- 「ゼロからやり直したい」
- 「堀江貴文さんの『ゼロ』の内容を知りたい」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
本記事の内容
- 『ゼロ』の書評【グッときたところベスト3】
- 本書でわかること、解消されること
- 口コミ、関連動画
本記事を書いている私は、堀江貴文さんの書籍30冊読みました。
» ホリエモンのおすすめ本30選まとめ【没頭思考をインストール】
本記事は「ゼロ」の書評です。
「すべてを失ったとしても、ゼロからやり直せる」勇気を与えてくれる1冊です。
Contents
【書評】堀江貴文『ゼロ』のグッときたところベスト3【イチを足す】
グッときたところベスト3
- 1位:まずはゼロとしての自分に、小さなイチを足す
- 2位:やりたいことは全部やれ
- 3位:苦しいからこそシンプルに考える
順番に解説します。
1位:まずはゼロとしての自分に、小さなイチを足す
人が新しい1歩を踏み出そうとするとき、次へのステップに進もうとするとき、そのスタートラインにおいては、誰もが等しくゼロなのだ。
つまり、「掛け算の答え」を求めているあなたはいま、「ゼロ」なのである。
そしてゼロになにを掛けたところで、ゼロのままだ。物事の出発点は「掛け算」ではなく、必ず「足し算」でなければならない。まずはゼロとしての自分に、小さなイチを足す。小さく地道な1歩を踏み出す。ほんとうの成功とは、そこからはじまるのだ。
すべて失うことは怖くない
私は休職して、すべて失ったからです。
- 19年8ヶ月勤めた仕事
- 会社の人間関係
- お客さまとの人間関係
- お金
- 生命保険
- 大切な知人
- プライド、偏見、価値観
すべて失ったかのように見えて、残ったものがあります。
- 家族や友人
- 読む、書く、走る、遊ぶ、旅をすること
これだけあれば十分です。
ゼロのように見えても、奪えないものがあるのです。
そう思うと勇気が湧いてきます。
「またゼロに戻っても大丈夫」
「いつでもやり直せる」
本書を読むと、こんな気持ちが湧いてきます。
ゼロの自分に小さなイチを積み上げる
「物事の出発点は「かけ算」ではなく、必ず「足し算」でなければならない」と書かれています。
計算式のとおり。
- ダメな例………最初の自分(ゼロ)× 知識やテクニック = 0
- 良い例………最初の自分(ゼロ)+ 小さなイチ = 地力の底上げ
ヘタなかけ算をしないことです。
基礎はコツコツ積み上げるしかないのです。
基礎を積み重ねて、はじめて活きるのがテクニックです。
2位:やりたいことは全部やれ
僕からのアドバイスはひとつ、「全部やれ!」だ。
ストイックにひとつの道を極める必要なんてない。やりたいことは全部やる。節操がないとか一貫性がないとか批判されようと、全部やりきる。僕はそうして生きてきた。
なぜなら、人は「ここでいいや」と満足してしまった瞬間、思考停止に突入してしまうのだ。
そして思考を停止した人は、一気にオヤジ化してしまう。
常識に縛られ、前例を重んじ、新しい可能性や道へのチャレンジをすべて拒絶し、たとえ20代であっても心がオヤジ化してしまうのだ。酒を飲めば「あのころはよかった」と思い出話をくり返し、若い世代の頭を押さえつける。
僕は絶対にそんな人間にはなりたくないし、できればあなたにもそうなってほしくない。人生のどの段階においても「いま」がいちばん楽しく、充実している自分でありたい。だからこそ、「全部やれ!」なのである。
常に新しい分野に目を向け、新しい出会いをつくり、新しい情報を浴びて、思考と行動をくり返す。止まることなく、休むことなく、動き続ける。
思考停止が持つ力を甘く見てはいけない。人は少しでも油断すると思考停止に足を踏み入れ、「ここでいいや」と安住の地を求めてしまう。
いつまでも若くいる3つの方法
- 変化する
- 新しいことをやる
- やりたいことを全部やる
以前、行きたいところや、やりたいことがたくさんあり、100以上のリストを作りました。
しかしいつの間にか見なくなっていました。
「できない理由」を並べて諦めていたのです。
頭の中には「できない理由」も100以上のリストがあったに違いありません。
たった1回の人生です。
「やりたいこともやらずに何が人生だ」
「欲望を激しく燃やして行動してみろ」
そんな言葉が本書から聞こえてきました。
3位:苦しいからこそシンプルに考える
多くの人は混同しているが、「悩む」と「考える」の間には、決定的な違いがある。
まず、「悩む」とは、物事を複雑にしていく行為だ。
ああてもない、こうでもないと、ひとり悶々とする。わざわざ問題をややこしくし、袋小路に入り込む。ずるずると時間を引き延ばしで、結論を先送りする。それが「悩む」という行為だ。ランチのメニュー選びから人生の岐路まで、人は悩もうと思えばいくらでも悩むことができる。そしてつい、そちらに流されてしまう。一方の「考える」とは、物事をシンプルにしていく行為である。
複雑に絡み合った糸を解きほぐし、きれいな1本の糸に戻していく。アインシュタインの特殊相対性理論が「E=mc²」というシンプルな関係式に行き着いたように、簡潔な原理原則にまで落とし込んでいく。それが「考える」という行為だ。物事をシンプルに考え、原理原則に従うこと。理性の声に耳を傾けること。
考えるとは、物事をシンプルにしていくこと。
シンプル・イズ・ベストです。
うまくいっている人はシンプルな人が多い。
シンプルに見えるくらい考え抜いたのです。
考えて、考えて、考えて、迷いや感情を削ぎ落としていく。
自分の人生で不要なもの捨てていく。
限りなくゼロに近づけていく。
