物を取るのをお手伝いします。
小さいことですが、大事な仕事です。

③ 通関

団体で通関できる場合もあります。
原則は、手荷物は個人の物なので、各自で通関してもらいます。

④ 荷物をバスへ

通関後、荷物の数を再確認してポーターに数を伝え、待機しているバスに運んでもらいます。

ポーターがいない空港も多いです。
いない場合は、各自、バスまで荷物を運んでもらいます。

⑤ 現地旅行社との打ち合わせ

空港ロビーに現地ガイドや現地旅行社の人が迎えにきています。
その人たちと今後のスケジュールや細かい打ち合わせをします。

⑥ バスに乗る

乗るときにもう一度、人数と荷物の数を確認します。
バスに乗ったら、ガイドとドライバーをお客さまへ紹介し、案内はガイドに任せます。

英語ガイドの場合は、添乗員が下記をわかりやすく案内します。

・ガイド、ドライバーの名前と紹介
・時計を現地時間に合わせる
・通貨と両替方法
・マナー、チップなどの慣習
・銀行、商店の営業時間
・郵便、電話のかけ方
・今後の予定
・注意事項(パスポート管理、飲み水、盗難など)

沿道の案内などは英語ガイドの話を聞いて、通訳しなければなりません。

ホテルと食事のときの海外添乗員の仕事

海外添乗員の仕事の流れ

ホテルで

ホテルに到着したら、バス内に忘れ物がないように注意します。
お客さまにはロビーでお待ちいただき、チェックインをします。

チェックイン時にやることは下記のとおり。

・添乗員のサイン(クレジットカードが必要な場合あり)
・名簿・部屋割の提出
・部屋割の確認(ベッド数、禁煙・喫煙、景観など)
・朝食の時間・場所の確認
・Wi-Fiパスワードの確認
・モーニングコールの依頼

上記を確認したら、お客さまへ注意事項(ルームキーや部屋、金庫の使い方ど)、朝食時間・場所、掲示板の場所、添乗員の部屋番号、今後の流れなどを案内します。

案内の後にルームキーを渡して、客室へ誘導します。

スーツケースの運搬方法は、ホテルによって異なります。

・ホテルのポーターがバスから客室まで運ぶ
・ホテルのポーターがバスからロビーまで運び、客室へはお客さまが自分で運ぶ
・お客さまがバスから客室まで自分で運ぶ

ホテルによっては、「ロビー階が20階、客室は21階以上」のようにエレベーターを乗り継がなくてはならない構造もあります。

この場合のスーツケースは、ロビーまではポーターが運び、ロビーから客室まではお客さまに運んでもらうのが速いです。

お客さまを部屋に案内したら、時間があれば何かのときのためにロビーでしばらく待機しつつ、現地ガイドと先々の予定について打ち合わせをします。

自分の部屋に入ったら、客室の設備を確認します。

食事

ツアーの食事には、3つのパターンがあります。

・食事なし
・部分的についている
・全食付き

海外での食事は、ツアーの楽しみの一つです。
添乗員は頼りにされますので、現地レストランなどの知識が必要です。

① 到着直後や出発直前などの時間的制約があるときは、ホテル内レストランが多いです。
② スケジュールで食事は現地で添乗員の裁量にまかせることになっている場合もあります。
③ 観光バスを利用している日は、珍しいレストランなどへ案内することもあります。

団体の場合、セットメニューになっていることが多いですが、②のように添乗員がメニューを決めることもあります。
ポイントは以下のとおり。

・お客さまの好み
・同じ料理が続かないように
・年齢層に合わせて魚か肉か

食事どきは添乗員は早めにレストランに行き、メニュー内容、食事時間、テーブルの位置など確認します。

レストランの下見については下記記事にトラブルを書きました。

添乗員も同席する場合は、全体が見渡せて、動きやすい位置を選びます。

食事中でも添乗員にとっては仕事です。
サービスが行き渡っているか、常に確認です。

またお客さまとコミュニケーションを取る絶好の機会です。

こーいち
寝食を共にすることが大事です。

観光においての海外添乗員の仕事

海外添乗員の仕事の流れ

市内観光

出発前にガイドやドライバーと打ち合わせをして、以下のポイントを確認します。

・コースと観光内容(下車、車窓、入場など)
・レストラン名、食事内容
・買い物
・トイレ休憩
・帰着時間

バスの中で添乗員は最前列に座り、ガイドとドライバーに指示を出しながら進めていきます。

お客さまの反応を見ながら、ときにはマイクで解説したり、お客さまの意見を求めたりします。
下車観光では集合場所・時間を伝え、説明はガイドにまかせ、写真を撮ってあげたり迷子に注意します。

