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【保存版】デニム用語辞典の完全ガイド【リーバイス歴30年が網羅】

2020年1月8日

【保存版】デニム用語辞典の完全ガイド【デニム歴30年が網羅】
  • デニム用語について知りたい

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 この記事でわかること

  • デニム用語
  • ディテールの名称

 本記事の信頼性

本記事では、デニム用語について解説します。
この記事を読むことで、知らなかったデニム用語やあやふやだった知識がわかり、デニムライフに役立ちます。

以下の本を参考にして「基礎から上級者までのデニム用語」を五十音順にまとめました。

 参考書籍

Contents

【保存版】デニム用語辞典の完全ガイド【デニム歴30年が網羅】

【保存版】デニム用語辞典の完全ガイド【デニム歴30年が網羅】

五十音順に解説します。

アーキュエイトステッチ

リーバイスのバックポケットにあるアーチ状のステッチ。
リーバイスが1873年にバックポケットの補強布を縫い付けるために考案したが、多くのメーカーがステッチを真似したため、リーバイス社は1943年に商標登録をした(別名:カモメステッチ)

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アイスウォッシュ

仕上げ加工の一種で、表面が凍結したように見えるところからこの名前がついた。

アイ・ディ・リベット

社名もしくはロゴ・マークなどの入った鋲のこと。

アンヴィ・エンボスド・ボタン

「月桂樹ボタン」の別称。

アウトシーム

パンツの両サイドにある前身頃と後身頃の縫い合わせの部分。

赤タグ

LEE101シリーズの1936年頃〜1950年頃まで使われていたタグ。
赤タグでもSHRANK入り(1936年)、斜めeSHRANK無し(1943年)、横e(1946年)と3種類ある。

赤タブ

リーバイスのジーンズやデニムジャケットに付く、赤い小さな布。
1936年に登場し1938年には、布のサイズや取り付け位置まで商標登録し、リーバイス社のシンボルとして付けられている。

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赤ミミ

デニム生地の両端部分(セルビッジ参照)に赤い糸でステッチが施されているもの。
リーバイス社が1981年〜1986年まで、織り幅の狭いセルビッジつきデニム生地で生産したモデルの通称。

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アクア・ウォッシュ

1990年にイタリアの生地メーカー、モンテベロ社が開発した、洗い加工を施したデニム地の名称。
より鮮やかな、冴えたインディゴ・ブルーに仕上がるのが特徴で、自然な色落ち感にも定評がある。

アシッド・ウォッシュ

ケミカル・ウォッシュの一種。
1980年代にイタリアのカンディーダ・ランドリー社が開発した酸化剤を使用した、洗い加工による仕上げ法。

アタリ

デニムを着用し、洗濯を繰り返すことで擦れて色落ちする部分のこと。
白くこすれた部分と濃く残った部分のコントラストをいう。

アモスケイグ社

リーバイス社が1922年頃まで取引のあったデニム生地メーカー。
幅の狭いセルビッジが特徴。
その後、コーンミルズ社との取引がメインとなる。

綾織り

織り目が斜めに出る織り方。
英語では「ツイル」
ギャバジン、サージ、チノなども綾織り。

アローポケット

ウエスタンシャツに多く見られるディテールのひとつで、矢の形をしたポケット。
考案者はラングラーのデザイナーであったロデオ・ベン。

イエローステッチ

ヴィンテージデニムに見られるディテールのひとつで黄色い綿糸によるステッチングのこと。

インシーム

パンツ脚部分の内側の縫い目のことを指し、オレンジやイエローの糸でステッチングされている。

インターロック

生地と生地を縫い合わせるための縫製方法。
2枚のミミ付きの割縫い、片方の生地だけがミミ付きの割縫い、2枚ともミミ無しの割縫いの次に開発された縫製仕様。
生地を合わせ縫いし、生地を割らずにかがり縫いを施す方法で、広幅デニムの普及にともない大量生産向けに生まれた縫製方法。

インチ

長さの単位。
1インチは約2.54センチ。

インディゴ

デニムのブルーを生みだすインド藍から抽出された染料。
合成インディゴと天然インディゴがあり、デニムに使用するものは、合成インディゴ。
天然インディゴも不純物を完全に取り除けば成分は全く同じ。

インディーズブランド

501XXなどのレプリカを作ったり、独自でオリジナルジーンズを作っている国内の小規模のジーンズメーカーをいう。

ウィジット

「ビブ・オーバーオールズ」参照

ヴイ・シェイプ・ステッチ

リーバイスのヴィンテージ・ジーンズの特徴の1つ。
ウエストバンド、第一ボタン表裏に見られる”V"字形ステッチのこと。
1966年以前のリーバイス に限りこのステッチが配される。

