- 「添乗員派遣会社「エコールインターナショナル」の特徴、評判・口コミを知りたい」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
本記事の信頼性
- 経歴:新卒で旅行社に入社し19年8ヶ月、手配×営業×添乗
- 保有資格:総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者
- 添乗経験:国内・海外計100本ほどで、一般団体・教育旅行・視察旅行
エコールインターナショナルは、全国展開のツアーコンダクター派遣会社です。
本記事では、添乗員派遣会社「エコールインターナショナル」の特徴、口コミを解説します。
この記事を読むことで「エコールインターナショナル」の5つの特徴、評判・口コミ12個がわかります。
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Contents
添乗員派遣会社「エコールインターナショナル」の5つの特徴【会社概要】
「株式会社エコールインターナショナル」は、1978年に設立された添乗員派遣会社です。
創業以来、添乗員派遣専門で事業展開しています。
会社概要
会社名 | 株式会社エコールインターナショナル | 代表者名 | 竹内 一修 |
本社 | 東京都千代田区麹町3-3-8 丸増麹町ビル4階 | 電話 | 03-3230-7081 |
資本系列 | 独立系 | FAX | 03-3230-7082 |
HP | >> 公式サイト | 設立年月日 | 1978年5月2日 |
求人 | >> 求人をチェックする | 社員数 | 45名(2020年) |
支店 | 札幌、仙台、東京、横浜、土浦、名古屋、大阪、広島、福岡、沖縄 | 登録添乗員数 | 1,500名(2011年) |
主な取引先 | クラブツーリズム株式会社、株式会社ジェイティービー、株式会社JTBメディアリテーリング、株式会社阪急交通社、産經新聞開発株式会社、株式会社ジャンボツアーズ、株式会社ジャルパック、株式会社読売旅行、株式会社農協観光、株式会社タビックスジャパン、東武トップツアーズ株式会社、ANAセールス株式会社、株式会社日経カルチャー、株式会社日本旅行、株式会社ヴィーナストラベル、太平洋フェリー株式会社、河北新報トラベル、株式会社近畿日本ツーリスト、東日本旅客鉄道株式会社、商船三井フェリー株式会社、名鉄観光サービス株式会社、株式会社はとバス、郵船トラベル株式会社、日通旅行株式会社、京王観光株式会社 |
5つの特徴
エコールインターナショナルの5つの特徴
- 自分で仕事をアサインできるe-callシステム
- 給与の透明性
- 労働者災害補償保険、旅行傷害保険適用
- 各種研修
- 全国支店にて随時ツアーコンダクターの募集
1.自分で仕事をアサインできるe-callシステム
業界初のシステムです。
システムの4つのポイント
- セルフアサインを使い仕事を自由に選べる
- 24時間365日いつでも報告、確認できる
- 自己アピールがしっかりできる
- 仕事のチャンスを逃さない
セルフアサインを使い仕事を自由に選べる
全支店共通の業務管理ネットワークで、e-callシステムからセルフアサインが24時間365日できます。
行きたいツアーを自分で選択できるので、自分の体力やスケジュールと相談しながら仕事内容や行き先を選べます。
学生や副業で時間に制約のある方でも仕事が続けやすいので、仕事の予定もプライベートの予定も自分で組み立てられます。
所属している方に聞いた話ですが、セルフアサインできるようになるには「条件」があるそうです。
正確には分かりかねますが「所属年数や添乗評価、ランクなど」と推測します。
「先輩はできているけれど、自分はまだです」と伺ったからです。
24時間365日いつでも報告、確認できる
業務連絡から給与確認、休暇申請まで、ネット環境さえあればe-callシステムで24時間365日どこでも可能です。
派遣添乗員は「業務報告や休暇申請」が時間短縮でき、e-callシステムでいつでも内容確認できますのでスケジュール管理が簡単です。
自己アピールがしっかりできる
自分のアピールポイントは、外国語の習得や添乗経験が重なるにつれて増えていきます。
語学力やこれまでの経験、出発可能な時期、希望するツアー先などを事前登録しておけば、e-callシステムが確実なツアー情報をお届けします。
仕事のチャンスを逃さない
e-callシステムは新規業務依頼をメールでお知らせします。
e-callシステムから派遣依頼の承諾で、仕事確定できますのでチャンスを逃しません。
「ツアー内容」を24時間365日e-callシステムで確認できますので、次に自分が添乗する観光地について事前に知識が得られます。
