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男性が失恋した時に読む本【2年間、ボロ雑巾になった時に救われた】

2019年11月5日

男性が失恋した時に読む本【2年間、ボロ雑巾になった時に救われた】
  • 「男が失恋した時に読む本があれば教えて欲しい」
  • 「失恋して、付き合った相手が忘れられず苦しい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 この記事でわかること

  • 『愛のスピリチュアル・バイブル』江原 啓之【著】の内容
  • グッときたところベスト3
  • おすすめな人、口コミ

本記事を書いている私は失恋で「2年引きずった経験 × 2回」あります。
ひどい別れ方をして、2年間も忘れられないのです。

しかしだいぶ気持ちが変わりました。
すぐにはラクになれませんが、少しずつ気持ちが変化していったのです。

本記事では、江原さんの恋愛本「愛のスピリチュアルバイブル」の内容を解説します。
この記事を読むことで「失恋に役立つヒント」が得られます。

失恋は「この機会にものの見方を変えるのもあり」という神様からのメッセージです。

調子のいいときは、ものの見方は変えられず、今までのやり方を続けるだけです。
調子の悪いときだからこそ、ものの見方を変えるチャンスです。

本記事は、失敗談が多めです。

男性が失恋した時に読む本【2年間、ボロ雑巾になった時に救われた】

男性が失恋した時に読む本【2年間、ボロ雑巾になった時に救われた】

 グッときたところベスト3

  • 1位:別れた彼への憎しみに苦しむとき、この方法を知っていれば心が静まります
  • 2位:愛した人を忘れる必要はありません。思い出に変えればいいだけです
  • 3位:失恋は何度してもいいのです。幸せになるために必要なレッスンです

順番に引用して、解説します。

1位:別れた彼への憎しみに苦しむとき、この方法を知っていれば心が静まります

別れた相手が憎くて、夜も眠れない。
これは、言いかえると、まだ愛している、ということです。
愛の反対は、憎しみではありません。愛と憎しみは、表裏一体。愛の反対は、無視、無感情です。憎いと思うその分、まだ愛している。だから苦しいのです。
憎らしく思うほど、愛してしまったなら、その憎しみを消し去るには、時間をかけるしかありません。時間をかけて、愛のほてりを冷ましてください。
別れ際に、何かひどい仕打ちをされると、憎しみが生まれやすくなります。
「私にあんなひどいことをした彼が、今、幸せでいるかと思うと、許せない」と思ってしまうのです。
別れた相手への憎しみが嵩じると、「復讐したい」という思いまで出てきます。
けれど、それは人として絶対にしてはいけないこと。相手に復讐するということは責任転嫁なのです。彼とかかわったということは、ほかの誰でもない、あなたが呼びよせたこと。波長の法則で出会って、つきあい始め、カルマの法則で別れたのですから、すべての責任は自分にあります。

