- 「ついに50代に突入。充実した後悔のない50代にするためにおすすめの本を知りたい」
- 「50代になり本屋に行く気力、体力、さらには好奇心もなくなってきた。本気で読める本も見つからない」
- 「読書の習慣がないので、手軽に読める本を探しています」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
この記事でわかること
- 50代男性におすすめの本『50代でうまくいく人の無意識の習慣』の感想
- 『50代でうまくいく人の無意識の習慣』は、将来が不安な人におすすめ
本記事の信頼性
- 中谷彰宏 歴:23年4ヶ月
- 中谷彰宏さんの本はすべて読んでいます
本記事を書いている私は、40代男性です。
「50代にはなりたくない」と思い、生きてきました。
老け込み、エネルギーもなくなりそうだからです。
本記事ではそんな40代の私に向けて、50代男性におすすめの「50代でうまくいく人の無意識の習慣」を解説します。
本書を読んだことで「カッコいい50代になるのはあり」と思えるようになりました。
カッコいい50代に憧れることで、50代になりたくなるからです。
Contents
50代男性におすすめの本『50代でうまくいく人の無意識の習慣』
グッときたところベスト3
- 1位:自分が体験したことがないことから、付加価値が生まれる
- 2位:貯金で守りに入るより、自分の未来に投資する
- 3位:伸びているベテランほど、新しい実験をする
1位:自分が体験したことがないことから、付加価値が生まれる
1位の理由は「付加価値より生産性が重要」と考えていたからです。
50代からは付加価値です。
ひたすら付加価値を高めていく年代です。
競争に巻き込まれなくてすむからです。
20代、30代は仕事に追われる日々でした。
ひたすら生産性を突き詰めていく年代です。
50代は周りと競争するのではなく、誰にもマネできないことで勝負です。
付加価値とは「マネできない自分の体験」です。
ただの体験ではなく「新しい体験」をしていくのです。
「新しい体験」をするために大事なのが、素直に教えてもらう姿勢なのですね。
40代はどうすればいいのか?
40代は「生産性+付加価値」の両方です。
生産性を高めつつ、新しい体験をするのです。
40代は30代に比べると体力は落ちてきていますが、まだまだ馬力はあるからです。
とはいえ40代でも新しい体験をするのは簡単ではありません。
ついつい、いつものメニュー、いつもの通勤コース、いつもの本……と私が陥っています。
どこにでも「いつもの」があります。
だからこそ「新しい体験」に価値があります。
他の人がやりたがらないことが付加価値になるのです。
「生産性&付加価値」で、自分の成果を最大化していくのです。
» 仕事についていけない40代の解決策【工夫と報告/変えることが仕事】
2位:貯金で守りに入るより、自分の未来に投資する
守りに入ったら負けます。
理由は、攻められるからです。
たとえば、私はよくゲーセンでガンダム・クロスブーストという対戦型ゲームをします。
「完全に勝てる」と思った対戦で守りを固めてしまうと、逆転負けをすることがあります。
守りに入って負けることほど、後悔することはありません。
「なんで守りに入ったのか」と自分を責め続けます。
人生も同じです。
基本的に守りに入ってはいけないのです。
守りに入らず、ひたすら攻め続ける。
「攻める」とは未来の自分に、お金と時間を投資することです。
守りに入る人が多い50代こそ、未来の自分に賭けることです。
具体例は「慢性蕁麻疹、適応障害での休職を振り返る【人生最大のギャンブル】」で解説しています。
3位:伸びているベテランほど、新しい実験をする
成長するには「実験」です。
問題が発見できるからです。
問題が発見できれば、あとは改善するだけです。
問題がわからなければ、改善のしようがありません。
実験は問題をあぶり出してくれるのです。
とはいえ「新しいことを始めよう」と行動するのは、50代だけじゃなく他の年代でも厳しいものです。
誰だって失敗したくないからです。
そんなときは「失敗」→「実験」に変えることです。
実験に失敗はないからです。
50代だけじゃなく、成長したい人は実験すればいいのですね。
将来が不安な人におすすめ
将来が不安な人へ
こんな方におすすめ
- 将来が不安な人
- 異動になって、どうしていいかわからない人
- 喪失感を乗り越えたい人
50代に限らず、将来が不安に人におすすめです。
「異動や転職」で不安な方は、中谷彰宏さんの考え方に救われるはずです。
また、読書に抵抗がある人にも適しています。
著者は徹底した短文主義だからです。
中谷彰宏さんの本は改行も多く、読みやすいです。
「仕事のやり方」としても勉強になる本です。
3人にはおすすめできません。
- カッコいい50代に興味がない人
- 年下の師匠なんて持ちたくない人
- ラクにうまくいく習慣を知りたい人
ラクにうまくいく方法は存在しません。
コツコツした習慣を教えてくれる本です。
目次、書籍情報
第1章.異動は、成功するチャンスだ。
第2章.ゴキゲンな50代に、人が集まる。
第3章.不安を、行動するエネルギーに変えよう。
第4章.「やりたいこと」より「役に立つこと」をやろう。
第5章.「生産性」ではなく「付加価値」で、勝負は決まる。
書名 | 『50代でうまくいく人の無意識の習慣』 |
---|---|
著者 | 中谷彰宏(» 公式サイトのプロフィール) |
単行本 | 192ページ |
出版社 | 青春出版社 |
発売日 | 2020/8/21 |
口コミ
Amazonの口コミ3個
- 私より先に50代になられた方で「もう年だから」が口癖の方がいました。その言葉が余計に頭を固くしているとしか思えません。残念な老後にならないよう、何でも柔軟に対応していこうと決めました。
- 実際に自分が50代を数年生きてきて感じた、不思議な感覚を見事に言語化してくれている。「50代は固定意を減らしてコンパクトに生きよう」と現実論を語っている。「年下にマウントを取ると逆におっさん臭い」気がするので、彼らにもリスペクトを忘れず、そして包み込む感覚を持つのがしっくりくる
- この本には61の気づきが掲載されており、どの項目も頷かされる内容です。サラリーマンにとって、この先も元気に生きて行こうとの意欲が沸いてくる
【50代男性におすすめ本まとめ】新しい体験をして、付加価値をつけよう
まとめ:グッときたところベスト3
- 1位:自分が体験したことがないことから、付加価値が生まれる
- 2位:貯金で守りに入るより、自分の未来に投資する
- 3位:伸びているベテランほど、新しい実験をする
すべては守りに入ることから、負のループが始まります。
- 守りに入る
↓ - 攻められて疲れる
↓ - 新しい体験もできない
新しい体験ができないと成長もできず、どんどん老け込みます。
本書では「活き活きするには新しい体験をする」といいます。
- 新しい体験をする
↓ - 付加価値がつく
↓ - 競争を避けられる
競争がないから消耗せず、活き活きできます。
活き活きしながら、付加価値をつけられます。
イキイキとしている人は生まれ変わっている人なのです。
以上です。
P.S. 50代に限らない内容ばかりでした。
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