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【長谷川理恵のランニング】新しい自分に生まれ変わる方法がわかる本

2020年7月10日

【長谷川理恵のランニング】新しい自分に生まれ変わる方法がわかる本
  • 「生まれ変わる方法を知りたい」
  • 「『Rie's HIGH』長谷川 理恵【著】の内容を知りたい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

下記ツイートをしました。

『Rie,s HIGH』読了。
生まれ変わる方法を教えてくれた本書に感謝です。
読み終わる前にランニングに出ました。
毎日生まれ変われる。
生まれ変わるには身体から。
心技体ではなく、体技心の順番。
アタマはカラダに勝てない。

 生まれ変わるための結論

  • 走って身体を変える
  • 食べ物で身体を変える

 本記事の信頼性

本書は「ランニングと食べ物」で生まれ変わったモデル・長谷川理恵さんの体験記です。
ランニングにハマり出したころに読んだ本です。

一気読みです。
目頭が熱くなりました。

本記事は『Rie's HIGH』長谷川 理恵【著】の読書感想文・書評です。
この記事を読むことで「人間はいつからでも生まれ変われる」ことがわかります。

読むと走りたくなるのは当然ですが、食べたくなるのは不思議です。

【長谷川理恵のランニング】新しい自分に生まれ変わる方法がわかる本のグッときたところベスト3

【長谷川理恵のランニング】新しい自分に生まれ変わる方法がわかる本のグッときたところベスト3

 グッときたところベスト3

  • 【第1位】丸ごと生まれ変わりました
  • 【第2位】結局、神様は味方してくれなかった
  • 【第3位】苦手な野菜が大好きに

順番に解説します。

【第1位】丸ごと生まれ変わりました

「運動が嫌いで、野菜が苦手だった人でも、ここまで変わるんだ。自分にもできそう」、そんなふうに感じてもらえたら、とってもうれしいな。
何度も書いてきたように、マラソンを始めて食生活を変えてから、私の身体は180度変わった。健康で元気になったら、気持ちにも変化が表われた。自分が「丸ごと生まれ変わりました」みたいな感じなのだ。
ふだんの生活に自分のペースに合う運動を取り入れたり、食べるものを少し変えてみるだけでも、身体と心は確実に応えてくれる。ちょっとした「いいこと」を実践していく、それがイキイキと元気に暮らすコツじゃないかな。現に私は、「自分が磨かれていく」という感覚を味わっている。
モデルという立場を生かして「こうすれば変われるよ」と、自分の言葉をひとりでも多くの人に伝えることができたら……。身体や内面のこと、ファッション、ビューティなど、生きることに関わるすべてのモデルになれるといいなぁ……。ちょっと、おこがましいけれど、今はそんなことを思っているのです。

「生まれ変わりたい」

休職してからそう思ってきました。
「生まれ変わって、新しい人生を始めたい」と。

そのためにブログを新しく立ち上げ、毎日更新。
月間200kmのランニング。
読書の積み重ね。
たまにゲームをしたり、旅をしたり。

「とにかく書くことで生まれ変われる」
そう信じてブログに時間を捧げてきました。

本書を読んで思ったことがあります。

「身体を変えれば、生まれ変われるのでは?」
「生まれ変わる確かな方法は、身体を変えることなのでは?」
「今やっている「読む書く走る遊ぶ旅をする」は成長するためではなく、生まれ変わるためなのでは?」