ウエスターナー

1959年に登場したリーのコットン・サテン地シリーズ。
ジャケット、トラウザーズはともに人気が高い。

ウエスタン・ジャケット

たいていはブルー・デニムで仕立てられる、着丈の短い、ジャンパー形式のジャケット。
原則としてシャツ襟、前開きボタン、両胸にパッチ&フラップのポケット、背にはヨークがつく。
今日のウエスタン・ジャケットは、1905年にリーバイスが登場させた9オンス・デニムの”ブラウス”が原型となっている。
後に「506」の通称で親しまれるこの”ブラウス”は胸元に2本のプリーツ、左胸に一個のパッチ&フラップのポケット、背にはバック・シンチャー(調節用尾錠)を配したデザイン。
リーバイス がブラウスに代えて、ジャケットの名を採用するのは1938年以降。

ウエスト ハイ オーバーオールズ

リーバイス社にまだジーンズという呼称がなかった頃の呼び名。

ウエストバンド

ジーンズの腰部の帯のこと。
リーバイスではウエストバンドのシングルステッチ仕様は'60年代中期ころまでのディテールで、年代判別にも欠かせないディテール部分。

ウォッチポケット

主に、5ポケットパンツのスクープポケット(フロントポケット)の右側に付けられている小さなポケットのことで、もともとは懐中電灯を入れるために付けられた。
その後、腕時計の支持率が上がると同時に、このポケットにはコインや鍵を入れるようになったことからコインポケットとも呼ばれる。

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打ち抜きリベット

リベットの凹部が円盤状でカバーがついておらず、生地を挟み込んだときにデニムが少しはみ出してしまうのが特徴の補強方法。
60年代に入り、リベットにカバーが付く(かぶせリベット)タイプに改良され、この補強方法はなくなってしまう。

裏リベット

バックポケット口の補強のために付けられたリベットがカウボーイの大切な鞍や家具などを傷つけないようにするため、表面のリベットを生地の中に埋め込み見えないようにした。
リーバイス社が1937年に特許を取得し1966年まで続いたディテール。
車のシートを傷つけるなどという理由で廃止。
隠しリベット、コンシールドリベット、ヒドゥンリベットともいう。

EVERY GERMENT GUARANTEED

60年代初めまですべてのリーバイスのデニムパンツに記載されていた文言。
表記の有無で「ギャラ入り、ギャラなし」と呼ばれ、判別できるパッチ表示のディテールのひとつである。

Aタイプ、Sタイプ、Fタイプ

「タイプ物」参照

S501XX

通称「大戦モデル」
Sは「Sinmplified=簡素化された」の意味。
大戦中の物資統制のなかで簡素化されてしまった501XXはアーキュエイトステッチがペンキ(ペンキステッチ)になり、コインポケット(ウォッチポケット)口のリベットや股リベット(クロッチリベット)、バックストラップ(シンチベルト)が省略され、ボタンも市販の安価なドーナツボタンや月桂樹ボタンに変更されるなど、簡素化されてしまったモデル。

オーバーオール

袖がなく胸当てと肩帯(サスペンダー)で吊るすワークパンツのこと。

オールド

デニムに関して一般的にオールドと呼ばれるモデルは1970年代中期〜1980年代中期頃まで。
リーバイスでは「赤ミミ」「かんぬき」「内股シングル」などが相当する。

オフセット・センター・ベルトループ

ジーンズでバックヨーク中央部分のベルトループが斜めに縫い付けられているディテール。
大戦後、デニム需要が高まり大量生産を余儀なくされたリーバイス 社は作業効率を少しでも上げるため、ベルトループを縫い付けにくい中央部から外して斜めにつけた。

オンス

重量の単位で略記号は「oz」
1オンスは約28.4グラム。
ジーンズには14オンス前後のデニムが使われることが多い。

隠しリベット

「裏リベット」参照

革新織機

技術の向上とともに生まれた新型の織機。
旧型の織機は織り幅が約27インチ、29インチのものしか織ることができなかったが新型に変更されてから約44インチ、約48インチほどまで可能になりデニムの大量生産が可能になった。

片ヅメジッパー

「ピンロック」参照

片ミミ

デニムのアウトシーム部が脇割りとセルビッジと両方を併せ持つデニム生地のディテール。
40年代のLee101などに見られる。

片面タブ

リーバイス初期の赤タブは、表側にだけしか「LEVI'S」の刺繍が入っていなかったためそう呼ばれるようになった。
「ワンサイド・ステッチング」ともいわれる。

カッパーリベット(カパーリベット)

特に負荷がかかってしまうデニムのポケット口に打ち込まれている銅製のリベット。
1873年にヤコブ・デイビスとリーバイ・ストラウスが特許を取得。

かぶせ式リベット(かぶせリベット)

