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【書評】仕事の文章の書き方がわかる本『まんがでわかる理科系の作文技術』

2020年5月29日

理科系の作文技術
  • 「簡潔な仕事の文章の書き方を学びたい」
  • 「ブログを読まれるために少しでも文章力を上げたい」
  • 「『まんがでわかる理科系の作文技術』の内容を知りたい」

こんな悩みを解消するには十分な本を紹介します。

 この記事でわかること

『まんがでわかる理科系の作文技術』木下 是雄【著】の書評【グッときたところベスト3】
おすすめの人、おすすめしない人、目次、口コミ7つ
レビュー動画1本

 本記事の信頼性

ブログ歴:2019年1月にブログ開設
ブログ実績:過去最高は月62,000PV、月54,000円(確定)
下記べストセラー本を出版する元マイクロソフトの中島聡さんおすすめの本。
»『結局人生はアウトプットで決まる』
»『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』

本書は1981年に刊行された100万部超えのロングセラー『理科系の作文技術』をマンガ化したものです。

マンガとはいえバカにできない本です。

文字だらけの文章本より、よほど中身がつまっています。
本書には『理科系の作文技術』のエッセンスが凝縮されています。

本記事では、『まんがでわかる理科系の作文技術』の書評を書いています。

この記事を読むことで、本書の内容、仕事の文章の書き方がわかります。

マンガのストーリーが記憶に残りやすいので、入門書として友人にも勧められる本です。

【書評】仕事の文章の書き方がわかる本『まんがでわかる理科系の作文技術』【グッときたところベスト3】

理科系の作文技術

 グッときたところベスト3

【第1位】重点先行主義
【第2位】文章のうまさより構成
【第3位】誤解できないように書く

引用して、順番に解説します。

【第1位】重点先行主義

理科系の作文技術

最初の1行に命をかける。
つまり、リード文に命をかけるのです。

前のめりが「迫力」です。

重点先行主義=結論ファーストは、ほとんどの文章術の本に書いてあります。

なぜ、こんなにも「結論ファースト」が重要視されているのか。
理由は、簡単そうで、簡単じゃないからです。

ほとんどの文章は最後に言いたいことを書きがちなのです。

 重点先行主義

とにかく結論を前にする
重要なことから書いていく
リード文ですべてがわかるように書く

すべては読者のためです。

いつ離脱してもいい
見出しだけで内容がわかる
途中で読むのをやめてもいい

読者は忙しいのです。

文章はつねに重点先行主義。
最初の1行で勝負ありです。

「吾輩は猫である」が究極の出だしです。

刺さる文章の書き方は、下記記事で詳しく解説しています。
»【書評】ブログが読まれない人におすすめの本『1秒で刺さる書き方』【一番言いたいことを最初に書く】

【第2位】文章のうまさより構成

理科系の作文技術

文章は構成で決まります。

「文章は構成に時間をかけるのが大事」は、『原稿用紙10枚を書く力』斎藤孝【著】で学びました。

どうやって、構成を考えるのか?

答えは引用文のとおり、ノートに書き出すことです。

今まで「文章の構成」をパソコンに打ち込みながら、考えていました。
キーワードが多くなるとスクロールしなくてはならず、何がなんだかわからなくなることもしばしば。

ノートに手書きで構成をまとめると、「文章の目的地」を見失いません。

下記などは二の次、三の次なのです。

文章のうまさ
言葉の選び方
口調の良さ

文章は構成で決まる。

忘れたくない言葉です。

「文章は構築力」という齋藤 孝 先生の本は、下記で解説しています。
»【書評・要約】ブログで4000文字が書ける本『原稿用紙10枚を書く力』【齋藤孝】

【第3位】誤解できないように書く

理科系の作文技術

「おもしろい」と思ったコマです。

なぜなら、本書の解説文には「まぎれやすい文章の3つの例文」が書いてあったからです。

 3つの例文は以下のとおり。

以下の例文は、そのままでは(a)(b)など複数の意味にとれてしまいます。読点を入れたり、語順を入れ替えたり、言葉を補足するなどして、「誤解できないように」書くことを心がけましょう。

