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未経験でも確実に添乗員になれる理由+勉強方法【日常が下見になる】

2020年2月4日

未経験でも確実に添乗員になれる理由+勉強方法【日常が下見になる】
  • 「未経験でも添乗員になれる?」
  • 「どうやって勉強すればいい?」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 結論

  • 未経験でも添乗員になれるのか?→なれます
  • どうやって勉強すればいいの?→添乗をやりながら必要な知識を勉強すればOK

 本記事の信頼性

  • 経歴:新卒で旅行社に入社し19年8ヶ月、出張手配×法人営業×添乗
  • 保有資格:総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者
  • 添乗経験:国内・海外計100本ほどで、一般団体・教育旅行・視察旅行

本記事では、未経験でも添乗員になれる理由と、勉強方法を解説します。
この記事を読むことで、未経験でも添乗員になるのは簡単なことがわかります。

未経験でも確実に添乗員になれる理由【添乗員派遣会社に登録&資格取得】

未経験でも確実に添乗員になれる理由【添乗員派遣会社に登録&資格取得】

未経験でも確実に添乗員になれます。

だれでも最初は未経験です。
なれないはずがありません。

必要なのは「添乗員をやってみたい」という気持ちだけです。

私は私立理系卒で英語もできませんでしたが「添乗員をやってみたい」という気持ちだけで旅行会社2社から内定をもらいました。

気持ちだけあれば、何とでもなります。

添乗員になるには「旅程管理主任者」資格を取るだけ

未経験からフリー添乗員としての独立は難しいかもしれません。
しかし添乗員になるのは簡単です。

フリー添乗員とは?

旅行会社や添乗員派遣会社に所属せず、フリーランスとして添乗している人です。
自分の名前だけで仕事を取らなくてならないため、スキルや実績が必要です。

 添乗員になる方法

  • 添乗員派遣会社の説明会に参加し、登録面接を受ける
  • 旅程管理主任者の資格を取る。

これだけです。

面接も一次面接、二次面接、役員面接があるわけではありません。
ほとんどの添乗員派遣会社では、担当者との面接が1回あるだけです。

 旅程管理主任者の資格を取り、添乗員になるまでの流れ

・旅行会社や添乗員派遣会社に入る

社内研修

一般もしくは国内の旅程管理指定研修

修了試験に合格

修了証書の配布

添乗実務経験の指導(研修ツアーやサブ添乗)

主任者証の発行

1人で添乗ができる。

修了試験は簡単で、6割以上の正解で合格です。
合格率は90%以上です。

勉強すれば合格できます。
落とすための試験ではないので、難しくありません。

落ちた人は見たことがありません。
先生の話を聞いていれば、90%以上の人は合格できます。

資格取得の必要日数は、国内添乗員が2日間、海外添乗員が3日間が一般的です。

添乗員の資格については「【合格率90%】添乗員になるための資格試験・旅程管理主任者を解説」で解説しています。

よくある2つの勘違い

その①:サービス業が未経験

サービス業が未経験でも、添乗を100本こなしても、添乗は簡単ではありません。
理由は、初めて行く場所や国がたくさんあるからです。

添乗員初心者でもベテランでも、添乗が決まるとやることは同じで情報収集からです。

  • ガイドブックを読む
  • 図書館で資料を閲覧する
  • 実際に行った人の添乗レポートを読む

添乗員は行ったことのない場所では、つねに事前勉強が必要なのです。

「経験者でも難しいなら、未経験ではなおさら難しいのでは…」という意見もあるかもしれません。

そんなことはありません。
添乗の成否は事前の段取りで8割決まるからです。

事前の「情報収集+シミュレーション」で問題ありません。
現場でトラブルや変更もありますが、ガイド、ドライバーと協力して臨機応変に対応するだけです。

その②:英語ができない

海外添乗の場合は「英検準2級〜2級程度」があれば問題ありません。
現地日本語ガイドがつくからです。

ヨーロッパ方面などは英語ガイドのみの地域がありますが、添乗員派遣会社は添乗員の英語力を見つつ、ツアーを割り当てます。
英語力に不安のある添乗員を、いきなりヨーロッパへ添乗させることはありません。

添乗員はなるのは簡単ですが、続けるのが難しい

添乗員になるのは簡単です。
添乗員派遣会社の説明会を受け、面接して、研修を受け、修了試験に合格すればいいのです。

ただ収入面や体力的にハードな面を考えると添乗だけを続けていくのは簡単ではありません。

添乗員未経験者向けの勉強方法 → 添乗が決まってから勉強する【日常が下見】

未経験添乗員

結論は「添乗が決まってから勉強すればOK」です。

添乗員に必要な知識

  • ツアーパンフレットの内容
  • 各国の歴史・地理・政治・文化・人口・人種
  • 生活習慣・食事・お土産・服装・気温・時差・通貨・飲み水
  • 観光コースの自然・美術・建築
  • スリ・盗難・事故発生の危険や対日感情
  • 各空港の出入国手続きの実際
  • フライトや空港の情報
  • 現地の祝日と観光地の休みの日や時間の確認
  • 免税の仕方
  • ブランド店やデパート、有名レストランの場所
  • 訪問国の料理(イタリアならパスタの歴史、名物料理、チーズ、ワインの話など)