凹部分にカバーがついているリベット。
「打ち抜きリベット」参照。

紙パッチ

リーバイス社のブランドロゴ、サイズなどが表記されている紙製のパッチ。
1955年以前は革製であったが着用、洗濯を繰り返すごとに革が縮み、割れてなくなってしまうため、紙製の変更された。

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カムロックジッパー

ピンロックの改良版で、2つのカム(ツメ)でロックさせるジッパーの機構。
通称「両ヅメ」

革パッチ

「紙パッチ」参照。
ちなみにリーの革パッチは「トゥイッチラベル」と呼ばれる。

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カンヌキ

別名「バータック」と呼ばれ、金属製のリベットを使わずに縫製で補強するディテール。
さらにはリーバイスの赤ミミモデル生産終了後、黒、紺色のカンヌキでバックポケットを補強したモデルの通称。
その後、金色のカンヌキに変更される。

黄タグ

「黒タグ」参照。

ギミーブック

1945年にブルーベル社の「ブルー・ベル」「ケイシー・ジョーンズ」「ビッグ・ベン」ブランドにブックレット形式の保証書(クオリタグ)をつけたことが始まり。
1948年には「ラングラー」ブランドが加わり、1954年からデニムに付けられたロデオストーリー入りのギミーブックは、子どもたちの間でも人気であった。

ギャラ入り(ギャラ付き)

パッチに入った「EVERY GERMENT GUARANTEED」という文字のことで品質保証を表している。
リーバイス501の場合、50年代まで入っていた。

ギャランティ・チケット

リーバイスのフラッシャーに付く品質保証をうたう長方形のチケット。
1960年代までオイルクロス製であったが、その後、紙製に変更される。
2003年まで続いた。

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クオリタグ

「ギミーブック」参照。

グリッパー

スコービル社のブランド名の1つ。
50〜60年代のヴィンテージデニムによく見られる。

黒タグ

リー101シリーズの60年代に見られるタグ。
センター黒タグ、サイド黒タグなどと呼ばれる。
70年代以降黄色い刺繍中心の黄タグへと変更される。

黒タブ

「ピスネーム」参照。

クロッチリベット

股部分の補強のために付けられたリベットで、対戦モデルで廃止されて以来、復活することはなかったディテール。

月桂樹ボタン

第二次世界大戦下、物資統制のために多くのデニムブランドは自社ブランド名入りボタンの製造が許可されず、ボタンの表面に月桂樹の模様が描かれている既製品の安価なドーナツボタンを使用した。

ケミカルウォッシュ

ウォッシュ加工のひとつで化学薬品を使用し色落ちさせる加工のこと。
強力な酸化剤を使用するため激しく色落ちするのが特徴。

原反(げんたん)

裁断する前の生地のことで、デニムの場合、ロール状で保管される。
生地幅はセルビッジ付きヴィンテージ風の27インチと脇割り60インチ幅がある。

コインポケット

「ウォッチポケット」参照。

コーンミルズ社

米ノースカロライナの繊維メーカー。
リーバイス社は1915年からコーンミルズ社のデニム生地を使用している。

コア・ヤーン(コア・スパン・ヤーン)

ポリエステルの糸を軸にして、周りに綿糸が巻かれている混合の糸のこと。
強度は増すが色落ちしにくい。

コットン

デニムの原材料で日本語で、綿または綿花、英語でコットンボールと呼ばれる。
あおい科綿属の植物で実がはじけると白い綿が流れ出てくる。

コンシールドリベット

「裏リベット」参照。

コンマー

アメリカのジッパーブランドのひとつで、1930年代に誕生し後にスコービル社に吸収される。
アーミーウエアによく付けられていたことでも有名。

サイレントW

ラングラーのバックポケットにステッチングされたW型のステッチのこと。

サスペンダーボタン

ジーンズのウエストバンド部分につくサスペンダーを吊るすためのボタンのこと。
フロントのウエスト部分に4つ、バックに2つついている。
リーバイスでは、ベルトループの普及に伴い1937年に廃止。

サドルマン

ウエスタンハットを被り、鞍を右肩に担いでいるカウボーイ姿のサドルマンは、リーバイス社のイメージキャラクター。
リーバイス517(BOOTS CUT)の愛称でもある。

サルファーデニム

硫化染料のことでコスト的にも安価であったためインディゴ染料の下染めとして使用された。
つまりサルファーとはインディゴの染め回数を節約するために採用された染料のことで、リーバイスでは1970年代前期の66モデルなどに使われたデニム生地である。

