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【面接重視】添乗員派遣会社の3つの採用ポイント【添乗員を辞める人、続ける人】

2019年10月9日

添乗員の履歴書
  • 「添乗員派遣会社の採用ポイントを知りたい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 この記事でわかること

・添乗員の採用のポイント
・長く添乗員を続けている人に共通する資質
・添乗員の仕事の面白さ

 本記事の信頼性

✔︎ 経歴:新卒で旅行社に入社し19年8ヶ月、法人営業を担当
✔︎ 保有資格:総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者
✔︎ 添乗経験:国内・海外計100本ほどで、一般団体・教育旅行・視察旅行を経験

添乗の仕事をするためには、添乗員派遣会社に採用されることが先決です。
ツアーコンダクター業界は人手不足なので、ある程度のレベルに達していれば、採用の門は狭くありません。

接客業のため20代後半から社会的常識や礼儀が身についた人材が求められます。
転職組や結婚している人でも条件さえ合えば問題なし。

本記事では、実際に添乗員を採用する立場にある人が、どんな点を重視して採用・不採用を決めるのか、書籍『ツアーコンダクターになろう』を引用しつつ解説していきます。

『ツアーコンダクターになろう』では、添乗員派遣会社の株式会社アルファ・リレーションの山地東起子社長にインタビューしています。

【面接重視】添乗員派遣会社の3つの採用ポイント【志望動機もポイント】

添乗員の面接

 採用の3つのポイント

1.挨拶のできる人
2.なぜ添乗員の仕事をやりたいのか語れる人
3.声や話し方、身だしなみ

順番に解説します。

1.挨拶のできる人

まずウチでは、最初に履歴書を受け取ってから、部屋で少しの間待ってもらうんです。だから私が後からその部屋に入っていくわけなんですが、私が部屋に入って「こんにちは、社長の山地です」って挨拶しているのに、椅子に座ったままの人はまずダメですね。さっと立ち上がって、「何時に面接をお願いしている○○です」って、ちゃんと挨拶できる人が、若い人には少ないんです。ツアーコンダクターって、接客業。大の大人にもかかわらず、挨拶ひとつできない礼儀知らずじゃ、この先勤まりそうもありませんよね。

少し厳しいですが、ある程度の社会経験を積んだ人であれば、サッと立ち上がって挨拶するのは常識です。

挨拶ひとつで瞬発力がわかります。
気は抜けません。
接客の基本です。

挨拶できない人には、山地社長はその場で注意をするそうです。
注意をして、反省、改善できる人は、まだ見込みがあるとのこと。

注意してもらえるだけ幸運です。
面接でその人に足りないところを注意して、成長を促すことは面倒だからです。
どんな場面でも、「努力→継続→改善→行動」のループが大事です。

2.なぜ添乗員の仕事をやりたいのか語れる人

必ずする質問がひとつあるんです。どうしてツアコンの仕事がやりたいのかということ、つまり志望動機ですね。まあ、多くの人は旅行が好きとか、語学力を生かしたいとか、人のお世話をするのが好きだからとか、やりがいのある仕事に就きたいとか、だいたいみんな同じようなことを言いますね。私は、それはそれでいいと思っています。

聞き手:じゃあ、その質問をして、どんなところを判断するんですか?

第一に、他人の喜び=自分の喜びと感じられるかどうか。そこで判断します。語学力を生かしたいというだけでは、自己中心の態度が見え見えですよね。理想を言えば、他人を喜ばせるのが好きっていうのがベストの答えかな。ちょっとお笑い芸人みたいで、ストレートすぎるけど(笑)。もうおわかりだと思いますが、ツアーコンダクターの仕事は、お客様あってのものなんです。そのお客様にいかに旅行を楽しんでいただくかが、ツアーコンダクターの腕の見せ所であり、仕事の面白さだと思うからなんです。

志望動機は皆、同じことを言います。

他人と差がつかない志望動機は0点です。
印象に残らないからです。
私は志望動機は捨てていいと思っています。
捨てると言っても、適当に答えるのではなく、上記引用文のような無難な答え(模範解答)をすることです。

ベストの志望動機は、「人を喜ばせるのが好き」です。

休職して感じたことですが、仕事をしていないと下記を感じるのが難しいです。

・人の役に立っている
・人に貢献する
・人を喜ばせる

人間は人の役に立ちたい生き物です。

添乗員は人の喜んだ姿を、間近で見れる職業。
自分のしたサービスの反応が、直接返ってくるのです。
海外添乗となれば長期間、寝食をともにします。
「人を喜ばせる」ことが好きな人であれば、これほど良い職業はありません。

お客様と親しくなり、喜んだ反応を感じられる。

お客様あっての添乗員という職業の特徴です。

他によくある質問

・長所、短所
・学生時代に得意であった学科
・学生時代で最も印象に残っている出来事
・好きな国・地域・都市とその理由
・健康について
・語学について
・会社の志望動機
・添乗員の仕事について知っていること
・希望する給与の額
・今朝のニュース

