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【サラリーマンがつまらない】500円からの自己投資で成長する本

2019年8月2日

【サラリーマンがつまらない】500円からの自己投資で成長する本
  • 「サラリーマンがつまらない」
  • 「サラリーマンを辞めたい」
  • 「仕事を通じて成長したい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

本記事は「サラリーマンなんか今すぐやめなさい」のグッときたところ3つを引用した書評です。
この記事を読むことで、ビジネスマンとしての成長するコツがわかります。

『サラリーマンなんか今すぐやめなさい』のグッときたところベスト3

『サラリーマンなんか今すぐやめなさい』のグッときたところベスト3

グッときたところを3つ紹介します。

1位:500円からの自己投資

①海外旅行に出る
外国に行くと自分が何者か分かる。ただし、グアムやサイパンなどの観光地では、あんまり意味がない。意識して、その国に暮らす人たちの生活に触れられるようなところを選んで出かけるべきである。
②異質な人と付き合う
仲間とは年齢も近いし、何かの共通点があるから仲間なのであって、どこか価値観が似ているものだ。だからこそ一緒にいると居心地もいい。しかし人それぞれにいろんな価値観があるのを知っておくために、自分とは行動様式が異なる人たちとなるべくたくさんつき合っておくことが大切である。それがあなたの「懐の深さ」につながることになる。
③単行本を読む
情報の加工術のところでも書いたが、これは私の信念であり、確信でもある。同じ炭素でも、ギュッと凝縮されると、ダイヤモンドになって美しい光を放つ。単行本は情報のダイヤモンドなのだ。最低でも月に二冊は読んでほしい。すると1年で24冊、2年で48冊、20〜30代から50歳代まで20年あるとして480冊だ。きりよく500冊で計算すると、1冊が1500円として75万円手の投資ですむ。20年間で75万円の投資など、これでつく大きな差を考えれば、実に安いものである。
④一流のものに接する
一流の人間になるいちばんの早道は、一流の人、一流の技術、一流の芸術など、あらゆる一流に直に接することだ。芸術でいくと、コンサートなど音楽は少し高いが一万円くらい、絵画なら美術館だからもっと安い。小説は1,500円、文庫で読めば800円以下ですむ。映画2,000円、レンタルビデオは500円でOKだ。

海外旅行について

①に関しては東南アジアへの海外旅行が、距離、費用面からも良いと感じます。
年に1回は海外旅行に出て、見聞を広めたいです。
現在は休職中なので、添乗できません。
旅行会社の優待情報をチェックしつつ、安価な航空運賃などがあれば海外旅行へ行きたいです。

自己投資としての海外旅行は得られるものが多いです。

コミュニティについて

②に関しては、積極的に色々なコミュニティに属しておくことが大事です。
何も行動せずにいると、いつの間にか自宅と会社の往復が全世界になってしまいます。
狭い世界にいると考え方まで狭くなるので、思い切って異質な空間に身を置いてみましょう。

現在機能していない会もありますが、以下に属しています。

  • ブロガー×ライターのコミュニティ(8月10日に初参加)
  • 心屋男子の会
  • ランニングチーム
  • 会社組織
  • 友人

書き出してみると、まだまだ意外と狭いです。

自分と異なる考え方や価値観を持つ人たちと接することは、世界が広がっていくようで楽しいことです。
異質な考えが、自分の価値観を壊してくれます。
どんどん輪を広げていきましょう。

本について

自己投資として読書に共感します。
さらに1歩踏み込んで、ブログやTwitterなど読書した内容をアウトプットすることをおすすめします。
アウトプットしなければ、読書した内容は20%も自分に残りません。
エビングハウスの忘却曲線によると人間の記憶は24時間で74%が失われます。
記憶にとどめておくためにもアウトプットは有効です。

本の肝の20%を得る効率的な読書をしている人もいるはずです。
その20%も結局は忘れていきます。

ガンガン読書をして、ガンガンアウトプットです。
理解できない本でもアウトプットしていくのです。
アウトプットして寝かせておくことで、理解が進むことがあります。

一流のものに接する

北野武さんが菅野美穂さんに「一流のものに接した方がいいよ」とアドバイスして、菅野さんはすぐパリの美術館に足を運んだという話を聞いたことがあります。

  • 一流のホテル
  • 一流のレストラン
  • 一流の旅行
  • 一流のサービス
  • 一流の演劇
  • 一流の美術
  • 一流の乗り物座席
  • 一流の映画
  • 一流の本
  • 一流の音楽