三角タグ

デニムに関しては、主にリーの101Jに付けられていた三角状のタグのこと。
1960年代初期〜中期頃のもので生産年数が短いため希少価値が高いモデル。

3大ブランド

ジーンズではリーバイス、リー、ラングラーを指す。

サンフォライズド加工

防縮加工のひとつ。
洗うと縮むデニムを使ったジッパーフライジーンズは穿き込んでいくうちにジッパーのかみ合わせが悪くなり、壊れやすいという欠点があった。
これを解消するためにサンフォライズド加工が開発された。
アメリカのクルエット・ビーボディー社により1928年に発明され、その名前は加工を発明したサンフォード・クルエット氏に由来する。

ジェルトデニム

1925年にリーが開発したデニム。
強燃糸で11.5オンスながら13オンスと同等の強度を持つ。

ジッパーフライ

フライとは、衣服の留め具を隠す布のこと、または隠す状態のこと。
ジーンズ用語では、フロントの開閉方法にジッパーを使っているモデルの総称として使われる。
当然ボタンであれば、ボタンフライである。

シャンブレー

タテに色糸、ヨコに白糸を使い平織りした生地のこと。
ワークシャツなどに多く見られる。

シュリンク・トゥ・フィット

洗濯でデニムを縮ませて自分にサイズを合わせるというリーバイスの宣伝用語。
横で1〜2インチ、縦で2〜3インチ縮む。

シュリンク・トゥ・フィットについて詳しくはリーバイス501のシュリンクトゥフィットとは【縮み率/洗い方】にまとめています。

ショートホーン

40年代後期のリーバイスのウエスタンウエアに見られるタグのデザインで短い角の牛のイラストが刺しゅうされているモデルと通称”ショートホーン”という。
30年代には長い角の牛のタグで通称”ロングホーン”と呼ばれる。

白耳

セルビッジに色糸が縫われていないもの。
「セルビッジ」参照。

白タグ

リーバイスでは「ハウスマーク」タグの後継となるタグで30年代中期まで使われていた。

シングルステッチ

本縫いのことで、縫い目の表面、裏面に現れる糸が1本だけの縫い方。
チェーンステッチよりも強度は高く、ほつれにくい。
シングルステッチが2本あり平行に縫われていることを「ダブルステッチ」という。
リーバイス社デニムは量産化が進むにつれてシングルステッチからチェーンステッチに変更される箇所が増えていく。

シンチ

デニムの後背面に付けられたウエストを調節する機構のことでバックストラップ、バックルバック、シンチバック、シンチベルトと呼ばれる。
501では大戦期の簡素化に伴い、1942年に廃止。

スクープポケット

ジーンズのフロントポケットの別称。

スクラッチレスリベット

リベットの表面に突起が出ないように工夫されたリベットのこと。
カウボーイの大切な馬の鞍や家具などを傷つけないようにリベットを逆打ちした。
なかでもラングラージーンズは有名。

スコービル

ジッパーブランドのひとつ。
リベットやボタンを製造していたスコービル社はデニム業との取引をきっかけに、ジッパー業界にも参入。
初めは自社ブランド名でタロン社に製造委託していた。

スチールリベット

文字通りスチール製のリベットのことで第二次世界大戦の物資統制で、銅製のリベットから銅メッキのスチール製に変更された。

ステッチ

縫い方や縫い目をいう。

ストームライダー

リーのブランケット付きデニムジャケットのことでロットナンバーは101LJ。
ストームライダーのネームがタグに記載されるようになったのは60年代中期頃で、それ以前はロットナンバー1101LJのブランケット付きデニムジャケットであった。
1930年代のカウボーイジャケットにもブランケット付きのモデルが存在しストームライダーの初期モデルとされている。

ストレート

太股から膝、裾にかけてが直線的なシルエットのこと。
また膝から裾にかけてテーパードされたストレートも存在することから完全にストレートシルエットのものをパイプドステムと呼ぶ。

ストーンウォッシュ

ウォッシュ加工のひとつで特殊な石を使った洗濯で、USED感を出すメジャーな加工方法。
一般的になったウォッシュ加工の原点ともいえる方法で70年代に流行した。

1990頃は501レギュラーのストーンウォッシュはリジットやワンウォッシュと並んで定番でしたね。

ストアブランド

アメリカの大手デパートが展開するオリジナルブランドのことで、代表的なのは、3大デパートチェーン「J.C.ペニー」「シアーズ」「モンゴメリー・ワード」の持つブランドである。

