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文章構成のパターンがわかる本/150字、300字、800字の書き方

2019年8月31日

文章構成のパターンがわかる本/150字、300字、800字の書き方
  • 「文章構成のパターンを知りたい」
  • 「800文字でもスラスラ書きたい」
  • 「うまい文章の書き方を知りたい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 この記事でわかること

  • 『150字からはじめる「うまい」と言われる文章の書き方』の文章構成のパターン【150字、300字、800字の書き方】
  • おすすめの人、おすすめしない人、目次、口コミ5つ
  • 文章の型が学べる動画3本

 本記事の信頼性

  • ブログ歴:2019年1月に開設し、ほぼ毎日更新を1年8ヶ月
  • ブログ実績:過去最高は月62,000PV、収益54,000円(確定)

文章を毎日書いても、書くのが苦しいときがあります。
書くまでに15分くらい1字も書けないこともあります。

そんな悩みを解決したく、本書を手に取りました。

本記事は「150字からはじめる「うまい」と言われる人の文章の書き方」の文章構成パターン3つを引用した書評です。
この記事を読むことで「3つの文章構成のパターン、文章の型」がわかります。

文章の型を習得すると、書くのがラクです。

文章構成のパターンがわかる本/150字、300字、800字の書き方

文章構成のパターンがわかる本/150字、300字、800字の書き方

 グッときたところベスト3【文章構成のパターン】

  • 1位:結論+3つの理由+再び結論
  • 2位:結論+エピソード型
  • 3位:名言中心型

3つのパターンを引用して、解説します。

1位:結論+3つの理由+再び結論【800字の構成パターン】

長くなるほど構成が大事

800文字ほどの文章を書くには、構成を事前に考えておく必要があります。このとき大切なのは、結論+3つの理由+結論、という回帰型の構成パターンです。
また、ノートに構成を書いてみるぐらいの準備はしておきたいものです。
この準備を面倒だからと省略してしまうと、かえって時間を浪費する結果になります。それでは、いい文章、うまい文章、わかりやすい文章は書けません。
むずかしく考えることはありません。ノートには「結論」「理由1」「理由2」「理由3」の4つの要素を書くだけでいいのです。

出典:『150字からはじめる「うまい」と言われる文章の書き方』

800文字の文章の型は「結論+理由3つ+再び結論」がおすすめです。

 理由は3つ

  1. シンプルで覚えやすい
  2. 理由3つは説得力がある
  3. 読んでいる人も覚えやすい

順番に解説します。

1.シンプルで覚えやすい

「結論+理由3つ+再び結論」の構成パターンは、書く人が覚えやすいです。

いちいち「どんな構成パターンだったかな?」と思い出す必要がありません。

何度でも使える構成パターンです。
800文字の文章量は怖くなくなります。

2.理由3つは説得力がある

4つ以上の理由は散漫になり、不安定な印象を与えます。

3つだとグラグラしません。
3点倒立のようにしっかりした印象を与えるのです。

3.読んでいる人も覚えやすい

たくさんの理由は覚えられません。
覚えられない理由を書いても、意味がありません。

「理由は3つ」が覚えやすいのです。

以上の3つの理由から、800文字の構成パターンは「結論+理由3つ+再び結論」がおすすめです。

800文字の文章の型は、他に3つ書かれています。

2位:結論+エピソード型【300字の構成パターン】

まず結論を言う

伝えたいメッセージを最初に書いてしまうパターンです。そして、そのメッセージを補足するためのエピソードを後ろに書きます。この構成パターンは最も基本的で、習得しやすいものです。
まずはこの型を使って何度も文章を書いてみてください。わかりやすく、うまく伝える力が知らないうちに身についていくはずです。

〜 中略 〜

エピソードは自分の体験だけではない

エピソードは自分自身の体験が一般的です。それ以外でも、人から聞いた体験、有名人のエピソードも使えます。映画やテレビ、小説で知ったエピソードなどが考えられます。
メッセージを伝えるためのエピソードが体験や映画などから見つけられなかったら、自分で創作する方法もあります。創作といってもむずかしく考えないでください。別に小説を書こうというわけではないのです。
ちょっとして「たとえ話」を作るのです。
A君とB君を登場させて、2人を対立させます。その対立する話の中で考え方の違いを明確にし、最終的に幸せになるのはどちらでしょうか、というような話を作ってエピソードの代わりにするわけです。

出典:『150字からはじめる「うまい」と言われる文章の書き方』

「結論+エピソード」型は、300字を書く構成パターンです。

なぜ、グッときたのか?

