- 「山梨県笛吹市のモンデ酒造株式会社・ワイン工場について知りたい」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
本記事は、山梨県「モンデ酒造ワイン工場」の旅行体験記です。
この記事でわかること
- 工場見学、試飲、ショッピングの概要
- 工場、売店、試飲ホールの写真
- アクセス、周辺情報、Q&A
- 口コミ、動画
この記事を読むことで「モンデ酒造ワイン工場」の体験記が写真付きでわかります。
本記事の信頼性
2019年11月9日(土)に行ってきました。
2回目の訪問です。
- 経歴:新卒で旅行社に入社し19年8ヶ月、出張手配×法人営業×添乗
- 保有資格:総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者
- 添乗経験:国内・海外計100本ほどで、一般団体・教育旅行・視察旅行
モンデ酒造はは石和温泉の中心地にあり、見学・試飲ともに無料で楽しめます。
石和温泉駅から徒歩10分ほどで便利です。
ちなみに旅行雑誌「るるぶ」はブック放題で無料で読めます。
詳しくは公式リンクでチェックできます。
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Contents
【工場見学・試飲は無料】山梨県・モンデ酒造ワイン工場を写真付きで解説【旅行体験記】

工場見学の入り口
上記写真の左側に見える小さな建物が受付です。
こちらで住所、氏名を記入し、工場内へ進みます。
基本情報、全体マップ
基本情報
名前:モンデ酒造株式会社 ワイン工場(公式サイト)
住所:山梨県笛吹市石和町市部476
電話:055-262-3161
営業時間:8時30分~17時00分 ※工場見学の最終受付は16時30分
(一部土曜日と日曜日、祝日は工場ラインが稼働していませんが見学可能)
入場料:無料
定休日:12月31日のみ(年末年始は工場見学は休み)
アクセス:
・車の場合=中央道・一宮御坂I.C.より約10分。
・電車の場合=JR中央線・石和温泉駅より徒歩10分、タクシー3分。
駐車場:無料(大型バス10台、普通車15台)
喫煙:館内禁煙(喫煙所は外に設置あり)
予約:
・ホームページより見学予約可能(メールの返信が来ます)
見学所要時間:工場見学・試飲を含めて30分です(団体の場合は40分がおすすめ)
モンデ酒造とは
モンデ酒造は1952年創業のワイン、リキュール、ウイスキー、ブランデーのメーカー。
2011年にワイナリーで初となる、缶・ビン併用の充填ラインを導入しました。
直売店にてワインをはじめリキュールや、ジュースなどの試飲ができます(無料)。
全体マップ(赤字が順路)
モンデ酒造ワイン工場で楽しめること3つ
- 工場見学(無料)
- 試飲(無料)
- ショッピング
順番に見ていきます。
1.工場見学(無料)
無料でワイン製造工程を見学できます。
見学予約はホームページからできます。
工場見学の流れ
- 製造ライン
- ワイン貯蔵場
- ブランデー、粕取りブランデー樽貯蔵場
- ワイン醸造場
工場の稼働日はホームページから確認できます(未稼働でも見学可)
受付で記入を済ませると、すぐに係員さんが順路に沿って説明してくださいました。
所要時間10分でしたが、要点を得た説明で好印象。
現地の方の話を聞くと、旅行に来た感じがします。
工場見学のメリットです。
なお製造ラインは撮影禁止でしたが、樽貯蔵庫は撮影OKです。
2.試飲(無料)
工場見学が終わると、お土産店へ移動です。
お土産店が試飲会場を兼ねています。
「紙コップ」でワインやジュースなど10種類以上が無料試飲できます。
受賞ワインやジュースが飲み放題です。
ワインはあまり飲みませんが「良いもの」だとわかります。
テンションが上がり、山梨県が好きになります。
ワインが好きな人はもっとテンションが上がるはず。
3.ショッピング
試飲をしながら買い物も楽しめます。
- ワイン
- 山梨県の特産品
ワインの品揃えは豊富です。
チャートグラフ(酸味・旨味・果実味・余韻・飲みやすさ)で説明書きが添えてあり、購入に役立ちます。
漬物などの試食もできます。
売店の出口近くにはソフトクリームも売っていました。
モンデ酒造ワイン工場のアクセス
住所:山梨県笛吹市石和町市部476
電話:055-262-3161
一宮御坂I.C.より車で10分。
石和温泉駅からは徒歩10分、タクシーで2分。
石和温泉に宿泊の際は、ホテル到着前に立ち寄るのが良いです。
理由は、試飲を食前酒代わりにできるから。
モンデ酒造ワイン工場の写真

