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【書評】『むだ死にしない技術』で健康が手に入る【治療よりも予防】

2019年12月19日

【書評】『むだ死にしない技術』で健康が手に入る【治療よりも予防】
  • 「堀江貴文さんの『むだ死にしない技術』の内容を知りたい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 本記事の内容

  • グッときたところ3つ
  • 概要、目次
  • 口コミ

人生、健康がすべてです。
健康がなければ何もできないからです。

本記事は『むだ死にしない技術』の読書感想文・書評です。
この記事を読むことで「健康になるために、まずは知ること」とわかります。

健康第一です。

【書評】『むだ死にしない技術』のグッときたところベスト3

【書評】『むだ死にしない技術』のグッときたところベスト3

 グッときたところベスト3

  • 【第1位】もう早死にするわけにはいかない、僕の健康法
  • 【第2位】口呼吸をやめて鼻呼吸にしろ
  • 【第3位】満員電車、家族…むだ死にを招くストレス

順番に解説します。

【第1位】もう早死にするわけにはいかない、僕の健康法

【実践している「健康法」と言えるもの】
① 歯は極力大事にしている(2、3ヶ月に1回は歯医者に行ってるし、デンタルケアは最善を尽くしている)
② 食事は好きなもの、おいしいと思うものを食べている(朝食はとらないことが多いが、おいしいもの=体にいいものだと思っている)
③ ストレスになることはやらない(嫌なことがあったら寝てすぐに忘れる。ネガティブなことを考える暇を作らず働く)
④ 人間ドックは1年に1回は行く(20代から、これはもう習慣になっている)
⑤ 睡眠時間はきちんととる(最近の研究でも、睡眠は脳の老廃物を排出するためにも必要だとされている。僕は寝ないと頭が働かないので、できるかぎり睡眠時間は削らない方針である)
⑥ 本書で紹介したような検査、予防できるものはやっておく(ピロリ菌検査、肝炎ウイルス検査、がん検査は受けている)
⑦ 生命保険には入らない(死ぬことを考えるくらいなら、いますぐ病院で検査を受けるほうがいい)
⑧ 体型は維持する(健康とはかならずしも関係ないが、ライザップに行った)
⑨ レーシックは受けた(むだな見えないストレスから解放されて、人生が変わった)
⑩ 定期的なランニング、トレーニングなど運動はしている(僕のメルマガなどを読んでくれている人は知っているだろうが、けっこう走っている)

堀江貴文さんの健康法は上記のとおり。

自分を振り返ってみます。

① 歯については半年に1回、歯石除去に行きます。
おかげで、虫歯はなく快適です。

小さいころに歯磨きを怠ったので、3本ほど抜歯するハメになりました。
過去に戻れるなら、きちんと歯磨きをする人生を選びます。

日本人成人の8割が歯周病にかかっています。

② 食事は贅沢はできませんが、糖質には気をつけています。

③ ストレスは大敵です。

嫌なことはやめて、やりたいことをやる。

シンプルです。

④ 人間ドックは行っていません。
休職しているので健康診断も受けていません。

⑤ 睡眠時間は6時間は取るようにしています。
理想を言えば7.5時間は寝たほうがいいです。
結局、昼寝してしまうからです。

⑥ 本書で紹介している検査はやっていません。

⑦ 生命保険は加入していましたが、堀江さんの本を読むうちにバカらしくなり退会しました。

⑧ ランニング×糖質制限をしていますが、現状維持が精一杯です。

⑨ 目はコンタクトでしたが、休職してコンタクトしなくてもいい生活になりました。
特に不便は感じていません。

⑩ 月間200kmのランニングをしています。
ランニングは筋肉も落ちるので筋トレも必要です。

【第2位】口呼吸をやめて鼻呼吸にしろ

普段から歯周病予防をおこなう方法がひとつある。「鼻呼吸」である。
口で呼吸する癖がついていると、就寝中も口呼吸をしてしまう。誰でも一度や二度は経験しているだろうが、これをやると気づいたときには口も喉もからからになって、非常に不快なものだ。このとき、唾液の循環が極度に悪くなって、唾液に含まれる殺菌成分が口腔内に行き渡りにくくなる。そうでなくても就寝中の唾液分泌量は日中よりも少ないものだ。口呼吸をすると、歯周病菌にとって絶好の環境になり、大増殖するらしい。
逆に、きちんと鼻呼吸で眠れば、就寝中も唾液は循環し、そうそう菌は増えることができなくなる。これは少々荒療治だが、就寝時に口に絆創膏を貼って寝るといいそうだ。絆創膏睡眠を続けていると、鼻呼吸が癖になっていき、歯周病も少しは軽くなるはずだという。

鼻呼吸で歯周病が予防できるのです。

理由は唾液の循環が悪くなるから。
今からすぐ実践できます。

歯周病だらけだったので、もっと早く知りたかったです。

そう言えば、歯医者さんでは麻酔をするときに「鼻でゆっくり呼吸してください」と言います。

口呼吸と関係があるのだろうか?

