- ホリエモンの刑務所での読書や食事内容、生活について知りたい
- 『刑務所なう』シリーズの内容を知りたい
この記事はそんな方へ向けて書いています。
本書でわかること
- 刑務所なう
刑務所での毎日の食事メニュー
刑務所で読んだ本150冊の書評
刑務所で読んだ新聞や情報の感想 - 刑務所なう。シーズン2
刑務所での毎日の食事メニュー
刑務所で読んだ本や映画、計172の感想
刑務所での情報(新聞やブログ、メルマガ)の感想 - 刑務所わず
グッときたところベスト3
読んで、変わったこと - 刑務所いたけど何か質問ある?
書評、口コミ
堀江さんの驚くべき習慣は「読んだら書く」です。
筋トレと食事のストイックな生活、体重を達成感にした過ごし方、刑務所ウンチクも面白かったです。
- 2011年4月:実刑確定
- 2011年6月20日:刑期開始
- 2013年3月27日:仮釈放
- 2013年11月10日:刑期満了
刑務所の孤独なイメージが変わりました。
面会シーンが多いからです。
堀江貴文さんの心には、多くの人がいました。
誕生日に届いた手紙でわかったのです。
Contents
【驚愕】ホリエモンが刑務所で変わった3つの理由【読書と食事の全貌】
本書でわかる3つのこと
- 刑務所での毎日の食事メニュー
- 刑務所で読んだ本150冊の書評
- 刑務所で読んだ新聞や情報の感想
1.刑務所での毎日の食事メニュー
長野刑務所で何を食べたか、すべて記載されています。
「朝食、昼食、夕食」やイベント時(花見など)に食べたものなどです。
夕食の具体例です。
- 麦メシ
- 豚肉とキャベツの辛味炒め
- 卵とじ
- 葉とうがらし佃煮
朝食の具体例です。
- 麦メシ
- みそ汁
- いわし味付け缶
- のり佃煮
昼食は以下です。
- チキンカレーライス
- えだまめ
- 福神漬け
- ジョア(白ブドウ味)
毎日の3食が書かれています。
刑務所の食事内容に興味がある方は、意外と美味しそうなことに驚きます。
カロリーは低くヘルシーなので、堀江さんのどんどんやせていく様子が体重報告でわかります。
生まれ変わるとは身体が変わることです。
»【長谷川理恵のランニング】新しい自分に生まれ変わる方法がわかる本
2.刑務所で読んだ本150冊の書評
簡潔な言葉で読んだ本やマンガの書評が150本掲載されています。
中には映画評もあります。
「読んでみたい」と思った書評は、3つあります。
すべてマンガです。
- エンゼルバンク
- グラゼニ
- 彼女のひとりぐらし
1.エンゼルバンク
「ドラゴン桜」の外伝的マンガです。
転職を考えているので読んでみたいです。
「設定が古い」という口コミが多いですが「転職はリセットではなくチューニング」という言葉が引っかかります。
「転職の本質を教えてくれる本ではないか」と推測しました。
2.グラゼニ
面白そうです。
「引退したらタダの人以下になる」は結構、残酷な言葉です。
3.彼女のひとりぐらし
絵のタッチも読みやすそうです。
Amazonで試し読みをすると、女性の日常がうかがえ「見てはいけないものを見てしまった」気持ちです。
「こんな女性、会社にいたよね」という気持ちになれる本です。
3.刑務所で読んだ新聞や情報の感想
刑務所で得た情報について、堀江さんの切り口でコメントされています。
短いものばかりです。
内容も時事ネタなので、今読んでも「古い」という感想だけかもしれません。
しかしコメントの切り口や角度、考え方や文章は参考になる部分が多いはず。
「自分なら、どうコメントするか」を考えると良いトレーニングです。
『刑務所なう』で、腕立て伏せを始める
寝る前に腕立て伏せを10回するようになりました。
堀江貴文さんは腕立て伏せ40回
運動のシーンも書かれています。
腕立て伏せ、腹筋、スクワットをそれぞれ40回ずつです。
腕立て伏せは40回でもキツいです。
影響されて毎晩、腕立て伏せ10回をやるようになりました。
以前も「毎日10回」で初めて挫折しました。
「今度こそは」という気持ちで再スタートです。
これから刑務所に入る予定の人
これから刑務所に入所予定の人が読むと安心できます。
「刑務所で生まれ変われる」という希望が持てるからです。
なお本書で以下はわかりません。
- 刑務所内の写真
