- 「洗脳されない方法を知りたい」
- 「堀江貴文さんの書籍『すべての教育は「洗脳」である』の内容を知りたい」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
本記事の内容
- 『すべての教育は洗脳である』の書評【グッときたところベスト3】
- 口コミ、関連動画
本記事を書いている私は、堀江貴文さんの本は27冊読みました。
» ホリエモンのおすすめ本29選まとめ【没頭思考をインストール】
本記事は、『すべての教育は「洗脳」である』堀江貴文【著】の書評です。
本書は「気づかないうちにマインドコントロールされているかも」と考えるきっかけになる本です。
「今、やりたいことをやる」のは、堀江貴文さんの常套手段です。
Contents
【洗脳されない方法】過去を再利用しない、とらわれない、こだわらない
グッときたところベスト3
- 【第1位】過去を再利用しない
- 【第2位】仕事を遊び倒す人生
- 【第3位】「辞められるわけがない」は嘘だ
順番に解説します。
【第1位】過去を再利用しない
自分が今までの努力で得てきたものを、なんとか未来にも活かしたい。そこに費やしてきた時間を無駄にしたくない。そういった未練とは潔く手を切ってほしいのである。あくまでも、「今」あなたが何をしたいのかが出発点だからだ。
メルマガに寄せられる定番の質問に、こういったものがある。
「私は会計士の資格を持っています。とりあえずこの資格を活かせることをやろうと思うのですが、何かいいアイデアはないでしょうか」
自分は会計士だ。だから会計士の資格を活かせることをやる。
真っ当な発想に見えるかもしれないが、実はまったくなっていない。なぜならここには、本人の「これがやりたい」という動機が一切ないからだ。順序は常に「好き」「やりたい」という動機が先でなければならない。
この相談者の「やりたいこと」に、会計士資格が活かせるのであればもちろんそれでもいい。しかし、「とりあえず」を理由に何かを始めても、同じことを「やりたくて」やっている人には絶対勝てない。「大好きだからやりたい」と「特別やりたいとは思っていない」の間にある壁は想像以上に高いのだ。〜中略〜
手持ちのものをうまく使うことだけを考えている人と、「これを作りたい」というビジョンがはっきりしている人
どちらの方がパフォーマンス高く理想を実現できるだろうか。そして何より、どちらの方が、お客にとって理想的な空間になるだろうか?比べるまでもなく、後者である。
つまり、自分のやってきたことや、すでに持っているものから「やること」を決めてはいけないのだ。〜中略〜
もしかしたら、「一見使えそうな」スキルや経験があなたにはあるかもしれない。でも、「これを素材として活かす事業でなきゃダメだ」と思っているのなら、むしろ捨てた方がいい。それは、あなたの本当に「やりたい」を妨げる持ち物だからだ。
投資には、「損切り」という概念がある。含み損が生じている商品を早めに手放し、損失を最小限に抑える手法だ。自己投資においては、過去はどんどん損切りの対象にしていってかまわない。
「過去を活かす」のは一見、「経験を無駄にしない」ことのように思える。
でも、それは錯覚だ。過去は、ただの過ぎ去った時間でしかない。「再利用できる資源」ではないのだから、それを無理に活かす必要はない。過去を元手に決断すれば、その時点であなたの可能性は100分の1、1000分の1に縮まってしまうだろう。
過去にとらわれていました。
「過去の経験を未来に活かさなくては」と思っていたからです。
具体的なスキルや資格は、以下のとおり。
- 総合旅行業務取扱管理者
- 総合旅程管理主任者
- 添乗経験100本(一般団体、教育旅行、視察旅行)
- 国内旅行地理検定2級
- 損害保険初級
- 英検2級
- TOEIC540点
- 法人営業スキル18年
過去にとらわれて、未来の可能性ややりたいことを狭める必要はありません。
資産や資格を持っていることで、腰を重くする必要はないのです。
さっさと捨てて、やりたいことをやるのです。
そう考えると、身につけているスキルや収穫が色褪せて見えます。
結局「今までの経験を活かして」なんて、自分の考えではありません。
洗脳されて刷り込まれた言葉です。
改めて、白紙の状態から「今、何をやりたいのか」を考える。
「本当に自分で考えたことかどうか」と考えることは、洗脳から解放される良い習慣です。
