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【添乗員の適正とは】向いている、向いていないがわかる質問28個

2019年10月13日

【添乗員の適正とは】向いている、向いていないがわかる質問28個
  • 「添乗員に向いているかどうか知りたい」
  • 「添乗員はどんな人が向いているのかな」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

本記事では、添乗員の適正をチェックする28の項目を紹介します。
この記事を読むことで、添乗員に向いているかどうかを客観的にわかります。

 本記事の信頼性

  • 経歴:新卒で旅行社に入社し19年8ヶ月、営業×手配×添乗
  • 保有資格:総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者
  • 添乗経験:国内・海外計100本ほどで、一般団体・教育旅行・視察旅行

Contents

【添乗員の適正とは】向いている、向いていないがわかる質問28個

【添乗員の適正とは】向いている、向いていないがわかる質問28個

添乗員に向いているかどうかの「適正調査の質問28個」があります。
質問は「ツアーコンダクターになろう」を参考にしています。

1.自分の旅行話をするのが好き

NOと答えた人が、添乗員に向いています。

旅行の話は、よほど話術が巧みでない、他人が聞いても面白くありません。
お客さまに聞かれた時や、何かを説明するときの体験談として話すのが良いです。

2.しゃべり出すと、ついつい止まらなくなる

NOと答えた人が、添乗員に向いています。

意味のないおしゃべりは、うるさいだけです。

添乗員は話し上手より聞き上手のが良いです。
人間は話を聞いてもらいたい生き物です。

3.人からよく頼りにされ、相談を受けることが多い

YESと答えた人が、添乗員に向いています。

人から頼りにされる資質は、悪くありません。
注意すべきはお客さまへ諭すような話し方や態度です。
相談には謙虚に聞きましょう。

4.どんな場所でも眠れる

YESと答えた人が、添乗員に向いています。

眠れるときに寝ておかないと添乗員は体が持ちません。
どんな国のどんなホテルでも、バス、飛行機でも眠れる添乗員が強いです。

5.人のお世話をするのが苦にならない

YESと答えた人が、添乗員に向いています。

お客さまの面倒をしっかり見ることができる資質が大事です。
良い人だけでなく、陰湿なクレーマーの面倒を見れるようになって1人前です。

6.歩くのが速い

NOと答えた人が、添乗員に向いています。

年配の方が多いツアーでは、周りと歩調を合わせられるのが良いです。

初めての場所でも、ゆっくり堂々と歩けば、頼りがいのある雰囲気が出ます。
おどおどしていては、お客さまが心配されます。

もちろん、必要に応じて急げること、走れることも大事です。

7.よく人からおせっかいだと言われる

YESと答えた人が、添乗員に向いています。

1歩間違えると、無用な干渉ですので注意です。
お世話をするのと、おせっかいを焼くのは違います。

8.メモを取るのが得意

YESと答えた人が、添乗員に向いています。

どんな時でもこまめにメモを取ることです。

「失念しました」では済まされません。
記憶よりも記録です。

9.人が疲れていたり、具合が悪そうだと敏感に気づくほうだ

YESと答えた人が、添乗員に向いています。

ツアー中はお客さまの表情をうかがい、健康状態に敏感でありましょう。

10.物おじしない性格だと思う

YESと答えた人が、添乗員に向いています。

  • どんな時でも
  • どんな場所でも
  • どんな人でも

物おじしない態度が必要です。
挙動不審ではお客さまが不安になります。

11.イヤなことはすぐ忘れる

YESと答えた人が、添乗員に向いています。

生真面目すぎる人、物事を引きずってしまう人には、添乗員はシンドイ仕事です。
イヤなことは忘れましょう。
自分に非があった場合は、原因と改善策を考えたら、あとは忘れましょう。

12.人と接するのが好き

YESと答えた人が、添乗員に向いています。

添乗員は究極の接客業です。
いろんな人と長期間にわたり寝食をともにします。
人と接するのが嫌いでは、務まりません。

13.トラブルに遭遇すると、あわててしまう

NOと答えた人が、添乗員に向いています。

どんなトラブルや事故があっても、添乗員は冷静沈着でいなければなりません。
ツアー中、トラブルや問題が起きた場合、お客さまは添乗員の顔を見ます。
慌てふためいていては、添乗員失格です。
平然と「よくあることですよ」くらいの表情で構えましょう。

