本を読む 文章

文章が書けないときに読む本【読書感想文・書評】文章は人を変えるために書く

今すぐ書けの文章法

親愛なる君へ

  • 「うまく文章が書けなくて困っている」
  • 「書籍『今すぐ書け、の文章法』の内容を知りたい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

本記事は、『今すぐ書け、の文章法』堀井憲一郎【著】の読書感想文・書評です。

 本書の結論

1.読んでいる人のことをいつも考えて書けばいい
2.文章を書くのは人を変えるため

読み終わってから、どこでもいいので本書のページを開いてみる。

たいていのページには線が引いてある。
2回に1回はページの角が折られている。

線が引いてあるところ、ページが折られているところの周辺をちょっと読んでみる。
一度読んでしまうと惹きつけられ、ぐいぐいと読み進めてしまう。

恐ろしい本です。

今まで読んできた文章指南の本で、いちばん影響を受けています。

 この記事でわかること

・グッときたところベスト3
・本書を読んで変わった3つのこと
・口コミ、動画

 本記事の信頼性

✔︎ インプット :本4,489冊+マンガ1,364冊
✔︎ アウトプット:読書感想文・書評を160本ほど。

この記事を読むことで、本書の恐ろしさが少しわかります。

文章はサービス業。
著者は「お金をもらって文章を書く限りサービス業である」といいます。

サービスとは「読んでいる人のことを、いつも考えていること」です。
これが文章のすべて。

いちばん押さえなくてはいけないこと。
細かい文章技術などはちょっと気にしておけばいい程度。

こーいち
本記事を書き終える前に、また1回、読み終えてしまいました。

 初回30日間の無料体験でビジネス書、雑誌、マンガなどが読み放題

kindle unlimited | 月額980円が30日間無料
本、マンガ、雑誌、写真集が合計200万冊以上が読み放題。

\30日間無料トライアル/

kindle unlimitedのお試し体験はこちら

✔︎ ビジネス書、雑誌、マンガなど200万冊以上が読み放題。
✔︎ 無料期間中(30日間)に解約すれば、お金はかかりません。

» kindle unlimitedの読み放題の対象本を見てみる

文章が書けないときに読む本を読んで、グッときたところベスト3【読書感想文・書評】

今すぐ書けの文章法

 グッときたところベスト3は以下のとおり。

・第1位 文章は人を変えるために書け
・第2位 事前に考えたことしか書かれていない文章は失敗である
・第3位 頭は身体に勝てない

引用して解説します。

第1位 文章は人を変えるために書け

どういう文章を人はおもしろいとおもうのか。
「知らなかったことを知る」
そのとき、人は面白いとおもう。
簡単に言ってしまうとそうなる。
知らなかったことを知ったときに、人は、何かが変わった感じがする。本当に変わったかどうかはわからない。でも、自分で何かが変わったとおもうことが大事だ。
だから、おもしろい文章とは、読んだ人が何か変わったと感じる文章ということだ。
文章を書くほうは、それに応えなければいけない。つまりこう言える。

「文章を書くのは、人を変えるためである」

ちょっとえらそうだけれども、でもこれが文章の根本だとおもう。
サービスという立場から言えばこうなる。

「お客さんの時間をいただいて自分の書いたものを読んでもらうのだから、読んだあと、読む前と何かが変わったとおもっていただけなければいけない」

本書のタイトルにしてもいいくらいです。
ゆえに、本記事のタイトルにしました。

文章を書くのは人を変えるためである。

 どう変えるのか?

・読んだあと、行動したくなる。
・読んだあと、誰かに話したくなる。
・読んだあと、喜ぶ、悲しむなど感情が動く。

変えるとは、何かが動くこと。
「行動」と「感情」のどちらかを動かすのです。

 なぜ、人を変えるために書くのか?

・文章とはサービス業だから。
・読者を変えることが最大のサービス。
・読者を変えるには読者の立場に立って考え続ける必要がある。

読む前と読んだ後では、変わっていないといけないのです。
なぜなら、「読んだ時間がムダになった」と思われるから。

 人を変えるものを書く、にはどうすればいいのか?