買い物をする場合は、その旨を前日には案内しておくようにします。
理由は、お客さまのお金の準備があるからです。

自由行動

日ごろの情報収集が役立つときです。

・若い人は自分たちだけで行動することを好みますので、正確な情報を伝えてあげます。
・年配の人は自分たちだけでは動きにくので、添乗員が選択肢を出して選んでもらいます。

自由行動はあくまで個人のためにあります。
それぞれのお客さまが楽しく過ごせるよう、サポートします。

お客さまから希望があった場合、単独行動できない人たちと同行するのも良いです。

オプショナルツアー

オプショナルツアーを実施するときは、日程・料金・条件・キャンセル料などを詳しく説明し、不満が出ないよう努めます。

オプショナルツアーに添乗員が同行する場合、不在中の対応を現地オペレーター、ガイドなどに依頼して、問題が起こらないように手配しておきます。

ショッピング

免税店の案内、買い物の免税手続きについて案内します。

空港内の免税店や復路の航空機内で、買えるもの・買えないものを調べておきます。

有名店については、本店・支店の場所を案内します。

こーいち
添乗員の緊急連絡先を明らかにしておくことも大事です。

ホテル出発から帰国までの海外添乗員の仕事

海外添乗員の仕事の流れ

ホテルチェックアウト

チェックアウト前日にお客さまへ下記を案内しておきます。

・バゲージの運搬方法
・ルームキー
・客室の金庫
・チェックアウト方法
・個人精算
・出発準備

バゲージの運搬をポーターがする場合は、バゲージを部屋の中、部屋の外のどちらに置いたら良いかまで確認します。

チェックアウト当日の確認は以下のとおり。

・航空機の遅れがないか確認
・団体の精算
・バゲージ個数確認、人数確認
・ルームキーの返却確認
・客室や金庫の忘れ物確認
・個人精算
・バス到着確認

精算について、添乗員が現金払いするものについては出発当日に精算をします。
出発が早朝など早いときは、前日に精算できる場合もあります。

バスに荷物を積み込む前に、全員が揃ったところで再度荷物の確認をします。
もう一度ホテルに戻ってくるため、ホテルに残していく荷物がある場合は「荷物預かり証」をもらっておきます。

空港へ移動

バスに乗車し、人数とパスポートの確認をします。

車内で案内することは以下のとおり。

・搭乗手続き方法
・出国手続きの流れ
・日本の税関申告書の記入方法
・使い残しの通貨の両替方法
・免税範囲(>> 日本の免税範囲
・日本の入国手続き
・お礼の挨拶

空港に到着したら、バスからスーツケースをおろします。
忘れ物に注意しつつ、空港内へ先導し、チェックインカウンターへ並びます。

添乗員の搭乗手続き後、お客さまの搭乗手続きをサポートしつつ、再集合してもらいます。
人数確認後、出国審査→搭乗ゲートへ進みます。

帰国

機内では忘れ物に注意します。
日本の空港到着後は、検疫→入国手続き→スーツケース引き取り→税関です。

スーツケース引き取りのお手伝いをしつつ、ロストバゲージ(荷物紛失)が発生した場合は対応します。
お客さまが全員、税関を通過するのを確認したら、空港から会社に連絡をします。

携行金の精算とツアーレポートを作成して、終了です。

こーいち
お客さまへお礼状を送ったり、ツアーによっては写真交換会になることもあります。

【まとめ】海外添乗員の仕事は、やりがいピカイチ

海外添乗員の仕事の流れ

本記事は、海外添乗員の仕事について解説しました。

長文で書いてきましたが、おおまかな仕事の流れが伝われば幸いです。

海外添乗員は意外とやることが多く、体力的にはハードな仕事です。
常に現場の状況は変わりますので、臨機応変な対応が求められます。

その分、やりがいはピカイチです。

すべてができている海外添乗員は少ないです。
私もできていませんが、それでも何とかなりました。

こーいち
興味のある方は、ぜひ海外添乗員を目指してみてください。

以上、『海外添乗員の仕事とは?【出発前から帰国までのポイントを添乗歴18年の私が解説】』の記事でした。

こーいちより

P.S. 海外添乗員の仕事のポイントを理解しよう。 

 参考文献

 添乗で一番役立った本


日本一の添乗員
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