Read

人生が楽しくない、つまらない時に読む本【継続できる趣味を持とう】

2019年11月13日

人生が楽しくない、つまらない時に読む本【継続できる趣味を持とう】
  • 「人生をつまらない時に読む本を知りたい」
  • 「周りの人は楽しそうにしているのに、自分は毎日が楽しくない」
  • 「人生を変えたい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 この記事でわかること

  • 『人生を愉しむ50のヒント』グッときたところベスト3
  • どんな人におすすめか、口コミ

人生がつまらない時は、誰にでもあります。

本記事を書いている私は「人生は辛いもの」と感じて、生きてきました。
「人生がつまらない時」なんてしょっちゅうです。

そんな時に救われたのが、中谷彰宏さんの本です。
中谷彰宏さんが好きで、19歳の頃から読んでいます。

本記事では「人生を愉しむ50のヒント」を通して、人生を愉しむヒントを解説します。
結論は「思いやり」を持つことです。

読むたびに発見があります。

人生が楽しくない、つまらない時に読む本【継続できる趣味を持とう】

人生が楽しくない、つまらない時に読む本【継続できる趣味を持とう】

 グッときたところベスト3

  • 1位:継続できる趣味を持とう
  • 2位:天井に、心の鏡を持とう
  • 3位:手間のかかることをしよう

順番に引用して、解説します。

1位:継続できる趣味を持とう

刑務所では、時間のかかる趣味が1番愉しい。
人生だって、同じだ。

刑務所に入ったら、趣味を持たないと、退屈して死にたくなってしまうそうです。
しかも、できるだけ継続していくことができる趣味でなければならないのです。
すぐ終わってしまったのでは、また次のことを探さなければなりません。
私たちの人生も、刑務所生活と同じです。
最大の苦しみは、忙しさでも貧乏でもなく、退屈なのです。
毎日、継続してできる趣味を持っている人が、人生を愉しむことができる人なのです。
簡単にでき上がってしまうものばかりを求めてしまうと、人生は愉しくなくなるのです。

退屈は苦しいものです。

  • やることがない
  • 必要とされていない

もったいない時間の過ごし方をしてしまいます。

 私の続いている趣味3つ

  1. 読書
  2. ブログ
  3. ランニング

順番に解説します。

1.読書には終わりがない

新刊は1日200点くらい発刊されます。

読んでも読んでも、終わりがありません。
生きているうちにすべての本を読むことは不可能。

ゆえに読書は続けられる趣味です。
»【読書のアウトプット方法】年間300冊を読む私のおすすめPDCA

2.ブログは終わることのない趣味

ブログに終わりはありません。

完成がないのです。
人生がコンテンツになるので、生きている限りネタはなくなりません。

読書感想文・書評だけでも、4,000冊以上のネタがあります。
読書量は増えますので、書くネタは増えるいっぽう。

永遠に完成しないジグソーパズルです。
永遠に書き続けられます。

3.ランニングにも終わりがない

足腰が丈夫なら、いくらでも続けられます。

足腰が弱くなり、歩くのも辛いなら続けられませんが、そうでない限りは続けられる趣味です。
お金もかかりません。

以上の3つが永遠の趣味です。

どれも自分を成長させます。
途中で挫折することもしょっちゅうです。

永遠に続けられるものが人生を愉しくします。

»【ランニングに飽きた】継続に大切なこと2つ/飽きさせない工夫18個

2位:天井に、心の鏡を持とう

辛い時は、天井から自分の姿を見てみよう。
神様は、そうやってあなたを見てくれている。

天井の上に鏡をつけましょう。
実際には、つけることは大変なので、天井に鏡をつけたつもりで、見てみましょう。
辛いことがあった時には、天井の鏡で、自分を見下ろしてみるのです。
そうすると、神様になった気分で、自分を外からながめることができます。
「ああ、困ってる。さすがに今度は、かなり困っているなあ」と、困っている自分を、愉しみながら、見ることができるのです。神様は、そんなふうにあなたをながめているのです。
神様が自分をどんなふうにながめているかを知るだけで、きっとほっとするはずです。

「客観的な視点」を持てると、人生を愉しめます。

 理由は3つ

  1. 打たれ強くなる
  2. 冷静になれる
  3. 姿勢を正せる

1.打たれ強くなる

客観的な視点があれば、叱られても自分を他人事のように見れるから。

ちょっとやそっとのことでは、へこたれません。

観客席のカメラも持っておくことです。

客観的なカメラを持つことを、「視野が広くなる」と言います。

2.冷静になれる

感情的になりそうな時でも、客観的な視点があれば落ち着けます。

「感情的になることは恥ずかしい」と認識できるからです。

 何があっても涼しい人間になりたいもの

  • 慌てない
  • 急がない
  • うろたえない

ときどき、俯瞰して自分を見つめるのです。

3.姿勢を正せる

客観的な視点があれば、悪い姿勢に気づきます。

気づけると直せます。
気づくことができなければ悪い姿勢のままです。

以上の3つから、客観的な視点を持つと人生を愉しめるのです。

客観的な視点は、神さまの視点ですね。

3位:手間のかかることをしよう

手間がかかるものを、神様は喜ぶ。
手間をかけている人を、神様は見守ってくれる。

お祭りの時に、神様に捧げられるもので、全国のどこでもよく見受けられるのが、酒と魚と餅です。
この3つには、共通点があります。
酒は、米を発酵させなければならないこと。
魚は、海から神様のいる山間部の地域まで運ばなければならないこと。
餅は、米を練り上げなければならないこと。
つまり、捧げ物は、いずれも手間がかかるものなのです。
簡単にできるものは、神様は喜びません。
手間がかかるものを、神様は喜び、手間のかかるものを作り上げたものに、愛情を注いでくださるのです。