14.どんな人とでもすぐ仲良くなれる

YESと答えた人が、添乗員に向いています。

お客さまや現地ガイド、旅先で出会った人々など、初めて会う人ばかりです。
仲良くなれたほうが、なにかと旅行はスムーズにいくものです。
加えて、旅が楽しくなります。

15.時間には少しルーズだ

NOと答えた人が、添乗員に向いています。

時間を管理するのが添乗員の仕事です。
時間にルーズだと話になりません。

16.何ごともポジティブに考えられる

YESと答えた人が、添乗員に向いています。

添乗員の明るさはツアー全体の雰囲気を左右します。
どんなときでも明るく前向きに物事をとらえていきましょう。

17.誘われるとどんなことにも参加してしまう

YESと答えた人が、添乗員に向いています。

好奇心にまかせたフットワークの軽さは、森羅万象を相手にする添乗員には必要です。
合わせて、参加するかしないかは、その場の雰囲気や状況を考えることも大事ですね。

18.一度もパッケージツアーに参加したことがない

NOと答えた人が、添乗員に向いています。

添乗員の仕事を別角度から見るためにも、一度はお客さまになって添乗員を見ることも大事です。
気づきがあります。

19.何でもいろいろと調べるのが好き

YESと答えた人が、添乗員に向いています。

添乗員には幅広い知識が必要です。
自分で調べたことは、忘れにくいです。

20.言葉遣いや態度など、礼儀はわきまえていると思う

YESと答えた人が、添乗員に向いています。

添乗員はいろいろなお客さまを相手にする接客業。
言葉遣いや礼儀はキチンとできるに越したことはありません。
自分だけ間違いに気づかないケースもありますので、慢心は危険です。

21.クイズや本などで雑学を仕入れるのが得意

YESと答えた人が、添乗員に向いています。

雑学も知識のひとつです。
知識が豊富だとお客さまの話も理解できます。
知識が豊富だと、聞き上手になれるのです。

22.英語が得意なので、できるだけ外国に行って英語を使いたい

NOと答えた人が、添乗員に向いています。

英語の通じない国もたくさんありますので、過度の自信は禁物です。
語学はあくまで伝えるための手段です。

23.体力と健康には自信がある

YESと答えた人が、添乗員に向いています。

体力や健康が無くては、仕事になりません。
添乗員の必須条件です。
常にベストコンディションをキープです。

24.おなかが空けば、何でもおいしいと思う

YESと答えた人が、添乗員に向いています。

食べることも健康管理のひとつです。
体力勝負の添乗員はなんでも食べられなくては、体力が持ちません。
病気や疲れに打ち勝つためにも、なんでも食べましょう。

25.荷物を持つのが嫌いで、手ぶらが最高

YESと答えた人が、添乗員に向いています。

添乗員の仕事では、手がふさがってしまうと不便です。
個人的な荷物は、両手が自由に使えるくらいの分量にすると便利です。
ただし、仕事ではスーツケースを運んだりと、物を運んだり持ったりするシーンはたくさんあります。

26.移動中の車や飛行機では、すぐ寝てしまう

NOと答えた人が、添乗員に向いています。

移動中の車や飛行機、バス車中でも添乗員の仕事はあります。
寝る暇はありません。
ただし、睡眠は体力回復に役立ちますので、臨機応変に対応です。

27.買い物や観光には興味がない

NOと答えた人が、添乗員に向いています。

興味がないとお客さまに案内ができません。
興味がなくても、実際に体験してみること。
百聞は一見にしかずです。
ひとつひとつ引き出しを作っていきます。

28.人の好き嫌いが、顔に出てしまう

NOと答えた人が、添乗員に向いています。

添乗中は、人の好き嫌いや疲れを表情に出してはいけません。
イライラは伝染します。
ツアーを引っ張るリーダーがイライラしていては、旅行の空気が悪くなります。
いつも穏やかに明るさを保ちましょう。

添乗員の適正よりも大事なこと【やりたいという気持ちや興味】

添乗員の適正

28の質問を答えていくと、自分の弱点がわかる

自分の弱点は、客観的にとらえておきましょう。

私の弱点は繊細さです。
気持ちの切り替えがなかなかできない時もあります。

それでも旅行会社の社員として19年8ヶ月、法人営業を続けながら添乗をしてきました。
悔いはありません。
1本1本の添乗を自分が成長させてくれるからです。

「添乗員になりたい」と思った時点で適正あり

2通りの人しかいません

  • 添乗員になりたい人
  • 添乗員になりたくない人

「添乗員になりたい」と思った時点で、添乗員に向いています。
向いているか、向いていないかは関係ありません。

「添乗員をやりたい」という気持ちが大事です。

私は「添乗員をやりたい」ではなく「添乗員の仕事が気になる」レベルで添乗の仕事につきました。
大学は理系で情報工学を学んでいましたが、正反対の旅行業界に進んでも問題なしです。
「添乗員が気になる」というレベルで十分。
興味だけあればOKです。

適正は仕事をやりながら、後からついてくるものです。

適正チェックの質問は、自分の気持ちを確認するためのものです。
結果がどうであれ、ポジティブに考えられるか、それでも興味があるかどうかなのです。

最後に添乗で役立った本の解説記事を3本、紹介します。

添乗員としての選択が正しかったかどうかは後からわかります。
私は「ちょっと気になる」で旅行業界に入りましたが、ダイナミックで変化が絶えず、飽きずに仕事ができました。

以上です。

P.S. 適正チェックの質問で、自分の気持ちを確かめよう。

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