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60代の生き方がわかる本【読書感想文・書評】不安をエネルギーに変えよう

投稿日:

60代でしなければならない50のこと

親愛なる君へ

  • 「60代になってから不安を感じている」
  • 「努力することに疲れている」
  • 「いろんなことに感謝されない」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

『60代でしなければならない50のこと』中谷 彰宏【著】を読みましたので、紹介します。
本記事を書いている私の読書量は、本日現在で一般書籍4,376冊+漫画1,330冊です。

本記事は、『60代でしなければならない50のこと』を読んで、自分の心にグッときたところを3つ引用し、読書感想文を書いています。

この記事を読むことで、不安をエネルギーに変える60代の生き方を知ることができます。

60代の生き方がわかる本【読書感想文・書評】不安をエネルギーに変えよう

60代でしなければならない50のこと

読み終わった時の感想

「60代になっても人生は楽しそう」というのが、率直な感想です。

著者の中谷 彰宏さんは1959年生まれなので60歳です。
60歳でこの本が書けるということは「人生捨てたもんじゃない」と思いました。
中谷 彰宏さん自身が楽しそうに本を書いているのが伝わってくるからです。
もちろん著者と私では生き方や環境も違うのは当たり前ですが、それでもこんなに人生を楽しんでいる人がいるのは救いです。
中谷 彰宏さんにはなれなくても、人生を楽しむことはできるはずです。

楽しさは自分の心次第だからです。

『60代でしなければならない50のこと』は、こんな人におすすめ

こんな方におすすめ

  • 60歳を機に、生まれ変わりたい人。
  • 60歳から、何をすればいいか不安な人。
  • 今からでも、人生を豊かに生きたいすべての年齢の人。

60代ではなくても、本書は楽しんで読めると感じます。
むしろ60代になっていない人のほうがオススメです。
60代の生き方、過ごし方を準備することができるからです。

「意外と60代も40代も根っこは変わらない」とも感じました。

・今までと違うことをしてみる
・わからないことをたくさん持つ
・健康管理をする
・勉強を続ける
・成長を求める

本書の上記の言葉は、年齢に関係なく大事なことです。
本書は不変の生き方を教えてくれます。

著者のプロフィールを引用します。

中谷 彰宏

1959年大阪府生まれ、早稲田大学第一文学部演劇科卒業。
84年、博報堂に入社し、CMプランナーを務める。91年、独立、(株)中谷彰宏事務所を設立。
著書は、『なぜあの人は人前で話すのがうまいのか』『なぜあの人は整理がうまいのか』(ダイヤモンド社)など、800冊を超す。
「中谷塾」を主宰し、全国で、セミナー・ワークショップ活動を展開。
2008年からは自社でも、「中谷塾」ブランドの書籍を刊行している。

書名:『60代でしなければならない50のこと』
著者:中谷 彰宏
文庫:ページ
出版社:ダイヤモンド社
発売日: 2019/10/31


60代の生き方がわかる本を読んで、自分の心にグッときたところベスト3

60代でしなければならない50のこと

グッときた文章を3つ引用します。

第1位 「気づかれない真のヒーロー」になろう

世界のヒーローになれなくても、1人のためのヒーローにはなれる。

会社を辞めることは大きなカルチャーショックになります。
すべてのことが初体験です。
60代からの世界は、学校から社会に出るより、もっとカルチャーショックが強いのです。
学校はまだ知っている世界が小さかったのです。
会社は長年いて、いろいろなことを体験して知っています。
人生経験も豊富なのに、今までとは、ちゃぶ台をひっくり返すように価値観が違う知らない世界に出ていくのです。
不安だらけです。
この不安こそが、エネルギーになるのです。

世の中で成功している人を見て、「あの人はいいな。あんなに稼げて、あんなに仕事をバリバリして、あんなに有名になったら安心だろうな」と思うのは勘違いです。
天才と凡人の違いは、賭け金の大きさです。
凡人が1万円賭けている時に、天才は1000万円を賭けているのです。
どちらも、はずれたらゼロです。
天才は、1000万円持っているのではありません。
1000万円を賭けている人です。
はずれたら、1000万円の方がマイナスが大きいのです。
これが、いわゆる天才と呼ばれている人です。
天才も凡人も、不安は同じです。

安藤忠雄さんが手術で体の臓器を5つとっても超人的に元気にしているのは、クリエイティビティーの原動力が「不安」だからだそうです。
不安がなくなったら終わりです。
どれだけ自分を不安なところへ持っていけるか。
それが、その人のエネルギー源になります。
不安を取り除こうとすればするほど、その人のエネルギーはなくなっていきます。
不安があるのは、まだまだ元気な証拠です。
むしろその不安がなくならないように、もっと大切にすることです。
不安からエネルギーが湧きます。
エネルギーから、行動が湧きます。
行動から、幸福感が湧いてくるのです。