・いつも「人を変えるもの」を意識して生きる

「何かおもしろいことはないか」「新しい工夫はないか」といつも考えながら生きるのです。

ここまでで本書の2つの柱が出てきました。

1.読んでいる人のことをいつも考えて書けばいい
2.文章を書くのは人を変えるためである

上記で2つについて、様々な角度から繰り返し説かれています。
これが理解でき、身につけば本書の元は十分とったと言えます。

この2つの意識してひたすら書けばいいのです。
ひたすら読めばいいのです。

こーいち
文章を書くのはサービス業です。

第2位 事前に考えたことしか書かれていない文章は失敗である

文章を書き始めると、書き手には制御できない。
文章は暴走する。
もともと制御するつもりもない。
書いている最中に、新たなアイデアが浮かんでくる。逃さないようにして、いま書いている文章に取り込む。その繰り返しである。書いているから、新たなアイデアが浮かんでくるのである。書いてる最中に何も新しいことが浮かんでこなければ、それは失敗だ。書きたくない内容なのに書いているから、そうなる。それは失敗である。
書いていて何が楽しいかって、書く前には想像もしなかった出来上がりになるからだ。
へー、これ、おれが書いたもんなんだー、とあとで自分で感心できるのが、いちばん、いい文章である。
かつて推理小説を量産していた作家が、小説を書き出すときに犯人が誰かなんて考えていない、と述べていたことがあった。
つまり、最初に結末を想定して、そこからさかのぼって書いているわけではない、と言っていたのだ。最初に犯人を決めてしまって書き出すと、読んでる人だってすぐにわかってしまう、というのである。書いてる本人も知らないから、読者も誰が犯人かまったく見当もつかず、わくわくして読み進んでこられる、という説明であった。
この話を初めてきいたときは、驚いた。まだ、私も物書きになる前だったから、推理小説なんてものは、必ず結末が決まって、しっかりした構想のもとに書かれていくのだと信じていたから、とても驚いた。
スポーツはやってみないとわからない。
文章もスポーツだ。書いてみないとわからない。
毎日のように文章を書くようになってこの言葉をおもいだすと、よくわかる。
そして、いまは、結末から考えて構想通りに書けた小説なんて、さぞかしつまらないだろう、とおもっている。

文章は躍動する。文章は勝手に動く。だから書いていて楽しい。

文章の結論なんて考えていません。

いつもわからない

たとえば本記事も【まとめ】に何を書くか決まっていません。
考えてもわからないからです。

書いているうちに何かが思い浮かびます。
それを1文字1文字、書いていくだけです。

文章を書くのは難しい。
いまだにそう思っています。

しかし、文章が勝手に走り出すとラクなものです。
手綱だけしっかりと握っておけば、勝手にどこかへ運んでくれます。

そんなとき野球の監督になったような気持ちになります。

ベンチに座って試合を見ているだけ。
もちろん、投手の交代や代打などの指示はします。

試合に勝つためです。
試合に勝つとは「文章を完成させること」です。

読者を変える文章を完成させるために、指示を出します。

試合が始まるまで結果を予想することはできても、試合の流れを予想することはできません。

どんな試合になるのかわからない

事前に試合の結果は、知りたくもありません。
結末がわかってしまうと面白くないからです。

 文章がおもしろいのは2つです。

・自分でも思ってもみなかったところに着地すること。
・あとで読み返して、自分で「おもしろい」と思えること。

自分がおもしろいと思えるものが、読者にとっておもしろいものなのか?

