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旅行業界への志望動機は知らない道を歩くこと【新卒向けの自己紹介】

2022年3月9日

  • 「旅行業界・添乗員の履歴書の自己PR、志望動機の一例について知りたい」
  • 「エントリーシートの参考事例を知りたい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 本記事の信頼性

本記事を書いている私は、就職活動で33社を受け、7社から内定をもらいました。
外食業界から5社、旅行業界から2社(大手1社、中小1社)です。

在籍していた大学は私立理系でしたが、上記業界に学歴は関係ありません。
資格も持っていませんでしたが、内定をいただけました。

本記事では、旅行業界(添乗員)志望の履歴書の書き方(自己PR、志望動機)の一例を紹介します。
この記事を読むことで、自己PRと志望動機の参考事例、具体的な書き方がわかります。

添乗員の履歴書の書き方【新卒向けの自己PR、志望動機の例文】

添乗員の履歴書の書き方【新卒向けの自己PR、志望動機の例文】

2000年に書いた旅行業界向けの履歴書の「自己PRと志望動機」を公開します。

履歴書はホームページのようなものです。
クリックする(突っ込まれる)とどんどん画面が出てくる(体験談がある)ことが理想です。

新卒向けの自己紹介

就職活動で、実際に履歴書に書いた「自己紹介」です。

私は大学生活で537冊の本を読み、特に中谷彰宏さんの本を203冊読みました。
中でも「知的な女性はスタイルがいい」というダイエットの本の「運動すると顔つきが精悍になる」という言葉に影響を受け、大学1年の頃(9月)よりジョギング3.5kmと3kgのダンベル体操を継続し習慣化させました。
さらに学外の体育館3つを掛け持って社会人の方達とバドミントンをしました。
私は本を読む習慣と体を鍛える習慣を身に付けました。

「今まで何をしてきたか」を書くのが自己紹介です。

面接では自己PRで差がつきます。
志望動機はみんな同じようなことを言うからです。
自分だけの「今まで何をしてきたか」を振り返り、自己紹介を練り上げましょう。

過去を振り返る方法は「今まで何をしてきたか」について、400字詰め原稿用紙で100枚書いてみることです。

100枚を書くには、具体的でなければ書けません。
100枚を実際に書いてみて、「何がいちばん語れるか」を見つけましょう。

紙に書けないことは話せません。
具体的な体験談、数字、固有名詞を実際に書いてみることで、面接の説得力が出るのです。

就職活動中、ボロボロになるまで繰り返し読んだ本が「面接の達人」です。

本書の使い方は「本を読む→実際に面接を受ける→本を読んで考えて改善する→面接を受ける」です。

自分の面接を自己分析できない限り、面接はうまくなりません。
本書を読んだだけでは受かりません。

本書は自己分析の助けになり、さらに「今まで何をしてきたか」を思い出すための本です。
本書を読み、面接を受け、考え、改善した人は、結果が出るはずです。

面接を振り返り、「今日はこういう言い方をしたけれど、もう1回やり直せるなら、どう言うか」を考え、改善するのです。

自分を甘やかさず、自分が「自分の一番厳しい面接官」になれる人が、前に進んでいきます。

他の人の自己紹介【参考例】

私の大学での専攻は経済ですが、語学にも興味があり勉強しています。
去年の2000年の4月より9ヶ月間、オーストラリアのビクトリア州にある私立高校で日本語教員として働いておりました。
オーストラリアは慢性的な日本語教員不足で、オーストラリアに行ったわけですが、メルボルンから北へ200km離れた小さな町「シェパトン」という所で教えていました。
向こうへ行って気づいたのですが、オーストラリア人の高校生は日本に関する知識がほとんどなくて、経済的な面ではある程度知られているのですが、それ以外の面での知識が乏しいため語学だけでなく文化的な面も含めて日本を紹介しました。
たとえば日本史も行いましたし、それとは別に太平洋戦争史も行いました。
家庭科の時間にはスキヤキを作ったりもしました。
オーストラリアは地震が全くない国ですので、地震の紹介などもしました。

自己PRのうまい例です。
具体的な体験談が刺さります。

「A」→「A+」→「A++」のように話が狭く深くなっていくことが大事です。

「A」→「A and A」→「A and A and A」では刺さりません。
自己PRを聞いて、聞いている人が絵が書けることが大事です。
似たような具体的な経験がある人は、上記の自己PRを真似するのもOKです。

旅行業界向けの志望動機

実際に履歴書に書いた「旅行業界用の志望動機」です。

私は知らない街を歩くことと接客してお客さまの喜んだ顔を見ることが大好きです。
私の好きなことを最大限に活かせるのは添乗だと思い、やりたいと思いました。
御社は企画から販売、添乗と一貫して手がけていることでお客さま1人1人との信頼関係を築いていける、深く接することができると思います。
いずれは自分で企画した旅行に自分で添乗し、お客さまの喜びを肌で感じられたらと思い、志望致しました。

