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添乗をする 添乗員を辞めたい話

添乗員を辞めたいと思ったことは何度もある話【下見で解決できます】

2019年7月2日

添乗員辞めたい

親愛なる君へ

  • 「添乗員だけれど、仕事が辛くて辞めたいと思っている」
  • 「添乗員に興味があるけれど、辞めたいと思うくらい辛い仕事なのかな」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

この記事を書いている私は新卒で旅行会社に入社し、法人営業職として18年間勤務しました。
添乗回数は通算で100回ほどで国内・海外問わず添乗していました。

「添乗員を辞めたい」と思ったことは何度もあります。

下記ツイートをしました。

添乗員を辞めたいと思ったことがあります。

1回どころではありません。何回も思いました。
「神様はなぜこんなにもしんどい仕事をさせるのだろう」と天に向かってつぶやいたものです。
どんな仕事もキツイですが、添乗はこの世にある仕事で一番キツイ仕事だと感じていました。

取るべき行動は一つだけです

・刑期が満了するまで一生懸命やること

手を抜けば抜くほど刑期が延びます
そう思って仕事に取り組みました
その結果、休職することができました
また添乗に戻るかもしれません

最近、添乗関連のブログ記事を書いていて思うのです
「また戻るために書いてない?」

本記事では、添乗員を辞めたいと思った話を解説していきます。

この記事を読むことで、添乗員は辞めたいと思った理由と、解決方法を知ることができます。

添乗員を辞めたいと思ったことは何度もある話

添乗員辞めたい

添乗員を辞めたいと思ったことは何度もあります。

理想と現実の間にはギャップがあるからです。
添乗員になって10年以上も仕事を続けていれば、国内添乗だけではなく海外添乗もこなせるようになります。
旅行会社からもお客様からも信頼され、リピーターを獲得している人もいるほどです。

ただ、華やかに見える反面、途中で挫折してしまう人もいるのは事実です。

1.添乗に行くと時々「辞めたい」と思っていた

「添乗はキツイ仕事」と感じています。

前置きとして現在、休職しているのは添乗のせいではありません。

休職している理由は下記の通りです。

・クレーマー
・会社の上司からのパワハラ
・会社の先輩からのパワハラ
・ボランティアの組合活動
・親子関係
・家族関係

休職の原因は、添乗ではないことを前置きしておきます。

神様が与えてくれた添乗が、一番キツイ仕事

添乗に行くと、ときどき思っていました。
「なぜ神様はこんなにも大変な仕事をさせるのだろう」と。

添乗の種類によっては、それくらい辛い添乗があるのです。

・先輩と同行して、こき使われる海外修学旅行
・睡眠時間の少ない教育旅行
・社長の一言で理不尽な対応をさせられる社員旅行
・何もかも初めての海外で一人で気が休まらない添乗
・宴会で飲まされる添乗
・予想できないトラブル
・わがままで無神経なお客様
・労働の割には低い賃金
・タチの悪いドライバー
・男性客からのセクシャルハラスメント(女性の場合)

