- 40代で転職して新しい仕事についたけれど、仕事についていけない
- 新しい仕事だから、ついていけないのは当然だけれど、先を考えると不安
- 年下の20代に叱られている日々から脱出して、早く1人で仕事ができるようになりたい
この記事は、仕事ができない40代の自分へ向けて書いています。
この記事でわかること
- 仕事についていけなくても楽しむコツ
- 仕事の基本である「報告」のやり方
- 叱られても不安にならない3つの理由
本記事を書いている私は、40代で転職をしました。
派遣社員で週3日働いていますが、仕事ができません。
20代に戻ったかのように、20代女子社員から仕事を教わり、叱られています。
仕事に行きたくない日々でしたが「仕事はおもしろい」と言えるようになりました。
理由は「本記事の結論:仕事に自分なりの工夫をしてみることで、結果は自分のものになる」がわかったからです。
本記事で「仕事ができない私の状況と、解決策としての工夫と報告」をまとめました。
「仕事ができず、職場に行くのが怖い」という方はご参考ください。
Contents
仕事についていけない40代の解決策【工夫で仕事が楽しめる】
20代のころ、1日1個、叱られていた
新入社員のとき、毎日叱られていました。
20代後半の先輩です。
「1日1善」の言葉のように「1日1叱られ」です。
仕事ができなかったのです。
たまに叱られない日があると「何かあったんじゃないか」と不安です。
「先輩、今日は何かないですか」とそれとなく状況を伺っていました。
40代になっても当時の先輩と同じ年代の女子社員に叱られています。
過去のトラウマから逃げたつもりが、結局、また捕まってしまったようです。
人生の課題は「解決しない限り、姿・形を変えて戻ってくる」の典型例です。
40代でも20代の上司に叱られる日々
「40代で20代の女子社員に叱られる」なんて想像していませんでした。
叱られた内容は抽象的に書くと、以下5つです。
- 細かい報告をしなかった
- 教えられたことを忘れた
- 想定外に対応できなかった
- 知識不足で対応できなかった
- 視野が狭く、判断を間違えた
上記の叱られた内容は、20代の頃と変わっていません。
「仕事の基本」は、いつでも同じなのです。
仕事についていけなくても、工夫で楽しめる
本記事の結論ですが、仕事を楽しむコツは工夫です。
理由は「工夫をすれば仕事の結果は自分のものになる」からです。
他人の発想から始まった仕事は「やらされ仕事」になりかねません。
「やらせれ仕事」は楽しくありません。
結果を出しても、仕事の成果は「仕事を発想した他人のもの」だからです。
他人の発想したものは、たとえば以下です(経験したもの)。
- アルバイト
- 派遣添乗員
- Webデザイン
- WEBライター
いっぽう、自分で発送したものは楽しいです。
自然と自分なりの工夫が入るからです(以下)。
- ブログ
- 旅行会社の添乗(営業、手配、下見、添乗まで一貫が条件)
仕事の結果を自分のものにするためには「自分なりの工夫をする」です。
他人発想から始まった仕事でも、自分で発想した工夫を入れて、結果を自分だけのものにするのです。
自分の工夫を取り入れる効果
- 工夫の結果が知りたくて、仕事に前向きになれる
- 仕事の結果が自分のものになるのでやる気が出る
- 工夫するために考える習慣が得られる(視点が変わる)
仕事についていけなくても「1日1叱られ」を恐れず、自分からの「1日1工夫」を取り入れていくのです。
仕事についていけないなら基本の「報告」を極める
仕事の9割は報告です。
作家の中谷彰宏さんも「超一流の仕事術」で同じことをおっしゃっています。
仕事の基本は「報告」です。
「報連相」も根本は「報告」です。
基本は、奥が深く、難しいです。
以下では仕事日記を通して、日々の気づき、報告のやり方をメモしています。
4回報告の徹底:自分から報告すること
- 開始報告
- 中間報告
- 9割がた進捗報告
- 完了報告
1.開始報告
- 仕事内容の確認
- スケジュール
- 作業分担、担当者
- 仕事の段取り
- 想定課題とリスク
2.中間報告
- 進捗状況
- 課題と対策状況
3.9割がた進捗報告
- 細かい調整
- 課題対策状況
4.完了報告
- 仕事の完了
- 補足の説明
やっていることはすべて報告です。
報告で信頼が得られる
報告する理由は6つです。
- 相手が安心する → 口出しされなくなる
- 2度手間を避ける → 無駄な時間(待ち時間など)がなくなる
- 相手の状況が見える
- 問題に早期対処できる → トラブル時の余裕につながる
- 改善につながり、従業員・顧客の満足度が上がる
- 上司の力を借りられる
結果として、信頼につながり次の仕事を任せてもらえます。
報告の目的を再確認
- 上司が判断や指示をしやすくするため
- 関係者間での、情報共有のため
- 解決できない問題について、意見やアドバイスをもらうため
