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【書評】『捨て本』は捨てる生き方がわかる本【今ここに没頭する】

2020年3月6日

【書評】『捨て本』は捨てる生き方がわかる本【今ここに没頭する】
  • 「モノや執着を捨てて、人生を良くしたい」
  • 「堀江貴文さんの『捨て本』の書評を知りたい」

本書は「身軽になって人生を良くしたい」と思っている方向けの本です。

 この記事でわかること

  • 『捨て本』のグッときたところベスト3
  • 本書の感想、目次
  • 口コミ、動画

この記事を書いている私は、堀江貴文さんの書籍27冊読みました。
» ホリエモンのおすすめ本27選まとめ【効率思考をインストール】

本記事は、『捨て本』堀江貴文【著】の読書感想文・書評です。

片付けの本ではありません。
人生の断捨離の本です。

【書評】『捨て本』は捨てる生き方がわかる本【グッときたところベスト3】

【書評】『捨て本』は捨てる生き方がわかる本【グッときたところベスト3】

 グッときたところベスト3

【第1位】「自分の中の流れ」には逆らわない。流れに身を委ねて、ただ、目の前のことに集中する
【第2位】良いこと悪いことは表裏一体。だから過去も未来もあれこれ「考えない」
【第3位】唯一できることは「許す」こと。人も自分も変わっていくのだから

順番に解説します。

【第1位】「自分の中の流れ」には逆らわない。流れに身を委ねて、ただ、目の前のことに集中する

誤解されてはいけないが、周りに流されるということではない。
意識しているのは、「自分のなかの流れ」であって、他の人の流れとは関係ないのだ。
人は、みんなそれぞれ自分にとっての川を流れている。
僕もまた、僕だけの川のうねりを、流れているのだ。
周りに流されるのではなく、自分の川の流れに逆らわず、自分の運命に逆らわずにただゆっくりと流れていけば、必ず行くべき海へ出られる。

行雲流水

「行雲流水」という言葉を思い出しました。

行雲流水とは

空をゆく雲と川を流れる水のように、執着することなく物に応じ、事に従って行動すること。

雲や水のように、流れに逆らわずただひたすら身を任せる。

ただし、条件があります。

ただひたすら目の前のことに没頭すること。

堀江さんは「そうすれば然るべき場所にたどり着ける」と言い切っています。

私は現在、休職中で不安定な気持ちですが、改めて「目の前のことに没頭しよう」と決意しました。
ウダウダと先の見えない未来を考えていても、不安になるだけです。
前に進めません。

どこにたどり着けるか、わかりません

ただ、それでも「今、ここ」に集中します。

村上春樹さんの転機に対する言葉

四十歳というのはひとつの大きな転換点であって、それは何かを取り、何かをあとに置いていくことなのだ、と。
そして、その精神的な組み換えが終わってしまったあとでは、好むと好まざるとにかかわらず、もうあともどりはできない。
試してはみたけれどやはり気に入らないので、もう一度以前の状態に復帰します、ということはできない。
それは前にしか進まない歯車なのだ。

»【40歳の転機】人生の節目では精神の組み換えが終わると戻れない

私は休職して1年3ヶ月。

ちょうど「精神的な組み換え」の真っ最中です。
オイル交換をしているようなもの。

「精神的な組み換え」が終われば、もうあともどりはできない。

執着できなくなります。
転機では、過去やプライド、自分の周りを取り巻く環境などに執着せず、流れに任せていくのです。

人生の転機では「執着はタブー」です。

何ものにもとらわれず、捨てていくのみです。
ときには捨てることでしか、進めない状況もあるのです。

【第2位】良いこと悪いことは表裏一体。だから過去も未来もあれこれ「考えない」

結果について、どう考えようと、意味はない。

いい結果も考えられれば、嫌な結果も考えられる。可能性の点で見れば、両方ともゼロではない。
いいことを考えるのは、気持ちがいいだろう。でも、良いことの裏には必ず悪いことがある。片方を考えれば、もう片方の可能性も必ず考えなければならなくなる。
だったら、そもそも考えても詮ないのだ。

人生は選択の連続です。

何が正解かわかりません。
できることは予想すること。
それでもどうなるか誰にもわかりません。

休職した私には、今、選択肢が3つあります。

  • A:復職する
  • B:転職する
  • C:独立する

どれが正解かなんてわかりません。
どれも正解に見えますし、不正解にも見えます。

人によっては、以下のように言う人もいます。

  • A:復職する→メリット:経験が活きる。デメリット:同じ仕事を繰り返すかも
  • B:転職する→メリット:成長性があるかも。デメリット:人間関係がうまくいかないかも
  • C:独立する→メリット:今の生活を維持できる。デメリット:食べていけないかも

