- 『刑務所わず』堀江貴文(著)の内容を知りたい
この記事はそんな方へ向けて書いています。
この記事でわかること
- グッときたところベスト3
- 読んでから変わったこと
本記事は「刑務所わず」の読書感想です。
本書は堀江貴文さんの刑務所時代の最後の数か月の記録と、面会での記録です。
出所したからこそ言える本音もまとめられている『刑務所なう』シリーズの完結編です。
食べ物の記録がほとんどなくなり、思考や感想がメインです。
「一生楽しめるスポーツを持つこと、一緒に楽しめる仲間がたくさんいること、がいかに大事か」に共感です。
なお本記事を書いている私は、堀江貴文さんの本は30冊読みました。
» ホリエモンのおすすめ本30選まとめ【没頭思考をインストール】
Contents
【読想・書評】『刑務所わず』を読んで、グッときたところベスト3
グッときたところベスト3
- 1位:シャバできちんとした人間関係を築いておく
- 2位:1年9か月で1,000冊以上読むことができた
- 3位:ゼロにリセットされるための、いわば「マイナスの世界」
1位:シャバできちんとした人間関係を築いておく
これから刑務所へ入る人へのアドバイスです。
「私には刑務所まで面会に来てくれる人間がいるだろうか?」を考えました。
家族は来てくれます。
友人はどうだろうか。
会社関係の知人はどうだろうか。
現実的な自問自答ではありませんが、日頃の人間関係を見直す「問い」としては良いものです。
本書に人間関係を築くノウハウが書かれているわけではありません。
ただ刑務所まで来てくれる堀江さんの面会シーンを読むと「人間関係は大事」と感じます。
孤独な刑務所で大事なのは人間関係です。
面会に来てくれるのも人間関係です。
すべては人間関係だと気づけるからです。
2位:1年9か月で1,000冊以上読むことができた
「生まれ変わるには読むこと」と教えてくれます。
1ヶ月平均で48冊です。
大量に良質な本を読む。
刑務所内で読んだ本は「【書評】堀江貴文が1000冊読んで厳選したおすすめ42冊のリスト」で解説しています。
刑務所内で読んだマンガは「堀江貴文さんがマンガを1000冊読んだうちのおすすめ60冊【書評】」で解説しています。
3位:ゼロにリセットされるための、いわば「マイナスの世界」
ゼロからやり直せる人間は強いです。
失うものがないからです。
人生には一度は何もかも捨てる、失うときがあってもいいのかもしれません。
いや、捨てないといけないのかもしれません。
こびりついた価値観を剥がして、身軽になり、新しい自分を生み出す。
ゼロはプラス1億でもマイナス1億でも無限大の可能性を秘めている数字です。
「ゼロに賭ける人生があってもいい」と思えるのです。
出所後のホリエモンの本音を知りたい人におすすめ
こんな方におすすめ
- ホリエモンの仮釈放の心境を知りたい人
- 出所後の本音を知りたい人
- これから刑務所に入る予定の人
下記3人にはおすすめできません。
- 刑務所内の食事内容を知りたい人
- 刑務所内の写真を見たい人
- 刑務所内でのいじめについて知りたい人
食事内容の記載は少ないので、期待している人は買わないほうがいいです。
目次・書籍情報
第1章.刑務所わず
- 地獄の沙汰も「人しだい」
- 僕の仕事は「介護」だった
- これがリアル刑務所だ!
- 働け!ひたすら働け!
- 快適ライフを求めて
- 刑務所サバイバル術
- 塀の中から見えたこと
第2章.刑務所なう。ラストシーズン
- 収監74週目〜収監94週目
- シャバ1週目
書名 | 『刑務所わず』 |
---|---|
著者 | 堀江貴文(@takapon_jp) |
単行本 | 255ページ |
出版社 | 文藝春秋 |
発売日 | 2014/1/14 |
『刑務所わず』を読んでから、変わったこと【口コミ】
腕立て伏せをするようになった
毎晩、腕立て伏せをするようになりました。
堀江さんのルーティンに刺激を受けたからです。
- グラウンド15分走る
- 腕立て伏せを300回
受刑者どうしで「腕立て部」をつくり、100回×3セットを行ったそうです。
30キロ痩せて、腹筋も割れたとか。
こんなビフォーアフターを読めば、やる気が出ます。
フィジカルな強さは精神も支えます。
口コミ6個
Twitterには口コミはなかったです。
Amazonの口コミを要約します。
悪い口コミ3つ
- 暇つぶしになる。後半の日記は単調なので読み飛した。
- 「刑務所もそんなに悪くないんじゃない」の印象を与えかねない懸念。
- 食事のことをはじめいろいろ書かれていて時事ネタもろとも興味深い。
全体的にパッパッと読めます。
「刑務所は生まれ変わるには良いところ」と思わせます。
「なう1、なう2とはちょっと毛色が違います。
良い口コミ3つ
- 刑務所の中のことが知れて、単純に面白い。思っていたより暗い世界じゃない。
- 人間関係がすべて。細かくランクが分かれるタテ社会。いじめもある。それが刑務所。
- 歯に衣着せぬ感じが気持ちいい。
お菓子が本のアクセントになっています。
入った人じゃないとわからないところが克明に書かれています。
出所後にシャバで感じたことが書かれていて惹かれます。
まとめ:刑務所は入ったら出るところ
グッときたところベスト3まとめ
- 1位:シャバできちんとした人間関係を築いておく
- 2位:1年9か月で1,000冊以上読むことができた
- 3位:ゼロにリセットされるための、いわば「マイナスの世界」
刑務所は入ったら、出る場所です。
何かを学び、何かを捨て、生まれ変わる場所です。
刑務所だけが生まれ変わる場所ではありません。
シャバでも気持ち次第で生まれ変われます。
以上です。
P.S. 生まれ変わったら出所できるのです。
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