例4 AはBより5倍大きい。
(a)A=5B
(b)A=B+5B

例6 すべての増幅器は安定でない。
(a)いかなる増幅器もみな不安定である。
(b)どの増幅器もみな安定であるとは限らない。

例7 AさんとBさんは高校時代からの親友です。
(a)AさんとBさんとの仲は、高校時代から親友の関係にある。
(b)AさんとBさんは、高校時代からの私の親友である。

「読点ひとつ」で文章の意味が変わるのは、他の本でもさんざん書かれてきたこと。

ただ、上記例文を改めて読むと「今まで書いてきた文章は誤解されても仕方がない」と思えました。

一文一文に対する執念を持つべきです。

自分に言われているような言葉が刺さります。

『まんがでわかる理科系の作文技術』は、仕事の文章の書き方を身につけたい人へおすすめの本

理科系の作文技術

おすすめの人、おすすめしない人

こんな方におすすめ

  • 正確に伝わる文章を書きたい人
  • 明快で簡潔な文章を身につけたい人
  • 仕事の文章の書き方をまんがでわかりやすく学びたい人

「その人に伝わる文章がいい文章だ」
登場人物「梶山聡」の言葉です。

どんな美辞麗句を並べても、読者に伝わらなければ文章の意味がないのです。

文章は伝えるためにあるもの。
これが文章の目的です。

本書は「理科系の仕事の文書の指南書」ですが、文系、理系は関係ありません。

伝えるために必要なことが、まとまっています。

本書後半の「講演の要領」も勉強になります。

逆に、以下のような人にはおすすめできません。

美辞麗句の文章を書きたい人
文章の基本が身についている人
文章の細かいテクニックを知りたい人

6つの章の目次

目次

CHAPTER 01.仕事の文書の心得
CHAPTER 02.文章の組み立て
CHAPTER 03.文章の構成
CHAPTER 04.脱日本語の文章
CHAPTER 05.「事実」と「意見」
CHAPTER 06.講演の要領

書名:『まんがでわかる理科系の作文技術』
著者:木下 是雄
単行本:173ページ
出版社:中央公論新社
発売日:2018/1/19


著者のプロフィール

木下 是雄
1917年東京に生まれる。
1941年東京大学理学部物理学科卒業。
名古屋大学助教授、学習院大学教授、学習院大学学長を経て、学習院大学名誉教授。
専攻、物理学。
2014年逝去。

Twitterの口コミ7つ

1.よい本

2.長い文章を読むのが苦手な人へ

3.相手にわかりやすい文を書くためのコツ

4.2019年に読んだ本ベスト5

5.どうすれば相手に伝わるのか

https://twitter.com/tellteruboi/status/1138997717441667073?s=20

6.ストーリーも解説も面白い

7.簡潔で伝わりやすい文章を書くときにおすすめ

 

『理科系の作文技術』のレビュー動画1本【説得力のある話し方の基礎】

【書評まとめ】仕事の文章の書き方を知ろう

理科系の作文技術

 【まとめ】グッときたところベスト3

【第1位】重点先行主義
【第2位】文章のうまさより構成
【第3位】誤解できないように書く

文章の構成に時間をかけ、本文は重点先行で「誤解できないように」書くのです。

他にも刺さったところを3つ引用します。

目標規定文のすすめ
文は短く、格は正しく
「逆茂木型」の文章の解消

「逆茂木型」の文章は要注意です。

「逆茂木型の文章」とは、修飾語などで脇道にそれ、何がなんだかわからなくなる文章です。
» 逆茂木型の文章

本書はマンガとしても楽しめます。
主人公の成長していく様子が、心地よい余韻を残します。

新書『理科系の作文技術』を読んだあとの復習にも使える本です。

こういちより

P.S. 仕事の文章の書き方を知ろう。



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