- 「日記の効果を知りたい」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
この記事でわかること
- 日記の7つの効果
本記事を書いている私は、19年間、日記を書いています。
本記事では、人生を変える日記の7つの効果について解説しています。
この記事を読み、7つの効果を知ることで、日記を続けられるようになります。
本記事でいう日記とは、「行動と感情」を記録する日記をいいます。
詳しくは「「行動と感情」を記録する日記のメリット【人生をレコーディング】」で解説しています。
Contents
【日記の7つの効果】過去に意味を与え、未来の行動をつくる
日記の7つの効果は、以下の通り。
- 自分がわかる
- 人生が充実する
- 考える力がつく
- 記憶力が上がる
- 文章力が上がる
- 日常を意識できる
- 人生が変化する
順番に解説します。
1.自分がわかる
行動記録をつけることで自分がわかります。
なぜなら、行動が本心だから。
人間は口では嘘をつけます。
行動は嘘をつきにくいです。
その人の本心を知りたいときは、行動を見ればいいのです。
日記に行動記録を書けば、自分の行動を客観的に見られます。
様々な気づきがあります。
- 「意外と早起きが続かない」
- 「ゲームをやり過ぎてしまう」
- 「ついつい自分を甘やかして食べ過ぎてしまう」
自分の行動を見つめれば、理想像とはギャップがあることに気づけます。
ギャップを埋めることを「努力」といいます。
自分がわからないとギャップすらわかりません。
データがないので改善のしようがないのです。
すべては記録から始まります。
2.人生が充実する
人生を充実させたいなら「日記」が効果的です。
日記で「行動と感情」の記録をつけること。
なぜ日記をつけると人生が充実するのか。
「過去に意味を与え、未来の行動をつくる」からです。
これが日記のメリットです。
過去を振り返ることで、経験を経験のままで終わらせません。
なぜなら、経験から学びや気づきを得られるからです。
日記は振り返るための道具です。
人間の記憶だけでは振り返れません。
記憶は嘘をつくからです。
悔しい思いや嫌な思いをしたときも、日記で感情を書き留めておくのです。
同じ思いをしたくなくて、これからの行動を変えようと気づけるはず。
過去と未来を充実させるのが日記です。
noteに仕事日記をつけていますが「仕事がおもしろくなる」から不思議です。
» 仕事日記【コツコツ先回りして報告 → 自分の余裕につながる】
3.考える力がつく
明治大学の斎藤孝先生もいっていますが「書くことは考えること」です。
なぜなら、アタマの中の言葉を使って、論理を構築するから。
論理がない文章は文章ではありません。
もちろん日記は人に見せるものではないので、論理が破綻していても問題はないです。
ただ、せっかく書くのなら、短くても論理がしっかりした文章のほうがいいです。
「行動記録」はメモでかまいませんが、「感情記録」は少しでも文章にするのが吉。
考える力がつくからです。
ネガティブにしろポジティブにしろ、感情を言葉に変換して書くのです。
文章を書くことで考えが整理され、気持ちも整理されます。
4.記憶力が上がる
行動記録は具体的に書くので、記憶が強固になります。
もちろん、書くことが記憶の定着を助けている部分もあります。
日記を書くようになってから、「どこに行った」「今週は何をした」を思い出しやすいです。
なぜなら、日記に書いているから。
毎日日記を見ているから。
日記を思い出すだけで、記憶が蘇るのです。
たとえば、「今週水曜日は横須賀、金曜日は新橋で飲んだな」とか、「ブログをあまり書いてないから週末に頑張ろうと思ったな」とか。
日記をつけると記憶は強靭になります。
記憶が豊かになると人生は豊かになります。
なぜなら、人生は想い出でできているから。
考えながら書けば、さらに記憶に定着します。
5.文章力が上がる
日記をつけると、文章力が上がります。
なぜなら、他の文章の読み方が変わるからです。
