- 「おすすめの添乗員派遣会社の比較ランキングを知りたい」
- 「添乗員派遣会社の口コミ評判を知りたい」
- 「添乗員派遣会社はたくさんあるけれど、どれがいいの?」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
この記事でわかること
- おすすめの添乗員派遣会社3社のランキング
- 「給与、福利厚生、会社の安定感」の3点で比較
本記事の信頼性
- 経歴:新卒で旅行社に入社し19年8ヶ月、出張手配×法人営業×添乗
- 保有資格:総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者
- 添乗経験:国内・海外計100本ほどで、一般団体、教育旅行、視察旅行
世界を舞台にする仕事はたくさんありますが、海外添乗員もそのひとつです。
旅行のプロとしてお客さまをお連れし、行程をスムーズに進めるために、決断力や臨機応変、体力を求められる仕事です。
添乗員になるには「旅行会社に入社」という方法があります。
しかし、旅行会社に就職しても添乗できるとは限りません。
カウンタ-や営業事務などに配属されるかもしれないからです。
「添乗員になりたい」という人は、添乗員派遣会社に登録するのが近道です。
ただ添乗員派遣会社は多いので、どれが良いのか悩ましいです。
本記事では、おすすめの添乗員遣会社3社をランキング形式で比較します。
この記事を読むことで、添乗員派遣会社の特徴、口コミ評判がわかります。
「こんな見方もあるんだ」と思っていただけると幸いです。
おすすめの添乗員派遣会社3社とランキング
1位旅行綜研(現在はコロナ禍で募集していません)
- 1973年から実績あり、拠点9つ
- 大手旅行会社と幅広い仕事が可
- 独自の研修制度で未経験でもOK
- 1985年設立の老舗
- 旅行会社から評判良し
- 優良派遣事業者を認定
- 安定のJTBブランド
- 研修でスキルアップ
- ツアーと顧客の質が良い
3社のランキングは、直接それぞれの添乗員派遣会社に確認しています。
旅行綜研とフォーラムジャパンは、実際に説明会に参加しました。
なお添乗員派遣会社の一覧は「添乗員派遣会社35社の完全まとめ【基本情報や特徴、待遇を比較】」にまとめています。
Contents
おすすめの添乗員派遣会社3社をランキングで比較【給与、福利厚生、安定感の3点で比較】
どの添乗員派遣会社を選択するかは、何を基準に決めるかがポイントです。
3つの視点から、比較していきます。
- 給与
- 福利厚生
- 会社の安定感
順番に解説していきます。
1.給与:フォーラムジャパン(注意点あり)
給与ランキング
実際に確認した情報(説明会やメール)や、公式サイトをもとに考察しました。
なお日本添乗サービス協会による添乗賃金は下記です。
打ち合わせや精算の添乗負荷手当が、別途支給されます。
一般的な添乗賃金
国内添乗…概ね 7,000円~12,000円(1日あたり)
海外添乗…概ね 8,000円~25,000円(1日あたり)
(備考)経験、能力、年齢のほか、旅行会社の評価などを参考に派遣会社が決めます。
また、昇給の時期も1年に一回とは限りません。添乗付加手当
賃金と同様に、金額は派遣会社と旅行会社との契約により決められ、その中から添乗員に支払われますが、それぞれ1,000円~3,000円程度が多いです。
順位づけの理由
各社の公式サイトの給与を比べると、1番高いのはフォ-ラムジャパンです。
フォーラムジャパンの年収例(公式サイトより東京所属の一例を引用)
- 海外添乗員(東京所属) 年間稼働日数215日(月平均18日)590万円
- 海外・国内添乗員(東京所属) 年間稼働日数203日(月平均17日)400万円
- 国内添乗員(東京所属) 年間稼働日数189日(月平均16日)300万円
添乗経験、添乗員ランクにより異なります。
他社と公平に比較するのは難しいです。
後述の「福利厚生」と合わせての比較もありです。
定額残業制について
添乗員の世界では給与基準は「1日いくらという日給制」ですが、フォーラムジャパンの場合は「定額残業制をとっている」と公式サイトに記載があります。
株式会社フォーラムジャパン公式サイトより引用
