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【感想・書評】『本音で生きる』言い訳、バランス、プライドを捨てる

2020年5月10日

【感想・書評】『本音で生きる』言い訳、バランス、プライドを捨てる
  • 「本音で生きる人になりたい」
  • 「堀江貴文さんの書籍『本音で生きる』の内容を知りたい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 本記事の内容

  • 『本音で生きる』の読書感想文・書評
  • 口コミ、関連動画
  • グッときた言葉ベスト3

本記事を書いている私は、堀江貴文さんの書籍29冊読みました。
» ホリエモンのおすすめ本29選まとめ【没頭思考をインストール】

本記事は、『本音で生きる』堀江貴文【著】の読書感想文・書評です。

グサグサと突き刺さる本音が、気持ちいいです。
本音で生きる方法がわかる本です。

『本音で生きる』のグッときたところベスト3

『本音で生きる』のグッときたところベスト3

 グッときたところベスト3

  • 【第1位】極限まで忙しくしろ
  • 【第2位】大量にアウトプットし「自分で考える」ことを繰り返す
  • 【第3位】人のやっていることを徹底的に真似し、改善する

順番に解説します。

【第1位】極限まで忙しくしろ

朝、起きて朝食を食べて、身繕いをする。満員電車に揺られながら、会社に向かう。なんとか定時に仕事を終えようとするが、結局残業。居酒屋で遅い夕食を済ませて電車に乗って帰宅。ゲームをちょっとやってから寝る……。
いくら本人が忙しいと感じていても、僕からすればこんな1日はスカスカで暇すぎる。その24時間のうち、あなたはいったいどれだけやりたいことをできたのだろう。
矛盾しているようにも聞こえるかもしれないが、時間を有効に活用するためにまず必要なのは、忙しくすることだ。忙しいフリをするのではなく、本当に忙しくなるよう自分を追い込むのである。
自分がやりたいことに優先順位などつけず、片っ端からやる。
行きたい場所やイベントに行く。会いたい人に会う。食べたいものを食べる。
今まででも忙しいのに、さらに予定を詰め込むなんて、とうてい無理だときっとあなたは言うことだろう。だが、なぜやったこともないのに、無理だとわかるのか?疲れたと思ったら、そこでストップして、寝てしまってもいいのだ。
お金がない?何も僕はお金を使えと言っているのではない。やりたいことをやるのにお金は必要ないというのは先に述べた通りだ。
限界までやりたいことをやろうとする。そうしてはじめて、時間をどうやって使えばよいのかが見えてくるのである。たいしてすることもないのに、時間を効率化しようというのは、それこそ時間の無駄というものだ。

