- 「海外の団体パッケージツアーにひとりで参加したいけれど不安……」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
海外の団体パッケージツアーに「ひとり参加」は不安です。
- 周りの人とうまくやっていけるかな
- バス車内でマイクで自己紹介するのかな
- 他にもひとりで参加している人はいるかな
このように思うのは当然です。
こんな疑問は本書で解決します。
本記事は「女ひとりで海外団体ツアーに参加してます」のグッときたところを3つ引用した読書感想・書評です。
この記事を読むことで、海外旅行にひとりで行く不安が軽減されます。
「ひとり旅や海外団体パッケージツアーの良さ」がわかる本です。
私はトルコに行きたくなりました。
Contents
海外ツアーに女ひとりで参加した感想がわかる本【印象と目次】
予想を裏切られる本
読む前は「ただの海外旅行の体験談かな」と思っていましたが違いました。
理由は下記のとおり。
- 海外のおいしいもの
- 海外の団体ツアーのメリット
- 海外の団体ツアーに参加した様子
上記などがマンガでわかりやすく書かれていたからです。
ただの海外旅行体験談ではありません。
参考になったのは「海外ツアーにひとりで参加しないとわからない体験談、気持ち、様子」です。
たとえば以下のとおり。
- ひとり参加で気をつけたいこと
- ひとりで参加している人の年齢層
- ツアー中は他の参加者が気を遣ってくれる
上記は一例です。
ページ数は134ページで一気に読めます。
海外団体ツアーに「ひとり参加の楽しさ」を覗いてみたい人におすすめします。
5つの章
目次
第1章.団体ツアーって、どんな感じ?
第2章.ひとり参加の楽しみ方
第3章.団体ツアーの掟
第4章.旅は道連れ、世は情け
第5章.団体ツアーのお気に入り
『女ひとりで海外団体ツアーに参加してます』は、こんな人におすすめ
こんな方におすすめ
- ひとり旅に興味のある人
- 海外旅行に興味のある人
- 海外の団体パッケージツアーに興味のある人
著者のプロフィール
たかさき ももこ
北海道出身。
漫画家とナースをいったりきたりしている主婦。
書名 | 『女ひとりで海外団体ツアーに参加してます』 |
---|---|
著者 | たかさきももこ |
単行本 | 134ページ |
出版社 | メディアファクトリー |
発売日 | 2012/6/15 |
1人旅で海外ツアーに参加するメリットが漫画でよくわかる本【グッときたところベスト3】
グッときたところベスト3を引用します。
漫画の絵が見やすいので、引用写真をご覧ください。
1位:1人参加して良かったツアー
海外パッケージツアーに1人参加したことがありません。
2人で参加したことはあります(香港や台湾)。
上記の引用写真のとおり、1人参加では周りのお客さんが気を遣ってくれるのです。
初めての発見でした。
著者は周りの方の気遣いが負担になる場合もあるので、ツアー参加前に「他に1人参加がいるかどうか」を確認しています。
後述の「関連動画」に掲載していますが、1人旅バスツアーを「クラブツーリズム」が主催しています。
気兼ねなく1人旅をしたい方に向いているツアーです。
なおJTB広報室にインタビューした内容も掲載されています。
たとえば、1人旅のおすすめ国・エリアを質問されていますが、回答の一例は以下のとおり。
ズバリ、英語圏以外の国や地域の秘境辺境です。なかでも世界遺産観光で人気のマチュピチュ(ペルー)やアンコールワット(カンボジア)をはじめ、南米やアフリカ、中央アジア、中東などへは、個人で行くよりも安心安全、お得で、かつ効率良く観て回ることができます。
〜以下、略〜
なお添乗員付きパッケージツアーの選び方は「【保存版】添乗員付きパッケージツアーの選び方【おすすめ予約サイト】」で解説しています。
2位:団体ツアーの醍醐味
私は旅行会社の添乗員として、お客さまを牽引する立場だったためお客さま同士で感動を共有していることを知りませんでした。
正確に言えば、忘れてしまっていたようです。
タイのビーチで見た夕日をみんなが感動している場面もありました。
確かに、ツアーグループがひとつになる場面はあります。
・みんなでお酒を飲んで笑顔になったとき
・行程をアレンジして、アクシデントを乗り越えたとき
特に行程をアレンジして、お客さまの声にならないの要望を叶えたときは拍手が出るものです。
漫画にちょこちょこと添乗員やガイドが出てきますが、読んでいると「また添乗員に戻ろうかな」と思えてきます。
3位:ツアーごはん、ほんとのところ
食事レベルはツアー代金に比例していることが多いです。
格安ツアーの場合は、期待しないほうが無難です。
ただし筆者曰く「トルコ料理は値段に関係なくおいしい」とのこと。
- 少し高いツアー
- 普通のツアー
- 激安ツアー
筆者は上記パターンでトルコに行きましたが「どのツアーも遜色なく食事がおいしい」と述べていました。
イスラム圏・トルコでは豚肉は食べないため、牛と羊が多いです。
「羊肉のケバブ」は美味しそうに描かれていて、食べてみたくなりました。
ツアーでは食べた瞬間、美味しさから同席したツアー客がざわついたそうです。
他にもトルコの代表料理が美味しそうに描かれています。
- ピデ
- ドルマ