【第2位】仕事を遊び倒す人生
僕はこの数年、「好きなこと=遊び」を仕事にしよう、と言い続けてきた。「やりたくないことをするのが仕事だ」という考えをやめ、「やりたいからどんどんやってしまう」サイクルの中から仕事を生み出す。そんな生き方を提唱してきたし、誰より僕がそれを徹底してきた。
”遊びを仕事にして、仕事を遊び倒す人生”。
僕の人生を簡潔に表すとこうなる。他人からは遊んでいるように見えるかもしれないが、実は仕事をバリバリこなしている真っ最中、というようなことがほとんどだ。
本書のテーマである「学び」も同じ仲間だ。すなわち「遊ぶ」「働く」「学ぶ」を同化させた、三位一体型の人生を僕は送っている。
「遊ぶ」「働く」「学ぶ」を一緒にするというのは、それぞれの間に区切りを設けないということだ。お互いがシームレスに移行していく。あるいは、一つのアクションが、遊びとも、仕事とも、勉強とも解釈できる。そのような状態を、僕は「遊び倒す人生」だと考えている。
たとえば、あなたが家で、一冊の漫画を読んでいるところを想像してみてほしい。そのままだと、単なる「遊び」なのかもしれない。では、あなたがその漫画のレビューをウェブメディアに寄稿して報酬を得たらどうか。漫画を読む行為が「仕事」でもある、ということになる。
さらに、その漫画の内容が、あなたにとって刺激的で、もっとこのジャンルについて学びたい、と思わせてくれるものだったとしよう。するとどうだろう。漫画を読んでいるあなたは、「遊びながら、学びながら、働いている」状態になるのだ。
考えていることを言葉にしてもらいました。
「三位一体」が理想の人生です。
私は旅行会社で19年8ヶ月、働いてきました。
「19年8ヶ月で一番楽しかった仕事は何ですか?」と聞かれれば「添乗の下見」と即答します。
下見は、まさに「仕事と学びと遊び」の三位一体です(自己紹介で既に書いています)
仕事…観光地、ホテル、レストランなど実際に自分で体験する
学び…今後のツアー作成のために知識を蓄える
遊び…旅行を楽しむ
一生、三位一体「仕事×学び×遊び」をやりたいと思っていました。
それくらい「下見」が好きだったのです。
証拠に「下見」は、すべて自腹で行きました。
それでも、旅行会社の会社員時代の労働時間に占める「下見」の割合は1%ほどです。
すべてを「下見」で埋め尽くすことはできません。
現在は休職して、ブログに注力しています。
休職して三位一体を目指す
休職して傷病手当金がもらえるようになりました。
1年6ヶ月は仕事をしなくても生きていけます。
休職の良いところは、1年半ですが「仕事をしなくていい時間」をもらえることです。
「仕事をしなくていい時間」は強制的に下記の問いをもたらします。
「仕事をしなくていい状態で何をやりたいのか?」
人生で何をやりたいのか、真剣に考えるきっかけになるのです。
私は病んでいる人には休職を勧めます。
人生を見直すきっかけになるからです。
ただ、休職しても楽にはならないことを伝えます。
将来の不安と常に隣り合わせです。
休職して、とことんやりたいことをやって欲しいです。
人生をストップさせるので、やりたいことをやらずに停滞しているのはもったいないです。
人生には洗脳から解放され、自分にとっての「三位一体」を探す時間があっても良いです。
ちなみに理想の人生を考えるには「どんな生活を送りたいか」を考えてみるのもありです。
詳しくは「何になりたいかより、どんな生活を送りたいか【幸せになる3つの方法】」で解説しています。
【第3位】「辞められるわけがない」」は嘘だ
会社なんて気軽に辞めればいい。
これだけは、何度でも繰り返し主張していきたいと思っている。なぜなら、これができなくて精神を病んだり、自殺をはかったりするビジネスパーソンがあまりにも多いからだ。何度言っても言いすぎることはないだろう。
厚生労働省の統計データを見ると、2012年から2016年の間に、29歳以下のグループにおいて、仕事が原因の自殺が45%も増加している。また、精神障害の労災請求件数も、2015年3月末の時点で過去最高を記録しているという。
僕も、「自殺したいくらい仕事が苦しい」と言う人と話したことが何度もある。彼らは大抵の場合、「勤め先がブラック企業で、めちゃくちゃ働かされている」「パワハラで人格を否定されている」などといったエピソードを口にする。
