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【書評】心が折れたときに読む本『心の中に火をつける50のヒント』

2019年10月12日

【書評】心が折れたときに読む本『心の中に火をつける50のヒント』
  • 「仕事がつらくて心が折れそう」
  • 「ブログが読まれなくて心が折れそう」
  • 「勉強や仕事を頑張っているが、成果が出なくて心が折れそう」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 この記事でわかること

  • 【書評】心が折れたときに読む本『心の中に火をつける50のヒント』
  • 『心の中に火をつける50のヒント』のグッときたところベスト3

本記事を書いている私は、ブログの収益が上がらず心が折れそうです。
勉強や仕事を継続しているのに、思ったように成果が上がらないと挫折しそうになります。

自分で自分の心を折りそうになるのです。

本記事は、同じような気持ちの人へ向けて『心の中に火をつける50のヒント』を紹介します。
この記事を読むことで、折れそうな心を立て直せます。

心が折れたときに読む本『心の中に火をつける50のヒント』グッときたところベスト3

『心の中に火をつける50のヒント』のグッときたところベスト3

厳選した文章3つを引用します。

  • 【第1位】まず、小さな穴を開けよう
  • 【第2位】どんどん落ちていこう
  • 【第3位】元気な時こそ、休もう

【第1位】まず、小さな穴を開けよう

成功への壁は、車の窓ガラスのようなもの。
割れにくいかわりに、ヒビは入りやすい。

ブログで成果が出なくても、何かしら読まれているページはあるはず。
その1点に集中してみましょう。

そんなことを本書を思い出させてくれます。

学校の勉強でもまんべんなくできる人よりは、得意科目を1つ作って、そこからまんべんなく他の科目も勉強していた人のほうが成績の伸びは良かったですね。

1点集中。

弱者が強者に勝つ方法です。

  • ブログでは、読まれる記事があるなら、その周辺記事を固める
  • 仕事では、受注しやすい案件の関連の仕事をすることで幅を広げる
  • 勉強は得意科目を一つ作って、そこから派生して勉強していく

このブログも添乗員関連の記事をどんどん増やしていきます。
添乗員の記事が一番読まれています。

2割が全体の8割の売り上げを占める、パレートの法則です。

武器があると安心できるのです。

まず武器を作りましょう。

【第2位】どんどん落ちていこう

成功へ続く階段は、上にではなく、底にある。
もっと落ちこもう。

成功への階段は上にあると思っていました。
上がるために毎日、努力をしている人はいます。

  • 勉強を頑張る
  • 仕事を頑張る

人間は上を見る生き物だと思っていました。

落ち込んでも問題なし

神様は必要なこととして、落ち込ませます。
落ち込んでも気にしなくてOKです。

どん底まで落ちれば、あとは上がるだけです。
気持ちが上がってこないのは、落ち込み方が足りません。

徹底的に落ち込みましょう。
落ち込んだ分、上がっていきます。
作用、反作用の法則です。

流れに逆らわないこと

落ち込むと、人間の行動は2通りに分かれます。

  • 元気になろうとして、もがく
  • 何もしない

私は落ち込むと、元気になろうとするタイプです。
ランニングしたり、本を読んだり、ゲームをしたり。
一番の特効薬は旅行です。

本書では「ムリに、もがかなくてもOK」と述べられています。
やりたくないなら、ムリにしなくてOKなのです。

好きなことをするのはOKです。
楽しい時間を少しでも増やしたほうが良いです。
1点突破できます。

【第3位】元気な時こそ、休もう

休まない人は、24時間営業の大浴場のようなもの。
「心の掃除」ができない。

調子の良いときほど、頑張れるだけ、頑張ってしまう。
そんな人は多いです。

本書では「そんな時こそ休もう」と提案しています。
私も共感します。

理由は3つ

  1. 無理をした反動が来ない
  2. 心に余裕ができる
  3. 毎日同じペースを保てる
 

順番に解説します。

1.無理をした反動が来ない

調子の良いときほど体をメンテナンスしておいたほうが良いです。
メンテナンスをせずに、調子に乗ってムリをするとあとで反動がきます。
やる気の糸がプッツリと切れるのです。
燃え尽き症候群です。