 考えた3つのこと

  1. 限界まで忙しくすれば、効率化を考えるようになる
  2. スキルが身につき、生産性が上がる
  3. やりたいことをやるので後悔がない

① 限界まで忙しくすれば、効率化を考えるようになる

仕事を効率化する最も良い方法です。
理由は、忙しくすれば、効率化せざるをえないからです。

・やりたいことを書き出す。
・限界までやりたいことを詰め込む。

上記のとおり。

私のやりたいこと

  • ブログの毎日更新
  • ブログの全記事リライト
  • ラン10km、読書、数学、筋トレ

旅行もやりたいことですが、お金がありません。

本書では「お金がない」は言い訳になるので、禁句です。
お金がなくても旅行できる方法を考えればいいだけです。

② スキルが身につき、生産性が上がる

膨大なやりたいことを時間内に終わらせるためには、「スキル」を身につければいいのです。

錆びたオノより、磨いたオノのほうがたくさんの木を切れます。

たとえば、ブログを早く書き上げるためには、以下のスキルを身につければいいのです。

  • ブラインドタッチ
  • 記事の構成を常に考える
  • ブログネタを常に考える

パソコンに向かっていない時間のほうが大事なことがわかります。

このように考えるきっかけは、忙しくしないと得られません。

③ やりたいことをやるので後悔がない

やりたいことを詰め込めば、後悔しません。
やりたいことをやっているからです。

「忙しいから、やりたいことは後回しにしよう」

こう考えると一生できません。

やりたいことは無理やりにでも詰め込むことです。

バランスを取らないことですね。

【第2位】大量にアウトプットし「自分で考える」ことを繰り返す

大量の情報が脳に定着し、なんらかのきっかけで情報同士の結びつきが生まれる。このプロセスを最大限効果的に行なうには、アウトプットすることと、自分で考えることの繰り返しが欠かせない。
アウトプットは、手帳に書き込むのでも人に話すのでも良いが、今ならTwitterやFacebookといったSNSやブログが一番手っ取り早いだろう。大上段に構えて、無理に長文を書こうとしなくてもいい。僕はニュースキュレーションアプリで興味を持ったニュースについては、自分のサイト「HORIEMON.COM」で短いコメントを書き込むようにしている。
気になった情報とその時に浮かんだコメントを書き込んだら、あとはさっさと忘れてしまう。忘れた情報はたいしたことがないから、やはりこちらも気にする必要はない。
自分の意見をうまくアウトプットできないと悩む人もいるが、それはたんにインプットしている情報量が足りていないだけだ。インプットの量とスピードを増やせば、自然とアウトプットの量やスピードも増え、自分なりの考察が自然と湧き出るようになる。頭を使うべきは、自分の考察をどうひねり出すかではなく、インプットの量とスピードをいかにして向上させるかなのだ。
そして、日々の習慣として「考えること」を繰り返すこと。スマホが使えなくても、数秒しか時間がなくても、考えることはできる。考えることはなんだっていい。
当たり前に繰り返している日常のルーチンを改善できないか。店で受けたサービスが素晴らしかったのなら、何がよかったのか。ひどかったのなら、どう改善すればいいのか。ニュースで紹介されていた新製品を、仕事上の課題を解決するために使えないか。
情報をインプットし、アウトプットし、「考えること」を繰り返す。ボーッとするのではなく、自分の時間を思考で埋めていくと、ある瞬間に解決策やアイデアがふっと浮かぶようになる。自分の脳を情報と思考で埋めれば、どうでもいいことで悩んでいる暇などなくなってしまうはずだ。

大事なことは以下のとおり。

大量の情報×自分で考える=アイデアのアウトプット

アイデアを実行する

常に考え続けることが大事です。

本の中で、「思考法は必要なく、大量の情報を浴び続ければ、勝手に頭の中で対策が組み立てられるようになる」と述べられています。

すべては「大量の情報を浴びること」から始まります。
アイデアは「ただの情報の組み合わせ」と言い切ります。

言い訳をせずにやってみることですね。

【第3位】人のやっていることを徹底的に真似し、改善する

「自分のスタイルと違う」とか「真似するのはダサい」とか、くだらないプライドを捨てて、手本となる人のやっていることを徹底的に真似し、改善を繰り返す。
お手本となる人は、ネットでもリアルでもどこにでもいる。ちょっとでも良いなと思ったら、ためらうことなく真似をすればいい。

〜中略〜

面白いことをやっている、自分がやりたいことに近いことをやっている、そういう人の活動をじっくりと観察し、まずは同じことをやってみる。そして、もっと面白くするにはどうすればよいか、もっと労力をかけずにやるにはどうすればよいのかを考え、改善を繰り返す。
ロールモデルになりうる人は活動を積極的に公開しているものだ。コンテンツを丸パクリするのは論外だが、できる人を真似るのは最も早い上達法である。