そんな思いがページをめくるたびにあふれてきます。

 本書を読み終えて、悔しい思いが3つあふれてきました。

  1. マラソンで生まれ変わった人がいる
  2. 長谷川理恵さんが心技体を持っている
  3. フルマラソン再チャレンジを思い立つが、怖気づいている自分

生まれ変わりたいなら、やることはただひとつ。

身体を変えることです。

頭を変えることではありません。
心を変えることではありません。

身体は、頭と心とつながっています。

身体を変えることで、すべてが変わるのです。

「生まれ変わる」という抽象的な話を、「身体を変える」という具体的な話で解説したのが本書です。

走ることは誰にでもできます。
ランニングじゃなくてもいいです。

人は誰でも生まれ変われるのです。

【第2位】結局、神様は味方してくれなかった

タイムはどうなっているんだろう。コーチに聞いても、やっぱり教えてくれない。モテる以上の力を出しているのだから、絶対に目標タイムは切れるはず。自分にそう言い聞かせながら走る。
コーナーを曲がる。ゴールまではもう少し。だけど、そこからがまた長い。苦しい。身体が動かない。
ゴール地点に近づくと、やっとタイムが見えてきた。3時間20分。すでに5分も遅れている。信じられない。一瞬、頭の中が真っ白になる。
絶対に目標タイムを切れると信じていた。だから、こんな苦しい思いをしてまで走り続けたのに。ひどい、ひどすぎる。マラソンなんか、もうやってられない。今度こそ、やめた。そう思いながら、最後の最後にありったけの力を振り絞ってゴールした。
3時間20分10秒。
「チッキショー!」
ゴールの瞬間、思わず口にしていた。
結局、神様は味方してくれなかった。これが、私の実力なんだ。初めて味わう挫折感。悔しくて、情けなくて、涙が出た。コーチとも真里さんとも、口をきく気になれない。

努力した人だけが感じられることです。
努力しなければ涙なんて出てきません。

挑戦した人しか味わえない感情です。
悔し泣きをしたくても、努力してない人は泣けないのです。

神様は味方してくれないのか?

結果だけ見れば、味方してくれるときもあれば、味方してくれるときもある。

残酷です。

ただ、たとえ味方してくれなくても、その人にとっては良い出来事と思いたいです。

 目標を達成できないことが、次への力になります。

  • 別のことに切り替える転機
  • 悔しさをバネにまた頑張れる
  • 何がいけなかったのか考えられる

神様はそう簡単に味方してくれません。
挫折、挫折の連続です。

そんなときは出来事から少しでも学び、次への活力にするしかありません。

長谷川理恵さんの練習量は相当なものです。
体験したことはないのであくまで紙面からの想像ですが、3時間15分になると練習内容がガラリと変わるのがわかります。

こんなに練習しても味方してくれないのです。

「人生はどうして、こうもドラマがあるんだろう」

そんな思いがあふれてきました。

【第3位】苦手な野菜が大好きに

色の濃い野菜を摂るようにー。最初にコーチからこう言われたとき、ホウレンソウやトマトがパッと頭に浮かんだ。それは、私が最も苦手とする野菜だった。
だけど、コーチの指導に従わなければフルマラソンは走れない。トレーニングはもちろんのこと、食事に関しても。
そこで、私は考えた。「一度にたくさんの量は食べられないから、どうせなら、一個に栄養が凝縮されているような野菜を摂ろう」と。
野菜スープを作って食べていたとはいえ、その頃はまだ、栄養価や安全性についてはほとんど何も知らなかった。少ない知識をたどって行き着いた先は、オーガニック野菜。
さっそくスーパーに行き、自然食コーナーに並んでいる野菜を買ってきて食べてみると……。あれ、トマトってこんなに甘いものなの!?おいしい!
オーガニックのトマトは、とっても力強い味がした。栄養がギュッと詰まっていて、「体内に直接エネルギーを取り込んでいる」と身体で感じたのだ。今まで私は、野菜本来の味を知らずにいたんだなぁ。そう思った。
ただ、「身体のため」という目的だけで野菜を無理に食べていたのだとしたら?なかなか好きになれず、苦痛に感じていたかもしれない。でも、私は気づいてしまったのだ。身体が自ら野菜を欲しがるという感覚に。