日記やブログに文章を書くようになってから、明らかに他の文章との接し方が変わりました。
本などを読んでいるときに、下記のように思えるようになったからです。
- 「この文章は綺麗だな」
- 「この例えはわかりやすいな」
- 「この言葉の意味がわからないから調べて、自分でも今度使ってみよう」
効果が高い読み方は、自分で文章を書くことなのです。
書くことによって、読み方が変わり、文章も変わるのです。
今まで大量に本を読んできたつもりでしたが、文章を書くようになってから「何も読んでなかった」ことに気づけました。
ただ、CDを早回しで聞いていただけです。
なんでもいいから書くべきです。
アウトプットすることが一番のインプット。
そのインプットはアウトプットに返ってきます。
6.日常を意識できる
日記をつけると、日々「日記に書こう」と探しながら生活することになります。
見たもの、聞いたものに注意を払うようになるのです。
なぜなら、注意を払わないと書けないから。
特に「感情の記録」は素晴らしいです。
日々、ネガティブな感情、ポジティブな感情を意識するからです。
自然と「これをやったら、ネガティブな感情になるからやめておこう」「この行動は自分を喜ばせるからやっておこう」と考えるようになります。
なんとなく生きているだけでは得られません。
日々の姿勢が変わることで、見えるものが変わってきます。
日記は、日常を意識させるのです。
気をつけないといけないのは、「自分の本心」から行動すること。
「あまりやりたくないけれど、日記やブログのネタになるから行動しよう」という気持ちでやらないことです。
自分がないからです。
日記やブログに支配されている状態です。
出来事が起こってから「日記やブログのネタになった」とポジティブに考えるのはいいのです。
書くために体験することは良くありません。
なぜなら、自分がないからです。
これが続くと自分がわからなくなります。
日記の効果がなくなってしまうのです。
一歩間違えば日記のデメリットになります。
「ブログネタになるから、こっちにしよう」はブログに支配されている状態。
ついついやってしまいがち。
そんなときはブログを休むのもあり。— Koichi (@KoichiBlog) June 23, 2020
7.人生が変化する
日記を書くと人生が変化します。
過去を振り返ることで、行動が変わるから。
日記があれば過去を振り返れます。
たとえば、下記など。
- 最近、早起きできてない
- ブログの投下時間が少ない
- 雨が続いてランニングができていない
- 昼寝を18分にしたらスッキリ起きれた
- 子どもに仕事の邪魔をされてイライラした
- 最近、体の調子がいいのは糖質を意識しているせいかも
- 昼寝からスッキリ起きれたら、寝過ぎたときの後悔がなくなり気分がいい
過去を振り返ることができれば、未来の行動につながります。
- 最近、早起きできてない → 今日から寝る時間を早めよう
- ブログの投下時間が少ない → 明日から早起きして朝に書いてみよう
- 雨が続いてランニングができていない → 晴れたらランニングしよう
- 昼寝を18分にしたらスッキリ起きれた → 当分18分の昼寝を続けてみよう
- 子どもに仕事の邪魔をされてイライラした → 夜は仕事せず、子どもが寝ている朝にしよう
- 最近、体の調子がいいのは糖質を意識しているせいかも → 引き続き糖質制限を続けよう
- 昼寝からスッキリ起きれたら、寝過ぎたときの後悔がなくなり気分がいい → ダラダラ昼寝しないようにしよう
人生は行動の集まりです。
行動が変われば、人生が変わります。
日記を書き、振り返ることで人生が変わるのです。
日記に日々の感想は書かなくていいのか?【書かなくても効果あり】
日記に「感想」は書かなくてもOKです。
理由は2つ
- 行動と感情だけ記録すれば、日記の効果があるから
- 感想を書くのは、日記の継続を難しくするから
順番に解説します。
1.行動と感情だけ記録すれば、日記の効果があるから
本記事で述べた7つの効果は、「行動と感情」を記録すれば得られます。
