獄中日記「刑務所なう」を読んだ理由は2つです。
- ホリエモンの刑務所での読書や食事内容、生活について知りたい
- 『刑務所なう』堀江貴文【著】の内容を知りたい
本記事を書いている私は、堀江貴文さんの本は30冊読みました。
» ホリエモンのおすすめ本30選まとめ【没頭思考をインストール】
本書でわかること
- 刑務所での毎日の食事メニュー
- 刑務所で読んだ本150冊の書評
- 刑務所で読んだ新聞や情報の感想
驚くべきは、読んだら書く習慣です。
筋トレと食事のストイックな生活、体重を達成感にした過ごし方、刑務所ウンチクも面白かったです。
- 2011年4月:実刑確定
- 2011年6月20日:刑期開始
- 2013年3月27日:仮釈放
- 2013年11月10日:刑期満了
本書は2011年6月20日〜12月31日までの195日間の記録です。
刑務所の孤独なイメージが変わりました。
面会シーンが多いからです。
堀江貴文さんの心には、多くの人がいました。
誕生日に届いた手紙でわかったのです。
Contents
【書評】ホリエモンが刑務所で読んだ150冊や食事メニューがわかる本
本書でわかる3つのこと
- 刑務所での毎日の食事メニュー
- 刑務所で読んだ本150冊の書評
- 刑務所で読んだ新聞や情報の感想
1.刑務所での毎日の食事メニュー
長野刑務所で何を食べたか、すべて記載されています。
「朝食、昼食、夕食」やイベント時(花見など)に食べたものなどです。
夕食の具体例です。
- 麦メシ
- 豚肉とキャベツの辛味炒め
- 卵とじ
- 葉とうがらし佃煮
朝食の具体例です。
- 麦メシ
- みそ汁
- いわし味付け缶
- のり佃煮
昼食は以下です。
- チキンカレーライス
- えだまめ
- 福神漬け
- ジョア(白ブドウ味)
毎日の3食が書かれています。
刑務所の食事内容に興味がある方は、意外と美味しそうなことに驚きます。
カロリーは低くヘルシーなので、堀江さんのどんどんやせていく様子が体重報告でわかります。
生まれ変わるとは身体が変わることです。
»【長谷川理恵のランニング】新しい自分に生まれ変わる方法がわかる本
2.刑務所で読んだ本150冊の書評
簡潔な言葉で読んだ本やマンガの書評が150本掲載されています。
中には映画評もあります。
「読んでみたい」と思った書評は、3つあります。
すべてマンガです。
- エンゼルバンク
- グラゼニ
- 彼女のひとりぐらし
1.エンゼルバンク
「ドラゴン桜」の外伝的マンガです。
転職を考えているので読んでみたいです。
「設定が古い」という口コミが多いですが「転職はリセットではなくチューニング」という言葉が引っかかります。
「転職の本質を教えてくれる本ではないか」と推測しました。
2.グラゼニ
面白そうです。
「引退したらタダの人以下になる」は結構、残酷な言葉です。
3.彼女のひとりぐらし
絵のタッチも読みやすそうです。
Amazonで試し読みをすると、女性の日常がうかがえ「見てはいけないものを見てしまった」気持ちです。
「こんな女性、会社にいたよね」という気持ちになれる本です。
3.刑務所で読んだ新聞や情報の感想
刑務所で得た情報について、堀江さんの切り口でコメントされています。
短いものばかりです。
内容も時事ネタなので、今読んでも「古い」という感想だけかもしれません。
しかしコメントの切り口や角度、考え方や文章は参考になる部分が多いはず。
「自分なら、どうコメントするか」を考えると良いトレーニングです。
『刑務所なう』で、腕立て伏せを始める
寝る前に腕立て伏せを10回するようになりました。
堀江貴文さんは腕立て伏せ40回
運動のシーンも書かれています。
腕立て伏せ、腹筋、スクワットをそれぞれ40回ずつです。
腕立て伏せは40回でもキツいです。
影響されて毎晩、腕立て伏せ10回をやるようになりました。
以前も「毎日10回」で初めて挫折しました。
「今度こそは」という気持ちで再スタートです。
これから刑務所に入る予定の人
これから刑務所に入所予定の人が読むと安心できます。
「刑務所で生まれ変われる」という希望が持てるからです。
なお本書で以下はわかりません。
- 刑務所内の写真
- 刑務所内でのいじめについて
目次、書籍情報
- 塀の中からみなさんへ
- 1周目〜29周目
- 塀の中の書評ベスト150
口コミ8個、動画1本
Amazonの口コミ計106個のうち、31%が5つ星です。
意外と低評価です。
Amazonの悪い口コミ4個
- ただの日記帳。同じ内容が毎日書いてある
- 刑務所の中を知りたいのなら、見沢知廉の囚人狂時代が面白い。どうせなら刑期終了後に書いた『刑務所のわず』がいい
- 刑務所でも楽しめる著者がわかる。本書から得るものは薄い
- 期待して読むと見事に肩すかし。大部分は、日々の食事の献立、運動、シャワー等々の極めてつまらない内容ばかり
- よくある陳腐なゴシップ本
Twitterの口コミ4個
- 「ホリエモンさんが刑務所服役中にも有料メルマガだけで年間6000万稼いでた」って記事を読んで、頭鍛えて発信続けてればどんな状況でもお金は入ってくるんやなって思った
- 天才にカテゴライズされる人には周りに合わせるのをウザいと感じるのも当然。ムショに入って障害者や、融通の効かないどうしようもない底辺の人達と関わって他人への思いやりが出てきたという過程が「刑務所なう」を読むと感じられる
- 刑務所なうの堀江さんが可愛くてしょうがないです
- 「刑務所なう」は読書として単純におもしろいです。たとえ刑務所で自由を拘束されても思考は縛られない。信念さえあれば未来は変えていける
関連動画1本
「タオルを勝手に洗うのも懲罰」なのです。
2年6ヶ月より短い日数(74%)で出所です。
まとめ:「刑務所なう」で自分を変える場所を知る
刑務所は、自分を見つめ直すのに良い場所です。
独房は自分を変える場所です。
- 読書で心を変える
- 運動を身体を変える
- 食事で身体を変える
「一生に1回、独房に入る節目があってもいいんじゃないか」の気持ちになりました。
以上です。
P.S. 独房は生まれ変わるチャンスなのですね。
関連記事【書評】ホリエモンの刑務所の漫画『刑務所いたけど何か質問ある?』
関連記事『刑務所なう。シーズン2』は生まれ変わる方法がわかる成長日記