- 刑務所内でのいじめについて
口コミ8個、動画1本
Amazonの口コミ計106個のうち、31%が5つ星です。
Amazonの悪い口コミ4個
- ただの日記帳。同じ内容が毎日書いてある
- 刑務所の中を知りたいのなら、見沢知廉の囚人狂時代が面白い。どうせなら刑期終了後に書いた『刑務所のわず』がいい
- 刑務所でも楽しめる著者がわかる。本書から得るものは薄い
- 期待して読むと見事に肩すかし。大部分は、日々の食事の献立、運動、シャワー等々の極めてつまらない内容ばかり
- よくある陳腐なゴシップ本
Twitterの口コミ4個
- 「ホリエモンさんが刑務所服役中にも有料メルマガだけで年間6000万稼いでた」って記事を読んで、頭鍛えて発信続けてればどんな状況でもお金は入ってくるんやなって思った
- 天才にカテゴライズされる人には周りに合わせるのをウザいと感じるのも当然。ムショに入って障害者や、融通の効かないどうしようもない底辺の人達と関わって他人への思いやりが出てきたという過程が「刑務所なう」を読むと感じられる
- 刑務所なうの堀江さんが可愛くてしょうがないです
- 「刑務所なう」は読書として単純におもしろいです。たとえ刑務所で自由を拘束されても思考は縛られない。信念さえあれば未来は変えていける
関連動画1本
「タオルを勝手に洗うのも懲罰」なのです。
2年6ヶ月より短い日数(74%)で出所です。
» 動画:堀江貴文収監学
『刑務所なう。シーズン2』は生まれ変わる方法がわかる成長日記
本書でわかる3つのこと
- 刑務所の毎日の食事メニュー
- 刑務所で読んだ本やマンガ、映画の計172の感想
- 刑務所で得た情報(新聞やブログ、メルマガ)の感想
1.刑務所での毎日の食事メニュー
前作『刑務所なう』と同様、長野刑務所内で食べたもの(朝食、昼食、夕食)が掲載されています。
たとえば、下記です。
- 1月9日(月):朝飯は麦メシ、みそ汁、金平ごぼう、おかかふりかけ
- 1月10日(火):昼はハヤシライス、フルーツ缶ミックス、福神漬、ゆで卵
- 1月11日(水):夕飯は麦メシ、豚肉の七味炒め、いためビーフン、なめこのみそ汁
「うまい、まずい」はほとんど書いてありません。
薄味、低カロリー、ヘルシーであることは想像できます。
口にされたものはすべて記録してありますので、長野刑務所の献立がわかります。
2.刑務所で読んだ本やマンガ、映画の計172の感想
本やマンガ、映画の感想が172本掲載されています。
インプットしたものはすべてアウトプットする姿勢に感服です。
「読んでみたい」と思った書評は3つです。
- 寒灯
- 遠き落日
- 山賊ダイアリー
1.寒灯
内容は忘れてしまいましたが、2012年11月26日に購入していました。
「秋恵モノ」はわかります。
主人公・貫多の暴れん坊ぶり、小心ぶり、暴言吐き放題が痛快で、つい笑ってしまうというパターンです。
2.遠き落日
本は読んだことがありません。
映画では録画して何回も何回も見ました。
野口英世役の三上博史も、牧瀬里穂も好きだからです。
母シカに再会するシーンは目頭が熱くなります。
FODの無料お試しで5回以上観ました。
FODの2週間無料お試しできます。
U-NEXTなら31日間無料です。
3.山賊ダイアリー
古本屋で立ち読みしましたが、内容は斬新です。
- 知らないことがわかる
- 体験できないことがわかる
新しい知識が手に入ります。
漁に興味がなくても、新しさに触れられるのは心地いいです。
海に潜る「山賊ダイアリーSS」が気になり、Amazonの試し読みをしました。
グイグイ惹きつけられます。
海のウンチクがさりげなく散りばめられ、試し読み部分だけ一気読みしました。
3.刑務所での情報(新聞やブログ、メルマガ)の感想
時事ネタに対する堀江貴文さんのコメントです。
流動的な情報なので、読み返してもメリットはありません。
強いて言えば「あんなこともあったね」と懐しむだけです。
「堀江さんのコメントの仕方」は勉強になりますが。
読んで変わったこと【腕立て伏せ100回】
腕立て伏せを100回できるようになりたいです。
堀江さんの腕立て伏せの回数が、更新されていくからです。
影響されたのです。
最終的に360回です。
驚異的な数字です。
