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【要約】『英語の多動力』「面白いものを勉強せよ」と教えてくれる本

2020年5月19日

【要約】『英語の多動力』「面白いものを勉強せよ」と教えてくれる本
  • 「堀江貴文さんの『英語の多動力』の内容を知りたい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 本記事の内容

  • 『英語の多動力』堀江貴文【著】の要約・要約
  • 口コミ、関連動画

本記事を書いている私は、堀江貴文さんの書籍30冊読みました。
» ホリエモンのおすすめ本30選まとめ【没頭思考をインストール】

英語の多動力」の趣旨は「英語で人生の可能性を広げよう」です。

人生がさらに楽しくなる視座を与えてくれます。

【要約】『英語の多動力』「面白いものを勉強せよ」と教えてくれる本

【要約】『英語の多動力』「面白いものを勉強せよ」と教えてくれる本

多動力×英語を解説した本

 この本でわかること

  • なぜ英語を学ぶのか
  • なぜ英語が喋れないのか
  • 英語の未来はどうなるのか
  • どうやって英語を勉強するのか
  • 英語教材は何を使えばいいのか
  • これからはどんな人材が活躍するのか

答えが書いてあります。

「翻訳機やAIがあるのに、なぜ英語を学ぶの?」という反論もあるかもしれません。

堀江さんの回答は「学ぶ必要はある」です。
理由は、自分で喋るほうが早いからです。

「英語を使って、仕事のチャンスをつかもう」というのが著者のメッセージです。

多動力」と重複(「100万分の1の人材」、「G人材、L人材」、「お勉強と学びの違い」など)があります。
ゆえに英語の必要性を感じている人向けです。

英語で成功した6名へのインタビューも掲載

インタビュー1名につき8〜10ページが使われています。

 インタビューでわかること

  • どれくらい英語を勉強したのか
  • どうやって英語を勉強したのか

 インタビュー6名

  • 村上憲郎(元グーグル日本法人名誉会長)
  • 坪谷ニュウエル郁子(東京インターナショナルスクール理事長)
  • 藤岡頼光(QQ English創業者)
  • 三木裕明(映画プロデューサー)
  • 竹林朋毅(某ラグジュアリーブランドCEO)
  • イムラン・スィディキ(コペル英会話校長)

堀江さんの解説付きです。

村上式勉強法は試したことがありますが、今読んでも刺さります。

 村上式シンプル英語勉強法

  • 英単語をたくさん見る
  • 1日1時間、英語を聞く
  • 1日1時間、英語を読む

3年間、毎日勉強するのです。
英語の勉強に必要なのは決意です。
» 添乗員の英語習得にいちばん大事なのは決意【挫折の体験談あり】

英語の勉強で挫折した人におすすめ

こんな方におすすめ

  • 英語を勉強している人
  • 英語の勉強で挫折した人
  • 英語を使ってチャンスをつかみたい人

本書は勉強の楽しさを教えてくれる本です。

 Amazonより紹介文を要約

英語を学ぶ意味から独自の英語学習法まで、堀江貴文の「これからの英語論」。

英語力開花のきっかけは「多動力」。
実践を超える勉学など存在しない。
走りながら英語を身につけろ。

著者のプロフィール:堀江貴文

堀江 貴文
1972年福岡県生まれ。
実業家。SNS media & consulting株式会社ファウンダー。元ライブドア代表取締役社長CEO。
宇宙ロケット開発や、スマホアプリ「TERIYAKI」「755」のプロデュースなど、多岐にわたって活動中。
有料メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」は1万数千人の読者を持つ。
また会員制コミュニケーションサロン「堀江貴文イノベーション大学校」も盛況。
著書に『ゼロ』『本音で生きる』『多動力』『自分のことだけ考える。』『これからを稼ごう』などがあり、ベストセラー多数。
twitterアカウント:@takapon_jp

目次【書籍情報】

目次

第1章.英語と未来
第2章.ワクワクする勉強だけでいい
第3章.他人に流されるな、自分を見ろ
第4章.学びを自動化するコツ

書名 『英語の多動力』
著者 堀江貴文
単行本 256ページ
出版社 ディーエイチシー
発売日 2018/8/9

»『英語の多動力』の詳細を見る

『英語の多動力』のグッときたところベスト3

『英語の多動力』のグッときたところベスト3

 グッときたところベスト3

  • 1位:ワクワクする勉強だけやる
  • 2位:次々に教材をハシゴする
  • 3位:勉強することは=「我慢すること」ではない

順番に解説します。

1位:ワクワクする勉強だけやる

面白い人と面白い時間を過ごす。その結果、ビジネスの新しいアイデアが生まれ、仕事が広がり、人脈も広がる。
これは1日24時間をできるだけ「ワクワクすること」だけで埋めようと努めている結果なのだ。
”なぜ英語を身につけたいか”
それはきっとあなたが未来の自分像に「毎日をワクワクしている」イメージを結びつけているからにちがいない。
生きている時間を楽しむことはエネルギー(活力)になる。
だから勉強も楽しんだほうが、必ず大きなエネルギーとなって予想以上の成果となる。
楽しければ没頭するし、没頭できれば集中力の濃さが明らかに違ってくる。
没頭できる勉強の仕方を見つけよう。
常識や周りの目を気にせず、自分が夢中になれるもの。子どもの頃に遊んだゲームやスポーツはそうじゃなかったか?母親に「ご飯だよ、帰ってきなさい」と大声で呼ばれても、近所の仲間と遊んでいたのでは?
それこそが無我夢中の時間なのだ。忘我の境地に入り、時間がたつのも忘れてしまうのだ。