重要:どうやって報告するのか
以下を考えつつ、報告をします。
- 何に関する報告なのか
- 結論がどうなったのか(結論ファースト:ゴールを明確に)
- 結論に至った経緯や理由
- 今後の展開を伝える(結果報告)
考えや仮説を伝えるのも大事です。
自分で考えないと想定外のことに対応できなくなるからです。
補足ポイント
- 数字を使う
- あいまいな表現NG
- プラスイメージで伝える
情報だけでなく感情も伝える
中谷彰宏さんの「いくつになっても「求められる人」の小さな習慣」から「求められる人は、伝言すると時に、情報だけでなく感情も乗せる」と学びました。
「感情」を聞いておくことで対応方法が変わるからです。
上司、部下、お客さま、あらゆる報告で使える場面はあります。
ただ慣れが必要です。
意識しつつ、身体に沁み込ませる時間が必要です。
報告の注意点:迷ったときは報告する
報告時に思ってはいけないことは5つです。
- 細かなことまで、報告する必要はない
- 人に相談しなくても、なんとかできる
- 上司に悪い話はしたくない、後回しに
- 報告のやり方が、わからない
- 報告をしても、上司が聞いてくれない
1人でなんとかしようとしないことです。
報告ができて1人前です。
- 短く、何度でも伝える
- お礼の報告は「超速」が基本
- 伝わってないを前提にする
- 悪い報告は1秒でも早く、すべて伝える
- 報告は「成長」の絶好の機会と考える
- 何が重要で、何が重要でないかは相手が決めること
- 悪い報告や重要な報告は、上司の都合を無視してOK
報告するうえで、忙しい上司の立場に立つことも重要です。
報告を3つに絞るのもありです。
叱られても、不安にならなくていい3つの理由
理由は3つです。
- 新しい仕事だから仕方がない
- 叱られるのは期待されている
- 叱られているうちが華である
1.新しい仕事だから仕方がない → 2周目を楽しむ
新しい仕事で叱られるのは当たり前です。
スキル(技術力)が身についてないからです。
40代は、未経験の仕事であれば、スキルはなくても人間力があります。
生きてきた経験値があります。
スキルがなくても人間力でカバーできることはあります。
強くてニューゲームなのです。
40代の経験値を持ちながら、2周目の20代を経験できるなんておもしろいです。
生まれ変わったかのように人生を楽しむチャンスなのです。
仕事についていけなかった20代をやり直せるなんて楽しいです。
2.叱られるのは期待されている → 伸び代あり
叱られるのは期待されているからです。
まだまだ見込みがあるのです。
叱るのはエネルギーもいるし、めんどうです。
叱られるのは「伸び代」あるからです。
叱ることは「改善」の意味があります。
叱られて改善されれば、業務は前に進みます。
叱られただけで不安になる必要はありません。
改善すればいいだけです。
40代でも伸び代しかない証拠です。
3.叱られているうちが華である → 新しい挑戦
叱られているうちが華です。
叱られなくなった終わりです。
存在がないのと同じだからです。
「無視」と同じなのです。
20代の頃は、叱られただけで「人格否定」と感じていました。
いちいち落ち込んでいたのです。
叱られるたびに先輩が嫌いになりました。
40代で叱られるのは違います。
「人格否定か、否か」は判断できます。
40代は叱られたくても、叱られません。
経験もあるし、地位もあります。
叱られるのは、贅沢な経験です。
新しいことに挑戦している証拠なのです。
まとめ:仕事のやり方をいつも考え続ける【1日1変化】
仕事のやり方で結果は変わる
40代の転職では「どんな職業に就くか」を悩むことは大事です。
ただそれ以上に「どんな仕事のやり方をするか」を考えることです。
仕事のやり方次第で得られる結果は変わるからです。
得られる達成感、満足感、収穫は変わるからです。
「究極、職業なんてどうでもいい」と少しだけ、思えるようになりました。
「職業に貴賎なし」の意味がわかった気がします。
1日1回変化表
「なぜあの人は仕事が速いのか」にグッときました。
「1日1回変化表」が、素晴らしいからです。
- やっていなかったことをやってみた
- こういうやり方をしていたが、こういうやり方に変えた
- 変化表を書くのが日課になると、いろんなテーマで実験したくなる
思いついた変化を試してみたくて、早くに会社に行きたくなります。
結果を知りたくてしょうがないのです。
プロゲーマーの梅原大吾さんも「成長したければ、ひたすら変化せよ」と言っています。
サッカーの中村俊輔選手もサッカーノートを毎日つけています。
1日最低1つ、変化を試してみます。
結果を記録して、改善していきます。
以上です。
P.S. 男、40代、まだまだ人生を楽しめそうです。
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