腕立て伏せ100回以上はマンガの世界と思っていましたが、現実にできるものなのです。
腕立て伏せ100回はカッコいいです。
「刑務所なう。シーズン2」は、生まれ変わりたい人へ
生まれ変わる方法は、何かを変えること
- 食事を変える
- 運動を変える
- 読むものを変える
- 書くものを変える
- 生活習慣を変える
変えることが、生まれ変わることです。
なお書評リスト172本に興味がある人も、読んでみると価値があるはず。
マンガの選定は面白いものばかりです。
下記3人にはおすすめできません。
- ホリエモンが嫌いな人
- 刑務所内の写真を見たい人
- 刑務所内でのいじめについて知りたい人
形式は前作『刑務所なう』と同じなので、新しさは期待できません。
悪い口コミ3つ、良い口コミ5つ
Amazonの口コミ計28個のうち、41%が5つ星です。
Amazonの悪い口コミ3つ
- 俺は違う!と言った傲慢さに読む時間がムダと感じた
- 図書館で借りれば十分
- 刑務所内の新鮮なネタは少なかった
Twitterの良い口コミ4つ
- 服役生活も折り返し、様々な変化が起こってくるのが面白い。人間、環境が変わると変わるもの
- 面白いから一気に読める。7年以上も前の話なので、当時の時事問題を振り返れるのも面白い
- あらゆる不便さの中でも圧倒的なインプット・アウトプットの量。どんな困難な状況でも頑張ろうと思う
- 刑務所の中だが北海道ロケットの打ち上げ場に行くの便利なので、飛行機のパイロット免許の勉強すると記載あり
関連動画1本
»【堀江貴文】刑務所で1番辛かったことは?リアルな刑務所生活【未来を作ろう】
【読想・書評】『刑務所わず』のグッときたところベスト3
本書は堀江貴文さんの刑務所時代の最後の数か月の記録と、面会での記録です。
出所したからこそ言える本音もまとめられている『刑務所なう』シリーズの完結編です。
食べ物の記録がほとんどなくなり、思考や感想がメインです。
「一生楽しめるスポーツを持つこと、一緒に楽しめる仲間がたくさんいること、がいかに大事か」に共感です。
グッときたところベスト3
- 1位:シャバできちんとした人間関係を築いておく
- 2位:1年9か月で1,000冊以上読むことができた
- 3位:ゼロにリセットされるための、いわば「マイナスの世界」
1位:シャバできちんとした人間関係を築いておく
これから刑務所へ入る人へのアドバイスです。
「私には刑務所まで面会に来てくれる人間がいるだろうか?」を考えました。
家族は来てくれます。
友人はどうだろうか。
会社関係の知人はどうだろうか。
現実的な自問自答ではありませんが、日頃の人間関係を見直す「問い」としては良いものです。
本書に人間関係を築くノウハウが書かれているわけではありません。
ただ刑務所まで来てくれる堀江さんの面会シーンを読むと「人間関係は大事」と感じます。
孤独な刑務所で大事なのは人間関係です。
面会に来てくれるのも人間関係です。
すべては人間関係だと気づけるからです。
2位:1年9か月で1,000冊以上読むことができた
「生まれ変わるには読むこと」と教えてくれます。
1ヶ月平均で48冊です。
大量に良質な本を読む。
刑務所内で読んだ本は「【書評】堀江貴文が1000冊読んで厳選したおすすめ42冊のリスト」で解説しています。
刑務所内で読んだマンガは「堀江貴文さんがマンガを1000冊読んだうちのおすすめ60冊【書評】」で解説しています。
3位:ゼロにリセットされるための、いわば「マイナスの世界」
ゼロからやり直せる人間は強いです。
失うものがないからです。
人生には一度は何もかも捨てる、失うときがあってもいいのかもしれません。
いや、捨てないといけないのかもしれません。
こびりついた価値観を剥がして、身軽になり、新しい自分を生み出す。
ゼロはプラス1億でもマイナス1億でも無限大の可能性を秘めている数字です。
「ゼロに賭ける人生があってもいい」と思えるのです。
『刑務所わず』を読んで、変わったこと
腕立て伏せをするようになった
毎晩、腕立て伏せをするようになりました。
堀江さんのルーティンに刺激を受けたからです。
- グラウンド15分走る
- 腕立て伏せを300回
受刑者どうしで「腕立て部」をつくり、100回×3セットを行ったそうです。