本書のキャッチコピー「なにもない自分に小さなイチを足していく」とは真逆ですが、シンプルな決断を繰り返すために必要な過程です。
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『ゼロ』はやり直す勇気がもらえる、今を生きる本
わかること5つ、解消されること3つ
この本でわかる5つのこと
① 堀江貴文さんの獄中で考えたこと
② 幼少時代、中高時代、大学時代
③ 働く理由
④ お金の意味、価値
⑤ 仕事を好きになる方法
この本で解消される3つの自分
① できない理由を並べて、行動できない自分
② 新しいことに挑戦して、努力できない自分
③ いつまでもウジウジと悩んでしまう自分
いつまでも悩んで、何もできない自分に辟易するくらいなら、本書を一読することをおすすめします。
すべて失った人におすすめ
こんな方におすすめ
- すべて失った人
- 今までの自分を捨てたい人
- ゼロから再スタートしたい人
すべて失い、人生のどん底のいる人に読んで欲しい1冊です。
再スタートする勇気がもらえます。
いつでもゼロからやり直せる人は強い人です。
Amazonより紹介文を要約
堀江貴文はなぜ逮捕され、すべてを失っても、希望を捨てないのか。
「ゼロ」になった堀江氏が素直に、ありのままで語る「働くこと」の意味と生まれる「希望」について。
著者:堀江 貴文のプロフィール
1972年福岡県生まれ。実業家。SNS media & consulting株式会社ファウンダー。元ライブドア代表取締役社長CEO。
宇宙ロケット開発や、スマホアプリ「TERIYAKI」「755」のプロデュースなど、多岐にわたって活動中。
有料メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」は1万数千人の読者を持つ。
また会員制コミュニケーションサロン「堀江貴文イノベーション大学校」も盛況。
著書に『ゼロ』『本音で生きる』『多動力』『自分のことだけ考える』『これからを稼ごう』などがあり、ベストセラー多数。
twitterアカウント:@takapon_jp
6つの章の目次、書籍情報
目次
第0章.それでも僕は働きたい
第1章.働きなさい、と母は言った──仕事との出会い
第2章.仕事を選び、自分を選ぶ──迷い、そして選択
第3章.カネのために働くのか?──「もらう」から「稼ぐ」へ
第4章.自立の先にあるつながり──孤独と向き合う強さ
第5章.僕が働くほんとうの理由──未来には希望しかない
書名 | 『ゼロ』 |
---|---|
著者 | 堀江貴文 |
単行本 | 240ページ |
出版社 | ダイヤモンド社 |
発売日 | 2013/11/1 |
『ゼロ』の口コミ、動画
Amazonの口コミ845個
口コミの63%が5つ星です(2020年5月13日現在)。
»『ゼロ』の口コミを見る
Twitterの口コミ4個
【#ゼロ】
今、多くのメディアに出ている #堀江貴文 さんが独居房の中でこれまでの人生や仕事観について記載されている一冊
弱さもカッコ悪さも全て記載している会社も全て失ってゼロとなった時何を考えたのか#今日の1冊https://t.co/IrYDfouBKc
— ビジネス書図解は『ツミアゲ書店』 (@tsumiage1) May 11, 2020
堀江貴文「ゼロ」@takapon_jp
・時間を投資する仕事を好きなものに
・没頭するための工夫、ルール作り
・できる理由を探す
・成功体験をもとに自信と信用を
・自分自身に価値を作る難しい、できないと決めない、どうしたらできるかを考える。
堀江さんは夢に一歩踏み出す動力を与えてくれる人です pic.twitter.com/rFDhQoB67U— jesuke (@jesuke1997) May 7, 2020
「チャンスに飛びつく力」のことを、向上心とか目的意識とか、そんな堅苦しい言葉で語りたくはない。もっとシンプルな、人としての「ノリのよさ」だと思っている。
『ゼロ』
堀江貴文 @takapon_jp 著
🎧続きはAmazonで購入⇨ https://t.co/9LMMJnbNIP pic.twitter.com/hEBtng4kCM— あきりな🍓看護師つら|TOEIC英会話 (@akirina800) February 22, 2020
【自分と向き合い、何度でもゼロからやり直す】
堀江貴文(@takapon_jp )さんの「 #ゼロ 」 #再読
「働くのは金の為だけじゃない」
逮捕される以前、マスコミによって作り上げられたイメージを覆した本。
変化は怖くない。
何度でもゼロになって、小さなイチをまたつけたしていけばいい。#読書 pic.twitter.com/nAHcksriDo
— 山崎理恵📕心理と言葉のオンラインスクール🦋 (@mi_rie_yamazaki) February 28, 2019
解説動画3本
まとめ:すべて失っても、ゼロからやり直そう
まとめ:グッときたところベスト3
- 1位:まずはゼロとしての自分に、小さなイチを足す
- 2位:やりたいことは全部やれ
- 3位:苦しいからこそシンプルに考える
いつでもゼロからやり直せる強さ。
いつでもゼロからやり直せると思うと、人は強くなります。
守りに集中する必要がないからです。
- 過去を振り返らない
- 未来におびえない
- 今に全力を尽くす
堀江貴文さんの座右の銘は「諸行無常」です。
以上です。
P.S. 人生には「いま」しか存在しないことを教えてくれた本書に感謝します。
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