- 好かれる文章を書きたい
- 読まれるブログを書きたい
- 『好かれる人が無意識にしている文章の書き方』の書評を知りたい
この記事はそんな方へ向けて書いています。
この記事でわかること
- 『好かれる人が無意識にしている文章の書き方』中谷彰宏【著】の書評【グッときたところベスト3】
- おすすめの人、おすすめしない人、口コミ5つ
本記事を書いている私は、中谷彰宏さんの本を1996年4月から読んでいます。
気づかないうちに嫌われる文章を書いている人は多いです。
ブログを書き始めて2年かかって、ようやく月3万円を稼げるようになりました。
しかしその2年の間、何度も挫折し失敗を繰り返し、たくさんの嫌われる文章を書いてきました。
そこで本記事では、好かれる文章の書き方がわかる本『好かれる人が無意識にしている文章の書き方』を解説します。
この記事を読むことで、本書の書評、好かれる文章の書き方がわかります。
すぐ実行できるハードルの低い解決策が多いです。
Contents
【書評】『好かれる人が無意識にしている文章の書き方』グッときたところベスト3
グッときたところベスト3
- 1位:自分の言いたいことより、読み手が知りたい解決策を書く
- 2位:「きっと…でしょう」ではなく「…です」と言い切る
- 3位:体験したことは書ける。書くために体験したことはイヤらしい
1位:自分の言いたいことより、読み手が知りたい解決策を書く
書きたいことを書いても読まれません。
書きたいことを書いて読まれるのは、芸能人だけです。
ブログを書いて、痛感しました。
書きたい日記ばかり書いても、読まれないのです。
読まれないだけでなく、無益なので読者に嫌われます。
書き手に興味はないのです。
読者は忙しいです。
貴重な時間を使って読んでいます。
自分の書きたいことではなく、読者のためになる解決策を書く。
自分語りは、読者を裏切ることになるのです。
文章を書くうえで、つねに意識したいことです。
2位:「きっと…でしょう」ではなく「…です」と言い切る
嫌われる文章を修正します。
- 「なぜなら」→ 不要
- 「世の中にも」→ 不要
- 「○○みたいな」→ 不要
- 「○○というのは」→「○○は」
- 「きっと○○でしょう」→「○○です」
他にも修正案が書かれています。
- 「これはつまり」→ 不要
- 「するわけです」→「します」
- 「私たちは、ともすれば」→ 不要
- 「するのも事実です」→「します」
- 「聞く機会があった」→「聞いた」
- 「と言っても過言ではない」→「○○だ」
- 「そもそも○○というものは」→「○○は」
- 「する人を知っています」→「する人がいます」
- 「凄く」「大変」「非常に」「大至急」「絶対」→ すべて不要
「こんな風に書いてない」と思っていました。
勘違いしていました。
感じのいい文章はサラリと書いてあります。
3位:体験したことは書ける。書くために体験したことはイヤらしい
ブログで食レポを書いています。
ほとんどが初めて行ったお店です。
読まれません。
書くためにした体験だからです。
いつも行ってないことは読者にバレています。
何回も行っているリピーターには、かなわないのです。
何回も通ったお店の食レポも書きました。
読まれます。
下記のブログを読んで、お店に行ってくれた人がいます。
» 妙典でひとり飲みなら「居酒屋みなみ」【一人飲みの5つのメリット】
実際にリピートしているお店だから刺さったのです。
体験談は人を動かす力があります。
体験したことよりも、いつも体験していること。
好きなことよりも、いつも体験していること。
いつも体験していることが強いのです。
文章で好かれる方法を知りたい人におすすめ
こんな方におすすめ
- 文章で、チャンスをつかみたい人
- 送ったメールに、返事が来ない人
- そんなつもりで書いたわけではないのに、叱られた人
「文章の書き方」で悩んでいる人には有益です。
すぐ実行できる解決策ばかりだからです。
たとえば、本のプロフィールについて「感じのいい人ほど短い。長ければ長いほど面倒くさい人」と書かれています。
ドキッとする文章が多いです。
5つの章の目次
第1章.「過去形」より「現在形」で書く。
第2章.考えより、リアルを書く。
第3章.盛るより、シンプルに書く。
第4章.売り込むより、役立つことを書く。
第5章.ウケる文章より、信頼される文章を書く。
書名 | 「好かれる人が無意識にしている文章の書き方」 |
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著者 | 中谷彰宏(» 公式サイト) |
単行本 | 192ページ |
出版社 | すばる舎 |
発売日 | 2019/1/13 |
口コミまとめ
Twitterの口コミ5つ
- 読んでドキっとします。何度も自分のブログを見直ししてしまいます
- 言葉選びのコツから、何を書くのか、書くときにやってはいけないことまで53のポイント
- 文章は現在形。著者がしてはいけないことを簡潔に明記している
- 文章の主役は書き手でなく、読み手、読んだ人1人にささる文章を書くこと
- たとえが秀逸(感じのいい文章はラブレター)
Amazonの口コミ5つ
- 『書かないテーマを決める』というアイデアは大事にしていきたい
- 文章に対する理性的な分析は確実に役立ちます
- 文章ではなく、言葉の選び方についてのアドバイスが主なので、タイトルがミスリーディングな気がします
- 好かれる文章どころか、自慢気の言い方で気持ち悪い文章の集まり
- あとがきの〈心を成長させて行く手段として文章があるのです〉が胸に響きます
まとめ:文章で好かれる方法を知り、自分色を消そう
まとめ:グッときたところベスト3
- 1位:自分の言いたいことより、読み手が知りたい解決策を書く
- 2位:「きっと…でしょう」ではなく「…です」と言い切る
- 3位:体験したことは書ける。書くために体験したことはイヤらしい
読者が知りたい解決策を、自分の体験談で、言い切る。
他にも刺さった文章が以下です。
- 読み手を、1人に絞る
- 加齢臭のある文章は、嫌味になる
- ハードルの高い解決策は読まれない
- 「それ」「そんな」は、好感度を下げる
- ブログでの売り込みは、読み手が気づく
- 感情を全開にされると、読み手は引いてしまう
- 「」のなかなか来ない文章は、イライラさせる
- 書くことは簡単。自分の文章を読むことは難しい
どれだけ嫌味臭のある文章を書いてきたか、わかりました。
短く、サラリとした、臭わない文章を目指します。
「自分色を消すことが、臭わないこと」です。
なんの色もない文章です。
自分色を消すために、試してみたい方法があります。
書いて、本書を読んで、また書いてを繰り返します。
以上です。
P.S. 文章で悩んでいる人へ本書を捧げます。
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