極めてむずかしい質問です。

わかりません。
ただ、自走した文章には力があります。

伝わる力です。

伝わったあと読者がどう思うかは自由です。
誰にも止められません。

願わくばせめて1ミリでも動かしたいものです。
行動でも感情でもどちらでもいい。

こーいち
たった1ミリを動かすために、パソコンに前に座り続け、文章を書き続けるだけなのです。

第3位 頭は身体に勝てない

実際に書かないとダメだ。
書いて、うまくいかず沈む。でも書く。
書く。また書く。とにかく野放図に書く。
書いて、書いている最中に制御が効かなくなったら、そこで怖がって止めずにそのまま書き続ける。また、書く。
それを続けるしかない。
「うまく書けないで悩んでいます」というのは、多くの場合、「一回でさくっとうまく書き上げようとしてるんですが、それがうまくいかないのです」というものだ。一回で、うまく書き上げる。そんなことが出来るわけがない。文章は頭で考えてもどうにもできない。文章は頭の支配にはない。
もちろん、書くだけで、書きっぱなしだと、だめだ。隣にすごく親切で頭のいい編集者がついているのならともかく、そういう人はふつうついてないですから、自分で一度読み返さないといけない。書いた頭から冷めてから読まないと意味ないですからね。書いた興奮のまま頭で読んだらすべて「これは傑作だ」としかおもえないように頭とは作られているので、できれば一度寝て、起きて、読む。時間を経てから読む。まあ、違うものをまとめていっぱい書いてから、あとでまとめて読むんでもいいだけど、読む。
読むのは、また書くためだ。読まないと書けない。
人の文章も読まないといけないけど、自分の文章も読んで、読んで、また書く。別に細かくチェックして反省なんかしなくていいです。そんな面倒なことしてたら前に進めない。大事なのは前に進むこと。
前に進むためにはどうするか。何でもいい。書く。書く。それも「明確な目鼻がついて声が聞こえてくる相手」を想定して、書く。書く。そうやって進んでゆくばかりだ。

とにかく書く。
アタマでは考えずに書く。
アタマに負けないように身体で書く。

文章を書くのは身体でするもの。

村上春樹さんが何かの書籍で「文章と身体の関係」について書いていたのを思い出しました。
とても身体性を大事にしているのが印象的だったのを覚えています。

うろ覚えですが、以下のように汲み取りました。

・文章を書くには体力が必要なので、ランニングを始めた。
・健康的で規則正しい生活が、文章では反対のものを生み出す。
・集中できる朝の数時間に文章を10枚書いて、それ以上は書かない。
・午前中に大事な仕事を終わらせて、午後は読書や音楽、リラックスにあてる。

上記のとおり。

やはり文章には身体が関係しているのです。

会社員時代、慢性蕁麻疹になっても1年半ガマンしながら仕事を続け、身体を壊しました。

「身体の声を聞いていれば休職せずにすんだのになぁ」とときどき思います。
身体は壊してしまいましたが、まだアタマは壊れていません。

壊れるのは身体からです。
身体はアタマでは制御不能なのです。

アタマより身体の声を聞くべき。

文章はアタマで書かない。
文章は身体で書くもの。

こう考えると「アタマの役割はなんだろう?」になります。

アタマの役割は「読む」ことです。
書いたものを冷めたアタマで読む。

書くのはカラダの役割。
読むのはアタマの役割。

それでいいのです。

こーいち
スッキリしたのであとは書くだけです。

『今すぐ書けの文章法』を読んで、変わった3つのこと【目次】

今すぐ書けの文章法

本書を読んで、変わったことが3つあります。

文章が楽しい、いい文章を読む、本書を読んでから書く

1.文章を書くのが少し楽しくなった
2.いい文章を大量に読むようになった
3.文章を書く前に本書を読むようになった

順番に解説します。

1.文章を書くのが少し楽しくなった

なぜなら、少し自由になった感じがするからです。

今までは文章の型や決まり、ルールに囚われていました。
「文章はこう書かなければならない」というルールです。

本書を読んで、呪縛から抜け出せました。
正確には「文章の方や決まり、ルール以上に大事なことに気づいたから、気にならなくなった」です。

こーいち
文章を書くのは楽しいかもしれません

2.いい文章を大量に読むようになった

村上春樹さんの文章を毎日読むようになりました。

いい文章を書くためにどうすればいいか?