工場見学の入り口
工場見学の流れ
- 製造ライン
- ワイン貯蔵場
- ブランデー、粕取りブランデー樽貯蔵場
- ワイン醸造場
現地係員さんのお話を聞きながら、順路に沿って進みます。
1.製品ライン
まずはワインの充填製造ラインの見学。
製造ラインは撮影禁止のため、ホームページの写真を代用します。
ガラス越しに見学するスタイル。
ワイナリーとしては珍しい缶・瓶の製造ラインがあります。
1時間あたりの生産能力
- 缶で約9,000本
- 瓶で約3,000本
2.ワイン貯蔵場
ここからは写真撮影OKです。
通路から見学していきます。
- 樽で熟成させているワイン
- 瓶で熟成しているワイン

音楽を聞かせて熟成させる「音響熟成」

音の振動がワインに良いのです。

過去の製品の紹介

受賞の歴史

豆知識
3.ブランデー、粕取りブランデー樽貯蔵場
見ごたえ抜群です。
あたりは樽から漂う香りに満たされていました。
毎年7月中旬から10月中旬ごろには、ここで多くのぶどうを仕込みます。
モンデ酒造ホームページより引用
ブランデーも粕取りブランデーもぶどうを原料としている蒸留酒です。
ブランデーはワインを蒸留するのに対し、粕取りブランデーはぶどうの搾りかす(ポマース)を発酵させたアルコールを蒸留して作ります。
ブランデーは樽熟成を行うことがほとんどですが、粕取りブランデーは樽熟成をかけないことがほとんどなので、無色透明です。
粕取りブランデーに関しては、現在まだ製品化されておりませんが、将来的(近年中)には商品化し市場流通を考えております。



4.ワイン醸造場
ぶどうなどを潰す作業が行われる場所です。
多い日では1日に10トン以上のぶどうを潰す日もあります。

モンデ酒造ワインの直売店、試飲ホール

工場見学を終えると、道路をわたり直売店へ。
入り口には有名人のサイン(上記)がありました。
1.無料試飲が楽しめます
入り口で渡される「小さな紙コップ」で無料試飲ができます。
受賞ワインやジュースが飲み放題(10種類ほど)。
入り口で試飲したワインが1番美味しかったですね。




