- 「好きなことを仕事にしようと聞くけれど、そうなのかな?」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
結論は「好きなことはムリに仕事にする必要はなく、やりたいことをやればいい」です。
自分に嘘をついてムリする必要はありません。
本記事を書いている私は、私の好きなことは対戦型ゲーム(エクバ2)です。
現在は休職していますが、エクバ2はたまにやっています。
ふだんは下記ルーティンのシンプルな生活を送っています。
朝4時起きのスケジュールについては「【休職生活を公開】朝4時起きの平日スケジュール【土日は気分転換】」で詳しくは解説しています。
- 朝4時起きて、朝ごはんまでにブログを1記事書く
- 昼ごはんまでに、ブログ3記事をリライトする
- 夕ごはんまでに、ブログ1記事を書き、ランニング10kmを走る
- 寝るまでに、本を1冊読み、数学の勉強をする
これらは好きなことではありません。
やりたいことです。
生計を立てるほど稼いでいませんが、とりあえず今はやりたいことで生きています。
ゆえに好きなこと(対戦型ゲーム)が仕事になっていない状態です。
こんな私が本記事では、「好きなことは仕事にしなくていい」と考えたことを記事にしていきます。
なお自己理解(自分の得意なこと、好きなこと、大事にしていることを知る方法)については、下記記事で詳しくまとめています。
» 世界一やさしいやりたいことの見つけ方【9記事で解決できた体験談】
Contents
好きなことは仕事にしなくていい3つの理由【ムリしなくてOKです】
結論、ムリする必要はありません。
好きなことは「ムリ」に仕事にしなくていいです。
理由は3つ
- 得意じゃないと仕事にならない
- 好きなことは趣味レベルで楽しめる
- 好きなことがわからなくて当たり前
順番に解説します。
1.得意じゃないと仕事にならない
好きなだけではダメです。
仕事にならないからです。
仕事とは「人の役に立つこと」です。
人の役に立てないことは、ただの趣味です。
たとえば、私は対戦型ゲームが好きです。
ただ人より抜きん出るほど得意ではありません。
得意じゃないものは仕事になりません。
ヘタなプレーを見せても、誰の役に立てません。
野球も同じです。
好きだけではプロになれません。
「好き×得意」じゃないとダメです。
それも上位1%以内です。
1日10時間×3年=10,095時間やれば、1万時間の法則で多少、魅せられるレベルになるかもしれません。
「好き」→「得意」になるかもしれません。
ならないかもしれません。
ただ好きであれば、これくらいの努力はできるはずです。
つまり、好きであることは仕事にする「十分条件」なのです。
仕事は好きじゃなくてもいいです。
人の役に立てばいいからです。
仕事が好きじゃなくても、役には立てるのです。
2.好きなことは趣味レベルで楽しめる
「好きなことを仕事にしよう」とムリせずに、趣味レベルで楽しむのもありです。
対戦型ゲームはまさに趣味レベルです。
ストレス解消や気晴らし、単純に楽しいなど、仕事しようとムリしなくても十分楽しめます。
好きなことを趣味で楽しむのもありなのです。
好きなことをしている時点で「楽しさ」という対価を得ています。
好きなことをする ⇄ 楽しさを得る
等価交換が成り立っているのです。
さらに「お金までもらおう」は成立しません。
それなりの「価値」を差し出さなければ、交換できないのです。
価値とは労力、努力、苦労などで作れます。
3.好きなことがわからなくて当たり前
好きなことはわからないのが当たり前です。
好きな仕事はもっとわかりません。
経験したことがないからです。
やったことがないのに好きになることはあり得ません。
食べ物と同じです。
食べたことがないものを好きになることはあり得ません。
大事なのは「経験」です。
経験で「意外とおもしろいかも」とわかってくるのです。
やる前から選ぶことはできないのです。
まずはいろいろやってみることです。
やる前から「好きなことがわからない」と悩む必要はありません。
» 参考:『君がイキイキしていると、僕はうれしい』
好きなことがあるだけ幸せ
今の子がかわいそうなのは、好きなことがある子は幸せなんだって親が気がついていないこと。誰もが好きなことがあるわけじゃないし、何やっていいかわかんない。これかなって思った子は相当幸せな子なんだよね。
— 北野武名言bot (@takeshitweetsz) June 22, 2020
好きなことがあるだけで幸せです。
好きなことがわからない人もいるからです。
「好きなことがない → 幸せじゃない」は、真なのか?