- ギュヴェチ
- イマーム・バユルドゥ
- バクラヴァ
知らなかったですが「エキメッキ」というパンもおいしいとのこと。
他にも本書の「ツアー先で出会ったおいしいものたち」というコーナーで、下記料理をイラスト付きで紹介しています。
- モルモットの丸焼き(ペルー)
- コカのお茶(ペルー)
- インカコーラ(ペルー)
- ルクマ(ペルー)
- 羊の腸のサンドウィッチ(トルコ)
- ヨーグルトドリンク(トルコ)
- クスクス(モロッコ)
- サボテンの実(モロッコ)
食を楽しむならトルコですね。
ひとり旅の関連動画4つ
クラブツーリズムのひとり旅専用ツアー
女性ひとり旅の動画をアップしているユーチューバーもいます。
『女ひとりで海外団体ツアーに参加してます』の口コミ
Amazonの口コミ
Twitterの口コミ8つ
堀江貴文さんも読んでいたことに驚きです。
「女ひとりで海外団体ツアーに参加してます」を買った http://t.co/40IG12kk #kailogitem
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) November 10, 2012
旅行記エッセイ漫画を二冊読んだ!面白かった〜!k.m.pさん著の「旅してぐるぐる。」とたかさきももこさん著の「もっと!女ひとりで海外団体ツアーに参加してます」面白かったので一気読み! pic.twitter.com/20bCzDoq6n
— 小鳥の親分@素顔に戻ろう (@SmallBirdBoss) May 10, 2015
【もっと! 女ひとりで海外団体ツアーに参加してます Inヨーロッパ/たかさきももこ】以前何度かおっさんひとりで海外団体ツアーに参加した経験からこの本に記載されているエピソードのあれこれには納得感十分!... →http://t.co/q68kdkwDLf #bookmeter
— lefty_0909 (@lefty_0909) January 15, 2014
【女ひとりで海外団体ツアーに参加してます。】
マンガでわかりやすく、女性の海外一人ツアーを書いた作品になっています。ツアーなので、女性一人でも「安心」
またツアーは「効率的」です。
私も時間があまりないので、ツアーで旅行にいくことが多いです。#海外旅行 #安い #効率的 pic.twitter.com/xVN4OMCDRa
— bookiswQnderful🇯🇵🗣🗣 (@bookiswonderful) March 27, 2018
【女ひとりで海外団体ツアーに参加してます/たかさきももこ】団体ツアーに参加するメリットデメリット経験談などがマンガで描かれている。トルコの話題が多くて行きたくなった。 →http://t.co/JggIOdZzk0 #bookmeter
— murashin/🧸🎙/🐰🍓 (@murashin0120) August 10, 2013
「女ひとりで海外団体ツアーに参加してます」の本を読む。面白い!時間とお金に余裕ができれば、自分も体験してみたい。
— ススキノ@ハイラルで冒険中。 (@susukino69) April 19, 2013
たかさきももこ『女ひとりで海外団体ツアーに参加してます』を読む。(まんまタイトル通りの内容では)いかんのか? この本を通じて解ったことは、団体ツアーなら女性一人でも安心なこと、トルコ料理は美味いこと、同行する日本人に対してのコミュ力が必要なこと、だ。一緒に歌うとか勘弁やで。
— fami (@onisoft) April 25, 2013
著者 たかさきももこ ”女ひとりで海外団体ツアーに参加してます”を読んだ。一人では喫茶店にも入れない情けない私・題名に惹かれ興味津々で手にした。メリット デメリットが解りやすく漫画で書かれていた。漫画本を読んだには何十年振りかな??(^_^;)
— みけ2 (@saekohimehime) November 12, 2012
まとめ:『女ひとりで海外団体ツアーに参加してます』たかさきももこ【著】
「添乗員に戻ろうかな」と思う
1番の収穫でした。
私の海外添乗の回数は多くないので「やり残した」感があります
- 添乗員を極めた
- 添乗員をやり切った
- 添乗員をまっとうした
残念ながら上記のようには思えません。
心のどこかに、くすぶっている「添乗魂」があります。
本書で「まだ添乗を忘れられない自分」を発見したのです。
これからどうしていくのか、わかりませんが。
どんな転機が待っているのか、わからない
何かのツアーにひとり参加し、添乗員との接触で気持ちが強くなるかもしれません。
人生はわからないものです。
どこで、どんな形で「転機」が待っているかわかりません。
次の曲がり角を曲がったら、人生を変える出会いがあるかもしれないのです。
知らないお店のドアを開けたら、人生が変わってしまうかもしれないのです。
たった1冊の本で、人生を変えるきっかけが得られるかもしれないのです。
人生の面白さです。
休職中なので偉そうなことは言えませんが、読んで良かったです。
以上です。
P.S. ツアーに参加してみるのも出会いですね。
関連記事添乗員とバスガイドの5つの違い【仕事、所属、資格、性別、国内外】
関連記事添乗員、現地係員、現地添乗員の違いとは【メリットとデメリット】