突発的な質問には「答え」より「答え方」を見られています。
臨機応変に対応しましょう。

3.声や話し方、身だしなみ

声や話し方も一応チェックします。ボソボソ小さな声で話す人、話すときに私の目を見ない人、あまりに要領を得ない答えをする人。こういう人はまずダメですね。相手の目を見て話すというのは、基本中の基本でしょ。ましてやツアーコンダクターは大きな声ではっきり、要領を得たご説明やご案内ができないと、お客様からクレームの対象になってしまいます。明るい対応ではきはきと話せる人がいいんですね。

添乗員として求められる条件でも書きましたが、「ハッキリとわかりやすい説明や案内ができること」は大事です。

関連記事添乗員に求められる5つの条件とは【ツアーコンダクター歴18年の添乗員が解説】

明るい対応ではきはきと話せる人は、添乗員向きです。

「話し方」は努力と改善でいくらでも対応できます。
「身だしなみ」と並んで、第一印象を左右しますので、面接では意識してハキハキ話せばOKです。

「身だしなみ」は、スーツであれば問題ありません。

添乗員を辞める人、続けていく人

添乗員の採用ポイント

「長く添乗員を続けている人に共通する資質」「添乗員の仕事の面白さ」を引用しつつ、解説していきます。

長く添乗員を続けている人に共通する資質

前にもお話ししましたが、人を喜ばせたいと思う人です。ツアーコンダクターって接客業でしょ。接客業の本質って、相手に喜んでいただきたいというサービス精神に尽きますから、そこに仕事のやりがいや自分の喜びを感じられる人は、お客様の評判もいいし、それが励みとなって長続きしますね。もうひとつ大切なのが、明るくものごとをとらえられるという資質。長く仕事を続けていれば、トラブルやちょっとした事故にだって遭遇します。お客様とはいえ、本当に失礼でイヤな人だっていますよね。大変なことやイヤなことは、さっさと割り切って忘れるなり、「いい経験ができた」とか「もうすぐ終わる」とポジティブにとらえて処理する。これがツアーコンダクターの仕事を続けて行く最大のコツ。これができる人は強いですよ。

添乗員を長く続けられる人は、次の2つのです。

・人を喜ばせたいというサービス精神を持っている人
・イヤなことをポジティブに処理できる人

人を喜ばせたいというサービス精神を持っている人

こんな気持ちを持っている添乗員は長続きします。
どんなことが嫌なことあっても、次のことを考えているからです。

・喜ばせたい
・笑わせたい

難しいお客様でも笑わせる、喜ばせる。

一度、この快感を知ってしまうと病みつきです。
サービス精神は他のサービス業でも役に立ちます。

お客様からの「最後のお礼の言葉」は、他には何もいらないくらいのご褒美です。

イヤなことをポジティブに処理できる人

お客様に何か言われても、引きずらないことが大事です。
お客様の中には、心無い言葉やイヤミを言うお客様はいらっしゃるからです。
いちいち気にしていたら、キリがありません。

細かいところを突いてくるお客様はいるものです。
どんなお客様も反面教師に変えてしまいましょう。
私は苦手なお客様に当たった時は「会う人、みんな神さま」と思って、乗り切ったときもありました。

関連記事神様は乗り越えられない試練は与えないことがわかる本【読書感想文・書評】

すぐクレームを言うお客様は、お客様の中でも嫌われているかわいそうな人です。
そういうかわいそうなお客様の相手を積極的にして、自分の味方にしてしまう添乗員もいるとのことです。

こーいち
そんな人間の鏡のような添乗員は、敬服しますね。

添乗員の仕事の面白さ

たくさんあります。たとえば、いろんな場所に行けるから当然世界がひろがりますよね。そこで本物の芸術や美術、建築や文化などに触れることができる。これはもう、自分にとって一生の財産です。それにツアーコンダクターが添乗するツアーに参加するお客様って、自分の親とかそれ以上の年齢の方が多いですよね。こうした上の年代の方と知り合って、コミュニケーションをとってみると、ものすごい人生勉強になります。世の中にはいろんな人がいらっしゃるなぁって。そんな仕事、他にはなかなかありませんよ。

要約すると次の2つです。

・いろんな場所に行ける。
・いろんな人に会える。

いろんな場所に行ける

この仕事の特権です。
無料でいろんな場所に行けます。
プライベートでは行かないような場所に行くこともあります。

いろんな人に会える

人生の先輩方と旅行する機会です。
役職や年代、性別も様々な人たちと旅行をして、揉まれるのです。
自分で考えたサービスが喜んでもらえたら嬉しいです。

反面、クレームを言われたり、理不尽な言葉を言われたり、良いことばかりではありません。
そんな気難しいお客様やうるさい人と長い期間、行動をともにする添乗員はすごいです。

・忍耐力
・対応力

この力が伸びていきます。

添乗員は自分を成長させる接客業なのです。

こーいちより

P.S. 添乗員の採用ポイントを理解しよう。


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