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添乗員に必要なスキルは2つだけ【未経験から転職する手順も解説】

添乗員のスキル

親愛なる君へ

  • 「添乗員に必要なスキルを知りたい」
  • 「現在は未経験だけど、添乗員というキャリアに興味がある…」
  • 「キャリアプランとかも知っておきたいな」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

本記事の内容

・添乗員に必要なスキルは2つだけ
・添乗員のキャリアプランとは
・ノースキルの未経験から添乗員に転職する手順とは

もともとの私は私立理系卒で、英会話はできません。
「添乗員はやってみたいが、こんな私は無理だろうな…」と勝手に思っていました。
「添乗員はカッコいいと思うけれど、大変そう」というのが、就職活動のときの本音です。

しかし、経験から断言できますが「添乗員は未経験でもできる仕事」です。

「添乗員は英語ができないと難しい」と言われますが、それは間違いです。
大切なスキルは「行程の管理」「安全の確保」の2つだけ。

さらに言えば、添乗員になった後のことを考えるほうが大事です。

本記事では「これから添乗員を目指したいけど、必要なスキルはなんだろう? 未経験でもいけるのかな?」という方へ、「添乗員に必要なスキル」を解説していきます。

 本記事の信頼性

✔︎ 経歴:新卒で旅行会社に入社し18年間、法人営業を担当。
✔︎ 保有資格:総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者、旅行地理検定2級、英検2級、TOEIC540点、損害保険初級。
✔︎ 添乗経験:国内・海外合わせて100本で、一般団体・教育旅行・視察旅行を経験。

こーいち
5分ほどで読めますので、最後までお付き合いいただれば幸いです。

添乗員に必要なスキルは2つだけ【行程の管理&安全の確保】

添乗員のスキル

 添乗員に必要なスキルは2つ

1.行程の管理
2.安全の確保

順番に解説します。
「よくある3つの質問」も回答します。

スキル1.行程の管理

「行程の管理」が最重要です。

行程の管理とは?

行程表どおりに旅行を進めることです。

具体的には、飛行機・鉄道・バスなどの交通機関、ホテルなどの宿泊施設、レストラン、観光施設などが、手配どおりにサービスを提供しているかの確認です。

段取りよく旅行することがすべてです。

行程がメチャクチャだと旅行になりません。
お客さまは心配ばかりで楽しめません。
行かないほうがマシです。

とはいえ、旅行にはトラブルがつきもの。

トラブルの予防、回避、解決も含めての「行程の管理」が必要なのです。

「行程の管理」はどうやって身につけるのか?

添乗マニュアルを読み込み、添乗回数を積み上げ、改善していくこと。

これだけです。

添乗マニュアルを読んだだけは身につきません。
「添乗ノウハウ」や「失敗談」のインプットも大事ですが、一番は実際に経験してみること。

添乗員の一般的なイメージは「華やかでリーダーシップを発揮して、語学ができて、なんでも知っていて」という感じですが、ちょっと違います。
実態は「泥臭い仕事」です。

お客さまのために黒子に徹し、行程がスムーズに進むように裏で手を入れている感じです。

「行程の管理」さえできれば、まずは問題ありません。

基本的に添乗員は「旅行の幹事役」なので、知識や語学はあくまで手段にすぎません。
知識、語学よりも「どうやったらお客さまに喜んでもらえるか」を気遣えるほうが大切です。