いいえ、偽です。
好きなことがなくても、充実感は得られるからです。
充実感は幸せにつながります。
たとえば、仕事です。
私は旅行会社の営業マンでしたが、好きな仕事ではなかったです。
それでも、時間を忘れて没頭してくると燃えてきます。
仕事後は充実感と、至福のビールが待っています。
これも幸せです。
ランニング後のビールと同じです。
過程は苦しいけれど、成長や達成感が味わえるのです。
» 飲み会前にランニングする3つのメリット【合法的に多幸感を得られる】
好きなことを仕事にしなくても、幸せにはなれるのです。
自分が納得できれば良い
これがすべてです。
自分さえ納得できればいいのです。
例え、好きなことが仕事じゃなくても幸せが感じられればそれでいいと感じます。
自分がどれだけ納得できるか。
自分をどこまで幸せにできるか。
仕事だけがすべてじゃないのです。
仕事はあくまで仕事。
特別なものではありません。
私はブログで稼げるようになりたいので、稼いでいるブロガーに魅力を感じます。
一方でブログに興味のない人は、ブロガーに興味も価値も感じないはずです。
その人は数字が好きで経理の仕事ができる人に価値を感じているかもしれません。
一方で私は数学はやる価値はあると思っていますが、経理の仕事に興味はありません。
仕事の価値は、人それぞれなのです。
得意なことも仕事にしなくてもいい【やりたいことをやればいい】
好きなことを仕事にできなくても、人生は終わらない
「好き」を仕事にできなくても、人生は終わりません。
もしそうであるならば、ほとんどの人は人生が終わっています。
ほとんどの人は好きなことを仕事にできないのです。
たとえば、サッカー選手になれるのはごくわずか。
私も小学校の頃の夢はサッカー選手でした。
みんな好き勝手に夢を描きます。
けれど、夢を叶えられない人がほとんど。
数が限られていて、稀有な才能がいるから。
» 過去の5つの夢を振り返り、経歴を紹介【過去の夢が今につながる】
好きなことの周辺で仕事を探す人もいる
それでも諦められない人は、周辺で仕事を探します。
1%でも夢につながることをしています。
- サッカー用品を作る
- スポーツショップの店員になる
- サッカーについてブログを書く
- サッカー中継をYouTubeで話す
- サッカースクールで子どもたちに教える
さらに手順は以下のとおり。
- 好きに関係のある仕事をして、得意になる
↓ - 得意になった仕事を好きになれるよう努力する
現実的です。
人間の気持ちは変わります。
スキルよりも気持ちのほうが、変わりやすいです。
「好きに関連のある仕事」→「好き」になる可能性もあります。
現実的に「好き」を「する」で人の役に立つのは難しいです。
- 野球をする
- ゲームをする
- サッカーをする
「する」を仕事にできるのはほんの一握り。
スーパーシビアな世界です。
煽られて好きなことを探すくらいだったら、探さないのもあり
- 周りに煽られて好きなことを探す
↓ - 好きなことが見つかって、才能もないのに必死に努力する
↓ - うまくいかなくて、挫折する
これも人生ですが、ちょっと悲しいです。
周りに振り回されているからです。
ムリに探す必要はありません。
「好きなことがわからないから、人の役に立てることを探そう」
ハテナマークです。
仕事はすべて人の役に立っています。
お金をもらっているからです。
人の役に立たない仕事は存在しません。
「仕事なんてなんでもいいのでは?」と思ってきました。
そうは言っても人生の大部分の時間を使うので、ちょっとでも「好きなこと」「得意なこと」を仕事にしたい気持ちもわかります。
ただここで言いたいのは「ムリして探す必要はない」です。
じゃあ、どうすればいいのか?
簡単です。
やりたいことをやればいいのです。
好き嫌い、得意不得意を考える必要はありません。
できないことは最初からやろうとも思いません。
「やりたい」と思えるだけで十分です。
嫌なことをやめ、やりたいことをやるだけです。
まとめ:好きなことはムリして仕事にしなくても、やりたいことを思い出そう
「何をやりたいのか」
「何をやりたくないのか」
自分の気持ちに正直に、嘘はつかず、今、何をやりたいのか。
これから何をやりたいのか。
やりたいことのほとんどは、今までやってきてしまっています。
ただちょっと忘れているだけです。
思い出すことです。
やりたいことをやっている人は、最初からやっている人ではありません。
最初からやりたいことがわかって、意気揚々と進んでいる人ではありません。
やりたいことをやっている人は、思い出した人です。
思い出すためには、今までやってきたことを書き出してみるのもありです。
» やりたいことリスト100の項目の書き方と回答例【仕事が人を選ぶ】
以上です。
P.S. 思い出すだけでいいのですね。
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