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【うざい添乗員24選】協力機関や旅行会社から好かれる添乗員8選

2020年9月15日

【うざい添乗員24選】協力機関や旅行会社から好かれる添乗員8選
  • 「お客さまからどんな添乗員がうざいと思われているのか知りたい」
  • 「協力機関、旅行会社から好かれる添乗員とはどんな人だろう?」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 この記事でわかること

  • うざい添乗員24選
  • 協力機関や旅行会社から好かれる添乗員の特徴8選

 本記事の信頼性

  • 経歴:新卒で旅行社に入社し19年8ヶ月、出張手配×法人営業×添乗
  • 保有資格:総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者

本記事を書いている私の添乗経験は、国内・海外合わせて100本ほど。
社員旅行、修学旅行、視察旅行の添乗をしてきました。

うざい添乗員はいるものです。
振り返ってみて「自分がうざい添乗員だった」と思えることもありますが、事実を見つめて改善することが大事。

本記事では、経験を交えながら「うざい添乗員24選」を解説します。
この記事を読むことで、さらに協力機関や旅行会社から好かれる添乗員とはどんな添乗員なのか、がわかります。

うざい添乗員の逆が、良い添乗員ですね。

うざい添乗員24選

うざい添乗員

究極にうざい添乗員です。

1.威張っている

お客さまより態度がデカい添乗員はうざいです。
お客さまは気を使うようになるからです。

お客さまに気を遣わせているようではダメです。
立場が逆転してしまっています。

アンケート評価を下げる要因です。

2.オドオドしている

添乗員は初めての場所に行くことが多いです。
オドオドしてしまう気持ちはわかります。

ただお客さまは何を思うか。

  • うざい
  • 頼りない
  • 言い訳されているように見える

不必要にビクビクしている添乗員はうざいです。

添乗員の必要な資質の1つに「ハッタリ」があります。
嘘でもいいから、ハッタリをかますことです。

初めての場所では「前に来たときと変わりましたね」でOKです。

3.でしゃばる

添乗員にリーダーシップは必要です。

特に不特定多数のお客さまが集まる「募集型企画旅行」では、団体をまとめるのは添乗員の大事な役目。

ある程度、出しゃばることも必要です。

とはいえあくまで主役はお客さま。
勘違いして出しゃばり過ぎると、あとでしっぺ返しが来ます。

4.お客さまを立てない

お客さまは立てること。
お金を払ってツアーに参加しているのです。

お客さまを立てて気持ちよく旅行してもらっても損はしません。

素晴らしいものは「素晴らしい」という人のところにやってきます。

5.すぐ顔に出る

疲れが顔に出るのは仕方ありません。
トラブル続きで睡眠不足が顔に出てしまうこともあります。

ただお客さまの要望に対し、あからさまに嫌な顔をするのは反則。

できないことは理由を添えつつ「できません」と答えればいいのです。
嫌な顔は不要です。

すぐ顔に出るのは、ただのうざい添乗員です。

6.お客さまに尽くさない

尽くすには2つの意味があります。

  • 全力を尽くす
  • 誰かのために尽くす

両方の「尽くす」をするのが、良い添乗員。
どちらかをするのが、普通の添乗員。
どちらもしないのが、うざい添乗員。

7.馴れ馴れしい言葉を使う

「親しき仲にも礼儀あり」です。

お客さまと仲良くなるのは良いことです。
しかし言葉を崩すのは良くありません。
他のお客さまも見ているからです。

私だったら、どんなに慣れても添乗員に馴れ馴れしい言葉を使われたくないです。

「フランクなほうが良い」というお客さまもいるかもしれません。

ただフランクさは行動で示せます。
言葉を崩すのは諸刃の剣で、取り扱いが難しいです。

敬語があるかぎり、お客さまには敬語を使うのが無難です。

8.自分の話が多い

自分の話ばかりしている添乗員です。

  • 裏話
  • 私生活
  • 自慢話
  • 渡航歴
  • 苦労話

聞いてもないのに自分のことばかりペラペラ話すのは品がありません。

自分の話は自己紹介と、あとは「聞かれたら答える」くらいがちょうどいいです。

9.よそよそしい

よそよそしい添乗員は、いずれ置き物になります。
やる仕事がなくなるからです。

置き物になるのは辛いです。
ポツンとして存在意義がなくなり、うざがられます。

自分からお客さまに入り、まとめていくことも必要です。
自分から仕事を見つけ、喜んでもらうことも必要なのです。

10.質問の回答が遅い

質問したことを「後ほど回答します」と言い、半日待たせる添乗員。
私のことです。

ガマンしているお客さまは後ほど怒りをぶつけてきます。

言われたことはその場で処理していかないとダメです。
忙しくなり、後回しになるからです。

お客さまの不満はその場で把握し、ツアー中に解消するように努めます。

言われたことはすぐやるだけで、うざい添乗員脱出です。

11.笑ってごまかす

わからないことを笑ってごまかしてはいけません。
続くと不信感に変わるからです。

笑うことは良いことです。
しかしごまかすことは良くありません。

うざい添乗員に成り下がります。

12.大事なことなのに1回しか言わない

お客さまが集合時間を聞いてくる理由は2つです。

  • 添乗員の話を聞いてない
  • 添乗員が1回しか言わないので覚えられない

先輩から下記を教わりました。

  • 大事なことは何回も繰り返して言う
  • 大事なことは言うだけじゃなく書く

本質を教えてくれる先輩でした。

13.不公平

不特定多数のお客さまが集まる募集型企画旅行では、不公平はやってはいけないことです。
お客さまは同じ条件で参加しているからです。

 具体例

  • 自己主張の強いお客さまを重視する
  • 特定のお客さまのみ、情報を提供する
  • 特定のお客さまがいつも良い席である
  • 特定のお客さまとのみ、話をしている