スパン

「コア・ヤーン」参照。

スモールe

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スモールe

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ビッグE

1970年頃からリーバイスのタブの表記が「E」から「e」に変更され、ビッグ「E」、スモール「e」と呼ばれるようになり年代判別の重要なディテールとなった。

リーバイス501ホワイトオークのスモールeは「ホワイトオークの価値【見分け方/リジッドの色落ち】」で解説しています。

スライダー

ジッパーのパーツのことで、上下に移動する部分のことを指す。

スライドファスナー

ジッパーの一般名称。

スリム

太股から膝、裾にかけてが細く絞られたシルエットのこと。
絞り具合は多様で、全体的にかなり細いタイプもあれば、膝から裾にかけてが細いタイプもある。

スレーキ

ジーンズでは、ポケットについているコットン素材の内袋のことを指す。

スレッドリベット

リーのジーンズに多く見られる×型の縫製のこと。
ジーンズのバックポケットに金属製のリベットを使用せず×型の縫製によりポケット口を補強し、カウボーイの鞍を傷つけないように工夫した。

セミオートマチックジッパー

引手を下に下げるとロックされ、上げると解除されるジッパー機構のことでピンロック、カムロックの改良型ジッパー。

セルビッジ

力織機で生地を織る際にできる、ほつれ防止の原反の端部分のこと。
通称”ミミ”といわれ、赤ミミ、青ミミなど色糸のステッチングにより、呼び名は異なる。

センターベルトループ

ジーンズの後面の中心に位置するベルトループのこと。
リーバイスの50年代初期〜後期の501XXでは、このベルトループが中心からずれている。
「オフセット・センター・ベルトループ」参照。

ソウトゥース・シャツ

リーバイスのウエスタンシャツの愛称。
ウエスタンシャツのフラップ部分のデザインがノコギリの歯のように見えることから、そう呼ばれるようになった。

大戦モデル

第二次対戦中の物資統制のなかで簡素化を強いられてしまったモデルの呼称。
「S501XX」参照。

タイプ物

60年代初期にはXXの表記が消え、パッチには小さなA、S、Fなどの文字がスタンプされた通称「タイプ物」
工場説と品質説があり、どちらも定かではないがIの文字がスタンプされているものもあるため品質説に疑問の声もあがっている。
ロットナンバーも501だけでなく502や505などのジーンズにも見られるディテール。

タテ落ち

デニムを穿きこむことでタテに色落ちすること。
ムラ糸で織られたデニム生地はタテに走る太い色糸からタテに線状に色落ちしていく様相。
時代背景がわかるヴィンテージならではのディテールである。

XX(ダブルエックス)

エクストラ・エクシードの略でリーバイスのロットナンバーと一緒にスタンプされていた。
XXはインディゴ染料だけで染められた最高ランクのデニム生地を表現するリーバイスの用いた呼称。

ダブルエックスデニム

デニム地のランクで最高のものを指す。
501XXのXXデニムはコーンミルズ社で織られた。

ダブルステッチ

「シングルステッチ」参照。

ダブルニー

ワークパンツの仕様。
パンツのひざを中心としたフロント面に、さらに1枚のあて布をつけて生地を補強するディテール。

ダブルネーム

リーバイスでは1960年代にロットナンバーのXX表記が消え一時的に、ロットナンバーの上にさらに小さくロットナンバーがスタンプされているものが存在した。
XX表記が消えたことにより消費者の混乱を避けるために行われたという説が有力である。
生産年数がわずかなため希少なモデルである。

タロン

ジッパーブランドのなかで1番歴史が長いブランド。
タロンは元々、ジッパーを開発したフックレス・ファスナー社のブランドのひとつであった。
1928年にはフレックス・ファスナー社からタロン社へと社名変更した。
名品「タロン42」を開発したことでも有名。

タロン42

歴史に残るジッパー。
スライダー部にスプリングが内蔵され、どの角度からも自在にロックできるオートマチックジッパー。

ダンガリー

デニムより薄手の綿綾織物でデニムとの違いは糸使い(タテ糸、ヨコ糸)が逆であることが特徴。

チェーンステッチ

ステッチがチェーンのように見えることから呼ばれるようになった。
当時、ユニオンスペシャルというミシンが主流で上糸、下糸ともに糸巻きを使うためシングルステッチミシンで下糸のボビンを交換する手間が省け製造上、効率がよかった。

チンストラップ(チンスト)

ジャケットの襟のバタつき、風の進入を防ぐためのディテール。
30年代以前のワークジャケットによく見られる。

ツープロング

ボタンの取り付け方法の呼び名のことで2本のツメを折り曲げて止める方法。
ただドーナツボタンのようにボタンにカバーが無いものでしかツメを見ることはできない。
同じく1本のツメで止める方法をワンプロングという。

ツーホースマーク

リーバイスのパッチに描かれている馬がジーンズを両側から引っ張っているイラストのこと。
2頭の馬で引っ張っても破れないというリーバイス社の自信からトレードマークになっている。