「休む」ことが、心に火を灯し続けるコツです。

糸の切れた凧を、また飛ばすのは労力がいります。
調子よく飛んでいる凧ほど、定期的なメンテナンスが必要です。

ポキっと折れてからでは遅いです。
»【努力不要】ブログのやる気が続かない時の3つの対処法【何もしない】

2.心に余裕ができる

休むことで心に余裕ができます。

休まずに稼働し続けると、心と頭と体に知らず知らずのうちに、疲れが溜まっていくのです。
疲れに気づいてからでは遅いです。

疲れる前に休むことです。

私は以前、休むことは良くないことだと思っていました。
今でも休むことは苦手です。
何もしない時間を過ごすことが、うまくできないのです。

本書を読んだ今では、何もしない時間も貴重に思えるようになってきました。
全く何もしないのです。
瞑想にも似た感じです。

そんな時間があってもいいのです。

3.毎日同じペースを保てる

オーバーワークをしなくなります。
仕事のやりすぎ、勉強のやりすぎがなくなると、翌日もやる気が続きます。

自分で決めた1日のノルマを達成したら、調子が良くてもそれ以上、続けるのを辞めてみましょう。
腹八分目で終わらせることが、翌日のやる気につながるのです。

時にはタスクを達成するために、「調子の波」に乗って、とことんやるべきことをやることも大事です。
ただ、タスクが終わっているのであれば、スパッと辞めましょう。
そのほうが継続できます。

人生はマラソンです。
スピードを上げたり、下げたりでは、完走できません。

  • 体への負担が大きい
  • やる気が出ない

毎日同じペースで、同じ量のノルマを淡々とこなしていくことが継続のコツです。

マラソンは一定のペースで走り続けることが一番早いです。
「歩かなければいい」くらいの気持ちで、毎日のノルマだけを淡々とこなすのです。

【書評】心が折れたときに読む本『心の中に火をつける50のヒント』

【書評】心が折れたときに読む本『心の中に火をつける50のヒント』

概要

見開きで1項目ずつ、心に火をつける言葉が50個あります。
著者の中谷彰宏さんは元博報堂で、読者の心をつかむキャッチコピーが得意です。

ドッグイヤー(本の角を折ること)の数は20個です。
5分の2が有益だったのです。
「やる気が出ない、モチベーションが維持できない」と悩んでいる人の背中を押してくれる1冊です。

読んだ理由:心が折れそうだから

ブログの収益が上がらず、心が折れそうだからです。
もう折れてしまっているかもしれません。
本書の初版は1997年ですが、今、読み返しても色褪せません。
現に今、こうしてブログを書くやる気を取り戻せたのです。

心が折れそうな人におすすめ

こんな方におすすめ

  • 心が折れそうな人
  • 折れてしまった心を復活させたい人
  • やる気が出ない人

著者:中谷彰宏のプロフィール/書籍情報

1959年大阪府生まれ、早稲田大学第一文学部演劇科卒業。
84年、博報堂に入社し、CMプランナーを務める。91年、独立、(株)中谷彰宏事務所を設立。
著書は、『なぜあの人は人前で話すのがうまいのか』『なぜあの人は整理がうまいのか』(ダイヤモンド社)など、800冊を超す。
「中谷塾」を主宰し、全国で、セミナー・ワークショップ活動を展開。
2008年からは自社でも、「中谷塾」ブランドの書籍を刊行している。

出典:中谷彰宏公式サイト

書名 『心の中に火をつける50のヒント』
著者 中谷彰宏
単行本 115ページ
出版社 三笠書房
発売日 1997/09

»『心の中に火をつける50のヒント』をAmazonで読んでみる

『心の中に火をつける50のヒント』の口コミ、動画

Twitterの口コミ3つ

『心の中に火をつける50のヒント』中谷彰宏著読了。
心に火をつけるというよりは、振り返りと納得の材料になってしまった。
"気に入った言葉に出会うために生きている"におおいに共感。

出典:Twitter

「心の中に火をつける50のヒント」/中谷彰宏を読んだ。
この著者が書いた本は、本当に分かりやすく、読みやすく、なおかつ説得力がある。
中谷さんが書いた本なら一日に何十冊でも読めて、元気をもらえる。
感謝。

出典:Twitter

Amazonは口コミなし(2022年12月)

»『心の中に火をつける50のヒント』の口コミをAmazonで見る

参考動画1本

まとめ:心が折れそうなときこそ、淡々と続けよう

まとめ:心が折れそうなときこそ、淡々と続けよう

淡々と続けることです。

本書を読み終えて、本書の印象が変わりました。

本書を読む前=心に火をつけてガムシャラに頑張る

本書を読んだ後=心の火を消さないように淡々と続ける

今週は月曜日にブログのやる気が出たので、いつもより飛ばして書きました。
費やした時間も書いた文字数も、普段より多いです。

その結果、水曜日に一気にやる気がなくなりました。
反動はきます。
生活のリズムも崩れました。
こんなことなら「淡々と毎日のノルマだけをこなせばよかった」と思いました。

 継続のコツは次のとおり。

  • 疲れる前に休む
  • 規則正しい生活をする
  • 毎日、同じノルマを一定のペース

継続のコツに改めて気づかされました。

以上です。

P.S. また、ブログを書くやる気が出てきたのです。

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