- 「添乗員派遣会社「フォーラムジャパン」の強み、評判・口コミを知りたい」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
この記事でわかること
- 「フォーラムジャパン」の5つの強み
- 口コミ評判13個
- 所属添乗員の体験談
- 添乗員デビューまでの流れ
本記事の信頼性
- 経歴:新卒で旅行社に入社し19年8ヶ月、手配×営業×添乗
- 保有資格:総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者
- 添乗経験:国内・海外計100本(一般団体・教育旅行・視察旅行)
2019年に実際に説明会に参加して、確認しました。
※求人は「公式サイト」だけでなく、「Indeed」でも多種多様な職種がチェックできます。
本記事では、添乗員派遣会社「フォーラムジャパン」について解説します。
参考図書
Contents
フォーラムジャパンの5つの強みと評判13個
株式会社フォーラムジャパンは、1985年創業の独立系・添乗員派遣会社です。
現在は約650名のツアーコンダクターが活躍しています。
フォーラムジャパンの5つの強み
フォーラムジャパンの5つ強み
- 充実した研修制度
- 観光業界で働きたいニーズに柔軟に対応
- 安定した収入に向けた取り組み
- 優良派遣事業者認定
- 労働組合に加入
1.充実した研修制度
以下、各業務で求められる研修を用意しています。
- 国内添乗基礎研修
- 入職時研修
- 国内添乗総合研修
- キャリアアップ研修
キャリアコンサルティングも実施しています。
2.観光業界で働きたいニーズに柔軟に対応
たとえば以下のとおり。
- 添乗員→インバウンド
- 事務→MICE
業界の枠を超えたチャレンジをサポートしています。
添乗だけでなく、他の仕事を紹介できる仕事量があります。
3.安定した収入に向けた取り組み
大手旅行会社と契約がありますので、添乗先は多岐にわたります。
フォーラムジャパンの営業所、クライアント
対応地域 | 東京支店、名古屋支店、大阪支店 |
職種・業種 | 添乗員・通訳案内士・バスガイド、事務スタッフ・MICEスタッフ |
添乗員の求人 | » 求人の詳細を見る |
派遣登録拠点 | 関東:東京都(千代田区) 関西:大阪府(大阪市北区) 東海:愛知県(名古屋市) |
主な取引先企業 |
|
正社員への転換も応援しています。
4.優良派遣事業者認定
添乗員派遣会社では唯一の「優良派遣事業者認定」を取得しています。
優良派遣事業者とは
法令を遵守しているだけでなく、派遣社員のキャリア形成支援やより良い労働環境の確保、派遣先でのトラブル予防など、派遣社員と派遣先の双方に安心できるサービスを提供できているかどうかについて、一定の基準を満たした派遣事業者を「優良派遣事業者」として認定します。
出典:優良派遣事業者認定
5.労働組合に加入
フォーラムジャパンでは添乗員のために労働組合があります。
添乗社員に採用されると労働組合に加入し、組合員になります(下記、登録型添乗員Bを除く)。
フォーラムジャパンでは稼働日数に応じて雇用形態が異なります。
メモ
- 添乗専門社員……年間稼働日数96日以上(社会保険・雇用保険とも加入)
- 登録型添乗社員A……年間稼働日数48日以上(雇用保険のみ加入)
- 登録型添乗員B……年間稼働日数48日未満(社会保険・雇用保険とも対象外)
各種保険については「おすすめの添乗員派遣会社3社をランキングで比較【口コミ・評判】」で他社比較しています。
「添乗専門社員」のみが労働組合員です。
下記、添乗員の社会的地位や労働条件の向上に取り組んでいます。
- 会社と組合は働く条件などについて話し合う
- 共同でフォーラムジャパン共済会の運営にあたる
組合費(1年分4,800円)を徴収しています。
組合費は本部運営委員および支部委員の組合活動費や年1回の総会費の一部になります。
労働組合がある会社は社員のことを考えている企業
企業に組合はうっとおしいものです。
それでも、あえて労働組合を設けている企業は社員のことを考えている企業です。
労働組合の取り組みは、例えるなら「企業の定期的な健康診断」だからです。
また社内、社外でも「相談窓口」を設けているのもフォーラムジャパンの特徴です。
- 社内窓口……派遣制度、福利厚生、各種研修、キャリアカウンセリング、苦情・相談、個人情報の苦情、コンプライアンスなどに対応
- 社外窓口……各都道府県の労働局、労働相談コーナー、日本人材派遣協会相談センター、厚生労働省委託の「こころの耳」