ランニングをするようになってから、ブロッコリーを食べるようになりました。

ブロッコリーを食べるようになってから、まとめた記事が「ブロッコリーのデメリット2つ【体臭と胃腸への負担/メリット9つ】」です。

長谷川理恵さんも初めての20km走のあと、スーパーで「呼ばれた感じがした」というブロッコリーを買ったのです。

身体は正直です。
頭で何を食べようか考えるよりも、身体に聞いたほうが早いのです。

身体を味方につけることです。
神様は味方になってくれないこともありますが、身体は自分の味方です。

 自分のことは身体がいちばんよくわかっています。

  • 何を欲しているのか
  • 身体に何が足りないのか
  • 身体のどこが不調なのか

身体を味方につけるコツは、身体の声を聞くこと。

ただ、身体の声は小さくて聞き取りづらいです。

身体の声を大きくするには運動です。
運動で身体の声が聞きやすくなるのです。

『Rie's HIGH』を読んで、変わったこと3つ

『Rie's HIGH』を読んで、変わったこと3つ

はじめを書く9つのパターン

本書を読んで変わったこと3つ

以下のとおり。

  1. ガマンしないで食べるようになった
  2. フルマラソンをまた走ろうと思った
  3. 生まれ変わるために走るようになった

順番に解説します。

1.ガマンしないで食べるようになった

ガマンは身体に毒です。
食べたいものがあれば、思い切って食べればいいのです。

その分、運動すればいいのです。

結果として、心も頭も体も満たされます。

2.フルマラソンをまた走ろうと思った

まだ怖気づいていますが、フルマラソンを走ります。
練習はキツく、苦しいものです。

ただ、それでも生まれ変わるために「フルマラソン」に参加すべきだと思うのです。

まずは体重66.4kg→60.0kgを目指しつつ、東京マラソンに応募です。

3.生まれ変わるために走るようになった

「減量」をランニングの目的にしていました。
本書を読んでから、目的をさらに一歩進めて「生まれ変わるため」になりました。

行動基準は生まれ変わるためです。
なぜなら、変わることはドキドキすることだから。

生きることは変わり続けることです。

目次

目次

RUN 1 生まれて初めての達成感。
CHANGE 努力は報われる。
HEALTH 食べてきれいになる。
RUN 2 神様のくれた試練。
CHALLENGE 目標を持ち続ける。

『Rie's HIGH』は、生まれ変わりたい人におすすめ

こんな方におすすめ

  • 生まれ変わりたい人
  • ランニングに興味がある人
  • 長谷川理恵さんに興味がある人

読むとランニングのやる気が出てきます。
長谷川理恵さんの「一生懸命」打ち込んでいる姿勢に感化され、エネルギーがもらえます。

下記のような人にはおすすめできません。

  • 変わりたくない人
  • 運動も食べることも嫌いな人
  • 「どうせ自分なんて」と思っている人

 著者のプロフィール

長谷川 理恵
1973年神奈川生まれ。実践女子大学卒業。モデル。
大学在学中の93年「CanCam」に読者モデルとして初登場。
2000年から03年まで「Oggi」の表紙モデルを務める。
00年ホノルルマラソン初挑戦。
02年「ジュニアベジタブル&フルーツマイスター」の資格を獲得

書名 『Rie's HIGH』
著者 長谷川 理恵
単行本 231ページ
出版社 幻冬舎
発売日 2003/12

»『Rie's HIGH』をAmazonで読んでみる

『Rie's HIGH』の口コミ8個

 Amazonの口コミを5個要約

  1. 頑張り屋で、前向きな理恵さんの努力や試練のことが正直に書かれている。「人はいくつになっても、自分次第で変われる」と感動。
  2. マジメで一生懸命な姿に感動。
  3. マラソンの選手みたいで内容自体あまり面白くない感じがした。
  4. 外見だけの美から、内面からにじみ出る美へと気づいていき、ジム通いからマラソンへ挑戦する過程が書かれている。
  5. 正直に書いてあるので、好感が持て、より一層好きになった。同じランナーとして共感できる所もあり「自分も頑張ろう」と思える。

 Twitter口コミを3つ引用

長谷川理恵さんの関連動画5本

ストイックなオーラを感じる動画です。

まとめ:『Rie's HIGH』で身体から生まれ変わることを決意する

まとめ:『Rie's HIGH』で身体から生まれ変わることを決意する

 まとめ:グッときたところベスト3

  • 【第1位】丸ごと生まれ変わりました
  • 【第2位】結局、神様は味方してくれなかった
  • 【第3位】苦手な野菜が大好きに

走っている人は素敵な表情を持っています。
いや、走っている人だけでなく、何かに一生懸命な人はみんな素敵です。

身体を変え、食生活を変え、心と頭も変える。
丸ごと新しい自分に生まれ変わる。

本書はそんなきっかけを与えてくれます。
読後感は「こんな素敵な人になりたい」と思うのでした。

ちなみに休職で生まれ変わる体験談は、「【究極】休職で生まれ変わる3つの方法【捨てる/身体/規則正しさ】」で解説しています。

以上です。

P.S. 身体から生まれ変わろう。

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