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ツーホースマーク

テーパード

次第に細くなるという意味で、パンツの場合、裾にいくにしたがって徐々に細くなっている状態をいう。

デッドストック

1度も使用されず、売れ残ってしまった商品。
タグやフラッシャーなどが当時のまま残っている状態であれば価値は高い。

鉄リベット

金属製のリベット全般を指す場合が多い。
「スチールリベット」参照。

デニム

タテ糸にインディゴで染めた色糸、ヨコ糸にさらし糸で織られた厚手の綿綾織物。
通常、縦に10番手の色糸、横に12番手の白糸を用いて織る。
「Serge de Nimes」がデニムの語源でニーム(フランス)地方で作られたサージ生地がデニムのルーツであるといわれている。

デニム・ラグドール

リーバイス社が70年代初めにデニムの残布を使って本来は子ども用に作った男女の人形のこと。

ドットボタン

スナップボタンのことでワークウエアなどグローブ上からでも脱衣しやすいように配慮され付けられた。
スナップボタンともいう。

ドーナツボタン

ボタンの中央部にくぼみがあり穴が開いているボタンの俗称で、40年代頃に多く使われた古いタイプのボタン形状。

トゥィッチ・ラベル

リーのジーンズに付く革パッチのこと。

トップボタン

ジーンズに限らずボタンディテールのアイテムにつく1番上のボタンのこと。

リーバイスのトップボタンは裏は工場番号を表しています。
下記は「555」で「バレンシア工場」製。

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トリプルステッチ

ワークウエアに多く見られる3本針ミシンによる縫製のことで、3本針ステッチとも呼ばれる。
ステッチは当然3本となる。

ナイロンフットボタン

1980年代中頃のリーバイス 501のフロントフライボタン支柱部分には、黒いナイロンゴムのような素材が巻かれていた。

斜めe

リーの40年代中期までのタグに刺繍されているeが斜めになっていることをいう。

ナンバー2デニム、ナンバー3デニム

リーバイス社の廉価版デニムシリーズに使われたオンスの低いデニム生地の名称。
213モデルや女性用の701XXなどが代表的。
30年代ごろから存在した。

2本針ステッチ

2本針ミシンによる縫製のことでステッチは当然、ダブルステッチとなる。

布パッチ

「リネンパッチ」参照。

ノンウォッシュ

生地を1度も水に通しておらず未洗いのもの。
「リジッド」と同意義。

バータック

「かんぬき」参照。

ハウスマーク

初期のリーのタグで白地に三角の家をモチーフに刺繍しているデザイン。
40年代まで使用された。

ハチマル

「かんぬき」モデルの後継となる80年代のモデルの総称。
フラッシャーには1984年、1987年の表記がありアルミリベットの使用は、このモデルが最終。

バックストラップ

「シンチ」参照。

パッチ

デニムパンツでいうところの腰後表側につけられていることの多いブランドタグ。
革製、紙製、布製、ビニール製など、素材とサイズは各ブランドにより異なり、年代を判別するディテールにもなっている。

バックポケット

後ろにつく2つのポケット。
各ブランドの象徴とも言うべくステッチが施される部分である。

バックヨーク

機能性を考え体の曲線などに合わせて立体裁断された切り替え部分のこと。

バディ・リー

1922年、リー社が販売促進用に発売した30センチほどの人形。
ライダース101やオーバーオールのミニチュアを身につけ60年初期まで販売された。

バナー

各デニムブランドが宣伝広告のために製作した看板。
素材はデニム生地が多く、そのほかにも紙やブリキ素材も存在する。
各ブランドはオリジナリティあふれるイラストや刺繍などで販売促進へと努めた。

番手

糸の太さを表す単位のことで番手が小さいほど太い糸というkとになる。
一般的には14〜15オンスのデニムはタテ糸に7番手、ヨコ糸に6番手の糸が使われている。

ハンマー・ループ

ワークパンツやオーバーオールに見られるディテールで腿の辺りのアウトシーム部につけられたループ状の帯のことでハンマーを収納するためにつけられたディテール。

ヒゲ

デニムを穿き込み、洗いを繰り返すうちに股から外側に向かって線状に色落ちすることで、ヒゲが生えたように見えることからついた呼び名。
放射状にくっきり付いているのがカッコいいとされている。

ピケ

たて方向に太いうねで織られた綿織物。
綿だけでなく絹、レーヨン、ポリエステルなどでも見られる織り方。

尾錠

「シンチ」参照。

ピスネーム

デニムのポケット付近についているブランド名が刺繍された小さな布のこと。
主にリー、ラングラーの呼び名。
リーバイスは「赤タブ」

左綾(逆綾)