調べてみたところ、回答は以下のとおり。

また口呼吸の弊害は歯科治療時に息苦しい事だけではありません。虫歯や歯周病になりやすく、口内炎や口臭の原因にもなります。さらに問題は口の中だけにとどまらず、風邪をひきやすいとか「睡眠時無呼吸症候群」になりやすいとも考えられています。

出典:蒲郡市歯科医師会

 口呼吸は百害あって一利なしです。

  • 虫歯
  • 歯周病
  • 口臭
  • 口内炎

メリットがありません。
基本は鼻呼吸します。

【第3位】満員電車、家族…むだ死にを招くストレス

とにかく、ストレスは、「むだ死にしない」ために最も避けるべきことだ。僕はストレスがたまっているな、と感じたらさっさと寝てその日のうちに忘れる。そして忙しく働いて、嫌なことやネガティブなことを考える暇を作らない。
やりたくもない仕事を無理してやっているなら、いますぐやめてしまえばいい。
家族が面倒だったら、家族をやめたっていい。
自分の何かを犠牲にして生きるのは、やめたほうがいい。

会社員時代、さんざんガマンしてきました。
社内ではガマン強さは、間違いなくNo1です。

だから怖いのです。
自分が知らず知らずにガマンしてストレスを溜めてしまうことが。

心の疲れは、身体の疲れと違い、わかりにくいです。
ただ、心の疲れが、身体に現れたらチャンスです。

  • 頭痛
  • 歯痛
  • 腹痛
  • 胃痛
  • 蕁麻疹

身体の痛みや反応は、心の声です。
心の声が身体に現れているのです。

少しでも異変を感じたら、身体を労るのです。

ただ、受験勉強など自分が望んで頑張っていることもあります。
そんなときは心の声を聞きつつ、頑張ってしまうのもありです。

頑張らずに後悔するより、頑張って後悔したほうがいいからです。

行動しなかった後悔はダメージが大きいです。

『むだ死にしない技術』の概要、目次

『むだ死にしない技術』の概要、目次

知ることで防げる死がある

 概要をAmazon紹介文より要約

ホリエモンがいま最も力を入れて語る「これからの日本の医療と、日本人の健康への提言」とは。

  • ピロリ菌を除去しないせいで、毎年胃がんで約5万人が死亡
  • 日本人のがんの約4分の1は予防できる感染症が原因だった
  • 大人の8割が歯周病なのに放置している
  • 生命保険には入るのに、がん検診受けてない人多い

病気の「治療より予防」を意識すれば長生きできる。
これからの健康と医療の考え方。

がんやピロリ菌、タバコでむだ死にするリスクを明快&痛快に論じられていました。

また、以下の内容もわかりやすく書かれています。

  • 胃がんでむだ死にしない技術
  • 歯周病でむだ死にしない技術
  • 病気を抱えず長生きする技術
  • ウイルスでむだ死にしない技術
  • 多忙や不摂生でむだ死にしない技術
  • 仕事も生活もどんよりしてむだ死にしない技術

この本を読むことで、以下の「漠然とした不安」が解消されます。

  • 「生命保険は入ったほうがいいのかな?」
  • 「大病したら、莫大な医療費がかかるのでは?」
  • 「老後は、病気やケガが増えるけど、どう備えよう?」

予防しないのは結果的に時間を失います。

病気を予防したい人におすすめ

こんな方におすすめ

  • 健康に興味がある人
  • 検診に興味がある人
  • 病気を予防してむだ死にしたくない人

下記のような人にはおすすめできません。

  • 早く死にたい人
  • 健康なんてどうでもいいと思っている人

著者:堀江貴文 のプロフィール

1972年福岡県生まれ。
実業家。SNS media & consulting株式会社ファウンダー。元ライブドア代表取締役社長CEO。
宇宙ロケット開発や、スマホアプリ「TERIYAKI」「755」のプロデュースなど、多岐にわたって活動中。
有料メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」は1万数千人の読者を持つ。
また会員制コミュニケーションサロン「堀江貴文イノベーション大学校」も盛況。
著書に『ゼロ』『本音で生きる』『多動力』『自分のことだけ考える。』『これからを稼ごう』などがあり、ベストセラー多数。
twitterアカウント:@takapon_jp

目次、書籍情報

目次

はじめに ~僕がいま「医療」を変える理由~
序章 あなたは、むだ死にするかもしれない。(日本の医療の現状)
1章 むだ死にしたくなければ、ピロリ菌に気をつけろ。(胃がんとピロリ菌の話)
2章 むだ死にしたくなければ、リスクを恐れるな。(ほかの予防できるがんの話)
3章 むだ死にしたくなければ、「忙しい」を言い訳にするな。(予防と検診の話)
4章 むだ死にしたくなければ、歯医者に行け。(じつはやばい歯周病の話)
5章 むだ死にしたくなければ、QOLを意識しろ。(眼と予防の話)
終章 これからの生存戦略と医療(ホリエモンが注目する最新の医療とテクノロジー)
おわりに ~もう早死にするわけにはいかない、僕の健康法。~

書名 『むだ死にしない技術』
著者 堀江貴文
単行本 156ページ
出版社 文藝春秋
発売日 2014/2/14

»『むだ死にしない技術』をAmazonで読んでみる

『むだ死にしない技術』の口コミ

Amazonの口コミ77個

口コミの47%が5つ星です(2022年11月)。
»『むだ死にしない技術』の口コミをAmazonで見る

Twitterの口コミ8個

読んですぐ行動する人が多いです。

まとめ」:病気は「治療よりも予防」と知る

まとめ」:病気は「治療よりも予防」と知る

 まとめ:グッときたところベスト3

  • 【第1位】もう早死にするわけにはいかない、僕の健康法
  • 【第2位】口呼吸をやめて鼻呼吸にしろ
  • 【第3位】満員電車、家族…むだ死にを招くストレス

病気は治療よりも予防です。

健康の知識を得て、予防すれば死ななくてすむ病気はたくさんあります。
知識がないために「病気になる→医療費を払う」は、もったいないです。

知れば解決できます。
知らないだけで損するのは情弱です。

予防で大事なのは「行動」です。
実際にアクションしなかったら意味がありません。

以上です。

P.S.「ちょっとやってみようかな」と思える予防医療がよくわかる本です。

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