ひどい別れ方をして、2年間忘れられずにひきずりました。

 色々な感情が入り乱れました。

  • 悔しい
  • 憎い
  • 感謝

無理やり忘れようとしましたが、忘れられずに苦しみました。
まだ気持ちがあったから、忘れたくても忘れられないのです。

どうでもいい相手だったら、気になりません。
どうでもよくないから、忘れられないのです。

女性は怖いです。
「たった一言」で2年間、引きずらせる力を持っているのです。
1歩間違えば再起不能です。
回復できたのが不思議です。

2年という時間が解決してくれました。
ほろ苦い想い出です。

人と人の関係はフィフティ・フィフティ

すべては自分の責任です。

相手を選び、別れたのは自分です。
自分のことを棚に上げて、人を責められません。

できることは失恋から何かを学び、成長することです。
いつか感謝できる日がやってきます。

「良い経験をさせてくれた」と思える日が来るまで、成長し続けるしかないのです。

2位:愛した人を忘れる必要はありません。思い出に変えればいいだけです

恋人と別れたとき、周囲の友人は「早く忘れたら?」と言うでしょう。別れの悲しみから立ち直るには、忘れるのが1番。そう考える人が多いからです。
でも、たとえ別れても、一度は好きになった人を忘れる必要はありません。覚えていてください。簡単に忘れられる人などいません。そんなことは無理なのです。
忘れる必要はないけれど、その恋を「思い出に変える」ことは必要です。
愛した記憶を「悲しみ」にはしないでください。愛した記憶を大切にあたためて、悲しみや後悔は捨てましょう。誰かを愛するということは、価値あること。心が痛いほど人を愛したという経験は、大切な思い出にするべきものなのです。
忘れられないということは、つきあっていた時期にすばらしい経験をしたということです。喜ぶことも、楽しむことも、泣くことも経験した。そのことに価値があるのです。別れたからといって、その価値がなくなるわけではありません。
別れに苦しんでいるときは、「もし私があのとき、あんなことを言わなかったら、別れずにすんだかもしれない」という後悔の気持ちもわき起こるでしょう。けれど、いくら悔やんでも、時間はもとには戻りません。「あの頃の2人」には戻れないのです。
すばらしい経験をたくさんさせてくれた恋に感謝して、新しい恋を探しましょう。

思い出は大事です。

自分に起こることはすべて思い出に変わるからです。

思い出を作るために人は生きている。

そう思えるくらい、すべてが思い出に変わるのです。

死ぬまでにどれだけ豊かな思い出のアルバムが作れるか、です。

失恋を思い出に変える

忘れられない人がいることは、それだけ貴重な経験をしたのです。

「悲しみや憎しみ、後悔」という感情はすぐには捨てられません。

何か他のことに打ち込むことが、失恋には有効です。

「他の選択肢を持っている」とも言えます。
他の物事に熱中して、時間をかけて失恋を思い出に変えていきます。

恋愛は、たとえ失恋でも人を成長させます。
忘れるために他の物事に打ち込むのですから。

失恋を通して自分を成長させていきます。
辛いのは皆、同じです。

熱中できることを見つけ、磨いていくことです。

成長すれば、もっといい人とめぐり逢えます。
「失恋したことで出会えた」と言えるように、バージョンアップさせていきます。

最後は感謝できます。

3位:失恋は何度してもいいのです。幸せになるために必要なレッスンです

恋愛は、喜怒哀楽のすべてを経験できるすばらしい体験です。
「あの人の心が知りたい」と強く願ったり、「私を好きになってほしい」と泣きたいぐらい望んだりする。こんなことは恋愛以外ないのではないでしょうか。家族や友人を「好き」と思う気持ちはあっても、気持ちの盛り上がり方は恋の比ではないでしょう。
そういう意味で、心の勉強、感情の勉強をするには、恋愛は最適のテキストなのです。恋はおおいにしてください。心がキュンキュンする体験は、どんどんすればいいのです。
恋をすると、自分を磨こうという気持ちになりますね。外見だけではなく、内面的にも、相手に好かれるだけの自分になりたい。相手が輝いているなら、自分も輝きたい。そう思って努力します。それも、たましいにとっては、すばらしい勉強です。
ですから、その恋の結果がどうであれ、関係ありません。
大切なのは、恋のプロセスです。
その恋で、どれだけ豊な感情を体験できたか。喜びも悲しみも含めて、どれだけの涙を流せたか。そして、どれだけの努力をして自分を磨いたか。その点なのです。
たとえ結果が失恋に終わったとしても、それがなんでしょう。そのプロセスで味わった喜びも悲しみも、すべてあなたのたましいに刻まれています。それが大切なのです。
失恋すること、ふられることを恐れる必要はまったくありません。