「神は細部に宿る」です。

酒・魚・餅は手間がかかるのです。

「手間を惜しまず、工夫で生産性を上げていきたい」と感じました。

省略できるものは省略して、新しいことに手間をかけたいもの。
細かいところに手を抜いてはいけません。

神様は細部を見ているものですね。

人を思いやることが、人生を愉しむヒント

人生を愉しむヒントは「思いやり」です。

思いやりで人の立場に立つ → 人を愉しませる → 自分の喜びにする

「人を愉しませることが自分の喜びになる」と思える本です。

人を愉しませるには、余裕がないとできません。
余裕を作るには「客観的な視点」が必要です。

「客観的な視点」は言い換えると、「人の立場に立つ」です。

  • 人のために涙する
  • 人のために頑張れる
  • 人のために何かできる

なかなかできることではありません。
考えさせられる1冊です。

『人生を愉しむ50のヒント』は、苦労ばかりしてきた人におすすめ

『人生を愉しむ50のヒント』は、苦労ばかりしてきた人におすすめ

苦労ばかりしてきた人へ

こんな方におすすめ

  • 苦労ばかりしてきた人
  • 人生の愉しみ方を知りたい人
  • つまらない人生を変えたい人

見開き2ページで1個ずつ、人生を愉しむヒントが50個があります。
右ページが「人生を愉しむための文章」、左ページが「解説」の構成です。

ドッグイヤー(本の角を折ること)は24箇所でした。

 下記の人にはおすすめしません。

  • 人生が楽しい人
  • 人生に不満がない人
  • 悩みがない人

ハッピーな人には必要ない本です。

愉しむと楽しむの違い

「愉しむ」と「楽しむ」は、どう違うのか。

  • 愉しむ・・・自分の気持ち、思いから感じ生まれるたのしい状態
  • 楽しむ・・・与えられたこと(物理的に)を楽しく過ごすこと

「愉しむ」は能動的、「楽しむ」は受動的です。

苦労はやめて、人生を愉しむ。
嫌なことはやめて、やりたいことをやる。

そんな「人生を愉しむためのヒント」が本書には詰まっています。

どんな状況でも、愉しめる自分になりたいものですね。

著者:中谷彰宏のプロフィール

1959年大阪府生まれ、早稲田大学第一文学部演劇科卒業。
84年、博報堂に入社し、CMプランナーを務める。91年、独立、(株)中谷彰宏事務所を設立。
著書は、『なぜあの人は人前で話すのがうまいのか』『なぜあの人は整理がうまいのか』(ダイヤモンド社)など、800冊を超す。
「中谷塾」を主宰し、全国で、セミナー・ワークショップ活動を展開。
2008年からは自社でも、「中谷塾」ブランドの書籍を刊行している。

出典:中谷彰宏公式サイト

書籍情報

書名 『人生を愉しむ50のヒント』
著者 中谷彰宏
単行本 117ページ
出版社 三笠書房
発売日 1997/11

»『人生を愉しむ50のヒント』の詳細を見る

『人生を愉しむ50のヒント』の口コミ

Amazonの口コミは1つだけです。
Twitterには口コミはありません。
»『人生を愉しむ50のヒント』の口コミを見る

まとめ:自分を成長させ、世界の見え方を変える

【人生がつまらない時に読む本まとめ】愉しい人生は自分でつくろう

愉しい人生は自分でつくる

 まとめ:グッときたところベスト3

  • 1位:継続できる趣味を持とう
  • 2位:天井に、心の鏡を持とう
  • 3位:手間のかかることをしよう

下記に言い換えられます。

  • 1位:継続できる趣味を持とう → 愉しい人生をつくる
  • 2位:天井に、心の鏡を持とう → 人生を違う角度で見つめる
  • 3位:手間のかかることをしよう → 成長して、さらに愉しめる自分になる

人生を愉しめるかどうかは、結局、自分次第なのです。
人生がつまらないなら、自分を変えるだけです。

愉しい人生はどこにも売っていません。

自分でつくるしかないのです。
自分を変えるしかないのです。

自分が成長して変われば、違った目で人生を見られます。
自分を成長させれば、愉しさに気づけるのです。

人生を愉しむために生まれてきた

 あとがきを引用

あなたが、生まれてこのかた教わってきたのは、苦労の仕方でした。
おかげで、苦労することだけは、上手になりました。
あなたは、残念ながら、人生を愉しむ方法を教わっている時間がありませんでした。
人生を愉しむという発想すら、教わらなかったのです。
人生を愉しむということは、いけないことではありません。
苦労するということと同じくらい、人生を愉しむということも、大事なことなのです。
人間には、2通りいます。
1人は苦労するために生まれてきた人
もう1人は、人生を愉しむために生まれてきた人
どちらを選ぶかは、あなた自身なのです。
本当は、すべての人が、人生を愉しむために生まれてきたのです。
苦労の勉強は、もう十分です。
これからは人生を愉しむ勉強をしましょう。

真面目な人は、苦労をするのが得意です。
私はよく「真面目」と言われます。

母親に「真面目で優しいが1番」と刷り込まれて生きてきました。
おかげで「苦労も修行だ」と思い、真面目にガマンし続けました。

本書で「人生を愉しむ」ことを思い出しました。

以上です。

P.S. 人生がつまらないなら、少しずつ変えるだけですね。

関連記事中谷彰宏の読んでおきたい書籍8冊まとめ『50のヒントシリーズ』
関連記事【前向きになれる本】元気でない自分も認められる「50のヒント」

-Read