「エピソードのたとえ話を作る」が斬新だったからです。

 エピソードの例は、下記のとおり

  1. 自分の体験
  2. 聞いた体験
  3. 有名人の体験
  4. 映画、テレビ、小説
  5. 自分で創作したもの

上記5番目にならい、自分でエピソードを創作してみます。

以下のとおり。

ここに2人います。
Aさんの文章は「結論+エピソード」で実体験が多いですが、自分の体験以外のことは書けません。
Bさんの文章は「結論+エピソード」で実体験が多く、体験してなければ「たとえ話」を創作しています。

仕事をお願いしたいのはどちらですか。

エピソードは実体験でなくてもいいのです。

300字の構成パターンは他に2つあります。

3位:名言+解説【150字の構成パターン】

名言を使うと書きやすい

「名言」や「いい言葉」は、いろいろな文章に使えます。短い文章のまとめの言葉に使えますし、人を激励する文章にも使えます。さらに人と会話をするときやスピーチにも使えます。
ちょっとした酒の席や会合などで、人の知らない名言がスラスラと出てきたら気持ちのいいものです。
そのためには名言を覚えておかなければいけません。覚えるには書きとめておくことが1番です。文章の練習にもなるし、名言を覚えることもできます。まさに一石二鳥。

出典:『150字からはじめる「うまい」と言われる文章の書き方』

グッときたところ3位は、150字の構成パターンを選びました。

理由は、140文字のツイートにも使えるからです。

 名言ツイートの3つの例

名言は便利です。

  • 文章、Twitterに使える
  • 権威性を出すのに使える
  • 会話やスピーチに使える

本書を読んで、名言への感度が高くなりました。

名言のブログ記事を書いてみました。

150字の構成パターンは他に2つあります。

『「うまい」と言われる文章の書き方』は、文章構成のパターンを知りたい人におすすめの本

『「うまい」と言われる文章の書き方』は、文章構成のパターンを知りたい人におすすめの本

おすすめの人、おすすめしない人

こんな方におすすめ

  • 文章構成パターンを知りたい人
  • 文章のテクニックを知りたい人
  • 小学生からビジネスパーソンまで

読みやすく有益な本です。

 読みやすい理由は3つ

  • 図解がある
  • 読者の悩みと解決策がセット
  • 150字、300字、800字と段階を踏んで「書く技術」を解説

文章のテクニックも豊富です。

「今日はこのテクニックを試してみよう」
「明日はこのテクニックで書いてみよう」

そんな気持ちで実験したくなる「書くテクニック」が、豊富に盛り込まれているのです。

他にも「細かい文章の技術」がわかります。
以下ツイートの二重表現など、です。

1回読んだだけで終わる本ではありません。
手元に置いて、何度も読み返すべき良書です。

以下の人にはおすすめしません。

  • WEBライティングを知りたい人
  • セールスライティングを知りたい人
  • マイクロコピーの書き方を知りたい人

最適解は下記です。
セールスライティングの無料動画は必見です。

7つの章の目次【書籍情報】

目次

第1章.文章をうまく書けないのはなぜ?
第2章.「文章はこう書きなさい」には誤解がある
第3章.まずは短く書いてみよう
第4章.もう少し長く書こう
第5章.どこでも通用する文章を書く
第6章.”うまい”文章を書くテクニック
第7章.「もっといい文章」を書くための究極テクニック