30キロ痩せて、腹筋も割れたとか。
こんなビフォーアフターを読めば、やる気が出ます。
フィジカルな強さは精神も支えます。
口コミ6個
Twitterには口コミはなかったです。
Amazonの口コミを要約します。
悪い口コミ3つ
- 暇つぶしになる。後半の日記は単調なので読み飛した。
- 「刑務所もそんなに悪くないんじゃない」の印象を与えかねない懸念。
- 食事のことをはじめいろいろ書かれていて時事ネタもろとも興味深い。
全体的にパッパッと読めます。
「刑務所は生まれ変わるには良いところ」と思わせます。
「なう1、なう2」とは毛色が違います。
以下の方は読まないほうがいいです。
- 刑務所内の食事内容を知りたい人
- 刑務所内の写真を見たい人
- 刑務所内でのいじめについて知りたい人
食事内容の記載は少ないので、期待している人は買わないほうがいいです。
良い口コミ3つ
- 刑務所の中のことが知れて、単純に面白い。思っていたより暗い世界じゃない。
- 人間関係がすべて。細かくランクが分かれるタテ社会。いじめもある。それが刑務所。
- 歯に衣着せぬ感じが気持ちいい。
お菓子が本のアクセントになっています。
入った人じゃないとわからないところが克明に書かれています。
出所後にシャバで感じたことが書かれていて惹かれます。
ホリエモンの刑務所の漫画『刑務所いたけど何か質問ある?』のグッときたところベスト3
グッときたところベスト3
- 1位:もっと仕事がしたい
- 2位:不自由の中に幸せを見つける
- 3位:出所が決まる
出所シーンはクライマックスなので割愛しました。
1位:もっと仕事がしたい
刑務所内でのルールが、マンガ内で解説されます。
- 刑務所内の移動は行進が基本
- もみあげの長さが決まっている
- 18時に布団をしく
- 20時30分に書き物ができなくなる
- 21時消灯
- 6時40分起床
刑務所内では先のことを考えてはならない。
過去を振り返れば意外に時間が経っていて気持ちが楽になる。
先のことを考えてはいけないのは、不安になるからなのか?
堀江さんの「今、ここ」に没頭する姿勢は、刑務所から生まれたものなのか?
疑問が残ります。
もっと仕事がしたい
刑務作業のシーンでは、堀江さんが「仕事をしていると時間が過ぎるのが早い。もっと仕事がしたい」と言います。
未来に希望があります。
未来に希望がないと「前向き」になれません。
他にも上記のように「風呂の良さ」など、小さな幸せをたくさん気づいていきます。
「刑務所は幸せを気づかせる学校なのでは」という気持ちになりました。
初めて知ることばかりです。
2位:不自由の中に幸せを見つける
意外にも刑務所のご飯は「おいしい」のです。
映画『ショーシャンクの空に』の影響で「刑務所の食事は質素なもの」と思い込んでいました。
- 土用の丑の日は、うな丼
- 秋には、栗ご飯
- 祝日は、おやつ
他のシーンでは、夕食後におやつで「パン」が出たり、花見では「缶コーヒーとどら焼き」など。
食事のシーンが多く、印象に残ります。
美味しそうに食べる堀江さんの姿は幸せそうです。
実際には、もっとたくさんの不自由があります。
ただ「人生のハードルを下げ、幸せを感じる力を育めば、人間はどこでも生きていけるのでは」と感じました。
何かと制限や不自由さがあったほうが、幸せに気づけるのかもしれません。
食べられなかった納豆を完食するシーンもあります。
3位:出所が決まる
出所の1週間前のシーンがあります。
ドキドキします。
出所が決まると、1週間、単独室で過ごすのです。
単独室では、テレビのチャンネルが自由です。
マンガが「経験したことで刑務所はたくさんあったな」と振り返るきっかけになりました。
- 学校全般
- 中学の部活動(サッカー部)
- 会社
自由じゃないところは、すべて刑務所です。
自由じゃない分、解放されたときの喜びは大きいものでした。
- 学校を休む
- 会社を休む
- 部活動で水が飲める
- 土日の解放感
下記の気持ちが湧き上がってきます。
- 幸せとは何だろう?
- 人生は楽しいほうがいいのかな?
- 適度に制限があって、ときどき解放されたほうが幸せなのかな?
- 人生で辛いことをたくさん経験したほうが、死ぬときに最高に幸せなのかな?