「これから何をやりたいか」を書くのが志望動機です。

私は志望動機は最初から捨てていました。
みんな、会社のパンフレットやホームページに書いてある同じようなことを言います。

志望動機はみんな0点です。

働いたことがないから、わからないのです。
志望動機については無難にまとめるのが面接突破のコツです。

 志望動機のうまい例を「伝わる・揺さぶる!文章を書く」から引用します。

私は、ぜひ貴社へ入社したく、その理由を以下に述べたいと思います。
日本人の食生活を見ますと、子どもが、かつて成人病と言われた生活習慣病にかかている事実に、胸が痛みます。
スーパーに豊富な食材が並び、栄養学も進化しているのに、なぜ、これほど食生活が偏っているのでしょうか?
子どもの塾通い、女性の社会進出等、あまりに忙しい現代人のライフスタイルが浮かびます。
そこで、栄養面と生活スタイルの両面から、現代人を支える、新しい食のあり方をサポートしたいと思い、貴社を志望しました。
私は大学で、「食」を、栄養と環境の両方から研究してきました。
たとえば、「簡単に作ることができ、家庭に会話が生まれ、しかも栄養バランスのよい食事とは何か」というように、多角的な軸で食をとらえるのです。
私は、4年間の研究活動を通して、食のあり方が、環境や家族のあり方を変えるのを体感しました。
この経験を生かして、貴社に貢献したいと考えます。
貴社は、女性の社会進出や、地球環境に合わせた商品など、人と社会の変化をいつもいち早く商品に反映されています。
食というものをとらえる視野の広さに共感いたします。
最終的には、家族の会話や、人と人との関係を豊かにする食品の企画・開発を希望しますが、最初は、どんな部署のどんな仕事でもやってみたいと思います。
その方が、より、多角的に「食」というものを見る目が広がると考えるからです。
以上、すべての理由から、私は、貴社で働くことを強く希望いたします。

出典:『伝わる・揺さぶる!文章を書く』

補足:集団討論のコツ

集団討論でのポイントを箇条書きにします。

  • 討論のテーマを繰り返して話さない
  • 制限時間を参加人数で割ると、一人あたり話せる時間が少ないことに気づく
  • 「みなさん、どうですか?」と人に振らないで「私はこう思う」と言った方が良い
  • 学生同士でも敬語で話す
  • ポジティブに「〜しよう」「〜やろう」と言い、問題には解決策で答える
  • 討論のテーマの解説はいらない
  • 「テレビ・新聞・雑誌でこういう話が書いてあった」は、いらない
  • 人の話と被ってはいけない(会社に同じ人はいらない)
  • 人が話している時は聞くこと(次に何を言うか考えない)
  • どんなテーマでも自分の体験に結びつけ、自分たちの問題に置き換えて考える(私と○○テーマ)

エントリーシートの参考事例

添乗員の履歴書

良い例と悪い例を記載します。

エントリーシートの良い例【テーマ=私のセールスポイント】

大学時代に時事通信社の就職総合テスト「論作文」を受け、100点満点中88点を取ったエントリーシートです。
書き方をご参考ください。

セールスポイントは自分の顔つきです。
自分の顔つきを変えるために主に2つのことを頑張ってきたからです。
なぜ顔つきを変えようと考えたのか。
それは不純な動機ですが女の子にモテたかったからです。
顔は変えられないが、顔つきは変えられる。
そのために2つを頑張れば、顔つきだけでなく内面も変えられると考えたからです。
2つとは「読書と運動」です。
私はもともと読書が好きで、特に中谷彰宏と村上春樹の本を読むことが好きです。
どちらの本も読んだ後は具体的に行動したくなるからです。
中谷彰宏の『入社3年目までに勝負がつく77の法則』という本に「本を読むとそれは眉に表れる、顔つきがカッコよくなる」と書いてあったので、私は納得し、毎日本を読むようになりました。
実際、眉が変わるだけでなく話題も豊富になりました。
また運動もしています。
週に2〜3回、神奈川県厚木市の相模川沿いを夜、30分ほど走っています。
また別に3kgのダンベルを使って9種類の体操も行なっています。
中谷彰宏の「『知的な女性はスタイルがいい』という本に「運動すると顔つきが精悍になる」と書いてあったので、早速実行して今でも継続している次第です。
社会人のバドミントンサークルにも入りました。
顔つきだけでなく体力もつき、元気です。
動機は不純でしたが、今では純粋な喜びとして読書と運動を継続しております。
こうして磨いてきた顔つきを生かせる接客などの仕事ができたら嬉しく思います。