書名 『150字からはじめる「うまい」と言われる人の文章の書き方』
著者 高橋 フミアキ
単行本 160ページ
出版社 日本実業出版社
発売日 2011/4/23

»『150字からはじめる「うまい」と言われる人の文章の書き方』の詳細を見る

著者:高橋フミアキのプロフィール

文章スクール主宰、作家。東京クリエイターズネット代表取締役社長。
作家・井伏鱒二と同じ広島県福山市加茂町出身。
広告代理店に10年間勤務し、広告制作にもたずさわる。
2007年に文章スクールをスタートさせ、年間500名以上に文章術を教えている。また、これまでに12名のビジネス書作家をデビューさせた。

Twitterの口コミ4つ

 1.文章の基本構成パターン3つ

 2.「へ」と「に」の使い分け

 3.決まった文字数で伝えられるか

 4.10の文章基本構成パターン

»『「うまい」と言われる人の文章の書き方』の口コミを見る

文章の型が学べる動画3本

1.文章4つの型がわかる動画

文章の4つの型がわかります。

  • PREP法
  • SDS法
  • PPCの法則
  • PASONAの法則

2.PREP法がわかる動画

3.PASONAの法則がわかる動画

不変のマーケティング」神田昌典【著】からPASONAの法則を引用します。

「PASONAの法則」をご説明しよう。
次の順番に話した場合、人間は行動を起こしやすい。

(1)Problem:問題点を明確化して伝える。
(2)Agitate:その問題を、身近に感じてもらえるように、炙り立てる。
(3)Solution:問題の解決策を伝える。
(4)Narrow down:その解決策を得られる人は、限られていることを説明。
(5)Action:行動を呼びかける。

出典:『不変のマーケティング』

さらに参考例文を引用します。

(1)Problem:今は少しでも家計を節約したいですよね。でも保険が、住宅の次に大きな出費となっていることをご存知でしたか?
(2)Agitate:しかも10世帯のうち9世帯までが、支払わなくてもいい保険料を支払っているのです。その費用を支払い続けるために、余計に生じる費用は年間3万円。10年間で30万円に上ります。
(3)Solution:その30万円を、簡単な手続きで、取り戻す方法があることをご存知でしたか?大変有利な方法なのですが、あまり政府のPRが行き届かないために、ほとんどの家庭が知ることがありません。この方法を誰にでも分かりやすく解説したレポートを、ただいまご希望の方にお配りしております。
(4)Narrow down:このレポートは、誰にでも役に立てるわけではありません。しかし◯◯な方、◯◯な方、◯◯な方には、お役に立てます。
(5)Action:部数が限られますので、今すぐお申し込みください。

出典:『不変のマーケティング』

煽りではなく、読者の立場に立って悩みを一緒に考える文章構成です。
さらに以下について考えておくことが大事と書かれています。
まとめます。

  • どんな商品か?特長2つを20秒以内で説明する
  • 「なんとか売ってくれ」と懇願するお客さまはどんな人か?
  • お客さまの怒り、悩み、不安、欲求は?
  • なぜその悩みを簡単に短時間に解決できるのか?抱くであろう猜疑心を消す証拠は?

商品とお客さまについて掘り下げることが大事です。

まとめ:文章構成のパターンを試してみよう

まとめ:文章構成のパターンを試してみよう

 まとめ:グッときたところベスト3

  • 1位:結論+3つの理由+再び結論
  • 2位:結論+エピソード型
  • 3位:名言中心型

本書の構成パターン10個や、文章テクニック48個を使えば、文章を書くことが楽しくなります。

 理由は3つ

  1. 実際に試してみたくなる
  2. 文章を書くハードルが下がる
  3. 文章がうまくなり、書くのが楽しくなる

1回だけ読んで、すぐに「うまい」と言われる文章を書くのはむずかしいです。

下記サイクルで上達します。

文章を書く

本や動画で勉強

文章を読み返す

文章を書き直す

書く→勉強→読む→書くのループで、文章は上達するのです。

以上です。

P.S. 地道にコツコツ積み上げですね。

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