評判・口コミ13個
「openwork」より2019年以降の口コミ13個を引用しました。
人により労働環境や給与についての感じ方はさまざまです。
口コミは参考程度にとどめるのが良いです。
1.働きがい:入社当時は研修は厳しく辛い事もありましたが、他社より給料は高く会社ブランドとして確立されており、旅行会社の評判も高かったです。社員のプライドは高く、誇りを持って働かれている方が多く働きがいがありました。海外にも多方面へかなりの本数のツアーを受け持っていたので、頻繁に行けました。
現在はインバウンド需要が高まり、海外へ行くよりは、国内ツアーが主になります。海外の情勢が悪化の一途なので、旅行会社の仕事はかなり時代に反映してしまい、海外ツアーの回復の兆しばまだ見えないと思います。
国内は海外よりもする事が多方面になりますので、接客だけではなく、営業力も必要になってきます。
給料面では添乗派遣会社の態勢が大きく変わり、時給制で残業も昔とは比べ物にならない程減りました。給料もその分減ります。旅行会社全般で変化がありましたので変えようはありません。成長・キャリア開発:一度に40〜47名のバラバラのお客さまと旅行をして、毎回アンケートで添乗員評価を貰わなければいけないので、最初はかなり辛いです。しかし毎回本番で勉強していくので、続けていればかなりのスキルは付いてきます。そのスキルは多方面の仕事で役に立ってきますので、接客業の勉強にはこの仕事程役に立つところは無いと思います。この会社は積極的な人には優しいし、飲みニュケーションが得意な方には働きやすい環境です。一方でその反対の方には少し大変な所があるかもしれません。
2.働きがい:ツアーコンダクターとして旅行に添乗するため、直接お客さまから感謝の言葉をいただくこともあるのでやりがいがあります。また仕事として様々な観光地に行けるので、旅行好きには良いと思います。
成長・キャリア開発:添乗の回数を重ね、語学力も身に付ければ海外添乗もできる。ベテランさんは月に数回の海外添乗である程度の給料を貰えていた。3.繁忙期と閑散期での仕事量の落差が激しく、収入が不安定だったため。
震災の影響で旅行自粛ムードだったのもあり、そうした社会の影響も少なからず受ける業種ではあるかと思います。
繁忙期は目が回るほど忙しく、閑散期は他のアルバイトをしないと生活が難しいかと。
現に掛け持ちでアルバイトをしてる方もいらっしゃいました。
実家暮らしなど家族の支えがないと、続けるには厳しいかもしれません。4.顧客満足にコミットを示しています。また、社内として現場の人達を守ってくれるような態勢なので、安心して働けていました。
5.体育会系。年功序列。派遣業で給料は働いた日数分しかもらえないので、家庭を持った男性には厳しい職業だと思われる。反対に、旅行好きで世界中を色々と旅し、結婚するまでの職業だと思っている女性には勧めます。
6.専門業界に特化しているので、その業務にコミットして働くことができます。1つのツアーが終わったときには、何人ものお客さまに「ありがとう」と言ってもらえるのはやりがいがあります。
研修も充実しているし、経験豊富な先輩方からのアドバイスを気軽に聞ける職業でした。様々な状況の中で柔軟に対応し、お客さまの楽しみのために尽力するので、ある意味接客業のプロを目指せます。7.お客さまの反応がすぐ返ってくるので、やりがいはある。また初めての旅行先など、歴史や文化なども学習するので幅広い視野が身につく。
8.ワークライフバランスは自分次第です。リクエストアサインが増えて、旅行会社の担当さんと仲良くなると、そこで相談しながら、スケジューリングとかを自分である程度組むことができます。しかしリクエストが取れないと単発の企画型旅行を請け負ってしまうことが多くなってしまい、ワークライフバランスが保てずに、肉体的にも精神的にもしんどくなってしまうと思います。
9.プライベートでの休みは2ヶ月=3ヶ月前にRQする必要がある。正月、GW、お盆などは旅行シーズンとなるため原則休暇は取れない。
10.テロや新型コロナウィルスなど、事故や災害、病気などにより海外渡航者数が減ると仕事が激減する。旅行会社への内勤業務も希望者にはあるが、テレフォンアポインターなど仕事的にはきつい。
11.入社を決めた理由:
カウンター業務などではなく、海外添乗員として働きたかったため。
また、総合旅行取扱主任者等の資格も取りやすい、環境だったため。
「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
繁盛期は1ヶ月に8日間のツアー2本と、国内ツアー1本〜2本が入るため、実際の休日はほとんどない。