「右綾」参照。

ビッグE

リーバイス社が1971年に株式公開したと同時に赤タブにつく刺繍ロゴも「LEVI'S」から「Levi's」へと変更されたことから、それまでのロゴがビッグEと呼ばれるようになった。
別名キャピタルE。

【保存版】デニム用語辞典の完全ガイド【リーバイス歴30年が網羅】

「MADE IN THE USA」シリーズの501ビッグEモデルは「【現行】リーバイス501・MADE IN THE USAの色落ち」で解説しています。

ヒッコリーストライプ

ワークウエアに見られるストライプ柄のことでウエアに汚れがついても目立たなくするために多く使われた。

ヒドゥンリベット

「隠しリベット」参照」

ビブ・オーバーオールズ

リーが1910年代の最初に発表したオーバーオールの名称。
その後、一般公募により「ウィジット」という製品名に変更される。

ピンロックジッパー

ジッパーのつまみ部分に1本のピン(ツメ)があり、引き手を下ろすことでロックさせる機構のこと。
通称片ツメ。

ファブリック

生地のこと。

フォブ・ポケット

「ウォッチポケット」参照。

フラッシャー

素材、サイズなどの品質表示がされている紙製のラベルのこと。
ヴィンテージのデットストックの場合、フラッシャーが付くことにより商品価値は高くなる。

 写真は1993年頃に発売された501レギュラーモデルのフラッシャー

【保存版】デニム用語辞典の完全ガイド【リーバイス歴30年が網羅】

フラップ

ポケット口にかかる蓋のことで雨の侵入を防ぐために考案された機能。

ブランケット

デニムジャケットやワークジャケット内側につく防寒用ウール生地のこと。
リーのストームライダーが採用していることで有名。

プリ・シュランク

リーバイス社の防縮加工デニムの呼び方。

プリントネーム

ジーンズのサイズや素材などの情報が表記された内側のタグで、刺繍の織ネームと違いプリントされている。

【保存版】デニム用語辞典の完全ガイド【リーバイス歴30年が網羅】

フレアーパンツ

裾が広がったパンツのこと。
ブーツカットやベルボトムはこの一種。

ブルーベル社

ブルーベル社の前身は1904年創業のハドソン・オーバーオールズ・カンパニーでワークウエアブランドであった。
ブルーベルへと社名変更したのは1943年のことで、ラングラー、マーベリック、ビックベンなど多くのブランドを抱えている会社である。

ブロークンデニム

綿綾織物の変化組織でねじれ防止のために綾目が交互に織られていて、生地を洗って縮んでよじれないように生地の段階から開発した。
ラングラーがこの生地を使ったのは有名である。

ヘア・オン・ハイド

リーカウボーイジーンズ初期(1936年から1942年)のパッチの愛称。
カウハイドに毛がついたままリーの焼印を押したものであったことからこう呼ばれている。

ベルトループ

ジーンズを固定させるためにウエストバンド部分に縫い付けられたベルトを通すループ状の帯。
リーバイスのように前身頃に2本、左右腰部に各1本、後ろ身頃に1本と計5本が主流だが、ラングラーのように6本や7本のモノなど仕様はブランドにより異なる。

ベルボトム

膝部分から裾に向かって極端に広がったシルエットで、ベルのように広がって見えることからこう呼ぶようになった。
フレアーの一種。

ペンキステッチ

「S501XX」参照。

ペンキタブ

リーバイスの赤耳モデルにつく赤タブの「Levi's」のロゴが刺繍ではなくプリントであることから言われるようになった。
「プリントタブ」とも言う。

ボタンフライ

「ジッパーフライ」参照。

ホワイトリーバイス

1964年にリーバイスが発表したホワイトを中心としたカラージーンズのラインナップのシリーズ名。

股リベット

「クロッチリベット」参照。

右綾

一般的にデニムというと右綾が主流。
正綾とも呼ばれ、生地を正面から見て右上がりに綾が走る生地のことをいう。
糸のひねり方向が同じなので、生地感は右綾がざっくりとしているのに対し左綾は細かく柔らかい表情になる。

ムラ糸デニム

紡績技術が発達する前のデニム生地は糸を均一にひねることができなかったため自然と生地にムラができてしまった。
ヴィンテージデニムによく見られる濃淡のコントラストが強い色落ちはこのためである。

綿糸

100%綿製の糸のことで耐久性は「スパン」に比べ低いが縮んだり色が褪せたりと味わい深いディテールになっている。

UFOリベット

かぶせリベットの一種で形状がUFOの形に似ていることから呼ばれるようになった。
リーの1940年初期から中期にかけてのフロントポケット口につくリベットに見られる。