原則、予め1日3時間の時間外労働を含む11時間労働「通常労働8時間+時間外労働3時間」の基本日額を定め、給料を支給します。労働時間が11時間を超過した場合は別途、超過時間外手当を支給します。
注意点は、すべてのツアーに「定額残業制」を適用しているわけではない点です。
契約するツアーごとに「Aツアーは定額残業制の11時間補償」や「Bツアーは通常の8時間補償」の割り振りになります(フォーラムジャパンに確認済)
「11時間補償の定額残業制」は契約するツアーによりますので、ご注意ください。
なお11時間補償の制度は、旅行綜研にもあります(確認済)
「定額残業制」については、フォーラムジャパンと旅行綜研は同じスタンスです。
旅行綜研でも契約するツアーによって、8時間補償だったり、11時間補償だったりバラバラです。
どちらも超過分はきちんと時間外手当てが支払われます。
旅行綜研の給与例
添乗基本給与(日給制)
- 東京:14,700〜21,740円
- 名古屋:11,750〜21,150円
- 大阪:11,750〜21,390円
- 札幌:10,120〜16,450円
- 仙台:10,230〜17,040円
- 広島:10,580〜14,100円
- 福岡:10,000〜15,040円
- 鹿児島:9,400〜14,100円
- 那覇:9,290〜13,520円
J&Jヒューマンソリューションズの給与例
添乗基本給与(日給制)
- 国内添乗:基本11,800円~
- 海外添乗:基本12,300円~
別途、各種手当て(添乗付加手当)が支給されるのは3社共通です。
添乗員はスキルアップ可能
覚えておきたいのは添乗員はスキルアップできることです。
スキルが上がり、お客さまからの信頼が得られれば、ツア-に指名が入ることもあります。
スキル次第で給与を上げられます。
「添乗経験者」は即戦力ですが、「未経験」でも挑戦できます。
最初は「国内日帰りバスツア-」からスタートですが、経験を積んで海外添乗員になれます。
未経験でも添乗員になれる理由は「添乗員に必要なスキルは2つだけ【未経験から転職する手順】」で解説しています。
2.福利厚生:旅行綜研
福利厚生のランキング結果
- 1位:旅行綜研
- 2位:フォーラムジャパン
- 3位:J&Jヒューマンソリューションズ
順位づけの理由
旅行総研は他社に比べて福利厚生が充実しています。
順番に3社を解説します。
旅行綜研の福利厚生
- 労働災害保険(業務中または通勤の際に負傷、傷害、疾病、死亡)
- 添乗員職業賠償責任保険(添乗員の過失責任によるお客さまへの損失を補填)
- 海外旅行傷害保険(個人加入と同じ)
- 国内旅行傷害保険(個人加入と同じ)
- マネーフレンド保険(添乗員の携行金や有価証券の盗難、損失を一定条件のもとに補填)
- 定期健康診断(継続勤務の方に年1回)
- 雇用保険(適用条件あり)
- 社会保険(規定条件あり)
「海外旅行傷害保険」は、傷害死亡の場合最高額5,000万、傷害治療、疾病治療、賠償責任、携行品、救援者費用等を補填します。
「国内旅行傷害保険」は、傷害死亡最高額1,000万を補填します。
フォーラムジャパンの福利厚生
- 労働災害保険
- 添乗員職業賠償責任保険
- 海外旅行障害保険
- 定期健康診断(年1回)
- 雇用保険(加入要件あり)
- 社会保険(加入要件あり)
- 共済制度と慶長見舞金(一定の要件を満たした方)
「国内旅行傷害保険の加入」は加入なしです。
したがって自己負担で国内旅行傷害保険に加入するか、会社の労災保険制度を利用する、などです。
定期健康診断以外に<健康サポート体制>として、以下があります。
- ストレスチェック(年1回、WEBにて実施)
- 健康相談・メンタルケアカウンセリング(年中無休の電話相談サービス)
- インフルエンザ予防接種費用一部補助(接種期間あり)※一定要件を満たした方
社会保険加入者は、現在稼働中の添乗員は全国約650名のうちは約410名です。
病気やケガで1ヶ月以上働けない場合は、フォーラムジャパンの共済会から7万円の傷病見舞金が支給されます。
業務上以外では万が一のために「所得補償保険」への任意加入を勧めています。
なおフォーラムジャパンは「優良派遣事業者」として認定されています。
J&Jヒューマンソリューションズの福利厚生
- 労働災害保険
- 定期健康診断(年1回)
- 海外旅行傷害保険