しかし体力が続く限りは、様々な国に行け刺激はある。12.会社だけでなく、業界全体ですが、仕事で認められてリクエストアサインが増えれば増えるほど、家に帰れなくなります。長期拘束があり、仕事は楽しいけど、状況的に続けることができないジレンマもあって退職しました。でも仕事は楽しかったです。
13.給与制度:保険はあるが、派遣添乗員になるため基本給はない。
評価制度:旅行会社による、アンケートやOPの販売実績によって決められる。
添乗員派遣会社の主要35社については「添乗員派遣会社35社の完全まとめ【基本情報や特徴、待遇を比較】」で解説しています。
フォーラムジャパン所属の添乗員・髙橋 美加絵さんの体験談

「地球まるごと私の仕事場!」より、フォーラムジャパン所属の添乗員体験談を引用します。
- 添乗員:髙橋 美加絵さん
- 添乗歴:20年
- 専門分野:世界120カ国
- 所属:フォーラムジャパン
後日追記します。
添乗員派遣会社「フォーラムジャパン」で、説明会参加〜添乗員デビューまでの流れ

大まかな流れを解説します。
step
1ツアーコンダクター採用説明会へ参加
フォーラムジャパンのツアーコンダクター説明会(無料)は、下記より応募できます。
- 説明会(無料)の参加登録は1分で終わります
- 説明会の所要時間は約30分ほど(別途、質問タイムあり)
- 説明会後は面談に進むか、辞退するか、選べます(保留なし)
説明会に参加してみて「ちょっと違うな」と思ったら、面談をしなくてもOKです。
面談を受けたくなったら、再度、説明会から参加すればOKです。
なお「添乗員派遣会社「旅行綜研」」は一度説明会を受ければ、以降は説明会を受けなくてもOKです。
旅行綜研については「添乗員派遣会社「旅行綜研」の5つの強みと評判・口コミ11個」で解説しています。
説明会の内容の一例
- フォーラムジャパンについて
- 派遣添乗員について
- 添乗員の仕事内容
- 添乗員になるまでの流れ
- 就業条件(雇用形態、給与、保険)
- 福利厚生、相談窓口、労働組合
- 質疑応答
説明会は企業との接触の第1歩ですので、興味ある方はまずは説明会からスタートです。
» 株式会社フォーラムジャパンの説明会に参加してみる(無料)
step
2希望時期の研修参加
研修の流れ
- 国内添乗基礎研修
- 入職時研修
- 国内添乗総合研修
- スキルアップ研修
- キャリアアップ研修
国内添乗基礎研修
- 国内日帰りツアーの添乗基礎研修(2日)
- 先輩添乗員の国内ツアー同乗研修(1日)
- 国内旅程管理研修(2日)
入職時研修
- 派遣社員としての心構え
- 情報セキュリティ(個人情報・営業機密)など
- 雇入れ時健康診断
国内添乗総合研修
国内宿泊・列車/航空機利用ツアーの添乗総合研修(2日)
スキルアップ研修
- 定例研修(年2日、各4時間)
- 救命救急講習
- マウンテンコンダクター研修など
キャリアアップ研修
- 資格取得補助金制度、eラーニング
- 国内・海外添乗業務勉強会
- 英語チェックテスト受講(当社規定)
- 海外添乗基礎研修など
資格については「【合格率90%】添乗員になるための資格試験・旅程管理主任者を解説」で解説しています。
キャリアプラン面談の実施
年に1度面談を実施しています(1月〜3月)
前年度の評価をフィードバックして、レベルアップに向けた研修を実施します。
また、今後の働き方についてのヒアリングを行い、正社員登用も含め、将来に向けたキャリアアップの指導もします。
step
3国内ツアーコンダクターデビュー
入職時研修が終わった段階で、国内添乗からスタートします。
step
4海外ツアーコンダクターデビュー
キャリアアップ研修が終了すれば、海外添乗に出ることができます。
まとめ:添乗員派遣会社フォーラムジャパンの説明会で情報収集しよう
フォーラムジャパンの5つ強み
- 充実した研修制度
- 観光業界で働きたいニーズに柔軟に対応
- 安定した収入に向けた取り組み
- 優良派遣事業者認定
- 労働組合に加入
説明会は無料なので、参加して損はしません。
疑問点などがあれば、説明会で遠慮なく聞いてみましょう。
説明会は定期開催ではありません。
こまめなチェックが必要です。
» フォーラムジャパンの詳細を見る
以上です。
P.S. 具体的な行動が、抽象的な悩みを具体的にします(自戒です)。
参考図書
関連記事おすすめの添乗員派遣会社3社をランキングで比較【口コミ・評判】
関連記事添乗員になるには2つの方法【添乗員派遣会社に登録/旅行会社に入社】