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【感想】『多動力』とはいくつもの異なることを同時にこなす力

2020年5月15日

【感想・書評】『多動力』とはいくつもの異なることを同時にこなす力
  • 「堀江貴文さんの『多動力』の内容を知りたい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 本記事の内容

  • 『多動力』の読書感想文・書評
  • 口コミ、関連動画
  • グッときた言葉ベスト3

本記事を書いている私は、堀江貴文さんの書籍30冊読みました。
» ホリエモンのおすすめ本30選まとめ【没頭思考をインストール】

本記事は「多動力」の読書感想です。

スキルの横断を可能にするのが多動力です。
「中途半端、器用貧乏」と罵られそうですが、必須の力です。

多動力を身につけ、人生を楽しむための1冊です。

『多動力』のグッときたところベスト3

『多動力』堀江貴文【著】のグッときたところベスト3

 グッときたところベスト3

  • 1位:3つの肩書きをもてば、あなたの価値は1万倍になる
  • 2位:目指すべきは、完璧ではなく、完了
  • 3位:人生に目的なんてない

1位:3つの肩書きをもてば、あなたの価値は1万倍

 レアな存在になる方法

  • 1つのことに1万時間取り組むと「100人に1人」の人材になれる
  • 3つの分野でそれぞれ1万時間取り組み「100人に1人」×「100人に1人」×「100人に1人」=「100万人に1人」

1万時間とは「1日6時間×休みなし×5年間」
あるいは「1日8時間×週5日×5年間」

近い分野より、離れた分野を掛け合わせたほうが希少性が高まるのです。

1万時間には説得力がある

私は旅行会社の営業マンとして、5年後に仕事が獲得できるようになったからです。

 私の肩書き(投下時間)

  • 旅行会社の営業マン=40,000時間
  • 読書人=7,000時間
  • ブロガー=7,000時間(2023年1月時点)
  • ランナー=2,500時間
  • 遊び人(ゲーム)=10,000時間
  • 添乗員=2,000時間

10,000時間に到達してるのは「営業マン×ゲーマー」の2つだけです。

3つありません。

ゲーマーといっても1つのゲームではありません。
今までの人生で色々なゲームに投下してきた合計で10,000時間です。

 10,000時間に到達するまでに必要な時間

  • 読書人=1日1時間であと8年
  • ブロガー=月200時間であと3年
  • ランナー=月20時間であと31年
  • 添乗員=月5本×1泊2日の添乗で、あと6年

道のりは長いです。

スキルを棚卸しするときの基準は「10,000時間」です。

10,000時間を投下して、肩書きを増やしたくなりました。
各項目の最後に「やってみよう!」リストがついています。

2位:目指すべきは、完璧ではなく、完了

会社員時代、1つひとつの仕事に全力を尽くしてきました。

もっとスピード重視でも良かったです。
仕事に忙殺されたからです。

完璧主義は多動力に不要です。
多動力に必要なのは「完了主義」と述べられています。

とにかく完了させる。
完了させたら次へ行く。

「手を抜く」は悪いことと考えがちです。
しかし本書を読むと「手抜き」は素晴らしい仕事を生むために必要なスキルです。

手を抜いて、浮いた時間をうまく活用すれば、さらに良い仕事ができます。

人生を加速させるために、うまく「手抜き」ができないと仕事が終わりません。

手を抜いて何をするかが、大事です。

「手抜き」こそ、今の私に必要な言葉でした。

3位:人生に目的なんてない

嫌なことをやめ、やりたいことをやる。

シンプルです。

多くの成功者が「目的なんてない。好きなことをやっているだけ」と答えます。

成功真理です。

本書を読んで「もっと行動しよう」と思えたなら、堀江貴文さんの言いたいことが伝わった証拠。

たくさん動いて、たくさん楽しんで、毎日を夢中で過ごせる人生に変えていけます。

『多動力』とはいくつもの異なることを同時にこなす力 

【感想・書評】『多動力』とはいくつもの異なることを同時にこなす力

各業界を超えていく多動力

「かけ持ちは器用貧乏」と言われ、敬遠されていました。

しかしこれから時代は「多動力こそ最も必要な能力」と述べられています。

 多動力が必要な理由

インターネットですべての産業が「水平分業型モデル」になり「タテの壁」がなくなるからです。

各業界を超えていく能力「多動力」が必要なのです。

堀江貴文さんのように好きなことをハシゴしまくることは、日本の価値観「ひとつのことを極める。一点突破」とは真逆です。

1つのことをコツコツやる時代は終わり、次から次へとたくさんのことに手を出す。

本書が刷り込まれた価値観を覆します。

仕事が楽しくなり、人生が充実する助けになる1冊です。

目次、書籍情報

目次

第1章.1つの仕事をコツコツとやる時代は終わった
第2章.バカ真面目の洗脳を解け
第3章.サルのようにハマり、鳩のように飽きよ
第4章.「自分の時間」を取り戻そう
第5章.自分の分身に働かせる裏技
第6章.世界最速仕事術
第7章.最強メンタルの育て方
第8章.人生に目的なんていらない

1章では、コツコツやる価値観の破壊。
2章では、完璧主義、準備至上主義など真面目さの破壊。
3章では、バランス主義のおかしさの指摘。
4、5、6章では、多動力の身につけ方がわかります。

バカ真面目な人におすすめ

こんな方におすすめ

  • バカ真面目な人
  • 仕事がうまくいかない人
  • 多動力を身につけたい人

私はよく「真面目」と言われます。
本書はそんな価値観を壊します。

本書を読んで「手抜き」をポジティブにとらえられるようになりました。

もれなく「1つのことを極める」価値観も壊します。

 Amazonより紹介文を要約

1つのことをコツコツとやる時代は終わり。
すべてのモノがインターネットに繋がり、全産業の「タテの壁」が消える。
必須スキルは、あらゆる業界の壁を軽やかに飛び越える「多動力」です。

なお多動力を推進する「マルチポテンシャライト」は「【書評】マルチ・ポテンシャライトの4つの仕事モデル【器用貧乏OK】」で解説しています。

書名多動力
著者堀江貴文
単行本228ページ
出版社幻冬舎
発売日2017/5/27

『多動力』の口コミ、動画

『多動力』の口コミ

Amazonの口コミ7557個

口コミの52%が5つ星です(2023年8月)。
»『多動力』の口コミを見る

Twitterの口コミ6個

https://twitter.com/cufix304/status/1259742793494179840?s=20

https://twitter.com/hirosh3838/status/1258314096786550784?s=20

https://twitter.com/AKIO81988413/status/1246252783356923907?s=20

解説動画3本

まとめ:価値観を壊し、人生を楽しむ生き方を身につけよう

まとめ:価値観を壊し、人生を楽しむ生き方を身につけよう

 まとめ:グッときたところベスト3

  • 1位:3つの肩書きをもてば、あなたの価値は1万倍になる
  • 2位:目指すべきは、完璧ではなく、完了
  • 3位:人生に目的なんてない

行動しまくることで、相乗効果を発揮する。

行動すれば行動するほど、ジャンルが異なれば異なるほど、威力を発揮するのが「多動力」です。
例えるなら、大きな宇宙を「多動力」で駆け巡り、自分だけの星座を描くような力です。

点と点が有機的に結びつくことで、新しいアイデアを生み出します。

アイデアを生み出すために行動しているようなものです。
1つをトコトン極められなくても、かけ算すればいいのです。

かけ算には「楽しさ」が加わると最強です。

以上です。

P.S. 多動力は、ひたすら「今」を楽しむための力なのです。

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