こーいち
添乗員は究極のサービス業なのです。

スキル2.安全の確保

「安全の確保」も重要なスキルです。

下記行動を繰り返し、アクシデントやトラブルを未然に防いでいきます。

・先々の手配確認
・お客さまの健康の配慮
・衛生・治安などの情報提供

旅行者が病気になったり、交通事故に遭ったりしたときには迅速な対応が必要です。

以下のトラブルが原因で、スケジュールがめちゃくちゃになる場合もあります。

・手配ミス
・お客さまの積み残し、交通機関の乗り遅れ
・宿泊施設のオーバーブッキングや交通機関の遅延・ストライキ・欠航対応など

次のような意見もあるかもしれません。

・「今まで旅行したけれど、上記のようなことはなかった」
・「添乗員がいなくても、ツアーはうまく回りますよ」

トラブルが何もなければ、何もなくていいのです。

ただ、経験から言うと、裏で添乗員が未然に防いでいるケースもあります。

トラブル防止のためにも、ツアーに添乗員は必要

添乗員なしの旅行で海外でトラブルに遭うと、こんなに不安なことはないはず。

添乗員はトラブルのために不可欠です。
「安全の確保」も添乗員の大事な仕事なのです。

添乗員の仕事内容は、下記記事で詳しく解説しています。

よくある質問①「添乗員に地理や歴史の知識は必要?」

森羅万象の知識が必要です。

ただ、お客さまはそんなに突っ込んだ質問はしてきません。
バスガイドや現地ガイドもいます。

あくまで添乗員の仕事は「行程の管理」です。
添乗員の仕事は「マイクを持って話すこと」と思われるかもしれませんが、違います。

行程を管理するために、手段としてマイクを使うだけです。

知識をベラベラとガイドのように話すことは、添乗員には求められません。
話すことはバスガイドや現地ガイドの仕事です。

概要の勉強だけでOK

はじめのうちは、ざっくりと行き先の概要だけ勉強しておけばOKです。
後述しますが、添乗員の資格「総合旅程管理主任者」を取るための研修でも必要な知識は勉強はします。

理想は国家資格「総合旅行業務取扱管理者」レベルの知識ですが、持っていない添乗員も多いです。
理由は、添乗員に必須の資格ではないからです。

添乗のたびに必要に迫られて、勉強するのが一番身につく

一番効率の良い勉強法です。

ただ、机上の知識よりも行った人でなければわからない生の体験や情報が大事です。

・この空港の乗り継ぎの導線はこうだった。
・この観光地は実際に行ってみたら、ちょっと違った。
・ここのレストランの食事はお客さまの評判が良かった。
・このホテルはちょっと使い勝手が悪かったが、周辺に遅くまでやっているレストランがあった。

行った人にしかわからない気づきがあります。
一つ一つ引き出しを増やしていけばいいのです。

参考までに「世界史のおすすめ本」を紹介します。

こーいち
小学生向けですが、とにかくわかりやすいです。

よくある質問②「添乗員に資格は必要?」

 必要な資格は2種類

・国内添乗の資格「国内旅程管理主任者」
・海外添乗の資格「総合旅程管理主任者」

資格を取るのは難しくありません。

合格率は90%以上。
必要日数は、国内添乗員が2日間、海外添乗員が3日間です。

必要なのは、指定機関による研修を終了することです。

資格をとって添乗員になるまでの流れ

旅行会社や添乗員派遣会社に入る

社内研修

一般もしくは国内の旅程管理指定研修

修了試験に合格

修了証書の配布

添乗実務経験の指導(研修ツアーやサブ添乗)

主任者証の発行

1人で添乗ができる

修了試験は、研修の終わりにある簡単なものです。
6割以上の正解で合格できます。

こーいち
英語もありますが、難しくはないですね。

下記記事で詳しく解説しています。

よくある質問③「添乗員に英語は必要?」

海外添乗員を目指すなら、英語は必要です。

添乗員派遣会社の大手『旅行綜研』では、海外添乗に必要な英語力として「英検2級またはTOEIC550点」を掲げています(入社時の条件ではありません)

出入国、現地ガイド・ドライバー、ホテルのスタッフ・ポーター、航空会社のスタッフ・客室乗務員など、英語で会話が必要な場面もあります。
添乗員の英語力が貧弱だと、相手方にこちらの意向が伝わらず、思わぬ困難に陥ったり、場合によっては契約違反などの不利な条件を押し付けられても、泣き寝入りになりかねません。