森羅万象の知識が必要です。
すべての領域をカバーしています。

上記知識を各国ごとに事前勉強していたら、添乗に出られません。

「知識は必要に迫られての勉強」が1番身につきます。

理由は3つあります。

  1. 締め切り効果がある
  2. 勉強にムダがなく、モチベーション維持
  3. アウトプットを意識したインプットができる

1.締め切り効果がある

添乗に行く日までが、締め切りです。

「出発までに行き先の勉強をしないと」という気持ちになれます。
行き先も決まっていないのに漠然と勉強しても身につきません。

短期集中で知識をつめ込み、実際に添乗に行くことで「間接体験×直接体験」で知識を効率的に強固なものにできるのです。

勉強が足りなくて、添乗で困るのは自分です。
背水の陣を利用するのです。

1つ1つ、引き出しを増やしていきます。

2.勉強にムダがなく、モチベーションが保てる

添乗が決まってからだと必要なところだけ勉強するので、勉強にムダがありません。
ムダがないと思えれば、モチベーションも保てます。

目的のない勉強は、地図も持たずに登山に出かけるようなものです。
迷子になり消耗します。

超勉強法」のパラシュート勉強法でも同じことが述べられています。

パラシュート勉強法とは

数学の勉強は「基礎から積み上げていかなければならない」と言われています。
しかし「パラシュート勉強法」は「下からコツコツと登らなくても、パラシュートでいきなり好きな所に着地していい」と提唱しています。

必要に応じて、必要なところだけ勉強するのです。

「イタリアを学んだから、イタリアの添乗に行く」のではありません。
「イタリアの添乗に行くから、イタリアを勉強する」のです。

まして「イタリアの添乗に行くから、日本国内の範囲からコツコツ勉強する」のでもありません。
「基礎からコツコツ」はいらないのです。

「必要になったから勉強する」が1番効率よく知識を定着させるコツです。

情報には流動性があります。
事前に勉強しても、実際に行ってみたら変わっていることも多いです。

英語の勉強も必要に迫られないと身につきません。
外国の友達を作るのが手っ取り早いです。
» 英語学習を継続したいなら、外国人と話せ。That’s it.

3.アウトプットを意識したインプットできる

添乗が決まってからだと、実際に添乗するコースを想像しながら勉強ができます。

決定したツアーコースを見て、必要な観光箇所の知識を勉強しながら、自分が説明しているところ(アウトプット)を想定すると知識の吸収率(インプット)が違います。

行き先も決まっていないのに、漠然と勉強を始めると知識が定着しません。

勉強した知識をどこで使うか、想像できないからです。

机上以外でも学べる【日常が下見になる】

机に向かうだけが勉強ではありません。

  • マンガで歴史を読む
  • ショッピングの知識
  • 映画で英語を勉強する
  • プライベートで旅行する
  • 外国料理をレストランで食べる

勉強は楽しいのが1番です。

マンガ「小学館版学習まんが 世界の歴史全17巻セット」で楽しく歴史を勉強できます。
休日にブランド店や海外から進出してきたお店の視察もありです。

映画で英語の勉強もできます。
» 英語学習におすすめの映画10選【勉強法もあわせて解説】

プライベートでも添乗を想定して、導線や観光時間などをチェックしてしまいます。
あえて海外の料理が食べられるレストランに行くのも面白いです。

プライベートすべてが添乗の下見です。

もし、貪欲な知識欲や好奇心を持っている方なら、添乗員や旅行業は最適な仕事です。

勉強をしていないと不安な人は、国家資格の勉強をしておく

国家資格「国内旅行業務取扱管理者」や「総合旅行業務取扱管理者」の勉強をしておくのが良いです。

理由は2つです。

  • 添乗にも役立つ知識
  • 旅行業界への転職にも役立つ

ただ「旅行業務取扱管理者」は添乗に必須資格ではありません。

必要な勉強時間は以下です。

  • 国内旅行業務取扱管理者:200時間
  • 総合旅行業務取扱管理者:300時間

勉強時間を取れる方は、過去問や参考書で短期集中で一気に勉強しておくのが吉です。

旅行業務取扱管理者の参考書」はどれも大差ないです。
書店でパラパラと読んでみて、自分に合ったものを選んでみてください。

まとめ:未経験でも添乗員になれます【添乗をやりながら勉強する】

添乗員派遣会社、旅行会社の添乗員

結論を再度まとめます。

  • 未経験でも添乗員になれるのか?→なれます
  • どうやって勉強すればいいの?→添乗しながら必要知識を勉強すればOK

未経験でも行動すればOKです。

体力的にも精神的にもハードな添乗員ですが、世界を駆け巡り、出会いを経験し、さまざまな知識を吸収できるのが魅力です。

一見ムダと思われる知識や経験が活かせるのも、添乗員の面白さです。

以上です。

P.S. 最初の1歩を踏み出すのが1番大変です。

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