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書評『なんでお店が儲からないのかを僕が解決する』リピーター獲得方法

2020年8月4日

書評『なんでお店が儲からないのかを僕が解決する』リピーター獲得方法
  • 「『なんでお店が儲からないのかを僕が解決する』堀江貴文【著】の読書感想文・書評を知りたい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 この記事でわかること

  • グッときたところベスト3
  • 本書でわかること
  • おすすめな人、口コミ

本記事を書いている私は、堀江貴文さんの本は30冊読みました。
» ホリエモンのおすすめ本30選まとめ【没頭思考をインストール】

本記事は「なんでお店が儲からないのかを僕が解決する」の読書感想・書評です。
リピーターの獲得方法は「工夫して驚かせること」です。

書評『なんでお店が儲からないのかを僕が解決する』リピーター獲得方法

『なんでお店が儲からないのかを僕が解決する』のリピーターの獲得方法

 グッときたところベスト3

  • 1位:10年続くお店にしたいなら進化を止めない
  • 2位:「なんでもいい」は人生の無駄
  • 3位:100年続くレストランになるには、革新を続ける

1位:10年続くお店にしたいなら進化を止めない

ビジネスではリピーター獲得が、いちばん大事です。

ブログでもリピーター獲得が大事です。
10人がSEOで訪問して、1人が再訪問してくれればいいのです。

ただし、その1人は10年はリピートしてもらうことが必要です。
何度も読んでくれる文章を書かなくてなりません。

堀江さんは「また来たいと思うお店は驚きがあるお店」といいます。

文章も同じです。

読者を驚かせなくてはなりません。
タイトルで、見出しで、驚かせなくてはなりません。

つねに読者を裏切らないといけません。

驚きがない文章は書いてはいけないのです。

2位:「なんでもいい」は人生の無駄

食事をするときに「なんでもいい」は禁句にします。

「なんでもいい」は、あり得ません。
新しいことが体験できる機会だからです。

  • 新しいお店がわかる
  • 新しい味が楽しめる
  • 楽しい時間が過ごせる

回数限定の機会です。

毎回、毎回、新しい食事をするのはハードルが高いです。
しかしいつもと違った料理を食べることはできるはず。

家庭でもファミレスでも、同じメニューは思考停止です。

新しい経験をすることは、新しいものを生み出すのに必要です。

貴重な食事の機会を変化させていくのです。

3位:100年続くレストランになるには、革新を続ける

変化は進化です。
いつも変わり続けることです。

古いやり方を捨て、新しいやり方を試すこと。
過去にとらわれず、新しいものを生み出すこと。

変わらないものは滅びていきます。
変わり続けるものは進化していきます。

正しい努力とは変えることです。
» 努力は報われないが裏切らない理由【努力せずに結果が出ると悲惨】

『なんでお店が儲からないのかを僕が解決する』でわかること

なんでお店が儲からないのか僕が解決する

他に何が書いてあるの?

 目次

Chapter1 僕はなぜおいしいものを食べたいのか
レストランはもったいないことだらけ
僕が「TERIYAKI」を作った理由
では、生き残る店はどんな店なのか
超人気店はもはやノンジャンル

Chapter2 「食べログ」「ドタキャン」「人材確保」を解決する
行き詰まっている店主が口にすること
三大問題1【食べログ】食べログと上手に付き合うには?
SNSの投稿は「ある」が前提
三大問題2【ドタキャン】ビジネスチャンスにもなるので1年以内にシステム化?
SNSを使って空席情報を発信する
三大問題3【人材確保】人材問題は飲食業界の根本的な改革が必要
少しでも安くしたいなら初期投資を抑える
三大問題・番外編 クレジットカード不可……あり得ない!

Chapter3 レストランビジネスで成功するために覚えておいてほしいこと
 経営的には歯がゆいことだらけ
規制のゆるさが日本のレストランを育てた
凝り固まっているのは職人の世界
現代のコミュニケーションツールを使って産地と直接「つながる」
直接のやり取りがヒントを生む
10年続くお店にしたいなら進化を止めないこと
パクリ、パクられ、文化は進化する
職人しか作れないものは作るな
全員がハッピーな価格設定をする
誰かが不幸になる価格は長続きしない
じゃあ、僕が飲食店を出すとしたら?

