- ランニングに適した時間帯を知りたい
- 朝ラン、昼ラン、夜ランの効果に違いはあるの?
この記事はそんな方へ向けて書いています。
この記事でわかること
- ランニングに適した時間帯
- 朝ラン、昼ラン、夜ランの効果
本記事の信頼性
体力を維持するのは、社会人になると難しいです。
25歳を境に体力はどんどん落ちていき、30歳で壊滅します。
頭の良い人はたくさんいますが、最後にものを言うのは体力です。
体力をつける手軽な方法は「ランニング」です。
ただ朝走ればいいのか、夜走ればいいのか、時間帯効果は気になるものです。
そこで本記事では、ランニングに適した時間帯を解説します。
この記事を読むことで、ランニングの時間帯による効果がわかり、モチベーションが上がります。
「走れば脳は強くなる」を参考にまとめました。
ランニング・サブ4の証拠写真です。
2017年東京マラソンで3時間52分54秒。当時、15km走れるスペックから4か月の練習で達成できました。
小出監督の『30キロ過ぎで一番速く走るマラソン サブ4・サブ3を達成する練習法』という本に記載の3ヶ月スケジュールを、4ヶ月にアレンジしたら達成。おすすめです pic.twitter.com/Z0DiVHQzZW— こういち@Blog & Code (@KoichiBlog) August 23, 2020
Contents
【ランニングに適した時間帯】朝ラン、昼ラン、夜ランの効果
結論として、ランニングに適した時間帯は人それぞれです。
走る時間帯により効果が異なるからです。
朝ラン、昼ラン、夜ランの効果
- 朝ラン:仕事の効率化、ダイエットの効果
- 昼ラン:体を動かしやすく、気分転換や眠気覚ましの効果
- 夜ラン:ケガをしにくく、筋力アップの効果
どの時間に走っても、有酸素運動の効果はあります。
大事なのは生活スタイルや目的に合わせて、走る時間帯を見つけることです。
朝のランニング:仕事効率アップ・ダイエットに適した時間帯
朝にランニングする3つ効果
- 仕事の効率アップ
- 1日を快適に過ごせる
- ダイエット効果
1.仕事の効率アップ
朝ランで仕事効率がアップします。
脳のリズムが整い、完全に覚醒した状態で仕事に臨めるからです。
脳のリズムは「体内時計」と似ています。
朝になると自然に目が覚めて、夜は眠くなるというリズムが体にあるように、脳にもリズムがあり、脳の覚醒度を左右しています。
脳が最も覚醒するのは日中です。
基本的に脳は体のリズムと同じように、起床とともに上がり始め、昼前にピークを迎えます。
お昼過ぎに少し下がり、18時頃には再びピークです。
21時以降は低下し、深夜から明け方にかけての覚醒度は著しく下がると言われています。
上記の時間帯で仕事の能率を実感している人も多いはず。
脳のパフォーマンスを最大にするためには、体のリズムに合わせて走ることです。
朝ランで脳をいち早く覚醒すればいいのです。
アイデアも生まれやすい
朝起きたばかりの脳は、もっともフレッシュな活動ができるイキイキした状態です。
リフレッシュされた脳に、ランニングで「新鮮な空気」と「血液」が運ばれると活性化します。
クリエイティブな時間になり、アイデアが生まれやすいのです。
医学的にも集中力、記憶力などの能力が高まると言われています。
朝ランは仕事に好影響なのです。
2.1日を快適に過ごせる
朝ランをすると、気持ちが晴れやかになり1日を快適に過ごせます。
ランニングをすると「エンドルフィンという快楽物質が分泌され、高揚感や満足感が高まる」と言われているからです。
» 幸せ感をよぶ脳内ホルモン「エンドルフィン」の作り方
朝からエンドルフィンを出せば、効果が持続し、1日を快適に過ごせます。
休日を満喫する簡単な方法は、朝ランです。
1日が始まる前にさっさと朝ランを済ませてしまえば、晴れ晴れした気持ちで休日を過ごせます。
朝ランは、ランニングのメリハリをつけるにも効果的です。
朝ランは仕事の都合もあり、なかなか難しいかもしれませんが、休日だけでも試してみる価値はあります。