だが、僕が「そんな仕事すぐに辞めなよ」と言うと、「辞めたら次の職が見つからないかもしれない」「人手不足だから自分が辞めたらまわりが迷惑する」などと言って首を横に振る。危ない兆候だ。こうした「辞められない理由探し」に走っている状態の人は、だいたい心の健康をすでに害している。
なぜそれほどまでに我慢してしまうのか。理由ははっきりしている。親から、学校から、そして社会全体からの、絶え間ない「脅迫」のせいだ。
彼らは口を揃えて、「会社を(学校を)辞めたら大変なことになる」と人を脅す。「学校に行けなくなったら、もうまっとうな仕事には就けない」とか、「一つの会社に居続ければ昇進の可能性があるけど、転職したらそれがフイになる」などと言ってはなんとかその組織にしがみつかせようとする。不安を煽る脅迫型の説得は、新興宗教やマルチビジネスでもよく使われる、心理操作の譲渡手段だ。
しかし、落ち着いて考えればわかることだが、一つの組織から抜けたくらいで「大変なこと」なんて起きない。僕は東大を中退しているが、大変な目になんて一切遭わなかった。会社を辞めて転職したり、独立したりといった経験を持っている人だって大勢いる。「大変なことになる」というのは、ただのデマなのである。
合わない組織に身を置き続けて健康を害するくらいなら、無職になって出直すほうがよほど将来性は高いだろう。「次の仕事がなかったら」なんて大した問題ではない。社会での居場所なんて、作りたければいくらでも作れる。
私は会社に洗脳されていました。
- 会社を辞められずに仕事をガマンし続け、慢性蕁麻疹を発症
↓ - 慢性蕁麻疹が出ても会社を辞められずに、1年6ヶ月、ガマンしながら働く
↓ - 会社を辞められずに、休職
常にストレスにさらされて、身体を壊しながら仕事を続けた自分がアホらしいです。
結局、いまだに会社を辞めていません。
散々、洗脳の言葉を聞いてきました
会社の洗脳の言葉
- 「うちの会社で通用しない人間は、他社に行っても通用しない」
- 「転職したら給与が下がる」
- 「転職したら全員が先輩になるので、一番下からスタートになる」
- 「会社を辞めたら、転職は難しい」
- 「会社を辞めたら、昇進を諦め、やりたくない仕事を続ける可能性がある」
- 「在宅で稼げるわけがない」
経験したことがない人にかぎって、上記の言葉を言いがち。
実際は、会社を辞めて給与が上がっている人もいます。
ストレスから解放されて、やりたい仕事についている人もいます。
会社を辞めて悪くなっている人はほとんどいません。
悪くなりようがないからです。
底辺な会社を辞めるだけで、うまくいきます。
サラリーマンの辛いところは「辞めます」と言えないところですよね。
『すべての教育は洗脳である』我慢せず、いますぐ、没頭
洗脳から抜け出すために
本書では、「教育=洗脳」であり、洗脳から抜け出すための主張が繰り返されています。
- 我慢するな
- 今すぐやれ
- 没頭をしろ
「上記の妨げになるのが教育」と述べられています。
本書は洗脳から解放されて、自分の力を解放する喜びを味わうための本です。
「思い切って動き出したいけど動けない人」にブレーキの外し方を教えてくれます。
洗脳されている人におすすめ
こんな方におすすめ
- 洗脳されている人
- やりたいことをやりたい人
- 没頭して充実感を味わいたい人
Amazonより紹介文を要約
「学校はいらない」「学びとは没頭である」「好きなことにとことんハマれ」「遊びは未来の仕事になる」―本音で闘うホリエモンの“俺流”教育論です。
著者:堀江貴文 のプロフィール
1972年福岡県生まれ。実業家。SNS media & consulting株式会社ファウンダー。元ライブドア代表取締役社長CEO。
宇宙ロケット開発や、スマホアプリ「TERIYAKI」「755」のプロデュースなど、多岐にわたって活動中。
有料メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」は1万数千人の読者を持つ。
また会員制コミュニケーションサロン「堀江貴文イノベーション大学校」も盛況。
著書に『ゼロ』『本音で生きる』『多動力』『自分のことだけ考える。』『これからを稼ごう』などがあり、ベストセラー多数。
twitterアカウント:@takapon_jp
5つの章の目次、書籍情報
目次
第1章.学校は国策「洗脳機関」である
第2章.G人材とL人材
第3章.学びとは「没頭」である
第4章.三つの「タグ」で自分の価値を上げよ!