Chapter4 「いい客」になるために
 無許可で書いてもクレームがこない理由
謎の正義感が、店との壁になる
『美味しんぼ』の呪縛からいい加減逃れよう

Chapter5 ホリエモンが解決する!レストランの悩み相談室
 Q オリジナルを目指したいけれどどうしたらいい?
Q 儲け一辺倒にはなりたくないけれど、経営を安定させるには大企業の傘下に入るのが近道?
Q お店の品位が下がっています。外食文化を粋に保つ方法はありますか?
Q 日本にはチップ制がないため、レストランで働く人間の収入が少なくなってしまいます。
Q 自分で考えた料理がすぐにパクられる!どうにか自分の作品として守りたい。
Q お酒を飲まずにフリーの水だけを飲む若者たち。「水はタダ」が当たり前だと思っています。そんな状況で単価を上げるには?
Q 事業拡大後に業績が悪化。追放された雇われ社長はどうすべきだった?
Q 100年続くレストランになるには?
Q 今「本物の味」は求められていない?ならば職人はどう割りきるべき?
Q 勝ち組は激安と超高級ばかり。客単価1万円で勝ち抜くには?
Q レストランが担うべき「非日常」ってなんですか?
Q 儲けるなら飲食事業よりほかのことに挑戦してみるべき?
Q 宇宙人や老人食。これからはゲル状の食べ物が増える?
Q 堀江さんがレストランを選ぶときの基準を教えてください。
Q 初めてのお店で見るのはどこ?
Q 上手な店選びをするにはどうしたらいいの?
Q 店側からお客さんを格付けできるようになればいいと思っています。
Q レストラン人口が減って、レストランの未来が心配。
Q 寿司ネタにこだわって高くするか、手頃な価格を追求するか。これから勝つのはどっち?
Q 一見さんに裏メニュー、出すべき?
Q 寿司屋でキャビア、ありですか?
Q 「俺の〜」をどう思いますか?
Q 新しいスタイルの店、ぶっちゃけどう?

Chapter6 ホリエモンの”食”遍歴
 フライ返し、テフロン加工のフライパンを導入し台所の効率化を図った小学校時代
野菜少年、肉に目覚め「和牛マフィア」への道を歩み始める
僕たちはただおいしいもので感動したいだけなのだ

特別付録 ホリエモンが認めた全457店リスト

 儲からないお店の特徴は?

  • 変化しない
  • 実験しない
  • 驚きがない

驚かせるためにどうすればいいのかが、書かれています。

 儲かるコツは?

  • 実験力がある
  • ワクワク感を出す
  • 最初の1皿で驚かせる

堀江さんは「ワクワク感は創意工夫で生まれる」といいます。

飲食店で働いている人におすすめ

こんな方におすすめ

  • 飲食店で働いている人
  • おいしいものを食べたい人
  • 堀江貴文さんと悩み相談室の回答を読みたい人

飲食店で働いている人が対象読者です。

巻末に堀江さんおすすめのお店リストがありますが、店名しか記載がないので使いづらいです。
ただし、掲載されているお店は一流ばかり。

 おすすめできない人は「飲食が儲かる濃い内容を知りたい人」

誰もが儲かる方法は存在しません。
大事なのは変化です。

書名なんでお店が儲からないのかを僕が解決する
著者堀江貴文@takapon_jp
単行本194ページ
出版社ぴあ
発売日2016/10/1

口コミ8個

 Amazonの悪い口コミ3つ

  • 飲食業に関する雑感、飲食業関係者からのQ&A、著者の食についての歴史、全457店リスト(名店揃い)から構成
  • 読み物として中途半端。自分が始めたTERIYAKIの宣伝。おすすめ店リストは地方では役に立たない
  • ホリエモンでさえ飲食業に出ないのは儲からないから。情報発信はコストもかからない、お金になる。だからサイトを有料で作る。お店が流行らない理由は未解決。食べ歩かないと何もわからないという真理もついてる。飲食店の方は参考程度に読まれては

 Amazonの良い口コミ3つ

  • どうやったら儲かる飲食店ができるかを書いた本。書いてあることはその通りと思ういっぽう、すべての飲食店の人ができることでもない。おいしい店リストを見るだけでも価値あり
  • ユーザーとしてまた行きたい店はどんな店なのか、に共感
  • 読み物として面白い、飲食店の方はコンサル料を払うよりこちらを読んでみても良いのでは、と思う

» Amazonで「他の口コミ」を見る

 Twitter口コミ2個

  • 飲食店に関する考え方にかなり共感した。勉強になった。お店やってる人にオススメ
  • レストランで楽しい体験をしたいと思っている著者が、飲食店が元気になり活性化するためのポイントをまとめている

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なお本書のわかりやすい解説動画はなかったです。

まとめ:どんなビジネスでも変化すること

 グッときたところベスト3

  • 1位:10年続くお店にしたいなら進化を止めないこと
  • 2位:「なんでもいい」は人生の無駄だ
  • 3位:100年続くレストランになるには、革新を続けることのみ

飲食ビジネスの経験はありませんが、自分にやっていることに置き換えると発見があります。

何事も自分ごとにしてみること。
どんなビジネスでも変化することです。

以上です。

P.S.「変化」の重要性を痛感しました。

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