旅行傷害保険については、海外のみ会社負担で加入しています(J&Jヒューマンソリューションズに確認済)。
研修制度の費用
福利厚生が手薄のJ&Jヒューマンソリューションズですが、研修制度でメリットがあります。
添乗員の資格取得のためには「国内基礎研修」を受ける必要がありますが、J&Jヒューマンソリューションズでは無料です。
フォーラムジャパンでは受講費は無料ですが、テキスト代が2,900円かかります。
旅行綜研では受講費が20,000円かかります。
資格取得のためには、さらに「国内旅程管理主任者、総合旅程管理主任者」の資格研修・試験がありますが、こちらは3社ともに有料です。
世界情勢に左右される
添乗の仕事の有無は、世界情勢で変わります。
たとえば、戦争等が起こったらたちまち仕事は激減します。
したがって日給が良くてもツア-がなければ収入は途絶えます。
給料にそれほど違いがないのであれば、社会保険等が手厚いほうが安心です。
以前は添乗員派遣会社の福利厚生は充実していませんでした。
現在では3社を始めとして会社によっては有給休暇や育児休職、介護休職が取得できるところもあります。
添乗員は体力勝負なところもあり、長く続けたいのであれば、福利厚生は外せないポイントです。
3.会社の安定感:J&Jヒューマンソリューションズ
会社の安定感のランキング結果
- 1位:J&Jヒューマンソリューションズ
- 2位:旅行綜研
- 3位:フォーラムジャパン
順番に解説します。
J&Jヒューマンソリューションズの安定感
JTBブランドで仕事ができます。
JTBは業界最大手の旅行会社で、安定感があります。
さらに「お客の質」でも定評もあります。
JTBのツア-は他の旅行会社よりも割高の印象がありますが、クレ-マ-が少ないという点では添乗員はやりやすいと言えます。
ツア-前に引継ぎが行われますが、派遣先の旅行会社が多岐にわたるとやり方は様々になり慣れるまで時間がかかります。
仕事がほぼJTBに絞ったツア-ならば、毎回やり方は同じなので慣れてしまえば引継ぎの時間は少ないです。
ただしコロナのように「JTBツアー案件が全滅」のリスクも忘れてはいけません。
旅行綜研の安定感
旅行綜研の添乗員登録者数は、業界トップの約1,300名です。
営業拠点も全国に9ヶ所あります。
さらに注目したいのは「取引きしている旅行会社」も多岐にわたる点です。
登録旅行会社が多い分だけツアーに出られる確率が上がるため、安定感の基準としました。
主な登録旅行会社は下記のとおり。
- 株式会社JTB
- 株式会社阪急交通社
- 株式会社エイチ・アイ・エス
- クラブツーリズム株式会社
- 株式会社ジェイアール東海ツアーズ
- 名鉄観光サービス株式会社
- 京王観光株式会社
- 西鉄旅行株式会社
- 株式会社タビックスジャパン
- 読売旅行株式会社
- 他全国150社以上
大手旅行会社を中心に国内・海外添乗業務を担っています。
多数の派遣先がありますので、世界情勢(戦争やテロ)や国内環境に左右されやすい業界でも、安定した業務量を確保できています。
さらに添乗だけでなく、以下の仕事もあります。
- グランドスタッフ
- 空港ラウンジ
- 通訳、インバウンドスタッフ
- MICEスタッフ
- 事務系スタッフ
- コロナワクチン関連
- コールセンター関係
- 旅行会社の内勤
安定して仕事を紹介できるのはメリットです。
なおグループ会社「ダイヤモンドシステム(東京、千葉)」は、旅行綜研とは逆です。
少数の大手旅行社で添乗します。
ダイヤモンドシステムから旅行綜研への移籍も可能です。
フォーラムジャパンの安定感
フォーラムジャパンの添乗員登録者数は、旅行綜研の半分の約650名です。
営業拠点は全国3ヶ所(東京、名古屋、大阪)です。
フォ-ラムジャパンも「取引先の旅行会社」は幅広いです。
主な登録旅行会社は下記のとおり。
- 株式会社JTB
- クラブツーリズム株式会社
- 株式会社阪急交通社
- 株式会社エイチ・アイ・エス
- 株式会社JTBワールドバケーションズ
- 株式会社日本旅行
- 読売旅行株式会社
- 株式会社農協観光
- 名鉄観光サービス株式会社
- 近畿日本ツーリスト株式会社
- ANAセールス株式会社
- 株式会社ジャルパック
- エムオーツーリスト株式会社
- 株式会社ジェイアール東海ツアーズ