第5章.会社はいますぐ辞められる
書名 | 『すべての教育は「洗脳」である』 |
---|---|
著者 | 堀江貴文 |
単行本 | 206ページ |
出版社 | 光文社 |
発売日 | 2017/3/16 |
»『すべての教育は「洗脳」である』をAmazonで読んでみる
『すべての教育は「洗脳」である』の口コミ、動画
Amazonの口コミ372個
口コミの64%が5つ星です(2020年5月12日現在)。
»『すべての教育は洗脳である』の口コミをAmazonで見てみる
Twitterの口コミ4個
すべての教育は洗脳である/堀江貴文
マイ評価: ☆☆☆
明治から始まった戦争の為の軍隊育成,工場で働く人づくりの為の画一的な教育が今も続いている.学歴が関係なくなっている現代において,教育のあり方を見直す必要性を感じます.如何に没頭し夢中になれるかが大切ですね.#読了 #読書 pic.twitter.com/WD4jL5i7m3— Y.M. (@YM39810186) May 6, 2020
堀江貴文さんの本4冊目『すべての教育は『洗脳』である』読んだ。以下メモ──
・学校とは「国家」に都合のいい労働者を作る所
・「国家」が衰えた今、学校の意義は消えた。むしろ「洗脳」の場
・「貯金型思考」を捨てる。大事なのは「いま何したい?」— ケイタ(英語翻訳) (@keita_honyaku) March 28, 2020
すべての教育は「洗脳」である
堀江貴文 #読了毎日同じ教科書で同じ事を教えられれば考え方も似通ってくる。そしたら大人としては扱いやすい。学校で植え付けられた価値観ってあるよな?
っていう疑問から手に取った本。読後、すごく前向きな気持ちになりました! pic.twitter.com/LdSBsWKylO
— く じ ら (@Kujira_Y_book) March 15, 2020
堀江貴文 著「すべての教育は洗脳である」
常識こそ洗脳
誰かに認められたいという気持ちが邪魔をして、既存の枠組みの中で競争しようとしてしまう
本当の楽しさは0から1を作り出す部分にしかない常識=宗教
社会で当たり前とされていることに疑問を持つことが大事#すべての教育は洗脳である— わたわた@副業垢 (@watahukugyo) December 8, 2019
解説動画3本
まとめ:洗脳について理解し、洗脳されない人生を生きよう
まとめ:グッときた言葉ベスト3
- 【第1位】過去を再利用しない
- 【第2位】仕事を遊び倒す人生
- 【第3位】「辞められるわけがない」は嘘だ
洗脳されて行動をやめるなんて、もったいないです。
怖気づいた時は、「洗脳されていないか」を疑ってみると良いです。
今まで刷り込まれてきたものは、「常識」と言う名の「洗脳」です。
以上です。
P.S. 考えるきっかけを与えてくれる本でした。
関連記事【無人島で読みたい】面白いマンガランキング80選【1,435冊】
関連記事ホリエモンの努力量は人の3倍『好きなことだけで生きていく』の書評