- 「北野武の名言を知りたい」
- 「ビートたけしの心を動かす言葉を知りたい」
- 「締めの挨拶や人生の教訓があれば知りたい」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
大事にしている北野武さんの言葉があります。
- 人生に期待するな
- 他人に頼るな
- やりたいことをやれ
3つの言葉は「ツービートのわッ毒ガスだ―ただ今、バカウケの本」のあとがきに書いてあった言葉です。
「人生に期待するな」はなんとも衝撃的な言葉でした。
当時(1990年代)は「夢に向かって努力しろ」や「やればできる」が蔓延していたからです。
水道橋博士さんも同じように衝撃を受けたようです。
» 参考:水道橋博士の人生を変えたビートたけしさんの本質を突いた一言
本記事では、心を動かされた北野武さんの名言を紹介していきます。
Contents
【人生に期待するな】北野武さんの名言に心が動く【締め、努力、人生】
1.締めの言葉
「アサ芸プラス」で発見したたけしさんの「締めの言葉」です。
最高です。
心を動かされました。
3つの要素があったからです。
- オリジナルな言葉
- 感謝の気持ち
- 笑い
ひとつの型として真似をして、技化したいです。
この場に居合わせた人たちが、うらやましいです。
スピーチとか一言は苦手ですが、突然振られても「待ってました。人前で話す貴重な機会をありがとう。笑わすぞ」と思えるくらいになりたいです。
2.「努力しているって、自分で感じているうちはダメだと思うよ」
「ORICON NEWS」にインタビューが掲載されていました。
- 努力していると自分で感じないくらい好きなことをした方がいい
- 努力していると感じていることや、苦痛なことは辞めた方がいい
- その道の才能はないから、辞めた方がいい
そんな風に聞こえてきます。
厳しいけれど、優しさも伝わってくる一言に心が動きます。
本人は努力しているつもりがないけれど、周りから見たら努力しているように見えるくらい打ち込んでいるというのが理想です。
気づいたらしてしまっている状態。
「やりたい」のさらに上をいく「やってしまっている」状態です。
いつだったか、武さんの名言で「女優はなりたくてなるもんじゃない、なってしまうものなんだ」と聞いたことがあったけれど、それと同じことなのです。
- 24時間365日できること
- 徹夜するくらい好きなこと
- やらなくちゃ眠れないくらい好きなこと
もう一度見つめ直したいです。
3.「生きていくことは苦しいことで、おまけとして楽しいことがたまにある」
こちらもORICON NEWSからの引用です。
刺さります。
週4日は10kmのランニングをしています。
走っている最中は「楽しいか」と聞かれたら「楽しくない」です。
苦しいけれど、それ以上のメリットがあるから走ってしまうのです。
仕事についても、会社員時代は楽しさ1割、苦しさ9割でした。
「楽しくないと仕事ではない」と考えていたのは、ずうずうしいことだったかもしれないと自省です。
楽しいことなんてそんなには多くない。
今の休職生活だって「楽しい?」と聞かれれば、孤独だし、もちろん楽しくないです。
淡々と「書いて、読んで、走って」を繰り返す毎日を送っているだけです。
生きていくことは苦しいことで、おまけとして楽しいことがたまにある。
- 人生に期待しない
- 淡々としている
- 今、ここ、自分に集中する
「夢や目標がなくてもいい」と思えてきました。
生きることは呼吸するだけではないですが、最後まで生きのびればいい。
夢や目標が出てきたら、副産物くらいに考える。
現実世界では期待したことと真逆のことが起きますので、淡々としていることですね。
4.「あらゆる責任は自分が負うもの、人のせいにしない」
ORICON NEWSからの引用です。
自分に起こることは、ほとんどが自分のせい。
人のせいにはしないことです。
そうしたところで何かが変わるならいいですが、何も変わらないなら人のせいにはしないことです。
人のせいにしていても何も始まりません。
もちろん、改善も変化もありません。
北野武さんの名言「自分に起こることは自分に原因がある」
「今、自分のできることは何だろう」と考えていくことが前に進むことにつながります。
自責化して考える
会社のことでずっとグチグチ言っていた時期がありました。
- 給与が低い
- 職場環境が悪い
- 人間関係が悪い
自分が何もしないのが原因です。
自分から「会社に入れてください」と入社した会社です。
嫌なら辞めればいいのです。
辞める人が増えれば「会社も給与を上げたほうが良い」と考えてくれるかもしれません。
誰かに愚痴をこぼしたり、不満をあげても変わりません。
自責化して考えることで、行動につながります(自戒をこめて)。
1ミリでも自責化、1ミリでも変わる
何もせずに愚痴をこぼして、ストレス解消していきながら、のらりくらりとやっていくのも方法もありです。
あまりのストレスで自責化しても、行動に移すことすら無理な状況もあります。
ただ1ミリでも自責化して考えることで、1ミリでも変わっていきます。
- 人のせいにするのは簡単で、自分のせいにするのは難しいです
- 人のせいにすると何も変わらない、自分のせいにすると変わります
1歩踏み出す前にもう一回考えましょう。
考えてから踏み出しても決して遅くはありません。
そんな誓いにも似た気持ちを抱きました。
書籍からの名言引用については「【感想・書評】ビートたけしの『芸人と影』のグッときた名言ベスト3」にまとめました。
以上です。
P.S. 人のせいにしないようにします。
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