添乗から自宅に戻り、あまりの消耗にダウンしたこともあります。
お客様から感謝されずに涙したこともあります。

事前に想像する華やかな印象とは真逆で、泥臭い一面もあるのが添乗です。

水面下では必死にもがいているのが、添乗の実態なのです。
それでも添乗員は笑顔を絶やさず、お客様と向き合わなければなりません。

添乗員は一人でたくさんのお客様を相手にする接客業です。
旅行中はどんなに心身が疲れていても、トラブルにあっても、いつもお客様には笑顔で接することが大事です。

下記の単純なメリットだけの考えでは、仕事を続けるのは難しいです。

・海外旅行に無料で行ける
・マイレージがたまる

数回の添乗で吹き飛んでしまうでしょう。

2.添乗から脱出するためには、全力でやること

「いつまでこの仕事をすればいいのだろうか」と自問自答する時もありました。

私は法人営業職だったので、頻繁に添乗に行くような専門職ではありません。
添乗回数は2ヶ月に1回ほどです。

これから添乗とどう向き合うか考えた時に、思いついた方法は次の2つです。

・手を抜く
・改善して、全力でやる

「手を抜いても、添乗という宿題は一生ついてまわるだろう」と考えました。
「手を抜いて逃げられることはないな」と。

残された道は「改善して全力でやる」です。

本気でやることが刑期満了の近道

「本気でやればやるほど、早く添乗から解放してくれる」と信じて、添乗に本気で取り組みました。
「もうそこまでやらなくてもいい」と言われるくらいまでやるのです。

真剣に本気でやらなかったら、いつまでたっても解放されません。
終わらない宿題を延々とやり続けるようなもので、時間の浪費です。

添乗を極めて、添乗をさせておくのはもったいないと思われるくらい全力でやることです。

全力でやることで「添乗員のやりがい」も感じられます。

添乗員のやりがい

1.いろんな人に出会える。
2.いろんな場所に行ける。
3.いろんなものを食べれる。
4.いろんな乗り物に乗れる。
5.お客様の笑顔を見ることができる。

添乗員は辞めたいくらい辛いこともある仕事【下見で解決できます】

添乗員辞めたい

添乗は事前の段取りで、8割が決まります。

1.下見で解決できることもある

事前の段取りの一番の方法は、下見に行くことです。

下見のメリットは3つです。

下見のメリット×3

1.疑問点が解消できる。
2.必ず最適な行程にブラッシュアップできる。
3.当日の添乗が楽になる。

順番に解説していきます。

1.疑問点が解消できる

添乗が決まると必ず下見に行き、事前に疑問点を解消しました。

下見に行くことでわかることは無限にあります。

・トイレはどこにあるのか。
・喫煙所はどこにあるのか。
・バスの停められる位置はどこか。
・お客様の導線は。
・宴会場の広さはどうか。
・目的地から目的地への所要時間は適切か。
・観光の時間配分は適切か。
・現地ガイドは必要か。

事前にインターネットや電話で解決できることもありますが、百聞は一見に如かず」です。

実際に見て、体験するのでは、納得感がまるで違うのです。

自分に身につく知識も変わってきます。

身についた知識が違うと自信になります。

自信は堂々とした添乗を生み出します。

添乗員が堂々としているとお客様は安心します。

2.必ず最適な行程にブラッシュアップできる

お客様との打ち合わせで最初のコース提案の際、満足のいく提案ができないことが多いです。

行ったことのないコースを組んでも、良いコースなのかどうか、イマイチわからないからです。

【法人の社員旅行や研修旅行、報奨旅行などの受注型企画旅行を想定】
観光地Aと観光地Bがあり、どちらも近い場所にあるが、どちらがお客様に合っているかわからない。
事前に現地に連絡をして、感じをつかんだうえでお客様に提案しても「おまかせします」と言われる。
個人的になんとなく観光地Aだと思うけれど自信がない。
社内の人に聞いてもイマイチよくわからない。

上記のケースは意外とありますが、下見に行けば必ず解決できます。

悩みを持って下見に行きますが、下見から帰る頃には必ず答えが出ていました。
観光地Aと観光地Bに実際に行って比較をすることで、メリット、デメリットが浮き彫りになるからです。
今まで下見に行って、解決できないことはありませんでした。
必ず行程を最適化できたのです。

自信がなければ下見に行くべきです。
リターンはあります。

3.当日の添乗が楽になる

下見しているので当日の添乗は楽です。

2ヶ月くらい前に下見するようにしていたので、参加者の中で一番現地に詳しいのは当たり前です。
自信を持って、添乗にのぞめるようになりました。
どこに何があるのか、導線はどうか、時間配分は最適化などといった疑問が頭に浮かびません。