相手により態度や気の遣い方を変えるのは「うざい添乗員」です。

補足【不公平が許される場合】

社員旅行などの受注型企画旅行では、そこまで公平さを求めていません。
社内に上下関係があるからです。

ときには、上層部だけに徹底して気を使う姿勢を見せても問題ありません。

不公平なほうが良いときもあるのです。

14.自由行動中、行方不明

うざいを通り越して役立たずです。

添乗員の所在を明確にしておくことも、添乗員の大事な仕事です。
お客さまの安全に関わるからです。

たとえば、自由行動中にトラブルがあったお客さまは添乗員に連絡しようにも連絡できません。

すぐに連絡すれば解決した問題も、居場所がわからなかったため大問題に発展する可能性もあるのです。

15.添乗が機械的作業になっている

マニュアルどおりに対応する添乗員。
完全に単なる仕事をこなすだけの添乗員。
「仕事でやってます」と淡々とこなす添乗員。

慣れ過ぎているのも、うざいものです。

経験が不足していても、額に汗を流しながら一生懸命カバーする姿勢は好印象です。

  • 明るい性格
  • 誠実な態
  • 親切な応対
  • きびきびした動作

新人がお客さまに受け入れられる時も十分あるのです。

16.必要な案内をしない

うざい以上に怠慢です。
必要なことを案内しないのは、旅程管理から外れている行動です。

クレームをつけられたらアウトですね。

17.質問に答えられず放置

質問がわからないからと言って、放置厳禁。
質問したお客さまは覚えているからです。

18.人のせいにする

自分のミスを認めず、言い訳を繰り返す添乗員はうざいです。

ミスを認めて、詫びて、改善策を提示する。
ミスをしたら、これしかありません。

人のせいにしても、何も前に進みません。

19.自由行動はプライベート

添乗員は24時間仕事とは言いません。

ただお客さまの自由行動中も「仕事」です。
間違いありません。

常に仕事であることを意識すること。
お客さまの前で買い物をするのはおかしいです。

お客さまは添乗員に「買い物なんかしていいの?」とは言いません。
アンケートにクレームとして書くだけです。

20.不潔

論外です。

お客さまに不快感を与えない身だしなみをするだけで好印象です。
やらないのは損をしています。

21.協力機関に横柄

「レストランのスタッフに対する態度で人柄がわかる」と言います。

お客さまへのアピールだったとしても、協力機関に横柄な態度をしてはいけません。
人間性を疑われ、信頼を失うからです。

  • お客さまの前でホテルスタッフへクレーム
  • お客さまの前でレストランスタッフへクレーム

感情的になると気づかずやってしまいがちです。
お客さまを放置して時間だけが過ぎていきます。

うざいだけの役立たずです。

22.お客さまにべったり

うっとおしいです。

お客さまは大人です。
自分の意思で行動します。

必要な情報は提供し、あとは求められたら応じる程度で十分です。

23.添乗員ならではの情報を持ってない

お客さまは添乗員に期待しています。

  • 添乗員は最新情報を持っている
  • 添乗員はその土地に慣れている
  • 添乗員はトラブルに対応できる