感想を書く必要はないのです。
感想を書くことで文章の量が多くなり、文章力が上がるメリットはあるかもしれません。
しかし、感想を書くのは時間がかかります。
忙しいビジネスマンには不適切です。
2.感想を書くのは、日記の継続を難しくするから
さらに、感想を書くようになると、感想を捻り出す必要があります。
何もない日常から出来事を絞り出して、感想を書くのは難しいです。
感想を書き始めると、できるだけ非日常を書きたくなります。
何気ない毎日から気づきをたくさん抽出して自己満足したいから。
ブログに毎日の感想を書いていた経験がありますが、続きません。
続かないものは意味がありません。
やらないほうがマシです。
続けるには「行動と感情」の記録だけで十分です。
事実を書けばいいので迷いません。
負担もありません。
以上の2つの理由から、日記に「感想」を書く必要はないのです。
「行動と感情」の記録を書くだけで、効果は得られます。
なお、職業訓練校に通う日記は、下記記事で解説しています。
» 職業訓練校・Webデザインの学習日記をブログにまとめる3つの理由
日記の効果のTwitter口コミ4個
『未完日記🍊』
毎日日記を書いています.けど,いつも書き出しに苦戦してしまう😓「何を書こうかな?」と.そこで最近あるルールを決めました.それが『はじめに夕食のメニューを書く』.簡単なことなのですが,意外にこれが効果を発揮! 書き出すと次々内容が出てくるんです! 不思議ですよね😳— 未完(みかん) (@MikanMonokaki) June 20, 2020
自分のことが分からない、自分の価値観や考えが分からない、と感じる人はまずは個人的日記を習慣にするのがやはりオススメ。他人の目を意識しがちなブログは逆効果かも。まずは自分の本当の感情や考えを、誰の目も気にせずありのままに書く日記で、自分との対話時間を作ることが自己発見へと繋がる。
— Sally in JOYLE. (@JoyleDays) June 16, 2020
日記の効果
10年くらい毎日欠かさず
一日の出来事を日記として
書いているんだけど、
これ意味あるん?
って思って1週間ほど
日記を休んだら、
記憶が薄くなった。これ、ハッキリと
実感できた。
たから、日記って
記憶に効果ありそうです。 pic.twitter.com/ShUAA0CxNH— ☘️りあや☘️ (@riaya_x) March 5, 2020
.
生活の中で感じる
「おや❓」「なるほど❗️」
「確かに😃」「なぜ😲」
「そうなんだ😊」
をジャンジャン書き集めるのです📝
義務的ではなく日記のように📖
書いたものを眺めているだけでも効果的👍
それはあなたの宝物となっていきます💎#才能 #お金 #時間 #人脈 #夢 #叶う #必要なもの pic.twitter.com/WFMEMD2nxp— Yamato〜🎶🍰😄🍓🌸✨仙咲泰勇 (@000_yamato_000) January 25, 2020
日記の効果がわかる動画
日記を続けると成長を実感できる
日記を書くことの効用
1日5分でできる「4行日記」の驚くべき効果【具体例あり】
まとめ:日記の効果を知り、人生を変えていこう
日記を書けば人生は変わる。
本気でそう思っています。
過去を振り返り、未来の行動をつくる。
日々の観察し、収穫を得て、改善していく。
アサガオの観察日記と同じです。
小さな変化でも、毎日観察すれば成長に気づけます。
成長に気づけばモチベーションになります。
もっと成長したくて、行動するようになります。
日記を中心に人生が回転していくのです。
記録するだけで人生が変わるのが日記です。
「人生が変わる日記の書き方がわかる本」を「日記の書き方がわかる『日記の魔力』【人生の記録が道しるべになる】」で解説しています。
以上です。
P.S. 日記の効果を知り、人生を変えよう。
関連記事日記を読み返さない2つのデメリット【読み返して得られる効果3つ】
関連記事【充実】読書日記の効果は自分の世界をつくること【19冊の感想】