・迷いがなくなる。
・悩みがなくなる。

当日は添乗業務そのものに集中できます。
余計な不安や迷いに、エネルギーを使う必要がないからです。

行程を円滑に進め、お客様をいかに喜ばせることができるか。

この1点に神経を集中できるのです。

「常に笑いを取ろう」という余裕まで生まれます。
余裕が笑いを生み出すのです。

下見は自分にもお客様にもメリットしかないです。

お金はかかりますが、身銭を切り、体験を血肉化しましょう。

下見料金を設定している旅館やホテルもあります。
国内だけでなく海外でも現地オペレーターを通したら、安く宿泊できたケースもありました。
添乗員のメリットです。
今では下見以外で、正規料金を払って旅行に行く気にはなれません。

2.下見のススメ

もし添乗が辛いと感じているなら、下見に行くことをオススメします。
派遣添乗員や添乗を専門職としている人は、下見に行く時間をとることは難しいかもしれません。
ただ、実際に下見に行くように入念に準備をすることで気持ちに余裕が生まれます。

私は下見するようになり、添乗に対する気持ちが変化していきました。

体力的にはキツイ添乗という仕事ですが、「人間的に成長できる仕事」であることは間違いありません。

下記PDCAのサイクルが、添乗を血肉化させるのです。
「旅行会社の社員」として添乗に行く場合です。

下見に行く→コースを練り上げる→添乗に行く→お客様の反応を得る→次回の添乗につなげる

派遣添乗員の場合は、決められたコースに添乗するので「コースを練り上げる」ことはできません。
下見に行く時間もないと思いますので、下見に行くつもり気持ちで準備するのです。

現役添乗員の辞めたいと思った理由【そんな時、どうするか】

添乗員を辞めたい

書籍『ツアーコンダクターになろう』から、現役添乗員の辞めたいと思った理由を引用します。

精神的な理由
「自分にはまったく非がないのに、アンケートや電話でクレームをつけられたとき」
「旅行先では楽しく話していたお客様に、旅行後のアンケートでボロクソ文句を書かれ、人間を信じられなくなったとき」

体力的な理由
「自分の体調が悪かったり、疲れがたまっていたりするとき」
「星空のもと、家を出なければならないとき」

思いやりの気持ちが強く、誠心誠意を持ってお客様に接すればするほど、クレームを受けた際は傷つきます。
生真面目で正直な人はなおさらです。
よく気がつく人は神経が繊細で、たった一言で立ち直れなくなることもあります。

添乗が始まれば勤務時間もあってないようなものです。
遅寝早起きの場合もあり、寝不足で疲れがたまることもあります。

それでも添乗員として、いい加減に良い加減に

「いい加減は、良い加減」

お客様から直接いただいた言葉です。
「もっといい加減にやってもいいんだよ。手を抜くところは抜かないと体がもたないでしょ」とアドバイスをいただいたのです。

今、このブログ記事を書いていて「旅行会社には戻れないかもしれないけれど、添乗員のアイデンティティは捨てたくない」と感じています。

いつまでも添乗員なのです。

以上、『添乗員を辞めたいと思ったことは何度もある話【下見で解決できます】』の記事でした。

こーいちより

P.S. 下見に行ってから、添乗をしてみよう。


▼参考文献▼

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

こーいち

◆読書人 × ブロガー × ランナー ∞ 遊び人 × 添乗員 ◆新卒で旅行社に就職→営業職17年目に慢性蕁麻疹を発症→ガマンしながら1年6ヶ月働く→2019年2月より適応障害で休職中 ◆ふだんは朝4時からブログを書き(毎日更新/月2.7万PV)、午後は本を1冊読み(本4,378冊/漫画1,333冊)、10kmを走り(月100km/サブ4達成 )・プールで50m×60本を泳ぎ・5kgのダンベルで筋トレ(いずれかを週に計3回)、子どもとPS4(ドラクエ11、バイオハザード7)で遊び、ときどき旅をしています。

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