しかし、英語が得意でない海外添乗員もいます。

ネイティブガイドの英語を完璧に通訳できるレベルの添乗員はほとんどいません。

こーいち
私は英検2級、TOEIC540点ですが、今までの海外添乗は問題なかったです。

国内添乗を始めながら、英語を勉強すればOK

勉強すればいいだけです。
英語が全くダメな人は「中学生レベルの英会話」から始めましょう。

私は「中学生1〜3年の英語の教科書」×出版社の数(10)だけ買ってきました。
計30冊を10回ずつ多読です。

これだけで日常会話レベルは自信が持てます。

参考になった本を紹介

まずは勉強法の本です。
自分に合った勉強法を探してみてください。
遠回りせずに済みます。





移動中は瞬間英作文トラベル編を聞きました。
短文だけ覚えるだけで、現地で役立ちます。

リスニングは最後まで苦手した。
ご参考までに英語教材スタディサプリイングリッシュ(7日間の無料お試し体験)があります。
>> スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)

完璧な英語にとらわれずに現場でどんどん口に出し、その都度、単語を覚えていきましょう。

詳しくは下記でも解説しています。

添乗員のキャリアプランとは【3パターンで解説】

添乗員のスキル

添乗員になった後のキャリアプランもみていきましょう。

・パターン①:添乗員プロフェッショナルを目指す
・パターン②:旅行会社の営業職を目指す
・パターン③:添乗員派遣会社に転職し、アサイナーを目指す

パターン①:添乗員プロフェッショナルを目指す

添乗専門にやっていきたい方向けです。

添乗だけで生計を立てるには、海外添乗が必須。
国内添乗だけで生計を立てるのは、なかなか難しいです。

添乗員の日当は、ざっくり以下のとおり。

・国内日当10,000円×200日=200万円
・海外日当20,000円×200日=400万円
※ここには付加手当(打ち合わせや精算、時間外など)が含まれていません。

若いうちはいいですが、結婚して子どもができて支出が増えてくると、厳しくなってきます。

一人のときはいいですが、家庭を持ちながら40歳、50歳になっても続けていくのはキツいです。

現在、未経験の状態で若いなら、ここまで先のことを考える必要はないです。
国内添乗に何本か出てみれば、海外添乗を目指したいかが分かります。

後述しますが、添乗員を極めるだけがキャリアではありません。

「添乗が好きで、英語も英検2級レベルならできる。森羅万象を相手に成長していきたい。非日常を体感していきたい」なら、添乗員プロフェッショナルの道です。

究極の添乗員が書いた本は、下記記事で解説しています。

パターン②:旅行会社の営業職を目指す

「上流の仕事をする」というキャリアです。

添乗員で仕事の進み方は「旅行会社→添乗員派遣会社→添乗員」という流れです。

現場の添乗員だけ生計を立てるのは、なかなか厳しいもの。

収入を伸ばしたいなら、旅行会社への転職がおすすめです。
悲しい現実ですが、やはり現場の添乗員よりも、上流で仕事を取ってくるほうが儲かりやすいです。

添乗経験は旅行会社の営業職で活かせる

百聞は一見にしかずで添乗の知識・体験は、お客さまに説得力を持つからです。

さらにポイントとして、営業職であれば、獲得した仕事次第で添乗に出られる機会を作れます。

「たまに添乗に行きたい」という方におすすめのキャリアです。

パターン③:添乗員派遣会社に転職し、アサイナーを目指す

「添乗員をやってみたいけど、自分に合わないから別のことがしたい」といった方向けです。

アサイナーとは?

