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【洗脳されない方法】過去を再利用しない、とらわれない、こだわらない

2020年5月12日

【洗脳されない方法】過去を再利用しない、とらわれない、こだわらない
  • 「洗脳されない方法を知りたい」
  • 「堀江貴文さんの書籍『すべての教育は「洗脳」である』の内容を知りたい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 本記事の内容

  • 『すべての教育は洗脳である』の書評【グッときたところベスト3】
  • 口コミ、関連動画

本記事を書いている私は、堀江貴文さんの本は27冊読みました。
» ホリエモンのおすすめ本29選まとめ【没頭思考をインストール】

本記事は、『すべての教育は「洗脳」である』堀江貴文【著】の書評です。

本書は「気づかないうちにマインドコントロールされているかも」と考えるきっかけになる本です。
「今、やりたいことをやる」のは、堀江貴文さんの常套手段です。

【洗脳されない方法】過去を再利用しない、とらわれない、こだわらない

【洗脳されない方法】過去を再利用しない、とらわれない、こだわらない

 グッときたところベスト3

  • 【第1位】過去を再利用しない
  • 【第2位】仕事を遊び倒す人生
  • 【第3位】「辞められるわけがない」は嘘だ

順番に解説します。

【第1位】過去を再利用しない

自分が今までの努力で得てきたものを、なんとか未来にも活かしたい。そこに費やしてきた時間を無駄にしたくない。そういった未練とは潔く手を切ってほしいのである。あくまでも、「今」あなたが何をしたいのかが出発点だからだ。
メルマガに寄せられる定番の質問に、こういったものがある。
「私は会計士の資格を持っています。とりあえずこの資格を活かせることをやろうと思うのですが、何かいいアイデアはないでしょうか」
自分は会計士だ。だから会計士の資格を活かせることをやる。
真っ当な発想に見えるかもしれないが、実はまったくなっていない。なぜならここには、本人の「これがやりたい」という動機が一切ないからだ。順序は常に「好き」「やりたい」という動機が先でなければならない。
この相談者の「やりたいこと」に、会計士資格が活かせるのであればもちろんそれでもいい。しかし、「とりあえず」を理由に何かを始めても、同じことを「やりたくて」やっている人には絶対勝てない。「大好きだからやりたい」と「特別やりたいとは思っていない」の間にある壁は想像以上に高いのだ。

〜中略〜

手持ちのものをうまく使うことだけを考えている人と、「これを作りたい」というビジョンがはっきりしている人
どちらの方がパフォーマンス高く理想を実現できるだろうか。そして何より、どちらの方が、お客にとって理想的な空間になるだろうか?比べるまでもなく、後者である。
つまり、自分のやってきたことや、すでに持っているものから「やること」を決めてはいけないのだ。

〜中略〜

もしかしたら、「一見使えそうな」スキルや経験があなたにはあるかもしれない。でも、「これを素材として活かす事業でなきゃダメだ」と思っているのなら、むしろ捨てた方がいい。それは、あなたの本当に「やりたい」を妨げる持ち物だからだ。
投資には、「損切り」という概念がある。含み損が生じている商品を早めに手放し、損失を最小限に抑える手法だ。自己投資においては、過去はどんどん損切りの対象にしていってかまわない。
「過去を活かす」のは一見、「経験を無駄にしない」ことのように思える。
でも、それは錯覚だ。過去は、ただの過ぎ去った時間でしかない。「再利用できる資源」ではないのだから、それを無理に活かす必要はない。過去を元手に決断すれば、その時点であなたの可能性は100分の1、1000分の1に縮まってしまうだろう。

過去にとらわれていました。
「過去の経験を未来に活かさなくては」と思っていたからです。

具体的なスキルや資格は、以下のとおり。

  • 総合旅行業務取扱管理者
  • 総合旅程管理主任者
  • 添乗経験100本(一般団体、教育旅行、視察旅行)
  • 国内旅行地理検定2級
  • 損害保険初級
  • 英検2級
  • TOEIC540点
  • 法人営業スキル18年