- 株式会社東武トップツアーズ
添乗員(ツアーコンダクター)派遣会社3社の評判を口コミ一覧で紹介
添乗員派遣会社3社の口コミを紹介します。
口コミは「転職会議」「openwork」から引用しました(2019年以降)。
インターネットの口コミは、同じ企業でも良い情報と悪い情報が混在しがちです。
信用できるものもあれば、できないものもあります。
移ろいやすく、人によって意見が異なるものです。
特に給与については成果を出してない人ほど不満を持ちます。
1.旅行綜研の口コミ11個

旅行綜研
1.会社としての人材教育にまったく人手が足りていません。社員の仕事量が多過ぎて気の毒でした。基本的にわからないことは全て先輩に聞き、それでも分からないことだらけなので、あとは現場で荒削りで磨かれていくスタンスです。社会人なりたての自分には良い経験になりました。
2.まず会社説明をじっくり丁寧に説明していただきました。次に、希望をしている職種に関しての業務内容をこちらも詳しく説明していただき、不安点や疑問点などがないかこちらの話しもじっくり聞いていただけました。緊張感のある雰囲気の面接かと思いきや面接官の方は場の雰囲気を穏やかにしていただけたので、かしこまることもなく面接に臨めるのではないでしょうか。
3.働きがい:自分1人の仕事が一機の飛行機を飛ばすために重要な役割を担っていたので、責任感を持って仕事ができました。
4.働きがい:ツアーコンダクターとして勤務。様々なキャラクターのお客さんと色々な国に行き、トラブルに対処し、経験が積めるという点では良かった。毎日がホテルの生活は、ホテル好きにとって喜び。アンケートで良い評価がもらえるとうれしい。あと、難しいトラブルをうまく切り抜けた時も。
成長・キャリア開発:英会話のスキルアップ。歴史・文化などの学習。5.勤務時間が長くて不規則なことを除けば、プライベートとのバランスは調整しやすかったです。
休みも取りやすく、職場内の人間関係も良かったです。6.基本的に打ち合わせ、ツアー、精算と全て自分で行うので、自己責任となります。その変わり自分次第で仕事の幅が広がり、質が高い仕事が出来ます。やりがいがあります。
7.オフの時は自由に過ごせるが、繁忙期は一年のうち短い時期で、他の仕事も必要だった。冬の、旅行が少ない時期には、旅行会社で内勤のアルバイトもした。
添乗に出ると、起きてから寝るまで自分を頼ってくるお客さん達がいるので、自由な時間はホテルの部屋に帰ってからのわずかなひとときだけ。1週間のツアーから帰るとぐったりして一日は起き上がれなかった。オンオフの落差が激しい。8.強み:これからさらにインバウンドが増えていく中で仕事がなくなることが無さそう。
弱み:薄給
事業展望:海外に負けないで欲しい。9.入社を決めた理由:空港で働くことを志望していたから
「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:空港の中でかなり責任ある仕事を与えられていたので、入社理由は妥当だったと思います。10.入社を決めた理由:ツアーコンダクターがしたかった。業界では大きな会社だった。
11.チーム内は7割女性でした。そこまで上下関係も厳しくなかったので、そういった点では働きやすかったです。
また、希望休は比較的取りやすい職場だったので、周りも頻繁に休みを取っていました。
旅行綜研については「添乗員派遣会社「旅行綜研」の5つの強みと評判・口コミ11個」で詳しく解説しています。
2.フォーラムジャパンの口コミ13個
1.働きがい:入社当時は研修は厳しく辛い事もありましたが、他社より給料は高く会社ブランドとして確立されており、旅行会社の評判も高かったです。社員のプライドは高く、誇りを持って働かれている方が多く働きがいがありました。海外にも多方面へかなりの本数のツアーを受け持っていたので、頻繁に行けました。
現在はインバウンド需要が高まり、海外へ行くよりは、国内ツアーが主になります。海外の情勢が悪化の一途なので、旅行会社の仕事はかなり時代に反映してしまい、海外ツアーの回復の兆しばまだ見えないと思います。
国内は海外よりもする事が多方面になりますので、接客だけではなく、営業力も必要になってきます。