アサイナーとは「旅行会社からのツアーを添乗員に割り振る人のこと」です。
「旅行会社→添乗員派遣会社→添乗員」という仕事の流れの、「添乗員派遣会社」の部分です。

例えば以下のとおり。

「このツアーにピッタリな添乗員さんを紹介してほしい」と旅行会社から依頼を受け、マッチする添乗員を探す役割です。
「修学旅行のツアーだから、話しやすい元気な人が合いそう」と考えて、登録の添乗員の中から最適な人材を紹介します。
派遣の添乗員を200人抱えていたら、アサイナーはそれぞれの性格や特性を全部頭に入れておきます。
ある旅行会社からイタリアーのツアーが入ったら、200人のリストの中から瞬時に2、3名の候補者の名前が出てこなければいけないのです。

ツアーに参加するお客様と関わることが基本的にないので、土日や祝日に休みが取れます。

常に先々のツアーを担当するので、余裕を持てることも、休みやすい環境につながります。

ただ、添乗員での経験があるからこそできる仕事です。

添乗員未経験や、旅行業界の未経験では転職の難しい職種です。
転職できたとしても添乗実務の経験がないので、添乗員から「ただの連絡係」と思われます。

目指すべきは「添乗員を理解しているアサイナー」です。

日本添乗サービス協会の刊行物『ツアーコンダクター世界に羽ばたけ』も参考になります(無料で読めます)

ノースキルの未経験から添乗員に転職する手順とは

添乗員のスキル

最後に転職の手順を解説します。

 未経験から添乗員に転職する方法

方法①:添乗員派遣会社に入る
方法②:旅行会社に転職をする

方法①:添乗員派遣会社に入る

ここまで記事を読んで「添乗員をやってみようなかな」と思った方への結論は、添乗員派遣会社に入ることです。

添乗員派遣会社に入社できれば、資格取得までフォローがあり、1ヶ月後には国内添乗に出られるようになっているはず。
そこから経験を積んで、海外添乗員を目指すかどうかは自分次第です。

ただ、それでも「いきなり添乗員になるのは不安」と思う方もいるはずです。
アルバイトでサブ添乗の経験ができれば一番いいのですが、求人はほとんどありません。

「いきなり添乗員になったはいいけれど、仕事が思ったよりつまらな過ぎて苦痛」だとシンドイです。

もっと添乗員の仕事を理解して、自分に合うかどうかを確かめたい場合は「添乗員の説明会に参加する」が最適解です。

 下記3社は説明会だけの参加が可能

まずは気軽に説明会(無料)だけ参加してみて「添乗員ってこんな感じなのか。これなら続けられそう」という感覚をつかんでおきましょう。

もうすでに「添乗員になるのは決めている」と思う方も、まずは下記記事で添乗員派遣会社を比較してみてください。

添乗員派遣会社の主要16社については下記記事で解説しています。

方法②:旅行会社に転職をする

「添乗員専門職はちょっと収入面で不安」という方は、旅行会社に転職するのも大いにありです。

注意ポイント

注意点は「営業職を募集している旅行会社」であることです。

営業職を募集していない旅行会社だと「手配」「カウンター」などに配属され、添乗ができないからです。

経験談ですが「まずは旅行会社の営業に転職し、仕事を獲得して添乗に出る」という方法もおすすめなので、各個人にとって最適な方法を探すのが良いです。

 旅行会社の転職でおすすめな転職サイトと転職エージェント

リクナビNEXT |  転職決定数No.1
※最大級の転職サイトなので案件が豊富。まずはここに登録です。

リクルートエージェント | 転職成功実績No.1
※自分の希望に沿った旅行会社を紹介してくれます。

doda | 業界大手
※有名企業(阪急交通社など)の幅広い求人があります。

トラベルビジョンの求人一覧でも、たまに募集しています。

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※最大級の転職サイトで案件が豊富。

営業職に転職しても、添乗案件のない企業しか担当していない旅行会社もあります。

リクルートエージェント、dodaあたりで「添乗希望」という条件で、相談してみるのが時間節約になります。

こーいち
迷うくらいなら、まずは行動です。
興味がある方は、動きながら考えてみてください。

以上、『添乗員に必要なスキルは2つだけ【未経験から転職する手順も解説】』の記事でした。

こーいちより

P.S. 未経験から添乗員になろう。

 ご参考までに実際に読んでみた転職本を2冊紹介
「転職と副業のかけ算」には職務経歴書の書き方のポイントが書かれています。
本格的に転職を始めるときに参考になるはずです。


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