下記ツイートをしました。
共感です
許せない自分を、許せなくて苦しみます
嫌いなら嫌いでいいと思います
憎いなら憎い許せないなら許さなくていい、ですね https://t.co/dct43BVBJD
— Koichi (@KoichiBlog) May 6, 2019
共感です。
許せない自分を、許せなくて苦しみます。
嫌いなら嫌いでいいと思います。
憎いなら憎い。
許せないなら許さなくていい、ですね。
本記事を書いている私は、2019年5月7日(火)で休職生活157日目です。
休職中になかなか自分の負の感情を認めらず、苦しみました。
本記事では、負の感情を通して自分に正直になることの大切さを解説します。
この記事を読むことで、負の感情も大切な自分の感情であることがわかります。
Contents
【自分を殺して頑張るな】負の感情を押し殺さず、自分の感情を大切に
ツイートを深掘りしていきます。
負の感情も自分の感情
「正の感情は良いもので、負の感情は悪いもの」と考えがちですが、そうではありません。
どちらも自分から湧き出た自然な感情だからです。
「必要だから湧き出た」大切な感情なのです。
負の感情にはたくさんの種類があります。
・憎しみ
・嫌悪感
・後悔
・劣等感
・悔しさ
・虚しさ
・恨み
・ねたみ
・怒り
・自暴自棄
・いらだち
・狼狽
・不安感
上記以上に負の感情はあります。
感情は「無数のグラデーション」です。
感情の大小、強弱、変化など様々です。
ただ、すべて自分の自然な感情です。
湧き上がってくる自然な感情を認めず、許さず、押し殺すだけでは、苦しいだけです。
まずは「負の感情も、大切な自分の感情」と認識しました。
負の感情を押し殺すことは、自分を殺すこと
私が休職するきっかけの一つは「自然な感情を出せなかった」ことです。
「自分の感情を押し殺した」とも言えます。
自分を殺したのです。
自殺と同じです。
私の体験談を紹介します。
・上司に理不尽な押し付けをされ、内心は怒りしかないのに無理やり快諾する
・不当な責任を被せられ、言いたいことがあっても黙って受け入れる
・どうしてもやりたくないことを、笑ってごまかしながらやる
・お客さまからひどい扱いを受けても「お客さまは神様だから」と自分を押し殺し、喜んでやるフリをする
・どんなに忙しくても「自分を成長させるため」と言い聞かせ、仕事を断らず100%以上の質で納品できるように頑張る
・会社を辞めたくても「家族を守るため」と言い聞かせ、「会社を辞めたい」と言わずに頑張る
・休職してから職場の社員への憎しみの感情が湧いてきても、それを認めず「本当はいい人たちだから」とムリに思い込む
・休職の原因がパワハラ上司にあったとしても、すべて自分に原因があると思い込む
・親が嫌いなのを認められない
上記の「感情を殺す訓練」をしていました。
自然な感情が見当たりません。
極めて不自然です。
自分らしさは微塵も感じられません。
客観的に見ても魅力を感じません。
いつも何かのフリをしている嘘つきです。
言い訳の天才です。
周りに気を使ってばかりで、何を考えているかわからない人間なのです。
» 言いたいことが言えないストレス【周りからも自分からも嫌われる理由】
負の感情も正の感情も両方あっての自分
本音の負の感情
先ほどの体験談の本音を、追記します。
・上司に理不尽な押し付けをされ、内心は怒りしかないのに快諾する →→→ 「やりたくありません。理不尽です。理不尽と感じる理由は◯◯だからです。考え直してください」とはっきり怒りながら言う
・不当な責任を被せられ、言いたいことがあっても黙って受け入れる →→→ 言いたいことをはっきり言う。「ふざけるな」と怒る。相手が上司でも辞める覚悟で敬語を使ってキレる
・どうしてもやりたくないことを、笑ってごまかしながらやる →→→ 嫌われてもいいから「時間がないので、他の人にお願いします」とムリをせずはっきり断る
・お客さまからひどい扱いを受けても「お客さまは神様だから」と自分を押し殺し、喜んでやるフリをする →→→ 「この仕事はもうやりたくありません。一緒に仕事をしたくありません」とはっきり断る。上司に怒られたらひどい扱いを受けたことを説明する
・どんなに忙しくても「自分を成長させるため」と言い聞かせ、仕事を断らず100%以上の質で納品できるように頑張る →→→ あっさり断る。あるいは70%の質で納品する
・会社を辞めたくても「家族を守るため」と言い聞かせ、「会社を辞めたい」と言わずに頑張る →→→ もう限界であるならハッキリと「会社を辞めます」と言う