試飲した中では、下記が1番でした。
きゅっと酸味が広がる感じがします。

チャートグラフで説明です。

2.お土産も買えます
ワインや山梨の特産品が買えます。
漬物などの試食もできます。


お菓子も売っています。

ワインとモンデ酒造のQ&A
Q1.ワイン1本にどれくらいの量のぶどうが使用されているか?
A1.ビンワイン(720ml)1本あたり、1〜1.3kgのぶどうを使用しています。
Q2.なぜワインを缶に詰めたのか?
A2.もっと身近に、手軽にワインをお楽しみいただけるようにと考え、軽く、持ち運びやリサイクルに容易なボトル缶に詰めました。
ふたがスクリューキャップの為、開け閉め自由でどこでも飲めます。
Q3.赤ワインの「重口」「軽口」って何ですか?
A3.赤ワインによく使われる専門用語でワインのコクや重厚さを表現し「味わい」や「味の豊かさ」を伝える言葉です。
「重口=フルボディ」コクや重厚さが強くパワフルなワイン
「軽口=ライトボディ」軽快でフレッシュなワイン
その中間を「中口=ミディアムボディ」と表現します。
Q4.ワインを缶に入れたら味わいが変わるの?
A4.専用アルミ缶を使用しているため、繊細なワインの味を損なうことはありません。
Q5.どれくらいの缶ワインをつくっているの?
A5.1日に約4万缶、年間で約480万缶を作っています。
この缶を積み上げるると、750km以上の高さです。
モンデ酒造ワイン工場の口コミ6個
Twitterより口コミを6個引用
山梨...
モンデ酒造さん#甲斐を探せ pic.twitter.com/FA2szICvYg
— 甲斐乃国@next... (@osu_no2) November 30, 2019
冷えたから飲んだんだけどえええええ何これナニこれ?!超うめぇの!山梨のモンデ酒造ナニドコこれ?!下北ワインに並ぶよコレウマいよ!!! pic.twitter.com/uA92KpXiWZ
— たかもも (@takamomomomotak) December 21, 2015
本日より売店が再開された #モンデ酒造(@mondewinery)様へ行って参ったぞ❗
各種色んなワインが目白押しに御座った‼️
アルコールが苦手な者は、ぶどう、桃ジュースがオススメじゃ👍オンラインショップでも購入出来るぞ🍷
プレゼント企画も実施中故、公式アカウントチェックじゃ👍#山梨県 #ワイン pic.twitter.com/Iidrac8BQV— 冨田勘五郎@夏季多忙中 (@TomitaMitsumono) June 8, 2020
山梨のモンデ酒造さんめっちゃ良かった…
機械は稼働してなかったけどぶどうの香りがする工場の様子は見れたし 音楽聴いてるワインさんもいたし ワインやぶどうジュースの試飲も出来る!お土産屋さんもいろんな食べ物売ってた また来たい pic.twitter.com/hbgHT0zewn— 朔緋 (@sakuhi589) August 22, 2018
山梨モンデ酒造で朝ワイン(≧∇≦) pic.twitter.com/LZRQL8Cx7L
— 米田 紫美 (@yoneyuka0211) January 8, 2014
山梨、普通に観光楽しんできちゃった。
石和温泉駅→モンデ酒造見学→山梨市駅→万力公園散策モンデ酒造の入り口で配ってた限定の白ワイン試飲がめちゃめちゃ美味くて感動して買ってしまった(๑˃̵ᴗ˂̵)赤より白のが好きだ。
15時が西沢渓谷行きの最終バス…間に合わず渓谷に行けなかったのが残念😭 pic.twitter.com/O9uP9m1ozm
— 弓師 (@qshi_36) October 6, 2018
モンデ酒造ワイン工場の動画2本
モンデ酒造ワイン工場の周辺情報
ワイン工場は石和温泉街の中心にあります。
隣は「ホテル石風」です。
昇仙峡までは車で約50分です。
「桔梗屋信玄餅工場テーマパーク」までは車で約15分です。
»【無料見学】山梨県の桔梗屋信玄餅工場テーマパークの体験記
ぶどう狩りができる「御坂農園グレープハウス」までは車で約10分です。
» 御坂農園グレープハウスの口コミ【体験記/ぶどう狩り食べ比べ】
「山梨県立リニア見学センター」までは車で約50分〜1時間です。
» 山梨県立リニア見学センター【所要1時間30分/見どころ/お土産】
まとめ:山梨県・モンデ酒造ワイン工場のメリットとデメリット

「山梨県に来たらワイン工場」
そんな言葉が浮かんできます。
「モンデ酒造」はぶどうの産地・山梨県の魅力を存分に伝えてくれる場所。
市内には他にもワイナリーがたくさんありますので、比べてみるのもありです。
団体旅行でも家族旅行でも使えます。
実際に観光バスやマイクロバスが来ていました。
モンデ酒造は各旅行会社と契約を結んでいますので、団体慣れしています。
メリットとデメリットをまとめます。
メリット
- 数種類のワイン飲み比べができる
- 工場見学は要点のみで簡潔なので時間をとられない
- 工場見学はそれほど歩かずにすむ(トータルして300mくらいに感じました)
デメリット
- ガッツリとした工場見学ではない
視察旅行などで「工場をじっくり見たい、知りたい」という団体には適しません。
「サラッと工場を見学する、試飲・買い物をする」くらいに考えておいたほうが良いです。
ガッツリした視察旅行でなければ、万人ウケするワイン工場です。
工場見学も所要時間10分程度で、係員さんの説明も要点のみで簡潔です。
以上です。
P.S. ぶどう狩りのシーズンに組み合わせると、より一層楽しめます。
基本情報
名前:モンデ酒造株式会社 ワイン工場(公式サイト)
住所:山梨県笛吹市石和町市部476
電話:055-262-3161
営業時間:8時30分~17時00分 ※工場見学の最終受付は16時30分
(一部土曜日と日曜日、祝日は工場ラインが稼働していませんが見学可能)
入場料:無料
定休日:12月31日のみ(年末年始は工場見学は休み)
アクセス:
・車の場合=中央道・一宮御坂I.C.より約10分。
・電車の場合=JR中央線・石和温泉駅より徒歩10分、タクシー3分。
駐車場:無料(大型バス10台、普通車15台)
喫煙:館内禁煙(喫煙所は外に設置あり)
予約:
・ホームページより見学予約可能(メールの返信が来ます)
見学所要時間:工場見学・試飲を含めて30分です(団体の場合は40分がオススメ)
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