『読む×書く×走る ∞ 遊ぶ×旅をする』を楽しみ成長するブログ

ブログ『クロニクル』 Blog Chronicle

添乗をする 添乗員の採用

添乗員としての採用ポイントとは【面接を重視】

投稿日:

添乗員の履歴書

親愛なる君へ

  • 「添乗員の派遣会社はどこで採用を決めるのか」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

添乗員派遣会社で、添乗員の仕事をするためには、派遣会社に採用されることが先決です。
ツアーコンダクター業界は人手不足なので、ある程度のレベルに達してさえいれば、採用の門はそれほど狭くはありません。
接客業のため20代後半から社会的常識や礼儀が身についた人材が求められますので、転職組や結婚している人でも条件さえ合えば問題ないです。

本記事では、実際に添乗員を採用する立場にある人が、どんな点を重視して採用・不採用を決めるのか、書籍『ツアーコンダクターになろう』を参考に解説していきます。

『ツアーコンダクターになろう』では、添乗員派遣会社の株式会社アルファ・リレーションの山地東起子社長にインタビューしています。

・添乗員の採用のポイント
・長く添乗員を続けている人に共通する資質
・添乗員の仕事の面白さ

上記をお話しされていますので、引用しつつ解説していきます。

この記事を読むことで、上記内容を知ることができます。

なお、本記事を書いている私は、新卒で旅行社に入社し18年間、法人営業職の経験があります。
添乗回数は100回ほどで国内・海外問わず、主に一般団体・視察旅行の添乗をしていました。

添乗員としての採用ポイントとは【面接を重視。志望動機も大きなポイント】

添乗員の面接

「添乗員の採用のポイント」を引用しつつ、解説していきます。

採用のポイントは次の3つです。

ポイント

1.挨拶のできる人
2.なぜ添乗員の仕事をやりたいのか語れる人
3.声や話し方、身だしなみ

順番に解説します。

1.挨拶のできる人

まずウチでは、最初に履歴書を受け取ってから、部屋で少しの間待ってもらうんです。だから私が後からその部屋に入っていくわけなんですが、私が部屋に入って「こんにちは、社長の山地です」って挨拶しているのに、椅子に座ったままの人はまずダメですね。さっと立ち上がって、「何時に面接をお願いしている○○です」って、ちゃんと挨拶できる人が、若い人には少ないんです。ツアーコンダクターって、接客業。大の大人にもかかわらず、挨拶ひとつできない礼儀知らずじゃ、とてもこの先勤まりそうもありませんよね。

少し厳しい感じもしますが、ある程度の社会経験を積んだ人であれば、サッと立ち上がって挨拶するのは常識とも言えます。

挨拶ひとつで、その人の持つ瞬発力が見破られてしまいます。
一瞬たりとも気を抜けません。
気を抜けないのは添乗時も同じなので、やはり挨拶は大事ですね。
接客の基本です。

挨拶できない人には、山地社長はその場で注意をするそうです。
注意をして、反省、改善できる人は、まだ見込みがあるとのこと。

注意してもらえるだけ幸運です。
面接でその人に足りないところを注意して、成長を促すことは面倒だからです。
どんな場面でも、「努力→継続→改善→行動」のループが大事です。

2.なぜ添乗員の仕事をやりたいのか語れる人

必ずする質問がひとつあるんです。どうしてツアコンの仕事がやりたいのかということ、つまり志望動機ですね。まあ、多くの人は旅行が好きとか、語学力を生かしたいとか、人のお世話をするのが好きだからとか、やりがいのある仕事に就きたいとか、だいたいみんな同じようなことを言いますね。私は、それはそれでいいと思っています。

聞き手:じゃあ、その質問をして、どんなところを判断するんですか?

第一に、他人の喜び=自分の喜びと感じられるかどうか。そこで判断します。語学力を生かしたいというだけでは、自己中心の態度が見え見えですよね。理想を言えば、他人を喜ばせるのが好きっていうのがベストの答えかな。ちょっとお笑い芸人みたいで、ストレートすぎるけど(笑)。もうおわかりだと思いますが、ツアーコンダクターの仕事は、お客様あってのものなんです。そのお客様にいかに旅行を楽しんでいただくかが、ツアーコンダクターの腕の見せ所であり、仕事の面白さだと思うからなんです。

志望動機は皆、同じことを言います。

他人と差がつかない志望動機は0点です。
印象に残らないからです。
私は志望動機は捨てていいと思っています。
捨てると言っても、適当に答えるのではなく、上記引用文のような無難な答え(模範解答)をすることです。

ベストの志望動機は、「人を喜ばせるのが好き」です。

休職して感じたことですが、仕事をしていないと下記を感じるのが難しいです。

・人の役に立っている
・人に貢献する
・人を喜ばせる

人間はつくづく人の役に立ちたい使命感を持っている生き物だと思いました。

添乗員は人の喜んだ姿を、間近で見れる職業です。
自分のしたサービスの反応が、直接返ってくるのです。
海外添乗となれば長期間、寝食をともにします。
「人を喜ばせる」ことが好きな人であれば、これほど良い職業はありません。

お客様と親しくなり、喜ばせた反応を感じられる。

お客様あっての添乗員という職業の特徴です。

3.声や話し方、身だしなみ

声や話し方も一応チェックします。ボソボソ小さな声で話す人、話すときに私の目を見ない人、あまりに要領を得ない答えをする人。こういう人はまずダメですね。相手の目を見て話すというのは、基本中の基本でしょ。ましてやツアーコンダクターは大きな声ではっきり、要領を得たご説明やご案内ができないと、お客様からクレームの対象になってしまいます。明るい対応ではきはきと話せる人がいいんですね。

