- 心を整えたい
- 『心を整えるランニング』の内容を知りたい
この記事はそんな方へ向けて書いています。
この記事でわかること
- グッときたところベスト3
- 本書を読んで変わった3つのこと
- 口コミ、動画
本記事の信頼性
- ランニング歴:1996年4月開始(サブ4達成/3時間52分54秒)
- 【ランニング本】25冊から選ぶ、サブ4達成に役立った3冊+感想メモ
「走ることは考えること」と思いながら走ってきました。
いっぽう、心のどこかで「走ることは瞑想」とも感じていました。
没頭してゾーンに入る感覚が、瞑想だからです。
本記事は「走ることと、瞑想」をかけ算した「心を整えるランニング」の書評です。
この記事を読むことで、心を整えるランニングとは「今、ここ、自分に集中して走ることでストレスや不安から自由になる」とわかります。
走ることは心を整え、活力を得られるのです。
「誰かと一緒に走ることのメリット」が印象的でした。
ランニング・サブ4の証拠写真です。
2017年東京マラソンで3時間52分54秒。当時、15km走れるスペックから4か月の練習で達成できました。
小出監督の『30キロ過ぎで一番速く走るマラソン サブ4・サブ3を達成する練習法』という本に記載の3ヶ月スケジュールを、4ヶ月にアレンジしたら達成。おすすめです pic.twitter.com/Z0DiVHQzZW— こういち@Blog & Code (@KoichiBlog) August 23, 2020
Contents
【書評】『心を整えるランニング』のグッときたところベスト3
グッときたところベスト3
- 1位:シンプルなマインドフル・ランニング
- 2位:気持ちや考えたことを記録する
- 3位:親と子で「共感力」を深める
1位:シンプルなマインドフル・ランニング
- 快適な速度を探る
- 周囲に意識を向ける
- 走りのリズムに乗る
- 歩数を数える
- 雑念が過ぎ去るのを観察する
- 身体と周囲を観察する
1位の理由は「気づき」を与えてくれたからです。
禅とは「身体の感覚に意識を集中させる」と理解していました。
しかし本書では「気温や風などの周囲」にも意識を集中させます。
23年間走ってきましたが、新しい走り方です。
自然と身体に意識を集中することで、心の声を静めていくのです。
「走ることは考えることではなかったのか?」という意見もあるかもしれません。
そのとおりです。
「ランニングするときは音楽を聴かない【考えるために走る】」の記事で「考えるために走る」と書いています。
ランニングするときは「考えるテーマ」を用意して走ります。
本書を読んでも変わっていません。
ただ何も考えたくないときもあります。
そんなときは「マインドフル・ランニング」です。
何も考えずに自分と自然に意識を集中して、没頭する。
自分を空っぽにして、新しいスペースを作り出す。
瞑想状態を目指して走るのです。
ウォーキングでも水泳でも応用できます。
2位:気持ちや考えたことを記録する
気持ちや考えを記録することで、心の重荷を下ろすことができるからです。
- 頭に浮かんだものを何でも自由に
- ランニング中の心の変化
- 質問に対する自分の答え
「ランニング日記」を書いています。
»【ジョギング日記の悲報】月200km走ってもダイエットできない
書く内容
- 気づき
- 思ったこと
- 考えたこと
本書では「すべて書け」といいます。
深掘りすると「質問を用意してランニング中に得た答え」を書くのです。
「考えるテーマ」を決めて走ったことはあります。
しかし考えた結果を書いたことはありませんでした。
考えが深まりそうでで、実験する価値はありです。
3位:親と子で「共感力」を深める
親子で走るマインドフル・ランニング8つのステップです。
子どもと一緒に走ることで、子どもとの時間が過ごせます。
ランニングのメリットが増えるのです。
GARMINとは
以前、江戸川沿い13kmを小学生の子どもと一緒に走ったことがありました。
子どもは自転車でしたが、一緒に走れて、楽しそうでした。
楽しい時間です。
心も整い、脳も鍛えられ、身体も丈夫になる。
子どもとの時間を過ごせる。
ランニングのメリットです。
『心を整えるランニング』を読んで、変わった3つのこと
読んでから変わったこと3つ
- 子どもと一緒に走る
- マインドフル・ランニングをする
- 考えるテーマを決めて走り、考えた結果を日記に書く
1.子どもと一緒に走る
ランニングのメリットだけではなく、子どもとの関係性にもメリットがあるからです。
平日は自分のことばかりで、なかなか子どもとの時間が過ごせません。
週末に一緒に走ることで、時間を共有します。
2.マインドフル・ランニングをする
自分と周囲に意識を集中させながら、走ってみます。
何も考えたくないときに試してみます。
3.考えるテーマを決めて走り、考えた結果を日記に書く
考えた結果を細かく日記に書いてみます。
心の変化も見つめてみます。
2つの章の目次
PART1.マインドフル・ランニング入門
PART2.目的別マインドフル・ランニング
『心を整えるランニング』は、心を整えたい人におすすめ
こんな方におすすめ
- 心を整えたい人
- ランニングに興味がある人
- ランニングに禅の考えと取り入れたい人
おすすめできない人は「ランニングのメソッドを知りたい人」です。
「マラソンを早く走るには」などの方法論は書かれていないからです。
書名 | 「心を整えるランニング」 |
---|---|
著者 | ウィリアム・プーレン |
単行本 | 191ページ |
出版社 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
発売日 | 2018/3/25 |
『心を整えるランニング』の口コミ5個
Amazonの口コミを4個要約
- 走ることで、心を落ち着かせる。瞑想より心が安定するのに効果があると信じて継続
- ランニングのメソッドより、心理学的な話が多い
- 早く走るための教本ではなく、体と心の健康維持ではおすすめ
- 瞑想を目的にジョギングする発想はなかった
Twitter口コミを1個
- 「心を解放する感覚」に興味がある
- 怒りの対処方法でランニングを推奨
- 2本目の矢にどう反応するかは学べる
『心を整えるランニング』の関連動画3本
走ることでメンタルを鍛えている動画
セロトニンが出る運動法とは【精神科医・樺沢紫苑】
セロトニンについて、下記記事で解説しています。
心を整える方法がわかる動画
- 部屋を整える
- 服装を整える
- 体を、整える
メンタルを安定させる本は「【感想レビュー】ひろゆきの『無敵の思考』はメンタルが回復する本」で解説しています。
まとめ:『心を整えるランニング』で心技体を成長させる
まとめ:グッときたところベスト3
- 1位:シンプルなマインドフル・ランニング
- 2位:気持ちや考えたことを記録する
- 3位:親と子で「共感力」を深める
心はランニングで整います。
頭はランニングで鍛えられます。
体はランニングで強くなります。
ランニングで「心技体」は成長できるのです。
メンタルと体調をリセットする方法は、【書評】メンタル不調のときに読む本『メンタルと体調のリセット術』で解説しています。
以上です。
P.S. 子どもと走れば、家庭円満でいいことづくしです。
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