期待が、お客さまが添乗員付きツアーを選択した理由なのです。

  • 実際に行った人にしかわからない情報
  • YouTubeやGoogleマップ、写真との相違

添乗員が初めての場所でもお客さまには関係ありません。

あらゆる手段を使って情報を入手します。

24.気を遣わない

添乗は究極のサービス業です。
サービス業とは気を使うことです。

私は先輩添乗員に「気を遣えるようになりなさい」と何度も叱られました。

ドラゴンボールのように気を操れなくても、気を遣えるようになることが大事です

気遣いだけでお客さまの添乗員の印象が変わります。
初めての場所でも、気遣いは関係なく使えます。

いつでもどこでも遣えるのが「気」なのです。

協力機関や旅行会社から好かれる添乗員の特徴8選

うざい添乗員

協力機関から好かれる添乗員の特徴8つ

ホテルやレストラン、バス、飛行機、列車、観光地などの協力機関から好かれる添乗員の特徴です。

  1. 謙虚な態度
  2. 報連相が早い
  3. 人のせいにしない
  4. 仕事の線引きが明確
  5. わがままは言わない
  6. 任せっぱなしにしない
  7. お客さまを大事にする
  8. お客さまでも言うべきことは言う

横柄な添乗員はそれだけでダメです。
いくら仕事を持ってきている立場だからといって、協力機関を下に見ないことです。

添乗員と協力機関はあくまで対等です。

協力機関の手助けがなければ、ツアーは成立しません。

添乗員ひとりでは何もできないのです。

旅行会社から好かれる添乗員の特徴8つ

添乗員派遣会社は旅行会社から添乗の仕事をもらいます。
ゆえに派遣添乗員は旅行会社から好かれることも大事です。

  1. ミスを正直に報告する
  2. 精算・収支内容が正確
  3. 重要なことの連絡が早い
  4. 協力機関から良い評価を得ている
  5. お客さまから良い評価を得ている
  6. 他の添乗員と情報共有をしている
  7. トラブルでも現場でできることは対応している
  8. お客さまにツアーの有益情報を共有する

ほとんどが信頼にかかわることです。

たとえば、旅行終了後の精算がきっちりしていないとそれだけで信用を失います。
お金がからむからです。

お客さまから良い評価を得ているのはもちろん、協力機関からの良い評価も大事です。
旅行会社にきっちりと伝わっているものです。

行った人にしかわからない情報をもたらす添乗員も好かれます。

今後のツアー作成や添乗員にプラスになるからです。

まとめ:うざい添乗員を反面教師にしよう

うざい添乗員

過去のうざい自分に向けて書きました。
すべてできている添乗員はほとんどいません。

誰しも何かしら欠けているところがあります。
欠けている部分を教えてくれるのが、目の前の現実です。

真摯に受け止め、今日も少しずつ成長します。
反面教師にしつつ、変わっていくだけです。

できていないことも多いですが、昨日よりも今日、今日より明日と進んでいきます。

以上です。

P.S. うざい添乗員を反面教師にしよう。

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