私にとってブログは「楽しさ1割、不安9割」です。

理由は、次の2つの気持ちがあるからです。

・稼げるようになるのか。
・読者のためになっているのか。

第一に、ブログはなかなか結果が出ない仕事です。
Googleから評価される時間も考慮すると、少なくとも半年はかかります。
収益、アクセスともにほぼゼロの連続に半年間、耐えなくてはなりません。
これは不安です。

第二に、読者の反応もありません。
以前の営業職であればお客さんの反応を直に感じることができました。
ブログにあるのは「アクセス数」という数字上の反応だけです。
具体的なコメントや感情、表情を知る機会はほとんどないのです(コメントを多数もらい、ユーザーと接点の多いブログもあります)
そのため承認欲求も満たされません。

不安をエネルギーに変える

今まで「ブログの不安を取り除こう」としてきました。
本書を読んで、間違いだったことに気づきます。
不安は消していけません。

不安を大事に抱えることで、行動の原動力にするのです。

「楽しさ1割、不安9割」で「不安が9割もある」と思っていましたが、安心しました。
不安9割のすべてが、行動のエネルギーになることがわかったからです。
不安から目を背けてはいけません。

自分に賭ける

先日、3万円近くするブログの有料noteを買おうかどうか悩んでいました。
本書を読んで、「小さいことに悩んでいた」と気づかされました。
天才とは1000万円を自分に賭けられる人だからです。

「このまま会社に借金をして、休職を続けても良いのだろうか」と思う時があります。
私は今、休職しているため、厚生年金や健康保険のお金(約67,000円)を毎月、会社に建て替えてもらっています。
毎月、借金をしているのです。
休職の最長期間1年6ヶ月をすべて休職すると、67,000円×18ヶ月=1,206,000円を借金する計算になります。
この借金は退職金を使って清算する予定です。

休職の18ヶ月間を退職金で買っているようなものです。
休職期間を買って、ブログを書いています。
つまり休職している自分に1,206,000円を投資しているのです。
リターンがない可能性も十分ありますが、ブログを書いている自分に賭けているのです。
本書を読んで、「このまま自分に賭け続けよう」と改めて決意しました。

自己投資は誰にも気づかれずに、真のヒーローになるチャンスなのです。

第2位 昨日の自分より成長しよう

ガマンの努力より、成長の努力をする。

努力は悪いことではありません。
ただし、60代からは、努力の種類を変える必要があります。
50代までは、ガマンする「忍耐の努力」でした。
それに対して、60代は「成長のための努力」をします。
どちらも努力です。
「私は努力しています」と言う多くの人は、ガマンの努力です。
それでは、60代からは幸福感にも、その人の成長につながりません。
「こんなに努力(ガマン)しているのに」という不満が残ります。
「これが通り過ぎるのをじっと待とう」とガマンする努力よりは、「昨日より今日、今日より明日、もっと成長して生まれ変わっていこう」と考えるのが、「成長のための努力」です。

60代では、「いい努力」にスライドしていくことが大切なのです。
50代までは成功を目指していました。
60代からは成長を目指します。
「成功」と「成長」は違います。
成功は、他人よりも勝つことです。
成長は、昨日の自分よりも今日の自分が勝つことです。

20代の会社員時代はひたすら新しい仕事を覚える時間でした。
30代はひたすらガマンの連続で、最後は体を壊しました。
40代になり、現在は休職中でガマンは辞めました。

一番キツかった30代はいつも「成功より成長しよう」と心がけていました。
誰よりも早く出社して、誰よりもたくさんの仕事をしました。
成長するために年間300冊の読書を継続し、ランニングを続け、仕事に邁進しました。

競争心に気づくこと

当時は「成功より成長しよう。昨日の自分を超えていこう」と思っていたつもりでしたが、本当の自分の気持ちは「誰よりも成長しよう」という競争心でした。

周りとの競争心は自分の心をすり減らします。
競っても競ってもキリがありません。
ひたすらハードルを上げ続ける毎日になります。

「もう戦わなくてもいいかな」と思います。

昨日の自分、3年前の自分

自分とは戦わなくて大丈夫です。
戦わずに成長に気づくことが大事です。

昨日の自分と比べるのと合わせて、3年前の自分とも比べるのです。

・昨日の自分と比べる→毎日、成長を実感できるが、昨日の自分は隣り合わせのため息苦しい。
・3年前の自分と比べる→成長して当たり前のためやる気が出ないが、緩やかな成長が期待できる。

両方の目を持つことが大事です。

昨日の自分を見ながら、3年前の自分も見つめていきます。
昨日の自分は「行動の成長」、3年前の自分は「考えの成長」を気づくことができます。

昨日の自分を比べて、日々の成長や収穫に気づいていきます

・昨日と比べて、今日は成長や収穫はあったか?
・昨日と比べて、今日の良かったところはどこか?
・昨日と比べて、今日の反省すべき点はどこか?