2.給与の透明性
給与は登録時に料率を決定し、派遣料を開示して、ツアーごとに支払給与を通知しています。
料率は以下のとおり
- 請求派遣料金に対して経験日数にて料率の支払い
- 国内添乗:70%〜80%
- 海外添乗:70%〜85%
経験日数に応じた正確な料率は「公式サイト」より確認できます。
頑張り次第で料率も上がりますので、モチベーションにつながります。
源泉徴収票、自分の給与、ツアーごとの支払予定額、すべてがオンラインで24時間365日確認できます。
契約社員制度(月額固定給制)もあります。
3.労働者災害補償保険、旅行傷害保険適用
労働者災害補償保険は、スタッフが業務上または通勤途中に災害を被った場合に(負傷・疾病・障害・死亡など)、スタッフや遺族のために必要な保険給付を行う制度です。
また、業務中の事故等に備え、独自の補償をする業務災害総合保険(労災上乗せ保険)にも加入しています。
派遣従業員が業務上または通勤途中に災害を被った場合に、死亡・入院・通院についての補償を受けることができます(保険料は会社負担)
なお社会保険・厚生年金等には加入できません。
TCS(社団法人日本添乗サービス協会)の「共済会」には加入できます(年間2,000円で任意加入)。
4.各種研修
経験豊富なスタッフがいるためグレードアップできます。
研修は以下のとおり。
- 基礎相当研修
- 国内実地研修
- 旅程管理指定研修
- 海外添乗基礎研修
- 海外実地研修
- 国内スキルアップ研修
- 海外スキルアップ研修
- マナー研修
- 方面別研修
- 世代別研修
- 新人添乗員宿泊研修
添乗員として働くには、社団法人日本添乗サービス協会(TCSA)が認定する「旅程管理主任者」になる必要があります。
そのためには、TCSAなどが主催する基礎研修(9,800円 消費税・教材費込み)および指定研修を受講し、旅程管理主任者の資格を取得しなければなりません。
エコールインターナショナルでは「基礎相当研修」を無料で実施しており、基礎研修に代えることができます(教本代¥2,900は自己負担)
5.全国支店にて随時ツアーコンダクターの募集
全国に12の支店があります。
全国規模での支店運営によるネットワークを駆使したバックアップ体制もあります。
添乗員派遣会社「エコールインターナショナル」の評判・口コミ12個
掲載した口コミは「転職会議」と「openwork」の口コミを引用しています。
辛辣なコメントばかりですが、古い口コミなのでご参考までにご覧ください。
1.2015年口コミ
近畿日本ツーリストの添乗員が興した添乗員派遣会社。最近は他の業態にも手を出し始めた。2.2015年口コミ
1ヶ月前に休みを申請すれば、よほどのことがない限り、また、超繁忙期でない限り申請が通るので安心。3.2015年口コミ
強み:業界でも大手になる。派遣先が多い。
弱み:所詮派遣会社なのでボーナスはないし、有給もない。朝早く夜遅いがそれが当たり前になる。4.2015年口コミ
年収事例:中途採用7年目。年齢非公開。年収120万円
給与制度の特徴:年齢よりも個人評価が大事。5.2015年口コミ
入社を決めた理由:専門学校の講師の勧め。
「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:まず「旅行好き」だけでは入社すべきではない。それは添乗員派遣会社すべてにおいて言える事。旅行よりも対人関係が重視される。6.2015年口コミ
女性は働きやすいとは思うが体力面が重視される。事務能力よりも体力が本当に大事。7.2015年口コミ
経営者への提言:まずは派遣社員を大事にしてほしい。8.2016年口コミ
良い点:国内、海外問わず色々なところに行けて、知識と見聞が広がる。
気になること・改善したほうが良い点:厚生年金なし、雇用保険なし、有給なし、健康診断も3000円までしか支給されず。また、完全歩合制なので給料にも波があります。繁忙期とされる4月から11月はおよそ20万円前後もらえますが、12月から3月の閑散期は10万円いくか、いかないかです。9.2016年口コミ
良い点:働けば働いただけ給与になって戻ってくるので、やりがいはある。ただストレスは非常に多いので、内臓にかなり来る。アサイナー(仕事を振り分ける社員)によって、かなりムラのある派遣アサインになるので、それだけは注意が必要。また、あくまで派遣なので、社員以外は給与が極めて低い。
気になること・改善したほうが良い点:給与さえ上がれば、非常にモチベーションのある仕事なので、長続きすると思われる。10.2014年口コミ
良い点:旅行に行ける。