ワクワクする勉強だけやる。
面白くないものは勉強しない。

面白くないものを勉強するのは苦痛です。
苦痛なものは身につきません。

面白いもの、夢中になるものは自然と勉強に熱が入ります。
夢中になれるものは身につきます。
たくさん反復できるからです。

  • 英語版の映画
  • 英語版の小説
  • 英語版の海外ドラマ

面白い教材はたくさんあります。

「勉強」というと構えてしまいますが、「遊び」だと思えばいいのです。

堀江さんの言葉はいつもシンプルです。

2位:次々に教材をハシゴする

英語はやっていれば、必ず上達するものだ。
ハマるものや気に入った本を見つけたのであれば、覚えられたか覚えられなかったかという見方を捨て、とにかくその本にどハマりすべきだ。どハマりしたら英語を浴び続けることになる。そこが英語初心者にとってスタートラインなのだ。
”触れる”時間を増やす。何を学ぶにしても、学びとはそれが基本である。
もしその本に飽きたり、なんか違うな〜と感じたら、別の本にさっさと移る。大切なのは”英語に触れる”を続けることだからだ。飽きたものを続けることほど虚しいことはない。だから途中で別の本に移ることは何も間違っていない。

新しい考え方です。

理由は、「教材は1つを徹底的に極める」と受験時代に教えられたからです。
今でも「教材は欲張らず、1冊を繰り返す」と思っています。

ただ堀江さんの言葉を読んでからは、「勉強は楽しいことを優先させるのも、あり」と思えるようになりました。
理由は、楽しくなければ続かないからです。

私は高校数学を勉強し直しています。
理由は、考える力を身につけたいからです。
正直なところ、面白くないため「苦痛」です。
面白くないため、挫折しやすく、なかなか先に進みません。
»【高校数学やり直し】おすすめ参考書3種類/数学アンテナが立つ7冊

面白いものを勉強するべきです。
本来、「勉強は楽しいもの」であるはず。

子どもの頃、図鑑を買ってもらい夢中で魚や鯨、虫の名前、草花の名前を覚えました。
夢中で「ロビンソンクルーソー」を読みふけり、夕食が面倒くさくなりました。
夢中で小説を読める喜びを味わいつつ、気づいたら漢字や言葉を覚えていました。

上記のとおり、勉強とは本来、楽しいものなのです。

超勉強法野」の「勉強の3原則」でも同じことが述べられています。

 勉強の三原則

  1. 面白いことを勉強する
  2. 全体から理解する
  3. 8割主義

楽しくないものは勉強ではありません。
修行なのです。

堀江さんは「英語の必要性」よりも、改めて「勉強の楽しさ」を教えてくれました。

3位:勉強することは=「我慢すること」ではない

勉強することを「何かを我慢すること」だと思っていないだろうか?
働くことも同じだが、勉強や労働で得られるものを「我慢と引き替えに受け取る対価」だと思っていたら、人生はねずみ色だ。
我慢に我慢を重ね、耐え忍んだ対価として享受しているのだから。
勉強も仕事も嫌いになり、学歴や金銭を色めがねで見てしまうのも当然だろう。人生の中で勉強と仕事は最も多くの時間を投じている代表格だ。それらを我慢の時間にしてしまうのは、どう考えても間違っている。
”我慢の時間”ではなく、”ワクワクする時間”に変える。
そんなふうに意識できる人は強く、物事に成功している。

仕事は「我慢することではない」と言われています。

「仕事と勉強」は「どちらも苦痛」と思っているからです。

  • 仕事を楽しいものにするのか
  • 勉強を楽しいものにするのか

「仕事も勉強も人生で多くの時間を費やすのだから、楽しくなければ人生じゃない」という堀江さんの声が聞こえてきそうです。

  • 「我慢して勉強」は意味がない
  • 「我慢して勉強」はすぐやめよう

我慢そのものを人生から捨てるのです。

堀江さんのどの本でも一貫しているメッセージは「我慢の排除」です。

「我慢するから、安定した給与がもらえるんだよ」
「我慢して勉強するから、あとでリターンがあるんだよ」

以下の反論があるかもしれません。

安定した給与か?
リターンはあったのか?

 経験談は以下のとおり

  • 我慢して仕事をして身体を壊し、安定給与がなくなりました
  • 我慢して勉強しても身につかず多くの時間がなくなりました

もちろん、すべてがムダとは言いません。
ムダなことはありません。

仕事をしたこと、勉強したことは、自分の中に残ります。

ただ「楽しいものをやったほうがたくさんのリターンがあるよ」なのです。

本書で触れている「語学学習のコツ」は以下のとおり。

  1. 楽しく
  2. 少しずつ
  3. 永遠にやる

楽しくなければ続きません。
楽しいものしか、やってはいけないのです。

多動力全開です。

『英語の多動力』の口コミ、動画

『英語の多動力』の口コミ5個

Amazonの口コミ83個

Amazonの口コミ481個で、53%が5つ星です(2023年8月)。
»『英語の多動力』の口コミを見る

Twitterの口コミ5個

解説動画2本

まとめ:英語の勉強を楽しいものに変えよう

まとめ:『英語の多動力』を読んで、英語の勉強を楽しいものに変えよう

 まとめ:グッときたところベスト3

  • 1位:ワクワクする勉強だけやる
  • 2位:次々に教材をハシゴする
  • 3位:勉強することは=「我慢すること」ではない

スマホを英語表記に切り替えるだけで、英語脳への修正に役立ちます。
堀江さんは「慣れてきたら、ニュースアプリを英語バージョンにすれば、さらに英語に触れられる」と述べています。

まさに「学びを自動化するコツ」です。

以上です。

P.S. 最初は違和感がありましたが、すぐに慣れました。

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