過去にとらわれて、未来の可能性ややりたいことを狭める必要はありません。

資産や資格を持っていることで、腰を重くする必要はないのです。
さっさと捨てて、やりたいことをやるのです。

そう考えると、身につけているスキルや収穫が色褪せて見えます。

結局「今までの経験を活かして」なんて、自分の考えではありません。
洗脳されて刷り込まれた言葉です。

改めて、白紙の状態から「今、何をやりたいのか」を考える。

「本当に自分で考えたことかどうか」と考えることは、洗脳から解放される良い習慣です。

【第2位】仕事を遊び倒す人生

僕はこの数年、「好きなこと=遊び」を仕事にしよう、と言い続けてきた。「やりたくないことをするのが仕事だ」という考えをやめ、「やりたいからどんどんやってしまう」サイクルの中から仕事を生み出す。そんな生き方を提唱してきたし、誰より僕がそれを徹底してきた。
”遊びを仕事にして、仕事を遊び倒す人生”。
僕の人生を簡潔に表すとこうなる。他人からは遊んでいるように見えるかもしれないが、実は仕事をバリバリこなしている真っ最中、というようなことがほとんどだ。
本書のテーマである「学び」も同じ仲間だ。すなわち「遊ぶ」「働く」「学ぶ」を同化させた、三位一体型の人生を僕は送っている。
「遊ぶ」「働く」「学ぶ」を一緒にするというのは、それぞれの間に区切りを設けないということだ。お互いがシームレスに移行していく。あるいは、一つのアクションが、遊びとも、仕事とも、勉強とも解釈できる。そのような状態を、僕は「遊び倒す人生」だと考えている。
たとえば、あなたが家で、一冊の漫画を読んでいるところを想像してみてほしい。そのままだと、単なる「遊び」なのかもしれない。では、あなたがその漫画のレビューをウェブメディアに寄稿して報酬を得たらどうか。漫画を読む行為が「仕事」でもある、ということになる。
さらに、その漫画の内容が、あなたにとって刺激的で、もっとこのジャンルについて学びたい、と思わせてくれるものだったとしよう。するとどうだろう。漫画を読んでいるあなたは、「遊びながら、学びながら、働いている」状態になるのだ。

考えていることを言葉にしてもらいました。

「三位一体」が理想の人生です。

私は旅行会社で19年8ヶ月、働いてきました。
「19年8ヶ月で一番楽しかった仕事は何ですか?」と聞かれれば「添乗の下見」と即答します。

下見は、まさに「仕事と学びと遊び」の三位一体です(自己紹介で既に書いています)

仕事…観光地、ホテル、レストランなど実際に自分で体験する
学び…今後のツアー作成のために知識を蓄える
遊び…旅行を楽しむ

一生、三位一体「仕事×学び×遊び」をやりたいと思っていました。

それくらい「下見」が好きだったのです。
証拠に「下見」は、すべて自腹で行きました。

それでも、旅行会社の会社員時代の労働時間に占める「下見」の割合は1%ほどです。
すべてを「下見」で埋め尽くすことはできません。

現在は休職して、ブログに注力しています。

休職して三位一体を目指す

休職して傷病手当金がもらえるようになりました。
1年6ヶ月は仕事をしなくても生きていけます。

休職の良いところは、1年半ですが「仕事をしなくていい時間」をもらえることです。
「仕事をしなくていい時間」は強制的に下記の問いをもたらします。

「仕事をしなくていい状態で何をやりたいのか?」

人生で何をやりたいのか、真剣に考えるきっかけになるのです。

私は病んでいる人には休職を勧めます。
人生を見直すきっかけになるからです。

ただ、休職しても楽にはならないことを伝えます。
将来の不安と常に隣り合わせです。

休職して、とことんやりたいことをやって欲しいです。

人生をストップさせるので、やりたいことをやらずに停滞しているのはもったいないです。
人生には洗脳から解放され、自分にとっての「三位一体」を探す時間があっても良いです。

ちなみに理想の人生を考えるには「どんな生活を送りたいか」を考えてみるのもありです。
詳しくは「何になりたいかより、どんな生活を送りたいか【幸せになる3つの方法】」で解説しています。

【第3位】「辞められるわけがない」」は嘘だ

会社なんて気軽に辞めればいい。
これだけは、何度でも繰り返し主張していきたいと思っている。なぜなら、これができなくて精神を病んだり、自殺をはかったりするビジネスパーソンがあまりにも多いからだ。何度言っても言いすぎることはないだろう。
厚生労働省の統計データを見ると、2012年から2016年の間に、29歳以下のグループにおいて、仕事が原因の自殺が45%も増加している。また、精神障害の労災請求件数も、2015年3月末の時点で過去最高を記録しているという。
僕も、「自殺したいくらい仕事が苦しい」と言う人と話したことが何度もある。彼らは大抵の場合、「勤め先がブラック企業で、めちゃくちゃ働かされている」「パワハラで人格を否定されている」などといったエピソードを口にする。
だが、僕が「そんな仕事すぐに辞めなよ」と言うと、「辞めたら次の職が見つからないかもしれない」「人手不足だから自分が辞めたらまわりが迷惑する」などと言って首を横に振る。危ない兆候だ。こうした「辞められない理由探し」に走っている状態の人は、だいたい心の健康をすでに害している。
なぜそれほどまでに我慢してしまうのか。理由ははっきりしている。親から、学校から、そして社会全体からの、絶え間ない「脅迫」のせいだ。
彼らは口を揃えて、「会社を(学校を)辞めたら大変なことになる」と人を脅す。「学校に行けなくなったら、もうまっとうな仕事には就けない」とか、「一つの会社に居続ければ昇進の可能性があるけど、転職したらそれがフイになる」などと言ってはなんとかその組織にしがみつかせようとする。不安を煽る脅迫型の説得は、新興宗教やマルチビジネスでもよく使われる、心理操作の譲渡手段だ。
しかし、落ち着いて考えればわかることだが、一つの組織から抜けたくらいで「大変なこと」なんて起きない。僕は東大を中退しているが、大変な目になんて一切遭わなかった。会社を辞めて転職したり、独立したりといった経験を持っている人だって大勢いる。「大変なことになる」というのは、ただのデマなのである。
合わない組織に身を置き続けて健康を害するくらいなら、無職になって出直すほうがよほど将来性は高いだろう。「次の仕事がなかったら」なんて大した問題ではない。社会での居場所なんて、作りたければいくらでも作れる。