給料面では添乗派遣会社の態勢が大きく変わり、時給制で残業も昔とは比べ物にならない程減りました。給料もその分減ります。旅行会社全般で変化がありましたので変えようはありません。成長・キャリア開発:一度に40〜47名のバラバラのお客さまと旅行をして、毎回アンケートで添乗員評価を貰わなければいけないので、最初はかなり辛いです。しかし毎回本番で勉強していくので、続けていればかなりのスキルは付いてきます。そのスキルは多方面の仕事で役に立ってきますので、接客業の勉強にはこの仕事程役に立つところは無いと思います。この会社は積極的な人には優しいし、飲みニュケーションが得意な方には働きやすい環境です。一方でその反対の方には少し大変な所があるかもしれません。
2.働きがい:ツアーコンダクターとして旅行に添乗するため、直接お客さまから感謝の言葉をいただくこともあるのでやりがいがあります。また仕事として様々な観光地に行けるので、旅行好きには良いと思います。
成長・キャリア開発:添乗の回数を重ね、語学力も身に付ければ海外添乗もできる。ベテランさんは月に数回の海外添乗である程度の給料を貰えていた。3.繁忙期と閑散期での仕事量の落差が激しく、収入が不安定だったため。
震災の影響で旅行自粛ムードだったのもあり、そうした社会の影響も少なからず受ける業種ではあるかと思います。
繁忙期は目が回るほど忙しく、閑散期は他のアルバイトをしないと生活が難しいかと。
現に掛け持ちでアルバイトをしてる方もいらっしゃいました。
実家暮らしなど家族の支えがないと、続けるには厳しいかもしれません。4.顧客満足にコミットを示しています。また、社内として現場の人達を守ってくれるような態勢なので、安心して働けていました。
5.体育会系。年功序列。派遣業で給料は働いた日数分しかもらえないので、家庭を持った男性には厳しい職業だと思われる。反対に、旅行好きで世界中を色々と旅し、結婚するまでの職業だと思っている女性には勧めます。
6.専門業界に特化しているので、その業務にコミットして働くことができます。1つのツアーが終わったときには、何人ものお客さまに「ありがとう」と言ってもらえるのはやりがいがあります。
研修も充実しているし、経験豊富な先輩方からのアドバイスを気軽に聞ける職業でした。様々な状況の中で柔軟に対応し、お客さまの楽しみのために尽力するので、ある意味接客業のプロを目指せます。7.お客さまの反応がすぐ返ってくるので、やりがいはある。また初めての旅行先など、歴史や文化なども学習するので幅広い視野が身につく。
8.ワークライフバランスは自分次第です。リクエストアサインが増えて、旅行会社の担当さんと仲良くなると、そこで相談しながら、スケジューリングとかを自分である程度組むことができます。しかし、リクエストが取れないと単発の企画型旅行を請け負ってしまうことが多くなってしまい、ワークライフバランスが保てずに、肉体的にも精神的にもしんどくなってしまうと思います。
9.プライベートでの休みは2ヶ月=3ヶ月前にRQする必要がある。正月、GW、お盆などは旅行シーズンとなるため原則休暇は取れない。
10.テロや新型コロナウィルスなど、事故や災害、病気などにより海外渡航者数が減ると仕事が激減する。旅行会社への内勤業務も希望者にはあるが、テレフォンアポインターなど仕事的にはきつい。
11.入社を決めた理由:
カウンター業務などではなく、海外添乗員として働きたかったため。
また、総合旅行取扱主任者等の資格も取りやすい、環境だったため。
「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
繁盛期は1ヶ月に8日間のツアー2本と、国内ツアー1本〜2本が入るため、実際の休日はほとんどない。
しかし、体力が続く限りは、様々な国に行け刺激はある。12.会社だけでなく、業界全体ですが、仕事で認められてリクエストアサインが増えれば増えるほど、家に帰れなくなります。長期拘束があり、仕事は楽しいけど、状況的に続けることができないジレンマもあって退職しました。でも仕事は楽しかったです。
13.給与制度:保険はあるが、派遣添乗員になるため基本給はない。
評価制度:旅行会社による、アンケートやOPの販売実績によって決められる。
フォーラムジャパンについて「フォーラムジャパンの5つの強みと評判13個【所属添乗員の体験談】」で詳しく解説しています。
3.J&Jヒューマンソリューションズの口コミ8個