色々な一流があります。

最高のものを知っておくことは大事です。
自分のレベルを最高まで磨き上げる到達点がわかるからです。

費用はかかりますが、一流ホテルの1番レベルの低い部屋に泊まれば、費用は抑えつつ、一流のサービスを受けることはできます。
工夫して一流のものに接する自己投資をしてみましょう。

2位:幸運を招く7か条

①相手の立場で物事を考えられる
要は、相手を大切にする、ということだ。常に相手の立場、気持ちになって「これは彼にとって良いことなのか、それとも迷惑なだけなのか」と考えてみる姿勢がある人は合格である。
逆に、自分の立場、都合、利益からしか物事を考えられない自己中心的な人間は、ふつうなら見えることも見えなくなってしまいがちで、せっかく出会えた人たちも潮が引くように離れていきます。
②頼みごとをしない
頼みごとを軽く考えてはいけない。良い人と出会ったはいいが、頼みごとを軽く考えている人は、さっそく人や仕事を紹介してくれ、カネを貸してくれないか、などとなりがちである。これ、ビジネスの世界においては、実のところ最低最悪の行為なのだ。
逆に、あなたが彼に誰かを紹介するというのも、その誰かが良い人ならいいとして、悪い人を紹介してしまう結果になったら、もう致命的。私は、誰かを紹介するときには、自分が確実に”品質保証”できる人でないと紹介しない。誰かに人を紹介されるときも、彼には私と同じ姿勢で紹介してもらいたいと思っている。
甘えてはいけないのである。甘えは、せっかくの幸運との出合いをぶち壊してしまいかねないのだ。
③ムダな面会や電話をしない
特に相手が忙しい人だったなら、用事もないのに面会を求めるのはタブーである。電話もクセモノで、相手の様子が見えないから、忙しいのに世間話につき合わせてしまったりする危険がある。相手が「良い人」で迷惑しながらも、それに付き合ってくれている可能性も頭に入れておかないといけない。
忙しい人に会うとき、電話をするときは、必ずきちんとした用件があること。それも、相手にとって嬉しいこと、何らかのプラスになること、というように「内容」と伴った用件であるほうがいいのは当然だ。
④相手の役にたつ情報を用意していく
 忙しい相手と会うときに持参する、いわば”おみやげ”だ。あなたの情報加工技術をいかんなく発揮して、相手が「アイツに会うと面白い情報が聞ける」と思ってくれたら、それからは優先的に会ってもらえるようになる。
時間がなければ、雑誌や新聞から相手が喜びそうな作品型情報を選んで持っていくのでもいい。おみやげにはカネをかける必要はないのであって、雑誌や新聞のコピーならコンビニの10円のコピーで済む。
⑤会っても早めに切り上げて帰る
たとえば1時間のアポイントをもらっていても、30分で用件が済んだら、長居しないで帰ってくる。用件後の雑談もせいぜい1〜2分くらい。
すると、相手は忙しい人だけに貴重な30分をトクした気分になるし、次のアポも「アイツならムダがない」と、あなたが言っただけの時間がもらえるようになる。
⑥去り際の美学を心得ている
何回かアプローチしてやっと取れたアポであっても、たとえば相手が15分も遅れたら、名刺の裏などに「今日はお忙しいようですので……」とメモを残し、いさぎよく帰ってくることだ。対人関係については、他のこととは違って、粘りは禁物というところがある。
約束をもらったことを楯にとって粘っているより、適当なところで引き下がっておくほうが、相手に1つ「貸し」が作れたことになってよっぽど得策なのだ。
⑦お礼の電話などはしない
お礼は何らかの世話になったからするのものである。それを電話でしたら、相手は嬉しくも何ともないし、仕事を中断して話している時間はムダだしと、お世話になった人にってプラスは何もない。お礼の電話などは、あなたの自己満足にすぎないのである。
相手が忙しくて会えないのなら、お礼はせめて手紙かメールに心を込めてすべきだ。

どれもビジネスで基本かつ重要です。

下記2つは重要です。

  • 相手の時間を奪わない
  • 定期的に情報を提供する

会社員時代に担当しているお客さまに会うと「何か情報ある?」と聞いてくる方がいらっしゃいました。
時間をムダにしたくないという心構えと、情報がお土産になることを認識したものです。