本書の答えは以下のとおり。

「先人の書いたよい作品、よい文章を読め」

わかったらやることは簡単です。

とにかくよい文章を大量に読む。

こーいち
私にとっては村上春樹なのです。

3.文章を書く前に本書を読むようになった

本書で学んだことを忘れたくないからです。

線を引いた箇所、ページを折った箇所、パラパラと読み返してから、文章を書くように変わりました。

こーいち
以上の3つが私に起こった変化です。

10の章

目次

第1章.プロとアマチュアの決定的な差
第2章.文章は人を変えるために書け
第3章.客観的に書かれた文章は使えない
第4章.直観のみが文章をおもしろくする
第5章.文章は言い切らないといけない
第6章.文章で自己表現はできない
第7章.事前に考えたことしか書かれていない文章は失敗である
第8章.文章を書くのは頭ではなく肉体の作業だ
第9章.踊りながら書け
終章.内なる他者形成のために

『今すぐ書けの文章法』は、うまく文章を人が書けなくて困っている人におすすめ

こんな方におすすめ

  • 文章を人を変えたい人。
  • ライターになりたい人。
  • うまく文章が書けなくて困っている人。

文章を書いてみたいけれど、うまくいかない。
書こうとして、なかなかうまく書き出せない。
少しだけ書いてもそれ以上書き進めず、困っている。

こんな人たちに向けて本書は書かれています。

逆に、下記のような人にはおすすめできません。

・文章の細かい技術を知りたい人

細かい技術はあとでどうとでもなります。
それより以前の問題について解説したのが本書。

 著者のプロフィール

唐木 元(からき げん)
1974年東京都生まれ。株式会社ナターシャ取締役。
大学在学中よりライターとして働き始める。卒業後は事務所「テキストとアイデア」を開設、雑誌を中心に執筆・編集の現場に従事した。
2004年より編集者として、ライブドア・パブリッシング、幻冬舎、KI & Company(ジーノ編集部)と3つの出版社に勤務。
2008年、株式会社ナターシャに参加し、編集長として「コミックナタリー」「おやつナタリー(終了)」「ナタリーストア」を立ち上げた。

書名:『今すぐ書け、の文章法』
著者:堀井憲一郎【著】
単行本:222ページ
出版社:筑摩書房
発売日:2011/9/5


『今すぐ書けの文章法』に影響された人が多い【口コミ10個】

 Twitter口コミ10個

https://twitter.com/OLbloggerpotato/status/1229373095145721856?s=20

https://twitter.com/Bucyosan_/status/1190456611304697857?s=20

ちなみにAmazonの口コミ66個のうち、約半分が5つ星(2020年7月7日)

関連動画1本

文章力を高める方法がわかる動画

動画内で『今すぐ書け、の文章法』がおすすめされています。

»『今すぐ書け、の文章法』をチェックする

【まとめ】『今すぐ書け、の文章法』で、振りかぶらずに今すぐ書く

今すぐ書けの文章法

 グッときたところベスト3まとめ

・第1位 文章は人を変えるために書け
・第2位 事前に考えたことしか書かれていない文章は失敗である
・第3位 頭は身体に勝てない

とにかく書く。
ウダウダ能書きをたれてないで書く。
まず書く。
勢いで書く。
書き続ける。
読者の立場を考え、読者を変えるために文章を書く。
カラダで書く。
アタマで読む。
よい文章を大量に読む。
暗唱できるくらいカラダに刷り込む。

文章は人を変えるために書く。

こーいち
文章を書く人に本書を捧げます。

こーいちより

P.S. 今すぐ書こう。


 初回30日間の無料体験でビジネス書、雑誌、マンガなどが読み放題

kindle unlimited | 月額980円が30日間無料
本、マンガ、雑誌、写真集が合計200万冊以上が読み放題。

\30日間無料トライアル/

kindle unlimitedのお試し体験はこちら

✔︎ ビジネス書、雑誌、マンガなど200万冊以上が読み放題。
✔︎ 無料期間中(30日間)に解約すれば、お金はかかりません。

» kindle unlimitedの読み放題の対象本を見てみる

関連記事【徹底網羅】文章力を上げるおすすめ本16選まとめ【書いて、読み直して、また書こう】
関連記事【必読】ブログで稼ぐために読んでおきたいおすすめ本35選【基本編17冊、実践編18冊】

Copyright© Blog Chronicle , 2020 All Rights Reserved.