1.入社を決めた理由:JTBのグループ会社なので、JTBの添乗員が勤められる
「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:顧客の期待度が高いので、ブランド力を理解して、信頼あるサービスを常に提供する事。
一般の主催旅行だけではなく、手配旅行、教育旅行、各種団体旅行、MICE、と様々。
多種に対応出来る柔軟性がないと、依頼も少なくなる。何でもやると言う気持ちが必要。2.働きがい:実力主義。頑張り次第で幾らでも評価されます。
成長・キャリア開発:ブラッシュアップは少ないので、自分の努力次第です。3.子どもの行事があれば100%休めます。
4.特殊な勤務で、ツアーの発生状況によります。海外ツアー担当で、平均月16日間(8日間が2回)、その他打ち合わせ、ツアー後の精算報告日が1日ずつです。
希望の休日を2ヶ月前に申告すれば100%取得出来ます。プライベートとのバランスは調整しやすいと思います。5.強み:グループ会社なので、ほぼJTBのツアーの担当になる
弱み:JTBの業績が悪くなると影響が大きい。
事業展望:インバウンド業務に力を入れて行くともう少し売り上げも上がると思う6.お客さまと直接関わって対応するため、個人の頑張り次第でお客さまから良い反応をもらうことができる。
また法人関係で訪れる方も多いのでお客さまの質も低くはなくて対応がしやすいが、些細なことでクレームを受けることもある。ただしクレームは社員の方が対応するため現場への影響やストレスはない。
契約社員、派遣社員がほとんどのためキャリアアップは望めない。7.ワークライフバランスはとりやすい。
派遣社員として扶養内で働く人もいれば、生活収入をあげるためにしっかりと働く人もいて様々。
派遣社員の場合は休み希望もしっかりととってもらえ、尚且つ希望通りに休みをとれる場合がほとんどだと感じる。
子育て世代の主婦層も多い。8.自給制で契約は賞与なし、昇給なし。
勤続が長くなると新人などへの指導を任せられるが、だからといって給与に反映はない。
J&Jヒューマンソリューションズについて「J&Jヒューマンソリューションズ【5つの強みと口コミ8個/求人】」で詳しく解説しています。
その他の添乗員(ツアーコンダクター)派遣会社の口コミ
その他の添乗員派遣会社の口コミは、下記サイトより確認できます。
添乗員派遣会社・主要35社の特徴、待遇の一覧は「添乗員派遣会社35社の完全まとめ【基本情報や特徴、待遇を比較】」にまとめました。
まとめ:無料説明会でおすすめ添乗員派遣会社3社をさらに比較もあり
どの添乗員派遣会社にも、メリットとデメリットがあります。
どの添乗員派遣会社が自分に合っているのか、答えは人それぞれです。
気になる添乗員派遣会社の説明会にいくつか参加してみれば、さらに比較できます。
無料説明会に参加するメリット
- 添乗員のイメージがつかめる
- 疑問や不明な点を質問できる
- 社風や職場環境を感じられる
大切なのは「会社の雰囲気とのマッチング」です。
説明会参加で「合う合わない」がわかります。
企業との接触で、初めてわかることもあるのです。
ゆえに説明会は比較材料に使えます。
補足
旅行綜研、フォーラムジャパンは説明会参加だけでもOKです(履歴書不要、面接は辞退可)
J&Jヒューマンソリューションズは説明会だけでなく面接も必須です。
なお説明会や面接に参加したからといって、入社必須ではありません。
面接時の対応など選考を通して見えることもあります。
あと1歩が踏み出せない方も、3社は無料で行動できるものばかりです。
まずは小さく動いてみるのが吉です。
おすすめの添乗員派遣会社3社
1位旅行綜研(現在はコロナ禍で募集していません)
- 1973年から実績あり、拠点9つ
- 大手旅行会社と幅広い仕事が可
- 独自の研修制度で未経験でもOK
- 1985年設立の老舗
- 旅行会社から評判良し
- 優良派遣事業者を認定
- 安定のJTBブランド
- 研修でスキルアップ
- ツアーと顧客の質が良い
以上です。
P.S. 添乗員派遣会社の説明会でさらに比較もありです。
関連記事【合格率90%】添乗員になるための資格試験・旅程管理主任者を解説
関連記事添乗員になるには2つの方法【添乗員派遣会社に登録/旅行会社に入社】