添削コメントは以下の通りです。

語るべきポイントが絞られています。
また具体的に説明しているので伝える力があります。
論旨もはっきりしていますが、動機の浅薄さが気になりました。
また、顔つきがどのように変わり、人生がどう変わったのかも具体的に示してください。

「具体的に」という言葉が繰り返されています。
ビフォーアフターを具体的に書くと良いのです。

読書感想文・書評でも同じことが言えます。

「読む前と、読んだ後で、自分が具体的にどのように変わったのか」を今後、意識して改善していきます。

「論作文」の総合順位は以下の通りです。

集計対象 全国順位 校内順位
男子学生 1227位/29921人中 20位/431人中
旅行 100位/5513人中 1位/9人中
百貨店スーパー 82位/4491人中 2位/12人中
総合 3629位/88523人中 27位/489人中

» 低学年向けの作文の書き方がわかる本【調べたことを一つでも入れる】

エントリーシートの悪い例

添削コメントをご参考ください。

1.テーマ=あなたの強みは何ですか(200字)

フットワークの軽さです。
面白そうと思えることには何でも物怖じせずに飛びついていく、とりあえずやってみる所です。
たとえばアウトソーシング事業のアルバイトで初めて知り合った方にバドミントンサークル(社会人)に誘われたら、とりあえず行ってみたり、中谷彰宏の本に「読書と運動をすると顔つきが変わる」と書いてあれば、さっそく実行してみたりするのです。
今でも週2回のバドミントンとジョギング、読書(特に中谷彰宏と村上春樹)は続けています。
運動することでフットワークの軽さを維持しています。

強みについて聞かれていますが、要は「今まで何をしてきたか」の自己PRを問われています。
就職活動のすべての質問は、自己PRか志望動機のどちらかを聞かれています。

添削コメントは以下の通りです。

冒頭で強みを明らかにしている点は評価できます。「とりあえずやってみる」に留まらず、強みを活かしてどのような影響を受けてきたのか、あなたの身についたものを示していくと良いです。

2.学生時代にもっとも力を入れたことは何ですか(350字)

顔つきを変えることです。
私は大学に入った時、彼女がいませんでした。その時、中谷彰宏の本に「運動と読書をすれば顔つきが変わる、カッコよくなる」と書いてあり、早速、中谷彰宏と村上春樹の本をすべて読み、週に2回のジョギングとダンベル体操を始めました。
不純な動機でしたが、私にはそれば合っていたのか彼女ができても自分を磨く意味で、今でも続けております。
運動のためにフットワークが軽くなり、考える前にとりあえずやってみる、やりながら考えるという姿勢が身につきました。
大学の先生が「旅行に行って孤独になるように」とおっしゃれば、納得して、夏休みに鈍行列車で千葉から北海道、新潟をまわって帰ってくることもありました。
読書をすることで視野が広がり、自分の持っていた偏見を取ることもでき、また必要なことは自分で本を買ってきて読む問題意識もあります。

この質問も「今まで何をしてきたか」の自己PRを聞かれています。

添削コメントは以下の通りです。

読み手(企業)が知りたいのは事実(体験)ではなく、そこからどのようなあなたが存在するのか、という点です。
主題を示せていることは一貫性を持たせる上で効果的ですが、あなたがどのように自分を磨き、視野を広がることができたのか、成長を明らかにするようにしましょう。

3.社会人になってやってみたいことは何ですか(250字前後)

ツアーコンダクターになってお客さまを喜ばせると供に旅行という体験を通して楽しい空間を作り出すことです。
フットワークの軽さを武器に様々な所へ行き、様々なお客さまと会話をして刺激を受け、吸収して自分を磨きたいと思っております。
旅行を運動、お客さまを読書に例え、学生時代にしてきた運動と読書から吸収したものを、今度は仕事を通しても吸収したいです。
運動と読書は好きですから、社会人になってもこの仕事が好きであれば毎日は充実したものになります。

この質問は「これから何をやりたいか」の志望動機について問われています。

添削コメントは以下の通りです。

将来の方向性が明らかになっている点が評価できます。
1、2の強みを役立てて、どのようなツアーコンダクターになるのかをもう少し具体的に述べてあなたなりに考えた「楽しい空間を作り出す」を示すと良いです。
あなたのやりがい、成長に留めず会社に対する貢献的な姿勢を加味しましょう。

概評は以下の通りです。

エントリーシートに対する真摯な取り組みと、将来の方向づけができている点が評価できます。
表現にユニークさもありますが、あなたの人となりを印象づけるためにも強みを活かして、何を学び得て身につけてこられてのかを明らかにしておきましょう。
ツアーコンダクターの仕事を具体的に述べ、あなたの身につけたものをどのように活かしていくかをアピールしてください。