「今日の重いタスクが終わった」という満足感で1日を始められますね。
3.ダイエット効果
朝ランはダイエット効果があります。
1日の早い段階で代謝を上げておくと全体的に基礎代謝が上がり、日中の間に多くの脂肪が燃焼されます。
基礎代謝とは、呼吸や体温維持に使われるエネルギーのことです。
1日の総消費エネルギー60〜70%を占めるので、基礎代謝をあげることで痩せやすい体に変わります。
朝ランをしておくと、1日中、交感神経の活動レベルが高い状態が続きます。
交感神経とは、内臓などの機能を自動的にコントロールしている自律神経の一種です。
車に例えると交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキです。
「非常識ランニングメソッド」では「朝ランで交感神経のスイッチをオンにすると、その後のシャワーや朝食の準備、通勤や仕事などでカラダを動かしているだけで、普段よりも体脂肪が使われる」と書かれています。
朝食前の空腹時に走ると、さらなるダイエット効果があります。
朝はエネルギーがゼロの状態なので、脂肪を燃焼しやすくなるのです。
朝ランのデメリット
- エネルギー切れを起こしやすい
- 冬場は寒くて走る気になれない
交感神経のスイッチを入れるだけなら「5分か10分走だけ」でもOKです。
昼のランニング:気分転換や眠気覚ましに適した時間帯
昼ランは気分転換や眠気覚ましの効果があります。
私は昼食後は眠くなるので、たまにランニングします。
ランニング後は目が覚めます。
会社勤めの人は難しいかもしれませんが、お昼休みに20分でも走ってみると効果を実感できるはず。
酸素が脳に送り込まれ、頭がスッキリして、午後の仕事にも集中できます。
昼ランは体を動かしやすい
筋肉を増大化させるホルモン「テストステロン」は14〜18時に分泌量が増えるからです。
夕方になるにつれて「テストステロン」は増加するので、より体を動かしやすくなります。
» 夕方のランニングでエネルギー切れにならない方法【解決策は糖質補給】
ランニングはスッキリした気持ちになり、ブログや読書もはかどります
一番はかどるのは朝ですが、夕方にランニングすると脳の疲れがいったんリセットできます
脳をメンテナンスする副次的効果があるのです健全なる精神は健全なる身体に宿る
古代ローマの詩人ユウェナリスの言葉が思い出されます— Koichi (@KoichiBlog) May 15, 2019
夜のランニング:筋力アップに適した時間帯
夜ランは筋力アップの効果があります。
夜のランニングには成長ホルモンの分泌を促進する効果があるからです。
筋肉は成長ホルモンで回復、強化されます。
成長ホルモンが多く分泌されるのは、夜寝ているときと運動後です。
筋肉をつけたい人は、夜に走るほうが効果的なのです。
夜は朝に比べて、体の柔軟性が20%アップ
夜は筋肉も関節も比較的、柔らかいです。
そのため、ケガをする可能性も低いのです。
もう1つのメリットは、寝つきやすさです。
1日のストレスを解消し、疲労感とともに熟睡です。
走りすぎると交感神経が優位になり逆効果になるので、寝る前のランニングには注意です。
夜のランニングのデメリット
- 明かりが少ない道路で走るのは危険
- 残業で帰りが遅くなると、走る時間がなくなる
まとめ:ランニングの効果を知り、自分に適した時間帯で走ろう
まとめ:ランニングの効果
- 朝ラン:仕事の効率化、ダイエットの効果
- 昼ラン:体を動かしやすく、気分転換や眠気覚ましの効果
- 夜ラン:ケガをしにくく、筋力アップの効果
朝、昼、夜、なかには深夜に走る人もいます。
人それぞれです。
色々と試してみて、生活スタイルに適したランニングの時間帯を見つけてみてください。
いつもと違う時間に走ってみるのも新鮮です。
以上です。
P.S. ライフスタイルに合わせて走ろう。
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