何が幸せなのか、わかりません。
いろいろ経験してみることです。
目の前に起きている出来事は、必要があって起きています。
逃げず、逆らわず、受け入れるのみです。
不自由があると、ときどき幸せ。
自由だと、ちょっと幸せ。
どちらにせよ、バランスは取れているのです。
結局は、北野武さんの声が聞こえてきます。
- 人生に期待しない
- 他人に頼らない
- やりたいことをやる
堀江さんからは「今、ここ、没頭せよ」と聞こえてきました。
『刑務所いたけど何か質問ある?』は人生の節目を刑務所で過ごす物語
人生の節目を、刑務所で過ごす
本書は2013年3月27日、堀江さんが長野刑務所を出所するところから始まります。
2013年3月27日の行動
- 長野刑務所から都内へ向かう車内からニコニコ生放送を開始
- 銀座で髪をカット
- マクドナルドのてりたまバーガーを美味しそうに食べる
- ホテルで弁護士と記者会見(後述の動画)
- 夜は念願の寿司、二次会、三次会、延々と飲み会
入監から刑務所内での出来事、堀江さんの心情描写、気づきなども展開していきます。
- 前歯が折れたエピソード
- 刑務所内での人間模様
- 刑務所でのウンチク(等級、面会回数など)
- 刑務所内の移動は行進が基本
- 長野県栄村に寄付
- 1周年で鼻毛用ハサミが手に入ることを知る
- 花の美しさに気づく
- たくさんの人との面会シーン
挫けそうになりながら、成長していく物語です。
「ロシアロケットの父」と言われるセルゲイ・コロリョフ
セルゲイ・コロリョフは、シベリアに数年拘禁され帰ってから世界初の衛星有人宇宙飛行の偉業を成し遂げた人
このエピソードで刑務所内の堀江さんが励まされているシーンもあります。
ビートたけしさんもそうですが、大物は人生の節目で空白期間があるかのよう。
なお想像よりも我慢や理不尽の描写が少ないです。
「日々の我慢を乗り越えた先の出所した先には、堀江さんはどんな感情になるのか?」
クライマックスの出所までドキドキしながら、ページをめくりました。
人生のターニングポイントにいる人におすすめ
こんな方におすすめ
- 刑務所に興味がある人
- ホリエモンの人生に興味がある人
- 人生のターニングポイントにいる人
本書は刑務所内の獄中日記(マンガのみ)ですが、人生のターニングポイント真っ只中の男の物語でもあります。
口コミ
- Amazonの口コミ
- Twitterの口コミ
何かを失った時、当たり前の事に幸せを感じるようになる
刑務所の実情が知れて面白い
全体的にポップに描かれてるが、 刑務所の厳しさ、不便さも描かれてる
まとめ:「刑務所なう」で自分を変える場所を知る
刑務所は、自分を見つめ直すのに良い場所です。
独房は自分を変える場所
- 読書で心を変える
- 運動を身体を変える
- 食事で身体を変える
「一生に1回、独房に入る節目があってもいいんじゃないか」の気持ちになりました。
宮本武蔵は独房に入れられて、本をたくさん読みます。
本を読む姿勢が変わっていきます。
人間はある一定の期間、独房に入らないと成長しないのです。
人により独房はさまざまです。
- 浪人
- 留年
- 留学
- 休職
- 退職
- 無職
- 定年
条件は孤独です。
たった1人でいる人は「人生の独房」に入っている人です。
いつでもどこでも生まれ変われる
印象的な文章「1日の密度が低いから時間の進みが早く感じる。普通の大人達は読書や学習、筋トレもやってない人が過半だからスカスカ」です。
休職してから毎日ブログを書き、10kmのランニング、読書です。
ときには数学を勉強したり、ゲームをしたり、です。
»独学で高校数学をやり直し、おすすめ参考書3選【計算力+中学数学も】
まるで刑務所です。
ただし、出たくない刑務所です。
生まれ変わるまでは出所できません。
刑期満了の条件は、生まれ変わることです。
何もせずには生まれ変われません。
棚からぼた餅はないのです。
やればいつでも生まれ変われます。
刑務所は入ったら、出る場所です。
何かを学び、何かを捨て、生まれ変わる場所です。
刑務所だけが生まれ変わる場所ではありません。
シャバでも気持ち次第で生まれ変われます。
以上です。
P.S. 生まれ変わったら出所できるのです。独房は生まれ変わるチャンスなのです。