パクリでもなんでも、おすすめの上達法が「パクリ」であればやってみることです。

なぜなら、本音で生きるための条件は「言い訳はしない」からです。

・憧れのブロガーの文章の型を真似る。
・憧れの人の生活スタイルを真似てみる。
・尊敬している人の名言を読み、生き方を真似てみる。

ひたすら真似をして、自分なりの改善を繰り返せばOKです。

パクることはオリジナリティがないですが、「やらないよりはまずやってみる」ことです。

憧れの3人を組み合わせれば、オリジナルになります。

自意識とプライドを捨て、まずはパクってみることです。

『本音で生きる』言い訳、バランス、プライドを捨てる

【感想・書評】『本音で生きる』言い訳、バランス、プライドを捨てる

本音で生きるために大事な3つのこと

本音で生きられるようになるには、次の3つが大事です。

  1. 言い訳しない
  2. バランスをとろうとしない
  3. 「自意識」と「プライド」を捨てる

① 言い訳しない

  • お金がない
  • 時間がない
  • 才能がない

言葉にした時点で、行動できなくなります。
行動しなくてよくなります。
自分を縛ります。

百害あって一利なしです。
本音ではやりたいと思っていても、もう無理です。

本音で生きたいなら、絶対口にしないことです。

② バランスをとろうとしない

私は会社員時代、バランスが取れず苦しみました。

自分ではバランスが取れないと思っていましたが、勘違いでした。
無意識にバランスを取っていたのです。

下記のとおり。

  • ストレスが溜まったら、散財する
  • 仕事をし過ぎたら、ストレス解消に朝まで飲む
  • 家庭でうまくいかないなら、外でバランスを取る

本書では「バランスを取らないことが大事」と述べられています。

  • 極端で良い
  • あれもこれもと欲張らない
  • バランスを取らず、没頭する

極端な何かを得るには、極端な何かを捨てなくてはならないのです。

③ 「自意識」と「プライド」を捨てる

「自意識」と「プライド」は今すぐ捨てるべきです。
理由は、誰も自分のことなんて気にしていないからです。

下記を思うのは無意味です。

・大企業を辞めて、小さな会社で働くのがみっともない
・バイトで働いたり、生活保護を受けるのは恥ずかしい
・こんなことを思われたら嫌だ

すべて自意識過剰、世間体を気にすることで生じる悪夢です。

・すごい自分でなければいけない
・相手に悪く思われたらどうしよう
・世間体が悪いとみんながついてこない

すべて幻です。
悪夢が悪夢を呼びます。

本音で生きるには、さっさと「自意識」と「プライド」を捨てればいいのです。
大事なのは「自分がやりたいか、どうか」ですね。

ちなみに本当に悪夢を見たことは「営業会議の悪夢から自分に正直になることを決意【いい人をやめよう】」で解説しています。

自分に正直になりたい人におすすめ

こんな方におすすめ

  • 自分に正直になりたい人
  • 自分で人生を切り拓きたい人
  • やりたいことだけやって生きていきたい人

著者:堀江貴文のプロフィール

1972年福岡県生まれ。実業家。SNS media & consulting株式会社ファウンダー。元ライブドア代表取締役社長CEO。
宇宙ロケット開発や、スマホアプリ「TERIYAKI」「755」のプロデュースなど、多岐にわたって活動中。
有料メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」は1万数千人の読者を持つ。
また会員制コミュニケーションサロン「堀江貴文イノベーション大学校」も盛況。
著書に『ゼロ』『本音で生きる』『多動力』『自分のことだけ考える。』『これからを稼ごう』などがあり、ベストセラー多数。
twitterアカウント:@takapon_jp

6つの章、書籍情報

目次

序章.なぜ、本音で生きられないのか
第1章.言い訳をやめる
第2章.バランスをとるな!
第3章.本音で生きられない理由は「自意識」と「プライド」である
第4章.すべてを最適化せよ
第5章.本音で生きるために必要なこと

書名 『本音で生きる』
著者 堀江貴文 
単行本 202ページ
出版社 ポプラ社
発売日 2017/5/9

»『本音で生きる』をAmazonで読んでみる

『本音で生きる』の口コミ、動画

『本音で生きる』の口コミ9個

Amazonの口コミ287個

口コミの44%が5つ星です(2020年5月10日現在)。
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Twitterの口コ4個

解説動画2本

まとめ:本音で生きるために、言い訳せず、バランス取らず、自意識とプライドを捨てよう

まとめ:本音で生きるために、言い訳せず、バランス取らず、自意識とプライドを捨てよう

 まとめ:グッときた言葉ベスト3

  • 【第1位】極限まで忙しくしろ
  • 【第2位】大量にアウトプットし「自分で考える」ことを繰り返す
  • 【第3位】人のやっていることを徹底的に真似し、改善する

気持ち良い生き方を追求する。

ホリエモンの生き方は気持ちが良いです。

言い訳がないからです。
極端だからです。
自意識もプライドもないからです。

意識するだけで、本音で生きることができそうです。

以上です。

P.S. 本音で生きればうまくいきます。

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