・休職して職場の社員への憎しみの感情を認めず「本当はいい人たちだから」とムリに思い込む →→→ 自分を不当に扱ってきた社員に正直に憎しみの感情を持つ
・休職の原因がパワハラ上司にあったとしても、すべて自分に原因があると思い込む →→→ すべて上司のせいにして、上司を憎む
・親が嫌いなのを認められない →→→ 親が大嫌いであること認め、ムリして口をきかない
本音を出していなかったことがわかります。
こんなにも本音が隠れているのです。
苦しいです。
本音を出さないことの弊害は、だんだん自分が何を求めているのか、本当の気持ちが何なのかわからくなってくることです。
自分が嘘をついていることにさえ気づけなくなるのです。
怖いです。
自分に嘘をつき続けていると、体をおかしくします。
2017年6月に慢性蕁麻疹を発症しました。
蕁麻疹を発症しても、1年6ヶ月も見ないフリをしてきました。
体の声を無視し続け、自分に嘘をつき続けていた代償が慢性蕁麻疹なのです。
» 言いたいことが言えないストレス【周りからも自分からも嫌われる理由】
嫌な感情、良い感情:両方あってこそ自分
もっと早くに気づき、自分に正直になっていれば休職しなくて良かったかもしれません。
体の調子が悪かったら、病院へ行きましょう。
体を壊してからでは遅いのです。
だいぶ遠回りをしましたが、休職してから自分に嘘をついていることに気づけました。
気づけただけ、正解です。
自分の気持ちがラクになり、自分らしさを感じられるようになってきたからです。
・怒りたいなら怒っていい
・恨みたいなら恨んでいい
・憎いなら憎む
・飽きるまで嫌いになる
・徹底的に嫌な奴になる
本音を出せば、相手を許せるかもしれないのです。
自然な感情を無視して、飛び越えて、いきなり許そうとしてもムリです。
まず自然な感情を吐き出し、認める。
そのあと、嫌な感情を手放さず抱きしめてあげましょう。
大切な自分なのです。
嫌な感情、良い感情、両方あってこそ本来の自分なのです。
負の感情を取り戻せば、変われる
両方取り戻せば、元の自分に戻れます。
魅力ある自然な自分になれるのです。
負の感情を取り戻さないと、ポッカリ穴が空いたままです。
穴は何かで埋めなければなりません。
たとえば、以下のような依存症です。
- お酒
- 拒食症
- タバコ
カウンセラーからの受け売りですが、心に残っている言葉です。
»【適応障害がマンガでわかりやすい】おすすめ本『なんで私が適応障害』
まとめ:負の感情に正直になると変われる
下記ツイートをしました。
メンタルを保つ秘訣
・言いたいことは、ちゃんと言う
・目先の感情はNG
・体質改善する
・嫌な仕事をちゃんと断る
・我慢しない
・無理をしない
・やりたくないことはやらない
・やりたいことをちゃんとやる自分に正直
— Koichi (@KoichiBlog) July 6, 2019
会社員時代は「本音を言えないから苦しい」という気持ちでした。
サラリーマンが辛いのは「会社を辞めます」と言えないことです。
「会社を辞めますと言えればどんなにラクか」と何度も何度も考えました。
1年6ヶ月、言えませんでした。
「家族を守るためと」と自分に言い聞かせていたのです。
本当は勇気がなかっただけです。
食べていけなくなるかもしれない、どうなるかわからない恐怖から逃げていただけなのです。
2018年10月に「辞めます」と言えました。
正確には心も体を壊して「辞めます」と言わざるを得ない状況になってしまったのです。
「辞めます」と言えて良かったです。
結果として休職して、傷病手当が入り、時間もごっそりと入りました。
失うものありましたが、入ってくるものもあったのです。
何かを失うと、何かを得る。
何かを捨てないと、何かが入らない。
得るために捨てる。
気づくために捨てる。
生きるために捨てる。
生きる。
— Koichi (@KoichiBlog) March 9, 2019
大事なのは「失ってみないと、何が入ってくるのかわからない」です。
捨てるのは怖いですが「捨てると別のものが入ってくる」と思えるようになりました。
捨てないと入ってこないのです。
捨てた分は入ってきます。
何が入ってくるかは、捨ててからのお楽しみです
ハッキリした事実は「自分に正直になることで変われる」ということです。
Be honest.
忘れたくない言葉です。
なお自分に正直になれる本は「【書評】『自分のことだけ考える』自分を犠牲にして幸せになれない」で解説しています。
以上です。
P.S. 自分の感情を大事にして、正直になろう。
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