エントリーシートが見れるおすすめ就職サイト4つ【厳選】

添乗員の履歴書

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blank2.unistyle

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※就活生の4人に1人が登録blankしています

補足:履歴書のその他の項目について

添乗員の履歴書

履歴書の自己PR、志望動機以外の項目について公開します。

資格・免許・記録・賞など

  • 普通自動車第一種運転免許
  • 特技:どこでも眠れること(たとえばコインランドリーや駅周辺)
  • 何でも楽観的に考えられること
  • 早歩き(足腰の強さのため)

論文テーマ=村上春樹の短編小説のグラフの変換

村上春樹の「蜂蜜パイ」という短編小説についての研究です。
登場人物の特性、環境などを細かく調べ、文の流れを制御したり、事象を引き起こしているキーワードを探し、その過程をプログラミング言語で表現し、グラフに置き換えることを予定しています。
ちなみに村上春樹さんの著書は34冊読み「ねじまき鳥クロニクル」が一番好きで3回読みました。

得意科目

  • プログラミング(C言語)
  • 英語(イングリッシュアドベンチャー20回音読)

クラブ・サークル活動

アルバイト:夏にガソリンスタンドで給油、洗車、タイヤ・オイル交換をしました。
気温30℃の中でひたすら足を使って接客しました。

学外活動

バドミントンサークル:学外の体育館3つを掛け持って社会人や主婦、学生といった方達と練習、試合をしました。

趣味・特技

  • 読書(中谷彰宏、村上春樹)
  • 知らない街を歩くこと
  • 運動(ジョギング3.5km、ダンベル3kg、バドミントン)

まとめ:添乗員の履歴書の書き方

添乗員の履歴書

面接の合否を運のせいにしない

運のせいにしない人が伸びていきます。

労力を使って書いた履歴書を提出し、やっと進んだ面接で落ちたことを運のせいにしないようにしましょう。
運のせいにして、自分を甘やかしても何も始まりません。

運のせいにせず、自分に厳しく「やるか、やらないか」です。
やる人にだけ、体はついていきます。

面接で落ちた理由をハンデのせいにしない

ハンデはみんなにあります。

  • 文系
  • 女性
  • 浪人経験
  • Fラン大学

不利なハンデを受け入れて、3倍頑張るしかありません。

ハンデのない人は、面接で落ちても「言い訳」ができません。
ハンデに甘えることができないから、面接で通るのです。

ハンデを武器に自分にプレッシャーをかけていきましょう。

面接がある日は「Big Day」

就職活動は苦しいものです。
私も蕁麻疹を出しながら、苦しい就職活動を乗り切りました。
大学時代、一番辛かったことです。

就職活動中はいつも中谷彰宏さんの「面接の達人」を読み返して、勇気をもらいました。
落ち込んだ時は、今では販売されていない「ビデオ面接達人塾」を何回も見返して元気を出しました。
その時、中谷彰宏さんから励まされた言葉を、記憶を頼りに引用しておきます。

『面接の達人』という本は思い出すための本です。
「今まで何をしてきたか」を思い出す手助けをしてくれる本です。
受かった人は何をした人か。
思い出した人です。
1回読んでわかる本はありません。
本と、自分の行動と、楽しみが連動して、初めて血肉化されていくのです。

就職活動中に隣り合わせた人と戦うのではありません。
隣り合わせた人とこれからの人生で、同じ会社に就職するかもしれません。
取引先で会うかもしれません。
セミナーで会うかもしれません。
合コンで会うかもしれません。
隣り合わせた人とは一緒に頑張りましょう。
みんな友達です。

隣の人とは戦っちゃいけない。
戦う相手は昨日の自分です。
昨日の自分と戦っていくのです。
昨日の自分と同じではいけません。

就職活動は大変です。
たくさん面接を受けて、落ちてください。
活き活きと面接を受け、活き活きと落ちてください。
それで人生が終わるわけではありません。
また明日、面接があります。
いつの日も面接がある日は「Big Day」です。
大きなイベントがある日のことを英語で「Big Day」と言います。
「今日はBig Dayだ」と言えるようになるくらい面接を受けましょう。
面接は大変だけれど、大変なことが楽しくなるまでやりましょう。
面接はいろんな人に会える、ドキドキする、ワクワクする。
面接が面白くて楽しくて辞められなくなる。
大変なことを楽しめるようになったら、きっと入社しても仕事を楽しめるようになるはずです。

ここから先は私がやることではありません。
みんながやることです。
頑張ってください、楽しんでください。

以上です。

P.S. 活き活きと面接を受け、活き活きと落ちよう。


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