添乗員として求められる条件でも書きましたが、「ハッキリとわかりやすい説明や案内ができること」は大事です。

明るい対応ではきはきと話せる人は、添乗員向きです。

「話し方」は努力と改善でいくらでも対応できる部分です。
身だしなみと並んで、第一印象を左右しますので、面接では意識して話すようにしましょう。

身だしなみについては、スーツ姿であれば問題ありません。

添乗員を辞めていく人、続けていく人

添乗員の採用ポイント

「長く添乗員を続けている人に共通する資質」「添乗員の仕事の面白さ」を引用しつつ、解説していきます。

長く添乗員を続けている人に共通する資質

前にもお話ししましたが、人を喜ばせたいと思う人です。ツアーコンダクターって接客業でしょ。接客業の本質って、相手に喜んでいただきたいというサービス精神に尽きますから、そこに仕事のやりがいや自分の喜びを感じられる人は、お客様の評判もいいし、それが励みとなって長続きしますね。もうひとつ大切なのが、明るくものごとをとらえられるという資質。長く仕事を続けていれば、トラブルやちょっとした事故にだって遭遇します。お客様とはいえ、本当に失礼でイヤな人だっていますよね。大変なことやイヤなことは、さっさと割り切って忘れるなり、「いい経験ができた」とか「もうすぐ終わる」とポジティブにとらえて処理する。これがツアーコンダクターの仕事を続けて行く最大のコツ。これができる人は強いですよ。

添乗員を長く続けられる人は、次の2つのです。

・人を喜ばせたいというサービス精神を持っている人
・イヤなことをポジティブに処理できる人

人を喜ばせたいというサービス精神を持っている人

こんな気持ちを持っている添乗員は長続きします。
どんなことが嫌なことあっても、次のことをずっと考えているからです。

・喜ばせたい
・笑わせたい

難しいお客様でも笑わせる、喜ばせる。

一度、この快感を知ってしまうと病みつきになります。
サービス精神は他のサービス業でも役に立ちます。

お客様からの「最後のお礼の言葉」は、他には何もいらないくらいのご褒美です。

イヤなことをポジティブに処理できる人

お客様に何か言われても、引きずらないことが大事です。
お客様の中には、心無い言葉やイヤミを言うお客様はいらっしゃるからです。
いちいち気にしていたら、キリがありません。

細かいところを突いてくるお客様はいるものです。
どんなお客様も反面教師に変えてしまいましょう。
私は苦手なお客様に当たった時は「会う人、みんな神さま」と思って、乗り切ったときもありました。

すぐクレームを言うお客様は、お客様の中でも嫌われているかわいそうな人です。
そういうかわいそうなお客様の相手を積極的にして、自分の味方にしてしまう添乗員もいるとのことです。

こーいち
そんな人間の鏡のような添乗員は、敬服しますね。

添乗員の仕事の面白さ

たくさんあります。たとえば、いろんな場所に行けるから当然世界がひろがりますよね。そこで本物の芸術や美術、建築や文化などに触れることができる。これはもう、自分にとって一生の財産です。それにツアーコンダクターが添乗するツアーに参加するお客様って、自分の親とかそれ以上の年齢の方が多いですよね。こうした上の年代の方と知り合って、コミュニケーションをとってみると、ものすごい人生勉強になります。世の中にはいろんな人がいらっしゃるなぁって。そんな仕事、他にはなかなかありませんよ。

要約すると次の2つです。

・いろんな場所に行ける。
・いろんな人に会える。

いろんな場所に行ける

この仕事の特権です。
無料でいろんな場所に行けます。
プライベートでは行かないような場所に行くこともあります。

いろんな人に会える

人生の先輩方と旅行する機会です。
役職や年代、性別も様々な人たちと旅行をして、揉まれるのです。
自分で考えたサービスが喜んでもらえたら嬉しいです。

反面、クレームを言われたり、理不尽な言葉を言われたり、良いことばかりではありません。
そんな気難しいお客様やうるさい人と長い期間、行動をともにする添乗員はすごいです。

・忍耐力
・対応力

この力が伸びていきます。

添乗員は自分を成長させる接客業なのです。

以上、『添乗員としての採用ポイントとは【面接を重視】』の記事でした。

こーいちより

P.S. 添乗員の採用ポイントを理解しよう。



▼添乗の作法が学べる一番役に立った本▼
話し方、協力機関との交渉の仕方、接客の仕方など、本書を読めば自分の添乗のヒントになります。

▼海外添乗をするなら必読の本▼
どのページから読んでも面白い体験談が満載です。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

こーいち

◆読書人 × ブロガー × ランナー ∞ 遊び人 × 添乗員 ◆新卒で旅行社に就職→営業職17年目に慢性蕁麻疹を発症→ガマンしながら1年6ヶ月働く→2019年2月より適応障害で休職中 ◆ふだんは朝4時からブログを書き(毎日更新/月1.5万PV)、午後は本を1冊読み(本4,371冊/漫画1,330冊)、10kmを走り(月100km/サブ4達成 )・プールで50m×60本を泳ぎ(週に2回)・5kgのダンベルで筋トレ(週2回)、子どもとPS4(ドラクエ11、バイオハザード6)で遊び、ときどき旅をしています。

-添乗をする, 添乗員の採用

Copyright© ブログ『クロニクル』 Blog Chronicle , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.