「時は命なり、time is life」を意識していれば、お客さまの時間をムダに奪うことにはなりません。

時間を奪わないことが嫌われないコツです。
相手の時間を大切にすることが誠意です。
» 【時は命なり】ことわざ「時は金なり」の本当の意味を知っていますか

3位:常識の少し脇に大切な心理がある

①スケジュールを寄せる(固める)
最初にその日のスケジュールの「核」を決める。たとえばA社を訪ねるのを核としたら、他の人と会う約束をできるだけA社の近くにしてもらうようにする。しかも、A社の仕事の30分後にB君と会い、その1時間後にC君というように、なるべくスケジュールを寄せ、固めるわけだ。本当に忙しく働いていれば、先方もあなたに合わせてくれるものである。これで移動時間ぶんを得するし、空き時間も上手に作れるようになる。
この①がうまくできれば、もう後は自分の問題だから、相手がある話よりもだんぜん楽だということになります。

②5分、10分のコマギレ時間を有効活用する
私は鞄の中にいつも単行本とアイマスクを入れている。たとえば新幹線での出張なら、前夜はなるべく遅くまで仕事をしておいて移動を睡眠時間に充てるが、眠る前に10ページでも単行本を読む。これでも20回で1冊が読める。アイマスクは熟睡、安眠用だ。これで私は5分でも10分でもパッと眠れる。他の人たちがアイマスクをあまり利用していないのが、私には不思議で仕方ない。
また、電話は移動中にすませて、会社のデスクからはかけない、なども意外と有効である。

③常にノートを持ち歩く
考えるという行為は、いつでもどこでも、短い時間でもできる。浮かんだアイデアは書きとめておかないともったいない。私たちビジネスパーソンにムダに使っていい時間などいささかもないのだ。

④必ず空き時間を作る
先述したように「ただボンヤリとする時間」が私たちは欠かせない。①②③の実践によって、なるべくまとまった空き時間を作るようにする。

できていないこともあります。
隙間時間に携帯を見てしまいます。

携帯を見るように本を読みます。
移動中の電話は、時間節約になります。

【サラリーマンがつまらない】500円からの自己投資で成長する本

【サラリーマンがつまらない】500円からの自己投資で成長する本

読んだきっかけ:タイトル

2004年に発売された古い本ですが、2019年でも有効な箇所がありました。

要約すると「社畜は辞めて、ビジネスパーソンの仕事のやり方を身につけ、主体的に成長しよう」です。

決してサラリーマンを辞めることを勧めているのではありません。
辞める方法を期待すると損します。

6つの章で構成

目次

第1章.新しい時代のビジネス必勝法
第2章.実現力が身につく人、つかない人
第3章.誰も教えてくれなかったビジネスの真実
第4章.実現力がアップするカネと時間の使い方
第5章.最強の次世代ビジネスツールはこれだ
第6章.成功者たちが持っていた意外な共通点に学ぶ

『サラリーマンなんか今すぐやめなさい』は、こんな人におすすめ

こんな方におすすめ

  • 真面目な人
  • 自分の幅を広げたい人
  • 会社を辞めたい人

著者のプロフィールを引用します。

堀 紘一
1945年兵庫県生まれ。69年東京大学法学部卒業。
読売新聞社、三菱商事を経て、80年ハーバード大学大学院経営学修士(MBA)取得。
81年ボストン・コンサルティング・グループに入社、89年社長に就任。
2000年5月、20年間勤めた同社を退社し、ベンチャー企業の支援・育成に乗り出す。
現在、(株)ドリームインキュベータ代表取締役社長。
また、テレビ・ラジオでの評論活動、執筆、講演など幅広い分野で活躍している

書名 『サラリーマンなんか今すぐやめなさい』
著者 堀 紘一
単行本 207ページ
出版社 ビジネス社
発売日 2004/4

»『サラリーマンなんか今すぐやめなさい』の詳細を見る

まとめ:貯金よりも自己投資してみよう

まとめ:貯金よりも自己投資してみよう

古い本ですが、大事なことが書かれています。
大事なことは今も昔もそれほど変わらないのです。

1番有益だったのは自己投資の箇所です。

  • 年1回の海外旅行
  • 1流に触れる
  • 異質なコミュニティに入る
  • 本を読む

いつの時代も自己投資は重要です。

「自己投資であればお金を惜しまず使っていきたい」と改めて思いました。
貯金ばかりして自己投資に興味のない人に適切な本です。

以上です。

P.S.  考え方が変わるはずです。

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