何が良いかわかりません。

今はまだ見えない「選択肢D」が出てくるかもしれません。
実際に選択してみたら、メリット、デメリットが入れ替わるかもしれません。

堀江さんに言わせると、正解は以下のとおり。

  • 過去、未来を考えない
  • 目の前のことに没頭する
  • 選択した結果について考えない

大事なのは「今、ここ」

正解は「今、ここ」にある。
「今、ここ」に集中して、自分のできることをする。

今の積み重ねの先に、未来がある。
振り返ったときに、初めて過去に気づく。

常にあるのは、目の前にある「今」だけなのです。

選択肢が多いことは、心の余裕を生みます。
迷ってもいいですが、メリット、デメリットを比較しても答えは出ません。

答えが出たとしても、あくまで数値上の答えです。
正解はありません。

本当の答えは「今、ここ」にあります。

「今、ここ」に集中できない選択肢なら不要です。
不要であれば、選択肢すら捨ててしまうのです。

【第3位】唯一できることは「許す」こと。人も自分も変わっていくのだから

人に裏切られないためには、どうすればいいのか?
スピードを落とすことでも、信用できる人との出会い待ちでもない。
そもそも裏切られない絶対の方法なんて、ないと思う。

正解は「許すこと」。
恨んだり憎んだところで、相手の気持ちは変えられないし、理解できない。僕も元部下たちに裏切られたが、彼らが本心では何を考えていたのか、少しもわからなかった。特にわかろうともしなかったけれど。
できることは、許す。それだけだ。

「恨み」を切り捨てるのは難しいです。

なぜなら、私はいまだに会社の人間の裏切りが許せないからです。

上司、先輩、同僚、後輩の裏切りを許すことはできません。
心の傷が、いまだに残っています。
許すことができれば、休職していないかもしれません。

ただ、堀江さんの言うとおり「悪意」があって裏切ったのか、わかりません。
一人一人つかまえて確認すればわかる話ですが、そんなことをするまでもなく「悪意はない」と想像できます。

それでも許せないのです。

ハッキリと言えることは、以下のとおり。

恨んでも人生は好転しない
今までを捨て、新しい世界に行く

私には復職の選択肢はもうないです。
なぜなら、生まれ変わりたいから。

同じ環境に戻ることは、バックすることを意味しています。

今までの自分を捨てて、新しい世界へ進む。

捨て本はターニングポイントでも役立ちます。

『捨て本』で今、ここに没頭する

『捨て本』で今、ここに没頭する【目次】

モノや他人への執着を捨て、いまを生きる

堀江さんが一番言いたいことです。

『僕のある種の強さは、「捨てること」と「持たないこと」の徹底した積み重ねが、基礎になっていると言えるだろう。
豊かに生きるには、モノや他人への執着を捨て、いまを生きること。
他人を気にせず、自分の気持ちに従うこと。 ケチにならず、分け与えることだ。

メッセージは一貫しています。

モノや他人への執着を捨て、今、ここに没頭する。

禅にも通じる考え方です。

「すべてを失ったとき初めて、本当の自由が手に入る」
忘れたくない言葉です。

今まで自分がどれだけ色々なモノに縛られてきたか、痛感する1冊です。

人生の転機にいる人におすすめ

こんな方におすすめ

  • 人生の転機にいる人
  • 過去や未来を考えて動けない人
  • 恨みを捨てられない人

下記のような人にはおすすめできません。

  • ミニマリスト
  • ホリエモンが嫌いな人
  • 人生に不満はなく楽しい毎日を送っている人

著者:堀江貴文 のプロフィール

1972年福岡県生まれ。実業家。SNS media & consulting株式会社ファウンダー。元ライブドア代表取締役社長CEO。
宇宙ロケット開発や、スマホアプリ「TERIYAKI」「755」のプロデュースなど、多岐にわたって活動中。
有料メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」は1万数千人の読者を持つ。
また会員制コミュニケーションサロン「堀江貴文イノベーション大学校」も盛況。
著書に『ゼロ』『本音で生きる』『多動力』『自分のことだけ考える。』『これからを稼ごう』などがあり、ベストセラー多数。
twitterアカウント:@takapon_jp

5つの章、書籍情報

堀江さんの半生を振り返りながら、独自の「捨てる論」が解説されています。

目次

第1章.from 1972 to 1990
第2章.from 1991 to 2003
第3章.from 2004 to 2013
第4章.from 2013 to 2019
第5章.to the future

書名捨て本
著者堀江貴文 
単行本312ページ
出版社徳間書店
発売日2019/7/30

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『捨て本』の口コミ、動画

『捨て本』の口コミ7つ

Amazonの口コミ188個

半数以上が5つ星です(2022年11月日現在)。
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解説動画1本

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まとめ:『捨て本』のメリット、デメリット

まとめ:『捨て本』のメリット、デメリット

メリット
  • 堀江節が楽しめる
  • 断捨離の視野が広がる
  • 捨ててはいけないものも知ることができる
デメリット
  • 極端な考えもある

人生を変える方法は簡単です。

捨てることです。
執着しないことです。

生まれ変わりたかったら、今までの自分を捨てないといけません。
捨てないと何も新しいものが入らず、前にも進めないのです。

なお、堀江さんの「時間に対する考え」も学べます。

以上です。

P.S. シンプルな事実が刺さります。

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