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【魅力的な人になる本】ガマンをやめて、魅力に気づく50のヒント

2019年11月4日

【魅力的な人になる本】ガマンをやめて、持っている魅力に気づくヒント
  • 「魅力的な人になる本を知りたい」
  • 「自分の新しい魅力を知り、魅力的な人になりたい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

下記ツイートをしました。

「魅力は身につけるものではなく、気づくもの」

「魅力は後から身につけていくもの」というのが、普通の考えです
継ぎ足していくようなイメージ

いっぽうで「すでに持っている魅力に気づく」は新しい視点です
わざわざ魅力を身につけるのではなく、気づいていくだけいい

魅力はすであるものなのです

 この記事でわかること

  • 『自分の魅力に気づく50のヒント』のグッときたところベスト3
  • どんな人におすすめか、口コミ3つ

本記事を書いている私は、中谷彰宏歴23年です。
出版された本はすべて読んでいます。

いつも「魅力的な人になりたい」と思っていました。
私の仕事=添乗員は人間性に左右されるからです。

本書からわかったことは「魅力的な人になる特効薬はない」ということです。
しかし、自分の新しい魅力に気づけます。

本記事は『自分の魅力に気づく50のヒント』中谷彰宏【著】の書評です。
この記事を読むことで、魅力的な人に一歩近づけます。

1997年に発売された本ですが、今読んでも行動に移せる内容でした。

【魅力的な人になる本】ガマンをやめて、魅力に気づく50のヒント

【魅力的な人になる本】ガマンをやめて、持っている魅力に気づくヒント

 グッときたところベスト3

  • 【第1位】ガマンできなくなったら、やめよう
  • 【第2位】さわやかな仕事中毒になろう
  • 【第3位】ほめる時は口に出し、叱る時は黙っていよう

順番に解説します。

【第1位】ガマンできなくなったら、やめよう

ガマンしながらしても、まわりの人は幸せにならない。
ガマンしながらしたことは、自分の身にもつかない。

「ガマン強くないは長所になる」と初めて思いました。
「ガマン強いことが美徳で長所」と考えていたからです。

 会社員時代の体験談

上司や先輩のパワハラ、お客さまからの理不尽なクレーム、親子関係、家族関係など、すべてが問題の時期がありました。
1年半ガマンを続けて、体を壊しました。
それでも自分のことを「ガマン強い」「忍耐力がある」と肯定的にとらえていました。

1年半もガマンしながら仕事をして「誰かが幸せになったのか」というと、誰も幸せになっていません。

自分も周りも辛いだけでした。

ガマンは幸せを呼びません。

ガマンは何も解決しません。

魅力的な人になる最初に一歩は、ガマンをしないことです。

ガマンを続けて、成長できたかどうか

ガマンが成長につながるなら、ガマンの価値はあります。
成長につながらないなら、すぐガマンをやめましょう。

  • 辛い
  • 楽しくない
  • 成長できない

ガマンする意味がないです。
罰ゲームと同じです。

会社員時代の体験談は以下のとおり。

1年半、心が伸びきった状態でした。
ひたすら仕事をこなす毎日で、身につくものが少ないです。
ガマンは成長を阻害します。

さらに、ガマンは体を壊します。

体を壊したおかげで、今こうして休職しながらブログを書けているわけで結果オーライです。
あまりおすすめできるやり方ではありません。

運よく、完全に壊れなかっただけなのです。

ガマンは厳禁

たとえば、下記です。

  • ガマンしながら勉強する
  • ガマンしながらアルバイトをする

時間があっても、ガマンするならやめたほうがいいです。
何も身につかず時間のムダです。

ガマンをやめるだけで、魅力的になれるのです。

ガマンは誰も幸せにしない

ガマン強いと、限界までガマンしてしまいます。
ギリギリまで我慢してしまい、周りもいい迷惑です。

周りは幸せにならないし、自分も幸せにならない。

誰も幸せにしないのがガマンなのです。

【第2位】さわやかな仕事中毒になろう

仕事中毒は、時間の長さでは計れない。
楽しんでやっていれば、いい仕事中毒になれる。

 「一日中、楽しんで仕事ができるかどうか」の質問に答えます。

 会社員時代

仕事を次から次へとこなすだけで精一杯です。
仕事を楽しむ余裕はなく、とにかく早く仕事を終わらせることに注力しました。
そのためには朝7時出社も苦にならず、積極的に早朝出社です。
「楽しい」と感じる時間は、仕事全体の1割もあれば良いほうです。
仕事の9割は辛いものでした。

 現在の休職生活

余裕を持って、ブログを書いています。
会社員と違って、稼がない限りお金はないので焦りと不安はあります。
ブログが楽しいかどうかと言えば、正直なところ、あまり楽しくないです。
とにかく「読者の問題解決の記事、心を動かす記事を書かなくては」と思うばかり。
ブログ全体の1割が楽しくて、残りの9割は焦りと不安です。