「ふられるのが怖い」という気持ちはわかります。
私は怖いです。

告白する勇気を持つ

怖がってばかりでは前に進めません。

「相手に告白させ、その中から選ぶ」は、自分で選んでいません。
自分で選んだ中から、自分から告白するのです。

振られれば傷つくこともあるが、リターンもある

リスクを取らないとリターンはありません。

「虎穴に入らずんば虎子を得ず」です。

ただ恋愛は何をしても思い出に変わります。
失恋を怖がり、うずくまっているだけでは、アルバムはいつまでたっても豊かになりません。

脚本も書かず、出演者もパッとしない。
そんな映画は面白くありません。

ボロボロになっても、ぐちゃぐちゃになっても「人生はナイス脚本」と呼べるように行動したほうが面白い映画になります。

そうは言っても勇気が出ないのが告白ですよね。
» 行動する勇気が出る7つの名言【死ぬわけじゃないから大丈夫】

『愛のスピリチュアルバイブル』は、失恋を引きずっている男性におすすめ

『愛のスピリチュアルバイブル』は、失恋を引きずっている男性におすすめ

スピリチュアル系ではなく、まっとうな恋愛指南書

こんな方におすすめ

  • 恋愛が苦手な人
  • 人生が苦しくて辛い人
  • 失恋を引きずっている人

スピリチュアル系の本かと思いきや、まっとうな「恋愛指南書」です。

恋愛だけでなく、人生で悩んでいる人にも役立つ考え方が書かれています。
人生に応用できる芯の通った「恋愛の考え」がわかります。

 下記の人にはおすすめしません。

  • 悩みがない人
  • 人生ハッピーな人
  • 恋愛に興味がない人

知りたかった3つのこと

  • 恋愛と結婚の違い
  • 別れた女性の忘れ方
  • 不幸にする恋愛癖の治し方

「満足できる答え」が書いてあります。

恋愛の考えは、生き方にも通じます。
恋愛下手な人は得るものがあります。

私は恋愛下手で、様々なことを学べました。

本書の色々な恋愛体験談を通して「著者の考え方」がわかります。
スピリチュアル系の要素は少ないのが意外でした。

恋愛は人を成長させます。

傷つくことは怖いですが、どんどん恋愛をしたほうが成長でき、さらに輝けます。
288ページと分厚いですが「悩みを解決できるヒント」があるはずです。

著者:江原啓之のプロフィール

1964年生まれ。スピリチュアル・カウンセラー。世界ヒーリング連盟会員。
和光大学人文学部芸術学科を経て、国学院大学別科神道専修2類修了。
1989年にスピリチュアリズム研究所を設立。
英国で学んだ学問としてのスピリチュアリズムも取り入れ、カウンセリングを行う。また武蔵野大学で声楽を学び、音楽での才能も発揮している。

9つの章の目次、書籍情報

目次

第1章.知っていると幸せになれる恋と愛についてのスピリチュアルな定義
第2章.「恋ができない」あなたへの処方箋
第3章.「片思い」を卒業するにはコツがあります。絶対に後悔しない「告白」の方法
第4章.「別れの傷」を癒す魔法の言葉
第5章.「運命の出会い」のつくり方。さまざまな出会いを生かしていますか?
第6章.つきあっているのに、うまくいかない。そんな恋の悩みに効くクスリ
第7章.2人の愛を守りぬくスピリチュアル・テクニック
第8章.あなたを不幸にする「恋愛グセ」の直し方
第9章.セックスにもスピリチュアルな意味があります

書名 『愛のスピリチュアル・バイブル』
著者 江原 啓之
単行本 288ページ
出版社 集英社
発売日 2002/11/26

»『愛のスピリチュアル・バイブル』の詳細を見る

『愛のスピリチュアル・バイブル』の口コミ

Amazonの口コミ52個

口コミの6割が5つ星です(2023年8月)。
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Twitterの口コミ2個

まとめ:恋愛も人生も捨てたもんじゃない

まとめ:恋愛も人生も捨てたもんじゃない

「人間は恋愛をするために生まれてきたのではないか」と思うことがあります。
恋愛は多くのことを教えてくれるからです。

不思議なもので、今の自分に必要な人が現れます。

足りない部分を、勉強をさせてくれる人が現れるのです。

本書に出てくる「波長の法則」です。
自分が相手を引き寄せるのです。

結果として振られたとしても、その時に必要な学びや気づきを得ています。
今となっては「失恋はその時の自分に必要なこと」です。

本書は「どんなに辛いことがあっても恋愛も人生も捨てたもんじゃない」と思わせてくれます。
失恋でつまづいた時に開きたくなる、元気の出る1冊です。

以上です。

P.S. 身悶えるような失恋はつらいですが、経験になり、想い出に昇華します。

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