- 「ノマドになるには、どうすればいいか知りたい」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
本記事は「ノマドライフ」のグッときたところを3つを引用した書評です。
この記事を読むことで、ノマドになる方法がわかります。
Contents
『ノマドライフ』の本質はクリエイティビティのスパイラル
グッときたところベスト3を引用します。
1位:ノマドライフはクリエイティビティや効率性、思考の柔軟性が向上するスパイラルを生み出す
仕事と遊びの垣根のない、世界中どこでも収入を得られるノマドビジネスを構築し、2箇所以上を移動しながら、快適な場所で生活と仕事をすることで、クリエイティビティや効率性、思考の柔軟性が向上し、それがいいスパイラルになるライフスタイルになる。
これがわたしにとっての「ノマドライフ」です。
ノマドライフの実践で、仕事にも良い影響を与えます。
ノマドの環境の力は強いです。
気づいたら社畜になってしまうブラックな環境には十分注意です。
「仕事であり、遊びであり、勉強であるという三位一体のものを探し出したい」と決意しました。
「誰でもすぐノマドライフを実践できるかというとそうでもなく、そこにたどり着くまでにはそれ相応の時間を費やす必要がある」という厳しく現実的なことも記載されているのが好印象です。
2位:思考のトレーニング
- いつもと違うことをやってみる
- 室内から屋外へ、夜から朝へ
- ひと回り以上違う世代とつき合う
- 言葉以外の共通言語を持つ
- モチベーションは上げ下げしない
日常ですぐできる思考のトレーニングです。
ビジネスに役立つ思考にも通じるものがあります。
一気に生活を変えられないからこそ、いつもと違うことをやってみる
- 通勤ルートを変えてみる
- 普段読まない本を読む
- 行かない場所への旅
- 経験のないスポーツをしてみる
新しい経験が脳に刺激を与え、クリエティブになれるのです。
大きな生き方の転換をする前にできることから始められます。
常に変化を意識していくのです。
内より外、夜より朝
- 室内でやっていたことを屋外でやる
- 夜にやっていたことを朝にやる
ノマドライフは内より外、夜より朝と述べられています。
- 色々な場所で自由に働ける
- 早朝の生産性
著者はこの2点に注目しています。
ひと回り以上違う世代とつき合う
若い人と接する機会はあまりありませんが、新鮮な刺激や考えをもらえるメリットは大きいです。
20代でも年収1,000万以上をノマドで稼いでいる人もいるのです。
年齢に関係なく吸収できることは吸収していくべきです。
3位:本業一筋からマルチキャリアへ転換する
複数のことを同時にこなすことによって、実はお互いが補完し合うとも感じています。
〜中略〜
本業一筋ではなく、多くのものをやってみる。ひとつひとつは小さなものでも、違うものを掛け合わせる能力があれば、思いもよらない効果が生まれる。
掛け合わせる意識、能力が大切です。
スキルは単体で使うものではなく、掛け合わせることで相乗効果が生まれるからです。
私のかけ算は下記のとおりです。
読書×ブログ×ランニング∞遊び×添乗
添乗は職業ですが、他は唯ログが少し収益が発生している程度です。
ノマド生活へ向けて、個別スキルを伸ばしながら掛け合わせていくのです。
【書評】『ノマドライフ』の本質はクリエイティビティのスパイラル
読む前に期待した2つのこと
- 憧れのノマドになる方法がわかる
- 組織や場所にとらわれない働き方への第1歩を踏み出せる
「仕事」「お金」「暮らし」「時間」「思考」について、ノマドになるためのトレーニング法が書かれていたのが有益でした。
自己啓発の内容も含んでいます。
冒頭はスティーブ・ジョブズの引用から始まります。
今日が人生最後の日だとしても、今日これからやることは、本当にやりたいことか?
何日ものあいだNOという答えが続いた時は、何かを変えなければならない。
今日これからやることは1番やりたいことかどうか、自問自答するのです。
スティーブ・ジョブズのように、です。
» スティーブ・ジョブズの名言を2つ解説【他の名言45個まとめ】
4つの章の目次
目次
第1章.なぜ、ノマドライフなのか?
第2章.ノマドライフの実践 ワークとテクノロジー
第3章.ノマドライフの実践 お金と生活
第4章.ノマドライフの実践 思考のトレーニング
『ノマドライフ』は、こんな人におすすめ
こんな方におすすめ
- ノマドライフに興味のある人
- ノマドライフに憧れている人
- ノマドライフを1歩数めたバージョンへ進化させたい人
著者のプロフィール
本田 直之
レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長兼CEO。
シティバンクなどの外資系企業を経て、バックスグループの経営に参画し、常務取締役としてJASDAQへの上場に導く。現在は、日米のベンチャー企業への投資事業を行うと同時に、少ない労力で多くの成果をあげるためのレバレッジマネジメントのアドバイスを行う。
東京、ハワイに拠点を構え、年の半分をハワイで生活するデュアルライフを送っている。
日本ファイナンシャルアカデミー、コーポレート・アドバイザーズ、米国Global Vision Technology社、アスロニア、アロハテーブル、コポンノープ等、多数の企業取締役を兼務。
書名 | 『ノマドライフ』 |
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著者 | 本田 直之 |
単行本 | 176ページ |
出版社 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2012/3/16 |
まとめ:「ノマドと仕事」を組み合わせた相乗効果を発揮しよう
サラリーマンからノマドになれるまでのステップがわかります。
仕事のトレーニングの説明があり、すぐに実践してみたくなります。
- 机の引き出しを空っぽにしてみる
- 週1回会社に行かない日をつくる
- デスクトップPCはいらない
- ガラケーをやめる
柔軟な思考をするために、場所を変え、違うことをし、新しい人に会い、色々な仕事を掛け合わせる。
ノマドライフは生活の満足を求めるよりも、働き方を変えて生産性を上げる考えです。
仕事の生産性を上げる手段なのです。
もちろん快適な生活を送ることで豊かさを手に入れる側面もあります。
しかし仕事が前に出てきている感じです。
「色々な場所で仕事をして、発想力、想像力、創造力を上げていきたい」と強く思いました。
手始めに自宅から少し離れたビジネスホテルで、1人ブログ合宿を開催してみます。
P.S.「ノマドと仕事」を組み合わせた相乗効果を発揮しよう。
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