ブログを書いている私は、辛そうには見えないはずです。
「辛い」と思ったことがないからです。

成長性は、会社の仕事よりブログのほうがあります。
19年8ヶ月も会社員をやれば、必要なことは一通りは身につきます。

ブログで「いい仕事中毒」を目指し、ひたすら積み上げます。

【第3位】ほめる時は口に出し、叱る時は黙っていよう

黙っていられるほうが、叱られるよりも、深く反省する。

感情的になっても人は動きません。

部下に注意をするときは、感情的に叱るくらいなら黙っていたほうが効果的です。
自分で考えるからです。

人に注意されて改善するよりも、自分で考えて改善すると納得感が変わります。

相手を見極めて、黙るのが良いときもあるのです。

『自分の魅力に気づく50のヒント』は、自信がない人におすすめ

『自分の魅力に気づく50のヒント』は、自信がない人におすすめ

自信がない人へ

こんな方におすすめ

  • 魅力的になりたい人
  • 自分に自信がない人
  • 自分を見つめ直したい人

本書には見開き2ページで1個ずつ、計50個の自分の魅力に気づける文章が紹介されています。

  • 右ページが「魅力に気づける短い文章」
  • 左ページが「解説」

自信がない人でも読めば読むほど、自分の魅力に気づけるはずです。

ドッグイヤー(本の角を折ること)は21箇所ありました。

 逆に下記のような人にはおすすめしません。

  • 自信満々な人
  • 成長意欲のない人
  • 自分の魅力を知っている人

魅力とは気づくもの

魅力は身につけるものではなく、気づくものです。

「魅力は身につけていくもの」というのが、普通の考えです。
逆に「すでに持っている魅力に気づく」は新しい考えです。

本書は、自分の行動を振り返りつつ、自分の魅力に気づかせてくれます。

中には「この行動はできている」「この行動はまだまだできていない」というのが出てくるはず。

  • 「まだ行動したことがないんだよね」
  • 「難しいかもしれないけれど、やってみよう」

本を読んで、すぐに行動を変えられる人は魅力的です。

魅力的な人は、内省でき、改善できる人です。

著者:中谷彰宏のプロフィール

1959年大阪府生まれ、早稲田大学第一文学部演劇科卒業。
84年、博報堂に入社し、CMプランナーを務める。91年、独立、(株)中谷彰宏事務所を設立。
著書は、『なぜあの人は人前で話すのがうまいのか』『なぜあの人は整理がうまいのか』(ダイヤモンド社)など、800冊を超す。
「中谷塾」を主宰し、全国で、セミナー・ワークショップ活動を展開。
2008年からは自社でも、「中谷塾」ブランドの書籍を刊行している。

出典:中谷彰宏公式サイト

書籍情報

書名 『自分の魅力に気づく50のヒント』
著者 中谷彰宏
単行本 115ページ
出版社 三笠書房
発売日 1997/08

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『自分の魅力に気づく50のヒント』の口コミ

Amazonの口コミ2個

 要約

魅力をつくるためのヒントが50個あります。
ひとつひとつ、出来そうなことから、勇気を持ってやってみてください。
「できそう」というページに、赤丸を入れておき、出来たらハナマルにしちゃいましょう。
40個も出来れば、あとはあなたの感性で新しい気づきが見つかります。
中年の方々にお薦めしたい本です。

»『自分の魅力に気づく50のヒント』の口コミをAmazonで見る

Twitterの口コミ2個

まとめ:ガマンしていないかチェックしよう

【魅力的な人になる本まとめ】ガマンしていないかチェックしよう

素晴らしいと言う人に、素晴らしい人生が訪れる

 あとがきを引用

「素晴らしい」という言葉は素晴らしいものに出会うための呪文なのです。
「素晴らしい」という言葉を口にするたびにあなたの人生が素晴らしくなっていくのです。
「素晴らしい」と言う人に、素晴らしい人生が訪れる。

「素晴らしい」という言葉をあまり使っていません。

 理由は2つ

  1. 大げさに聞こえる
  2. 語彙が少なくなる

第1に、「素晴らしい」は大げさに聞こえます。

「素晴らしい」は一級の褒め言葉です。
思考停止で多用すると、言葉の重みが消えてしまいそうで使っていませんでした。

第2に、「素晴らしい」は使いやすい言葉です。

何にでも「素晴らしい」で褒めることできます。
何にでも使えるため「素晴らしい」ばかり使いがちです。
使いがちになると語彙が少なくなりそうで、禁句にしていたのです。

素晴らしいという人に、素晴らしい人生が訪れる。

素晴らしいものは「素晴らしい」と言います。
何にでも軽々しく「素晴らしい」とは言いません。

素晴らしいものにだけ「素晴らしい」と言うのです。

「素晴らしい」という言葉をもらえば、やはり嬉しいものですね。

変わった2つのこと

  • ガマンは禁句
  • ガマンは禁止

毎日ガマンしながら会社に行き、給料がガマンの対価になってしまっている人も多いはず。

以前の私がそうでした。

  • 誰かを幸せにしたのだろうか
  • 会社とはガマンする場所なのだろうか
  • ガマンしながらした仕事から得るものはあっただろうか

そんな疑問がどんどん出てきます。

本書ではバッサリと「ガマンできなくなったら、どんどんやめましょう」といいます。

  • ガマンする
  • 無理をする
  • 犠牲になる

ガマンの類語も一切する必要がないのです。

「今、自分の行動はガマンしていないか」とセルフチェックできるようになることが、魅力的な人になる近道です。

以上です。

P.S. ついガマンしてしまいますが、チェックしていきます。

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