気になること・改善したほうが良い点:旅行業界は格安ツアーが主流で、その皺寄せは全部添乗員の給与や手当てにきている。旅行会社やアサイナー、お客さまにも人間扱いされないし、旅行業界自体斜陽産業なので、将来性はまったくないと言っても良いと思う。家に仕事を持ち帰って調べものをしたり、電話をしたりするので、ワークライフバランスは皆無。11.2014年口コミ
はっきり言ってワークライフバランスを考える人は添乗員自体を辞めたほうがいいです。
添乗員の人数の少ない支店だったので毎日仕事を入れられていました。休みをとりたいと言っても立場わかってる?とかほぼ恫喝のような言動ばかり。
20連勤で添乗に出されたことも。支店の人数と支店長に左右されます。
また、支店の閑散期でやっと休めると思ったときに本社からの命令で、別の支店に応援に行かされ、それが終わったらまた別の支店に応援に行かされ、ということもありました。
夜行バスツアーで朝5時に仕事が終わり、そのまま他県に移動して打ち合わせをし、翌日から3泊4日のツアーに行ってこいなんてことも。
死ぬかと思いました。
ちなみに添乗員に出張手当等はありません。12.2016年口コミ
良い点:年中人手不足なので、バスのみじゃなくすぐに船・鉄道・飛行機のツアーも回ってくるので北から南、日本国内ならどこにでも行けるようになります(行けるというか、行かされる)
研修制度の厳しいところだと、1つ1つのステップを踏まないといけな買ったりするところがやる気次第ではひとっ飛びです。
気になること・改善したほうがいい点:給与は1本1本の完全歩合制です。
季節のよっては仕事数がかなり左右されるので、給料は月によってかなり変動します。
忙しい時期には一切休みはなく働きづめ。
社会保険類は一切ありません。
忙しくて働きづめで体を壊したら、その時点から給料はゼロになります。
それでもやり甲斐はあります。
マイナス面を理解してでもやりたいと思えるほど、この仕事がしたい人にしか務まらない仕事です。
エコールインターナショナルの添乗員の声は「公式サイト」で読めます。
添乗員派遣会社の主要35社については「添乗員派遣会社35社の完全まとめ【基本情報や特徴、待遇を比較】」で解説しています。
添乗員派遣会社「エコールインターナショナル」の説明会〜添乗員デビューまでの流れ
各支店により順序に変更がある場合があります。
step
1説明会へエントリー
公式サイトの「エントリーフォーム」から申し込み
受付後に、確認の連絡(電話もしくはメール)があります。
step
2説明会に参加
説明会の内容は以下のとおり。
- 添乗員の仕事内容の説明
- 面談
所要時間は約1時間です(履歴書・筆記用具が必要)
面談後に登録の合否が決定となります。
step
3社内研修の受講
下記の流れで社内研修を行います。
・基礎相当研修
↓
・実地研修(実費負担)
研修日程は説明会でお知らせとなります。
※支店により基礎研修の後に派遣先に合わせた実践研修を行う場合があります。
step
4指定研修(旅程管理主任者研修)の受講
国土交通省登録の旅程管理研修機関の指定旅程管理研修を受講します。
研修最後に資格試験があります。
step
5添乗資格の取得
旅程管理研修の資格試験に合格して、旅程管理主任者(国内または総合)の資格を取得します。
※国内旅程管理主任者は国内添乗のみで、総合旅程管理主任者は海外・国内の両方に添乗ができます。
step
6添乗デビュー
スケジュールをe-Callシステムで登録し、いよいよ添乗が始まります。
スタートは台数口(複数台のバスツアー)での添乗になり、先輩の添乗員さんのサポートを受けながらのデビューとなります。
さらに海外添乗にステップアップもできます。
step
7添乗経験180日以上+資格取得
海外添乗を希望される方は、各支店の担当者との面談があります。
総合旅程管理主任者の資格を取得します。
step
8社内研修の受講
以下の流れで海外添乗研修を行います。
海外座学研修(3日間)
↓
海外実地研修
海外実地研修(実費負担)では、今までの研修成果をあらゆる方面から採点します。
step
9海外添乗員デビュー
晴れて海外添乗員としてデビューします。
初心を忘れず、勉強を怠らず、派遣先の旅行会社やお客さまに愛される添乗員を目指します。
まとめ:エコールインターナショナルの特徴や評判・口コミを知り、説明会に参加してみよう
e-callシステム、給与の透明性、添乗員派遣先の多さ、などメリットがあります。
e-callシステムは自分の裁量で仕事のスケジュールを決めやすいのが魅力です。
説明会の詳細は、下記リンクよりチェックできます。
» エコールインターナショナルの説明会詳細を見る
以上です。
P.S. まずは行動しながら検討してみましょう。
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