ユニオンスペシャル

歴史的名機でチェーンステッチ専用のミシン。

ユニオンメイド

アメリカの衣料会社労働組合に加盟しているメーカーの製品である証として表記が義務付けられていた文言。

ユーズド

古着のこと。
ヴィンテージも含め幅広い意味で使う場合が多い。

ユーズド加工

中古加工のこと。
ジーンズの場合、色々な方法でこすって加工することが多い。

ライズ

パンツにおける股上のことを指し、股からウエストバンド上部までの長さが極端に短いタイプをローライズと呼ぶ。

ラッカーボタン

エナメル塗料を塗ってあるボタンのこと。
素材が金属であったため錆防止のために塗られたようで、黒色に塗られたボタンが主流。

リー カウボーイ

1924年から本格的にジーンズを作り始めたリーの初期モデル名で主にユーザーはカウボーイをターゲットにしていた。
ジャケット、ボトムス共に希少性からかヴィンテージとしての価値は高いモデル。
1940年代後期ころからリーライダースにモデル名を変更。

リーフ・ロゴ・ボタン

「月桂樹ボタン」参照。

力織機

革新織機の前身で旧式織機のこと。
もちろん織られた生地にはセルビッジがつく。

リジッド

「ノンウォッシュ」参照。

リネンパッチ

「布パッチ」とも呼ばれリーバイスの廉価版シリーズ。
女性用のデニムにつけられたリネン(麻)製のパッチのこと。

リペア

ダメージのあるものの補修、補強のこと。
ヴィンテージジーンズの場合、こすれて白っぽいところは薄い色の糸、濃いところは濃いめの糸でリペアするという手の込んだ方法で行うことが多い。

リベット

ジーンズのポケット口など破れやすい箇所に打ち付けてある金属製の鋲のこと。
ジーンズには欠かせないディテールである。
1870年ころにヤコブ・デイビスがジーンズの原型となるものを考案しリーバイ・ストラウス共にジーンズの歴史を作っていくこととなる。

【保存版】デニム用語辞典の完全ガイド【リーバイス歴30年が網羅】

両ヅメ

「カムロック」参照。

両面タブ

50年代から見られるリーバイスの赤タブの両面にロゴ刺繍が入っているディテールのこと。

レイジーSステッチ

リーのバックポケットにみられる左右対称にステッチングされたS字が横になっているようなデザインステッチのこと。

レギュラー

現行モデルの総称。

501レギュラー(1993年モデル)は、リーバイス501・1993年レギュラーモデル【リジッドの色落ち】で解説しています。

レススターマーク

登録商標済みの®️マークのこと。
ほとんどがブランド名の横などに小さくつく。

レプリカ

1990年代になるとヴィンテージジーンズの人気が最高潮に達した。
同時に値段も高騰してしまったことから、もっと気軽に楽しめるようにと、様々なブランドがヴィンテージディテールを再現したジーンズを作り出した。
ヴィンテージの複製ジーンズをレプリカと呼ぶ。

66(ロクロク)

【保存版】デニム用語辞典の完全ガイド【リーバイス歴30年が網羅】

リーバイスは1966年を境に501に仕様変更がされ、フラッシャーにコピーライト1966とプリントされていたことからロクロクの愛称がつく。
コア・ヤーンを使用し始めたのもこのころからシルエット、縮み率など。
しかしこのモデルが実際に発売されたのは1960年の終わりころからで、終了したのも1970年中期までと意外に短期間である。
一般的にトップボタンの裏の刻印が「6」のものが代表的な見分け方とされている。

 66前期、後期の色落ちの解説記事

ロットナンバー

商品の品番のこと。
ジーンズは、これがモデル名になることが多い。

ロングL

リーのロゴデザインのひとつでLの字の横棒が長いもののこと。
1950年代ころまでのワークウエアに見られるボタンのディテールに存在する。

ロングホーン

「ショートホーン」参照。

ロープ染め

デニム糸などの染色法の一種。
一方から一方に巻き取る途中染料の入った容器をくぐらせることで染めるもの。

脇割

ジーンズのアウトシームにセルビッジがなく縫製により、ほつれ防止がされているもの。

ワンサイド・ステッチング

「片面タブ」参照。

ワン・プロング(シングルプロング)

「ツープロング」参照。

まとめ:デニム用語辞典でデニムの達人になろう

まとめ:デニム用語辞典でデニムの達人になろう

デニム用語がわかると、ジーンズライフが楽しくなります。
知識が増えると、ジーンズの歴史や各パーツの名前、意味が理解できるからです。

意外と知っているようで、知らない言葉もあります。
ジーンズは奥が深く、飽きません。

マストアイテムです。

以上です。

P.S. デニムの達人になろう。

 参考書籍

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