昨日の記憶なので、比べやすいところが利点です。

3年前の自分と比べて、成長や収穫に気づいていきます。

・新しい価値観ができたかどうか、古い価値観を捨てられているか。
・以前よりもフットワークが身軽になっているか、重くなっているか。

3年前の記憶なので、ほとんど覚えていないため、考え方など大きく変わっているところだけ気づくことができます。

自分とは戦わずに、気づいていくことが成長のコツです。

第3位 批判されても、人のためにしてあげよう。

ボランティアのような仕事をする。
見返りを求めるより、お返しをする。

ボランティアで人助けをしたり、マンションの理事会に毎週出てマンションの住人たちのために一生懸命働いたり、人のために何かいいことをしたのに、文句ばかり言われることがあります。
つい「感謝ぐらいしてくれよ」と、グチを言いたくなります。
感謝されているうちは、まだまだです。
たとえば、みんなでごはんを食べに行って、みんなの分を自分が払ったとします。
そのことに気づいたら、みんな感謝してくれます。
「○○さん、ごちそうになりました」「いやいやいや」というやりとりで感じるのは、見返りのある幸福感です。
本当は、自分のしたことに相手が気づかない時の方が、もっと大きな幸福感がやってきます。
60歳を過ぎて大切なのは、いかに幸福感を味わうかであって、いかに幸福になるかではないことです。
幸福になっても幸福感を感じないことがあります。
幸福にならなくても幸福感を感じることはできます。
「幸福・不幸」は、他者が客観的に評価することです。
「幸福感・不幸感」は、自分がどう感じるかです。
他者がどう見ようが、自分が幸福感を感じられればいいのです。
「人から感謝されているうちは、まだまだ」と考えると、こっそり何かをしたことに誰かが気づいて感謝されてしまったら、「しまった。感謝されたか。まだまだだな」と思えます。
感謝されなくても、「しめしめ」と思えてくるのです。

会社員時代、ボランティアで組合活動の役員をやっていました。
組合活動の役員は、春闘の時期に忙しくなります。
自分の仕事と並行して、活動しなくてはなりません。
組合活動をしている間は仕事ができないので、その分、休日出勤をするケースも出てきます。

組合活動をやりたがる人なんていません。
無償だからです。
やる人がいなかったため、渋々引き受けたのですが、無性に加えて誰にも感謝されない役割です。

損しているとずっと感じていました。

・仕事はたまるいっぽう
・無償
・感謝されない

三拍子そろっています。

春闘の時期には会社の役員と交渉していくのですが、賃金や賞与の良い条件が得られないと組合員から批判されるのです。

心はどんどん病んでいきました。
今、振り返っても「誰も私の気持ちをわかってくれない」と思っています。
見返りが欲しかったのです。

組合活動による幸福感は、見返りでしか得られないと思っていたのです。

著者は「本当の幸福感は相手に気づかれないこと」と説きます。

幸福感を得るには、最初から見返りを求めないことなのです。

今後は見返りを求めない行動をしてみようと思います。
それはいつか必ず自分に返ってくると感じました。

60代の生き方がわかる本【読書感想文・書評】『60代でしなければならない50のこと』中谷 彰宏【著】まとめ

60代でしなければならない50のこと

本記事では『60代でしなければならない50のこと』中谷 彰宏【著】の読書感想文・書評を書きました。

本を読んで考えたこと

素敵な60代を過ごすために、今をどう生きるか。

この1点です。
本書には60代という年齢に関係なくできることもたくさん書かれています。
それをいかに今の自分に置き換えて実行できるかが大事です。

下記の2点は、いつでも重要なことです。

・わからないことを増やすこと
・そのために初めてのことをたくさんすること

自分だけの「わからない」を「わかった」に変えるために、日々、行動あるのみです。

以上、『60代の生き方がわかる本【読書感想文・書評】不安をエネルギーに変えよう』の記事でした。

こーいちより

P.S. 不安は捨てずに抱えよう。



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こーいち

◆読書人 × ブロガー × ランナー ∞ 遊び人 × 添乗員 ◆新卒で旅行社に就職→営業職17年目に慢性蕁麻疹を発症→ガマンしながら1年6ヶ月働く→2019年2月より適応障害で休職中 ◆ふだんは朝4時からブログを書き(毎日更新/月2.7万PV)、午後は本を1冊読み(本4,377冊/漫画1,332冊)、10kmを走り(月100km/サブ4達成 )・プールで50m×60本を泳ぎ(週に2回)・5kgのダンベルで筋トレ(週2回)、子どもとPS4(ドラクエ11、バイオハザード7)で遊び、ときどき旅をしています。

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