私は会社に洗脳されていました。

  • 会社を辞められずに仕事をガマンし続け、慢性蕁麻疹を発症
  • 慢性蕁麻疹が出ても会社を辞められずに、1年6ヶ月、ガマンしながら働く
  • 会社を辞められずに、休職

常にストレスにさらされて、身体を壊しながら仕事を続けた自分がアホらしいです。

結局、いまだに会社を辞めていません。

散々、洗脳の言葉を聞いてきました

 会社の洗脳の言葉

  • 「うちの会社で通用しない人間は、他社に行っても通用しない」
  • 「転職したら給与が下がる」
  • 「転職したら全員が先輩になるので、一番下からスタートになる」
  • 「会社を辞めたら、転職は難しい」
  • 「会社を辞めたら、昇進を諦め、やりたくない仕事を続ける可能性がある」
  • 「在宅で稼げるわけがない」

経験したことがない人にかぎって、上記の言葉を言いがち。

実際は、会社を辞めて給与が上がっている人もいます。
ストレスから解放されて、やりたい仕事についている人もいます。

会社を辞めて悪くなっている人はほとんどいません。
悪くなりようがないからです。

底辺な会社を辞めるだけで、うまくいきます。

サラリーマンの辛いところは「辞めます」と言えないところですよね。

『すべての教育は洗脳である』我慢せず、いますぐ、没頭

『すべての教育は洗脳である』我慢せず、いますぐ、没頭

洗脳から抜け出すために

本書では、「教育=洗脳」であり、洗脳から抜け出すための主張が繰り返されています。

  1. 我慢するな
  2. 今すぐやれ
  3. 没頭をしろ

「上記の妨げになるのが教育」と述べられています。

本書は洗脳から解放されて、自分の力を解放する喜びを味わうための本です。

「思い切って動き出したいけど動けない人」にブレーキの外し方を教えてくれます。

洗脳されている人におすすめ

こんな方におすすめ

  • 洗脳されている人
  • やりたいことをやりたい人
  • 没頭して充実感を味わいたい人

 Amazonより紹介文を要約

「学校はいらない」「学びとは没頭である」「好きなことにとことんハマれ」「遊びは未来の仕事になる」―本音で闘うホリエモンの“俺流”教育論です。

著者:堀江貴文 のプロフィール

1972年福岡県生まれ。実業家。SNS media & consulting株式会社ファウンダー。元ライブドア代表取締役社長CEO。
宇宙ロケット開発や、スマホアプリ「TERIYAKI」「755」のプロデュースなど、多岐にわたって活動中。
有料メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」は1万数千人の読者を持つ。
また会員制コミュニケーションサロン「堀江貴文イノベーション大学校」も盛況。
著書に『ゼロ』『本音で生きる』『多動力』『自分のことだけ考える。』『これからを稼ごう』などがあり、ベストセラー多数。
twitterアカウント:@takapon_jp

5つの章の目次、書籍情報

目次

第1章.学校は国策「洗脳機関」である
第2章.G人材とL人材
第3章.学びとは「没頭」である
第4章.三つの「タグ」で自分の価値を上げよ!
第5章.会社はいますぐ辞められる

書名 『すべての教育は「洗脳」である』
著者 堀江貴文 
単行本 206ページ
出版社 光文社
発売日 2017/3/16

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『すべての教育は「洗脳」である』の口コミ、動画

『すべての教育は「洗脳」である』の口コミ

Amazonの口コミ372個

口コミの64%が5つ星です(2020年5月12日現在)。
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解説動画3本

まとめ:洗脳について理解し、洗脳されない人生を生きよう

まとめ:洗脳について理解し、洗脳されない人生を生きよう

 まとめ:グッときた言葉ベスト3

  • 【第1位】過去を再利用しない
  • 【第2位】仕事を遊び倒す人生
  • 【第3位】「辞められるわけがない」は嘘だ

洗脳されて行動をやめるなんて、もったいないです。
怖気づいた時は、「洗脳されていないか」を疑ってみると良いです。

今まで刷り込まれてきたものは、「常識」と言う名の「洗脳」です。

以上です。

P.S. 考えるきっかけを与えてくれる本でした。

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